IS 罰の記録   作:elf5242

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えー…………見事ジオンの騎士に成敗されましたので投稿します。

主任『と言うか、なんでお前そんなボロボロなのさ?まあ、興味ないんだけど…………あはははははっ!』

主任さん…………興味ないなら聞かないで下さい、興味が無かったり嫌いだったりしたら放っておいてください…………。

主任『だってさ…………こうしないとまたお前性懲りも無く新作出すじゃん?あんまりそれって俺たちとしてはさ、好ましくないんだよねぇ、ていうかそろそろ本編始めなよ』

ですね…………時間かけた割には低クオリティですが…………どうぞ。


エピソード《L》3

レイヴンが女生徒を始末していた頃。

 

「…………」

 

「はぁ…………はぁ…………はぁ…………!」

 

目の前には一人の男、必死の形相でリンクスから逃げているのがわかる。リンクスはそれを歩きながら追いかける。

 

「…………」

 

「クソッタレが!こんなことなら引き受けなきゃよかった!」

 

いわゆる男は何でも屋だった。探偵まがいの事も何度かやった。それが偶然全て成功し、舞い上がっていたのだろう。そのザマがこれ、間抜けにもたった一人の少女にしかものんびりと歩きながら追いかけ回されている。

 

「…………見られたからには…………消す…………」

 

リンクスは例の銃を向ける。引き金が引かれるとそこから15ミリ口径の鉄鋼弾が放たれ、男の片足が吹き飛ぶ。

 

「ぐうっ!?」

 

「次」

 

もう一度引き金を引き、残った片足も吹き飛ばす。

 

「はぁ、はぁ、はぁ…………!」

 

両足が吹き飛び、転げ回る。腕で上体を起こし見上げると出口は遥か階段の上。その時、男の後頭部に硬いものが当たり、そして男は脳漿を炸裂させた。

 

「…………」

 

リンクスは自分の顔に飛び散った血を手で拭い、死体となった男の首根っこを掴む。そして男の死体は赤い炎に焼き尽くされ灰となる。

 

「…………イレギュラー…………排除…………」

 

リンクスはそのまま踵を返すと、スタスタと歩き去って行った。向かう先は、とある倉庫街。

 

 

 

 

 

 

♢♦︎♢♦︎♢♦︎

 

 

 

 

 

「レイヴン…………」

 

「リンクスか…………」

 

倉庫街ではレイヴンが待っていた。

 

「情報交換を要求する…………」

 

「少し待って」

 

リンクスはチョークで不可思議な文字のようなものを書く。

 

「これで電脳的には私達は映らない」

 

「ロストテクノロジー…………暗号式か…………」

 

「暗号屋は実質私達だけ、これが亡国企業の把握してる戦力、人員、規模」

 

「各国代表候補生の専用機の詳細スペックと戦闘データ」

 

リンクスとレイヴンが同時に投げ渡し、同時に受け取る。

 

「終了」

 

「残りは敵性反応を片付けるのみ」

 

リンクスとレイヴンが背中をお互いに向けると二人の周りを数十機の黒いISが囲んでいた。

 

「敵性反応多数確認」

 

「戦闘開始、排除開始」

 

リンクスとレイヴンの二人は生身で、黒いISたちに向かっていった。

 

 

 

 

 

 

♢♦︎♢♦︎♢♦︎

 

 

 

 

 

「ま、こんなもんかな…………」

 

その頃、篠ノ之束は画面をずっと見ていた。軍事衛星をハックして乗っ取り、レイヴンを追跡、目的地の倉庫街に送り込んだ無人IS"ゴーレム"の数は試作型も合わせて40機ほど。さらに戦闘映像の中継役としてステルス装備のゴーレムも上空に配置させた。

 

「主役はいっくん一人で十分だしね〜、ここで死んじゃえよ」

 

そうしてエンターキーを押そうとした瞬間。

 

「え…………?」

 

数体の機体反応が画面上から一気に消えた。

 

「な、なんで!?なんでなんだよ!?」

 

束が急いで映像に切り替える。そして監視衛星に映っていたものは…………。

 

「何これ…………私こんなやつ…………知らない!?!?」

 

手を堂々と腰の横に広げ、敵を待つ皇帝のように佇んでいる一体の純白の機体と、二本の大剣を手に豪炎の中に佇む不死鳥の面影を残す紅蓮の機体だった。

ジェネレーションシステムは、純白のその機体をソロモン72柱の悪魔の一体にたとえてこう呼ぶ。

 

"バルバトス"…………と。

 

ジェネレーションシステムは紅蓮の機体をあらゆる霊鳥の長にたとえてこう呼ぶ。

 

"マスターフェニックス"…………と。

 

 

その二体の機体は、瞬く間に黒いISを一機、また一機と撃墜していく。バルバトスは肩部のバインダーを両手とともに大きく開く。バインダーの先が光ると同時に放たれたビームが自在な軌道を描きながら黒いIS、ゴーレムを多数貫く。

マスターフェニックスは両手に持つバインダーソードで向かって来るゴーレムを出力と重量で無理矢理両断し、遠距離のものはバインダーソードに内蔵された大出力のビームキャノンで消し飛ばす。

 

「なんなんだよ…………何なんだよ!こいつらは!?」

 

半狂乱状態になりながら、コンソールを操作し、ゴーレムに撤退命令を出そうとするが、撤退を始める前に両断されるか、消し飛ばされるか、細いビームに貫かれるかのどちらかである。

 

「…………何なんだよ…………勝てるビジョンが見えない…………」

 

束がへたれて椅子に座り込み、頭を振るった後にステルス装備のゴーレムに撤退命令を出す。せめて戦闘データが持ち帰れればどうにでもなる。そう思い実行したのが悪手だった。

 

『敵性反応の逃走を確認。追撃を開始します。』

 

逃げるゴーレムをマスターフェニックスが追いかける。スラスターの出力が違いすぎるため、瞬く間に追いつかれ、スラスターをバインダーソードで砕かれる。

 

『…………』

 

そしてマスターフェニックスが腕を振ると、白い文字で書かれた魔法陣のようなものが放たれた、ゴーレムに直撃する。それをはゴーレムを侵入口に、軍事衛星を介して、束の下に辿り着く。

 

「今度何!?」

 

それを束の前で展開されると、壁や床に同じようなものが次々と描かれていき、最終的には束の全身に走った後に消え去った。

 

「なんだかわからないけど…………取り敢えず逃げる!!」

 

束はすぐ様、移動を開始するための準備を始める。しかし、もうそれも、2人の前では遅かった。

 

 

 

 

 

♢♦︎♢♦︎♢♦︎

 

 

 

『逆探知、及び、マーキング完了。何時でも篠ノ之束の位置を探知できる』

 

『了解した。』

 

二人は電子膜をくぐると元の人の姿に戻る。

 

「情報要求、何故使用許可が下りていないマスターフェニックスを」

 

「先日、WRS及びリボンズ及びゲンドウからの使用許可が降った。同時に量産型ジェネレーションシステム、通称"管理者"から秘匿無人機体"ナインボール・セラフ"及び"N−WGIX/V"の使用許可も下りている。今は財団直接管轄の実働部隊"死神部隊"が時間稼ぎに徹している。」

 

「了解した」

 

レイヴンはそのまま倉庫街の外へとを足を向ける。

 

「…………」

 

そのレイヴンを見送った後、リンクスもその場を立ち去った。




ステータス更新

リンクス
性別 女
容姿 ステラに似てる

アビリティ

ニュータイプ
強化人間
スーパーコーディネイター
イノベイター
Xラウンダー
暗号屋←new!

人物解説
レイヴンと同じく、ジェネレーションシステムのほんの一部を切り離されて作られたスーパーチートハイブリッド人類。レイヴンと同じくジェネレーションシステムからあらゆる権限を与えられているためジェネレーションシステムのあらゆる場所にアクセスが可能。
また、かつて電脳空間の魔術師と呼ばれたハッカー"暗号屋"と呼ばれた人物たちの技術も操り、特殊なメガネをかけるか機体のセンサー越しに、普通の空間を電脳空間と認識しハッキングや逆探知、分裂、マーキングなどをすることができる。

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