雷電D×D   作:生麺です

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タイトルで全て物語っていくスタイル。

この表記何回目だろ。


斬ノ弐拾 日常回長く続け過ぎて収拾がつかなくなっている

よう!モテ期が来たと思えば修羅場に突っ込まれた雷電だぜっ!

勘弁して欲しいんだぜ!

 

「ふふっ♪これがキス...」

 

あぁ、加奈さんがトリップしていらっしゃる。

 

「素敵だわっ!」

 

あかんヤツやこれ。

そう思って隣にいる白の様子を見る。

 

「フシャー!」

 

こっちもこっちで何か滅茶苦茶威嚇してるぅぅぅ!!!

 

「し、白さんや落ち着いて「ご主人様の唇が奪われたのに落ち着いていられるとでも!?」...スミマセン」

 

喋る前の”......”が何処かへ行く位お怒りのご様子。

 

本当にどうするんだこの状況...。

 

「......とりあえずその女から離れて下さいご主人様!」

 

「うおっ!?」

 

言うが早いか白は俺の頭を両手で引っ掴み、自分の胸元に押し付けるかのごとく抱きすくめた。

 

......ところで本人には失礼だとは思うが、白は一般的に貧乳と呼ばれる胸の持ち主である。

 

だが、貧であり無ではない。

そう決して何も存在しないまな板な訳ではないのである。

 

結局の所何が言いたいのかって事だが......こう、絶妙な柔らかさなんですよね。

 

やめろ!誰がロリコン変態クソ野郎だ!!...別にそこまで言ってない?ごめん!

 

俺はさ、ただ事実を言ったまでなんですよ。

だって小さいとはいえ女の子の胸ですよ?柔らかいんですよ?なんかいい匂いするんですよ?

女の子に触れる事にそこまで慣れて無い上に!本日二度目のキスのショックから抜け切れてない俺に反応するなって方が無理だからね!?

 

鋼の理性!?これで襲わないんだからとっくに鋼以上に決まってんだろがあぁぁぁ!!!!!

むしろ最後の一線とも言える身体的反応だけは絶対にしないよう、全力で抑えてる俺を褒めて欲しいぐらいだわ!!

 

「あぁ!ずるいっ!!」

 

あぁ、どうやら加奈さんがトリップから帰ってきたようだ。

 

見る事は出来ないが、声を聞いただけで既に嫌な予感がする。

 

「私もぎゅーってするっ!」

 

「ふごごっ!?」

 

やめて!?そう言おうと口を開くも、頭を抑えられているせいでまともに喋れない。

 

とりあえず急いで拘束から逃れようともがく。

 

「んっ...///」

 

「ふごー!!!」

 

変な声を出さないで下さい白さぁぁぁぁあん!!!

 

「えい♪」

 

「べぼえ(背骨)!?」

 

折れる...かなり変な体制で加奈さんの抱き着きを背中に受けた事で、背に触れる感触を楽しむ余裕も無く身体が悲鳴を上げる。

 

今の俺の体勢を説明すると、普通に椅子に座った状態から頭を横に引っ張られて固定され、無防備な背中に乗られて曲がっちゃいけないところが曲がりそうな感じです。

 

「......む、離れて下さいっ」グキッ

 

抱かれたままの頭を引っ張られる。

 

「貴女こそ!」ミシミシ

 

その引く力に対抗する様に、腹にまで回された腕が締める力を強める。

 

「ぐごご...」

 

死ぬ......でも、好いてくれる女性の腕の中で死ぬのは幸せな事なのかな(錯乱)

 

ははっ、またしても短い人生だった。

 

「あっ」

 

......ゴキャリ。

 

「ご主人様ぁぁぁぁ!?」

「らいくぅぅぅぅん!?」

 

 

▽▲▽▲▽▲▽

 

 

一方その頃、なし崩し的にグレモリー眷属入りを果たした一誠は悪魔業の一つでもある契約を取る仕事をする為に契約者の元へ向かっていた.........何故かチャリで。

 

本来、契約者の元へは自転車や徒歩などの体力依存の移動方法ではなく、転移魔法陣を使用したいわば魔力に依存した方法で移動するのが普通である。

 

では何故一誠が自転車を使っているかというと、時は少し前へと遡る。

 

 

▽▲▽▲▽▲▽

 

 

「魔力が足りない?」

 

「ええ、本来ならこの魔法陣は本当に僅かな魔力消費のみで起動するわ。

つまり、イッセーにはその僅かな魔力すら存在しないって事よ」

 

告げられた衝撃の事実に、内心魔法とか楽しみとか考えていた俺は思わずorzってしまった。

 

うんともすんとも言わない魔法陣が目に入る。

 

ちくしょうめ。

 

「イッセー君......ドンマイ」

 

夕麻ちゃんの言葉がトドメとなり、俺の心はポキッとあっさり折れた。

 

「...いいもん、俺元々人間だしぃ〜?魔法とか無くても平気だしぃ......走っていくから全然平気だし」

 

「はぁ、仕方無いわね。

自転車があるからそれを使いなさい。徒歩よりはマシだわ」

 

「...はい」

 

 

▽▲▽▲▽▲▽

 

 

とまぁそんなこんなで今に至る。

 

「でも悪魔が自転車って...なんだかなぁ」

 

まぁ、それが運命なのだ。

 

諦めろ兵藤一誠。世界は時に残酷なのだ。

 

「ウゾダドンドコドーン!」

 

 

▽▲▽▲▽▲▽

 

 

意識が浮上していく様な感覚があり、俺はベッドの上で目を覚ました。

 

どうやらまた気絶していた様だ。

生きてて良かった。

 

今日は一体どうなってるんだ。同じ事を一日に二回繰り返すのが流行りなのか?

 

「...っ!!」

 

そんなどうでもいい事を考えながら、周りを確認しようと頭を動かそうとした瞬間。

 

「ーーーくぅぅ」

 

言葉にならない痛みが首筋を襲った。

 

スゲェいてぇ...まぁ首をゴキャリといかれれば当然っちゃ当然か?

 

首だけ動かすのは諦め、今度は普通に起き上がろうとする。

 

「動かん...」

 

何故かは分からないが、まるで体が動く事を拒否しているかの如くぴくりともしない。

 

というか感覚すら無いんだが。

 

あれ、段々怖くなってきたぞ!?俺の腕あるよね?!

 

「ふんぬぅ...!」

 

動かす度に首に走る痛みに耐えながら、俺はまず左側を見た。

 

「......」

 

白の顔があった。

それはもう互いの鼻が触れそうな位近くに。

 

再会してからそう時間も経っていない為、しっかりと見ている余裕が無かったのだが、こうやって近くで見るとやはり可愛い。

 

身内贔屓が無いと言ったら大嘘付きもいいところだが、それを抜きにしても......いや、無理だ。

俺みたいな家族大好き人間に贔屓するなって方が無理だわ。

 

だが、そうでなくとも学園のマスコットなんて言われて人気を博している位だし、この評価は何も間違っていない筈だ。

 

まぁそれは置いといて、とりあえず腕の感覚がない理由は分かった。

 

この娘、俺の腕を抱き締めながら寝てるんですもの。

そりゃ痺れて感覚もなくなりますわな。

 

で、だ。左手が動かない訳は分かったが、俺は”両腕”が動かないんすよね。

 

つまり、左に白がいたって事は当然右は......

 

「ぐごごっ!」

 

また無理矢理首を回す。

 

左を見ていた分、右を見ようとすると先程よりストロークが長いので辛い。

 

「ふんぬっ!」

 

気合一発、思いっきし首を回す。

何か首からグキって音したけどキニシナイキニシナイ。

 

「...やっぱりか」

 

向いた先には予想通り、加奈さんが俺の腕を抱えて寝ていた。

 

まぁ、俺が気絶する前にあれだけやっといて黙ってるわけが無いか。

 

うむ、加奈さんも可愛げのある人ではあるが、容姿を褒めるとすれば綺麗という言葉がピッタリだろう。

 

言動は子供っぽいが、見た目だけなら完全に出来るお姉さんである。

後、妙にエロスを感じる。

 

.........だから変態じゃねぇえぇぇえええええええ!!!!!

 

しょうがないだろうが!?こんなエロい体付きの人が自分の家で無防備にくたーってしてたり抱き着いたりしてくるんだぞ!!!

耐えられるのか!!?

無理だよなぁ?!!

俺もとっくに限界だよ!!!!

終いには襲うぞ!!?

あいあむあコーコーセイッ!!

人生二回目だけどコーコーセイッ!!!

性欲がまずい時期ですバカ野郎!!!!

 

はぁ......でだよ?そこでどうしても気になっちゃうのが、非常に豊満なお胸な訳なんですよね。

 

「腕の感覚が無いのは良かったのか、悪かったのか...」

 

多分良かったとは思う、あったらあったで襲う自信がある。

 

性欲に負けるな俺!

 

いくら告白されてキスもしたからといって......そっかキスしたのか。

 

加奈さんと白、二人とキスした記憶が脳内で同時に再生される。

 

やっば、今更恥ずかしくなってきた...。

 

「と、とりあえず抜け出さないと後がマズイっ」

 

そう思いなんとか腕を抜こうとするも、まぁ〜ビクともしない。

 

白は悪魔で駒も戦車と純粋なパワーじゃ俺は勝てないし、加奈さんは一般人な訳で無理に引き剥がすと怪我をさせかねないのでどうにも出来ない。

 

「詰んだッ!」

 

うん...もう諦めて寝よう。

 

皆、おやすみ。

 

スヤァ




もう多少おかしくても気にするのはやめた!

仮にも作者ならもっと気にしろ?

いい台詞だな 感動的だ だが 無 意 味 だ。
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