黒子のバスケ〜again〜   作:Magic9029

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初めまして!
skyといいます。今回初めての作品でので誤字、脱字などあるかもしれませんが読んで頂けたら嬉しいです!

意見、アドバイス等ありましたらよろしくお願いします!




第0Q プロローグ

中学最高峰の大会「全国中学体育大会」の県予選決勝が行われていた。

白鷺奏の所属する聖楽中学校の対戦相手はこの県予選の第一シードの霧野中学校。すでに試合は第四Qまで進んでおり94対56で残り時間は1分と逆転は不可能な点差だった。

 

ここで聖楽中学は最後のタイムアウトをとった。

 

『はぁっ、はぁっ…くそっ!!』

 

 

『ごめん…白鷺、俺たちのせいで。』

 

 

『まだ終わってねぇだろ、諦めんな!』

 

『もう...無理だよ...こんな点差 じゃ...どうあがいても勝てない...こんな点差で諦めるなって方が...無理だよ...』

 

『お前ら...みんなで諦めずに頑張ろうって約束したじゃないか!!あれは嘘だったのかよ...!!』

 

『嘘なわけないだろ!!今まで頑張って努力してきた...でも、この様だよ...今更どーしろって言うんだよ』

 

『ここで諦めたら今までやってきた事を無駄にするって事だぞ...毎日毎日遅くまで自主練してバスケに打ち込んで来た時間を無駄にするってことだぞ!お前らはそれでいいのかよ!!』

 

『いいわけねぇだろ!でもなこの試合点数は殆どお前が決めていて俺らはおまけみたいなもんだ...その時点で今までの努力は無駄だったんだって思いしらされたんだよ!』

 

そんな言い合いが続く中にタイムアウト終了のブザーが鳴る。

 

審判『両チームコートに戻ってください』

 

チームメイトに言われた言葉がひっかかり重い足取りの中コートに戻っていく。

試合は再開されたがもうチームには覇気はなく時間が経つにつれて白鷺の中に絶望感が溢れていく。

 

『なんで...こんな事になった...俺はただバスケを全力で楽しみたかっただけなのに...なのになんでこんな辛い思いしなくちゃいけないんだよ...なんでだよ...ちくしょう.....』

 

 

そう言いながらも仲間にボールを放つ白鷺だが、カットされボールを奪われる。

必死に追いかけようとするが、味方は戦意が完全に消失したのか追うことすら諦めていた。白鷺は思わず足を止め立ち尽くす。今度こそ、言い表すことのできない絶望感が白鷺の中で爆発した。そして…

 

 

 

試合終了のホイッスルがコート場に響いたのだった。

 

 

『ははっ…はははっ…。』

 

 

白鷺の目から涙が流れ、狂ったように笑い出す。そして膝から崩れ落ちる白鷺。

 

『バスケって何だろう…仲間って…何なんだよ…っ』

 

 

全てに裏切られた白鷺は小さく呟きそして思う。

 

 

 

『バスケなんて...辞めてやるっ』

 

と。

 

その呟きを最後に、白鷺の中学最後の試合が終わった。

 




読んで頂きありがとうございます!
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