シークレットエージェントプリキュア   作:ブレード

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最終話Dパート

チェーニ「ん?自爆装置?!」自爆装置の作動音が鳴った事に気付いたチェーニはエレベーターへ向かうカネポーロの姿を見たのだ。

 

チェーニ「カネポーロが逃げるつもりよ。」

 

コード「自爆装置を起動してあたし達を爆発に巻き込ませて逃げるのね。」

 

ステルス「すぐに追いましょう。」すぐにカネポーロを追いに向かうチェーニ達。

 

ナケワメーケ「ナケワメーケ!!」だがその時、3人の前にナケワメーケが現れて行く手を阻んだのだ。

 

チェーニ「こんな時に!!」

 

コード「今楽に終わらせてやる!!」

 

ステルス「カネポーロを必ず逮捕しないと!!」行く手を阻んできたナケワメーケをすぐに撃退にかかるチェーニら。

 

チェーニ「えいっ!!」チェーニメタルナックルから繰り出すアッパーでナケワメーケに受けたのだ。

 

ナケワメーケ「ナケワメーケ!!」だがナケワメーケもただ攻撃を受けているだけでなく、そのまま勢い良くチェーニに体当たりをしたのだ。

 

チェーニ「きゃあああああー!!」ナケワメーケの体当たりを喰らってぶつかったチェーニ。

 

コード「チェーニ!!」

 

ステルス「このっ!!」ステルスがシークレットランチャーからビーム光線を発射してナケワメーケに命中して消滅したのだ。

 

コード「チェーニ、大丈夫?」

 

チェーニ「大丈夫よ、それよりすぐにカネポーロを。」

 

ステルス「急ごう。」急いでエレベーターへと走って進む3人。エレベーターの入り口に到着したが、すでにカネポーロは上に移動していたのだ。

 

ステルス「遅かったわ。」

 

チェーニ「エレベーターはもう無理みたいね。」

 

コード「もう上に進んだのね、これじゃあ爆発も時間の問題よ!!」

 

チェーニ「落ち着いて、どこかに脱出出来るところはあるはずよ。」

 

コード「どこなのよ。」

 

チェーニ「今は一緒に探して見つけていくしかないわ。」

 

ステルス「爆発する前にね。」自爆装置の時間は刻々と迫り、急いでどこかに脱出出来る場所を探しにかかるチェーニ達。

 

コード「どこだ。」必死で探しかかる3人。

 

チェーニ「?!」ところが、チェーニが偶然上に繋がる巨大なパイプ菅を見つけたのだ。

 

コード「チェーニ、このパイプ菅?!」

 

チェーニ「このパイプ菅で一か八か賭けて決めるよ。」

 

ステルス「このパイプ菅を辿っていけばカネポーロの元に着けるはずね。」

 

チェーニ「早速パイプ菅に突入よ!!」巨大なパイプ菅に一か八か賭けて脱出の突入にかかるチェーニ達。一方、エレベーターで上がって拠点から脱出したカネポーロは、

 

カネポーロ「ここまで来ればあいつらももうおしまいだ。

 

マフィア構成員5「ボス、そろそろ爆発する頃です。」

 

カネポーロ「せっかくだからあいつらの最期を見届けようではないか。」まだ中にいるチェーニ達3人の最期を見届けるためそのまま立ったままでいるカネポーロ。

 

マフィア構成員5「もう直ぐ爆発します。」

 

カネポーロ「さっそく見物といこうか。」自分達の拠点の中にある自爆装置の時間が経ち、大爆発が起きたのだ。その大爆発により拠点全体は跡形もなく消え、まるで全体が焼き尽くしたように消滅したのだ。

 

カネポーロ「はーははははは、ざまーみろ!!わしの邪魔をしたからこうなったんだ!!」

 

マフィア構成員5「ボス、我々ボルノーンは・・・・。」

 

カネポーロ「また作り直せばいい、そうすればまた人間同士争いもさらに増す事も可能だ。」

 

チェーニ、コード、ステルス「それはどうかな!!」拠点内の爆発に巻き込まれたと思われたチェーニら3人が上空から現れたのだ。

 

カネポーロ「なっ、バカな?!何故ここから脱出出来たんだ!!」

 

チェーニ「地下にあった巨大なパイプ菅を通して脱出したのよ。」彼女達は自爆装置が作動する最中にその巨大なパイプ菅を見つけた事で脱出用のルートとして通り、パイプ菅の中を突き進みながら上へと向かい、その時自爆装置が発動して爆炎が迫り、3人はアーマードパックの飛行ユニットで加速しながら必死で突き進んでいき、パイプ菅の出口に辿り着いてそのまま一気に外へ脱出したのだ。

 

コード「おかげで死ぬところだったのよ。」

 

ステルス「死にかけた以上、あなたには思う存分痛めてあげるわ。」

 

カネポーロ「こしゃくな、今すぐにやってしまえ!!」

 

マフィア構成員5「はっ!!」部下に命じて一斉にチェーニ達に襲い掛からせるのだ。

 

チェーニ「一掃してやる!!」チェーニが前に出てアーマードパックの飛行ユニットを加速しながらマフィア構成員に突撃して一掃したのだ。

 

カネポーロ「げぇー!!」部下があっという間に一人残らずたおされてしまって自分一人だけになってしまったカネポーロ。

 

チェーニ「覚悟するんだ。」

 

コード「あんた一人よ。」

 

ステルス「投降しなさい。」

 

カネポーロ「この調子に乗るなぁ!!」一人だけになったカネポーロは拳銃を出して3人に向けて撃とうとするのだ。

 

チェーニ「!!」ジャンプしてその飛び蹴りで彼に直接打ち込んだのだ。

 

カネポーロ「ほぎゃあー!!」チェーニに蹴りられてやられたカネポーロ。

 

チェーニ「ミッション完了、これよりカネポーロを逮捕する。」ミッションは成功し、カネポーロを逮捕するチェーニ。そして数日後、

 

高度上空

フォートレスシップ

ブリッジ

サルニコフ「今回のミッションは君達もよく頑張ってもらった。」

 

アリーナ、ケリー、テッサ「はい。」

 

サルニコフ「組織の拠点が爆破で全て失って調査は不可能になってしまったが、カネポーロの尋問から聞き出した結果あの怪物製造マシンは誰かに渡された事だ。」

 

アリーナ「渡された?」

 

サルニコフ「彼の口によればこの世界の者ではないようだ。」

 

ケリー「カネポーロも利用されていたに過ぎないわけね。」

 

テッサ「では彼にも裏で背後がいたと言うわけですか?」

 

サルニコフ「恐らくな。」彼にも背後がいた事でローマにあった怪物製造マシンはこの世界の者に渡されたのだ。

 

???

バロンイービル「カネポーロがやられたか。まあいい、俺の計画に支障は出ないがな。世界支配のために。」

 

終わり


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