うちのは勿論前二つだぜ( ゚∀゚)ヒャッハァ!
よう、新しい人生を謳歌してる雷電だ。
あれから相当時間が飛んでるが気にするな!
今は身長も伸びて、転生したばかりの時は本家雷電さんほどデカくなるのかとか思ってた体が高校二年生になって本家雷電さん身長(調べたところ約180cm程らしい)に追い付いた時はビビったわ。
ちなみに、後で分かったんだが俺は最初は小学生という微妙な年齢でのスタートとだったらしく、その件についてウルフに問を投げた事があった。
するとウルフ曰く、神の趣味で選ばれた物語がベースの世界なので原作が始まる前の方が色々介入してくれそうで神的に面白いのと、もっと幼い時からも出来るが原作開始まで待てないから嫌だとか何とか。
ガキか!!
っていうか忙しいんじゃなかったのか。
「逆に忙しいから早く娯楽要素が欲しかった......?」
「急に立ち止まってどうした霧崎?」
「あぁ、いえ大丈夫です。少し考え事をしてました」
先生に言われて気付いたが、どうやら無意識立ち止まってしまっていたらしい。
「まぁ、転校初日じゃ不安になるのも仕方ないか」
「すいません、転校なんて初めてなもので...」
「そうそうするような経験でもないしな。でもそう緊張せずともうちのクラスは変わった奴は多いが、いいやつばっかりだからな!すぐに仲良くなれると思うぞ!」
先生は笑顔でそう言って再び歩き始めた。
あ、そういえば今の状況を説明して無かったな。
今は色々あって転校生として物語の舞台となるらしい駒王学園に来ている。
転校生とは言うものの、俺は元々用事で各地を転々としていたせいで学校には通っていなかった。
故に正規の手続きを踏まず、色々あって知り合ったこの学校の理事長に頼み、戸籍や経歴等諸々改竄してもらい転校生という枠に収まった訳だ。
完全に犯罪行為な訳だが、流石に転入生学歴無しは問題だ。
それに少々特殊な環境故に不正が明るみに出ることはまず無い。
「よし着いたぞ。ここが俺の受け持ってるクラスだ」
色々と思い返しているうちに教室に着いていた様だ。
先生は「呼んだら入ってきてくれ」と一言残すと教室の中に入って行く。
改めて微妙に緊張してきたな。
まぁ、なるようにしかならない訳だし気楽に行かせてもらうとしよう。
▽▲▽▲▽
俺の名前は『
皆にはイッセーって呼ばれてるぜ!
好きな物はおっぱいだ!
今日も松田と浜本の二人とエロ本を広げて談義していたが、なんとなく教室の雰囲気が微妙に違うことに気が付いた。
「なぁ、なんで今日は皆こんなにソワソワしてるんだ?」
それが気になり二人に聞いてみると呆れた顔で答えを返してくる。
「そんな事も知らないのか?
詳しくは分からないけど転校生が来るんだってよ」
転校生か...。
「その転校生ってのは女子なのか?」
「いや、残念ながら男らしい」
まぁ、それもそうか。
女子なら二人がこんなに興味なさげにしてるわけがないしな。
「しかもだ!噂によれば銀髪で長身のイケメンだそうだ!」
「どこのアニメ主人公だよ...敵だな」
「あぁ、イケメンは敵だ」
「イケメン死すべき慈悲は無い」
ただ、その特徴に何か憶えがある様な無い様な......?
ガラッ
「よーし皆、席につけ〜出席取るぞ」
俺達がイケメンに対する敵意を燃やしていると、先生が教室に入って来てそう言った。
「よし、全員いるな!」
先生は名簿を置くともったいぶった様子で噂の転校生について話し始めた。
「でだ、ほとんど皆知ってるとは思うがこのクラスに転校生が来る!」
「センセー、噂では銀髪のイケメンって聞いたんですけど本当ですか!!」
1人の女子生徒が興奮気味に聞いた。
「流石に耳が早いな!喜べ!噂通りの超イケメンだぞ!」
先生のその一言で女子達は色めき立つが、対照的に男子は殺意の波動に目覚めていた。
「よし、じゃあそろそろ噂のイケメン君に入って来てもらおうか。霧崎入ってこ〜い!」
ガラッ
その呼び掛けに応えて入って来たのは、とても高校生とは思えない様な大人びた雰囲気を纏った噂通りの銀髪長身のイケメンだった。
「霧崎 雷電だ。中途半端な時期での転校ではあるが、少しでも早く皆と仲良くなれるよう努力するのでよろしく頼む」
そう言ってあいつは僅かに微笑んだ。
_____瞬間。
「きゃあああああ!!!!!」
「リアル銀髪イケメンよ!!」
「服の上からでもわかる鍛え上げられた肉体!!」
「二大お姉様に続き二大イケメンの誕生だわ!!!」
「木場×霧崎!?霧崎×木場!?ヒャアアアアアアア!!!!!」
「我世の春が来たァァァアアアア!!!!!!」
......怖ッ!