結構時間かかってしまいました泣
遂に試合が始まります!
ではどうぞ!
第9Q
火神がゴールを壊したので半面で練習していた選手は練習を切り上げて二階の観客席に移動した。そして全面で試合する事になった。海常ボールから試合が再開された。
「黄瀬!!」
「うぃっす!」
笠松から黄瀬にパスが渡り黄瀬はパスをもらうと一人で駆け上がっていた。
「いかせねぇ!」
駆け上がってきた黄瀬を火神が止めに入った。黄瀬は一旦進むのをやめて火神の前でボールをつきながら様子を伺っていた。
「隙だらけっスよ」
黄瀬は火神のディフェンスをいとも簡単に抜きそのままゴールまで進んでいった。
「さっきのお返しっス!!」
黄瀬はダンクをする為にジャンプした。
「決めさせねぇ!」
火神がなんとか追いつきブロックをする為にジャンプし、さらに日向も近くにいたためジャンプし二人でシュートを防ごうとした。
「甘いっスよ!!」
黄瀬は二人のブロックをいにもかえさず悠々とダンクを決めていった。
ゴールはギィと音を立てていた。
「女の子にはあんまっスけど、バスケでお返し忘れた事ないんスよ」
「(今のは俺のダンクより威力があった。でも...)上等だ!!やってる!」
火神はやり返す気満々だった。
「黄瀬!やり返すっていうならゴールくらい壊せよ!」
「すいませんっス!」
笠松がカッコつけてる黄瀬にひと蹴りれた。海常からしたらいつもの事だったので誰も止めに入らなかった。
誠凛からのリスタートで伊月にボールが渡った。伊月はハーフコートまでゆっくりとドリブルをして上がっていった。海常はマンツーマンで守っている。伊月には笠松、水戸部には小堀、日向には森山、火神には黄瀬、黒子には早川がついている。
伊月は笠松のディフェンスをなんとか避けてパスを出した。しかし伊月がパスを出したとこには誰もいなかった。
「パスミスだ!」
観客の誰かがそういった時....
パシ!!
急にボールが曲がった。
そして火神はそれがわかっていたので黄瀬をなんとか抜いてパスを受け取ると一気にゴールに向かってジャンプしダンクを決めた。
「どうだっ!!」
シュートを決めた火神は黄瀬に向かって自信満々な顔でそういった。
「そうこなくっちゃ面白くないっス」
黄瀬は笑いながら答えた。
「相変わらず黄瀬は人の真似がうまいな。元々の実力が高いから使ってる奴より威力とキレが上がってる」
白鷺は試合を見ながら黄瀬の分析をしてた。
「にしても黒子には驚かされたな。あんなプレイスタイルがあるなんて驚きだ。でも、なんであんなに姿を消せるんだ?何かをやってるとしか思えないな」
黒子を観察していると色々と疑問があがった。一度も一緒にプレイしたことがないのであのプレイのトリックが全然わからなかった。火神はいつもあんな感じなんだろうなと思った。単純だから色々とわかりやすい。でも、あいつに似たような所あると思った。
「火神と黒子は確かにすごいがこのままだと黄瀬にやり返されていくだけだ。なにかしないと実力で上回っている海常が有利だ」
最初は見に行くのを拒んでいた白鷺だが試合を見ているうちにどんどんのめり込んでいった。バスケは諦めていたでも、心にはまだやりたい気持ちが残っていた。
試合展開は誠凛が決めれば海常がやり返すという点の取り合いだった。お互いDFはやっているが両方の矛が強すぎている。そのせいで点数に差はほとんどなかった。
「伊月くれ!!」
スリーポイントラインの少し外にいた日向に伊月はパスをだした。
日向はパスをもらうとシュート体制に入ろうとしたが森山の圧力が強くシュート体制に入れなかった。
「(クソッ!黄瀬だけじゃねぇ...他の四人もやべぇ圧力...いっぱいもいーとこだぞ。火神と黒子いなきゃ一気にもってかれる)」
日向は森山にボールを取られないようになんとかキープしている。
「キャプテン!」
火神が日向にパスを要求した。日向は一回バックステップをして森山と距離を置きその隙に火神にパスをだした。
「よし...!!」
火神は日向からパスを貰うとドリブルをしてゴールに接近するがすぐさま黄瀬がディフェンスに入ってきた。しかし、火神はその場で急停止して後ろに飛んだ。そしてそのままフェイダウェイをしてシュートを打ったが....
チッ....
「なに...!?」
火神が放ったシュートは黄瀬の指がボールに触れて軌道がずれてボールはリングにあたり弾かれた。そして小堀と水戸部が競り合うがリバウンドは小堀が制してボールを確保した。
「ナイスリバン!」
ベンチから小堀に声援が飛んだ。
小堀はすぐさま黄瀬にパスをした。黄瀬はボールをもらうとそのまま駆け上がっていった。日向と伊月が止めに入るが黄瀬は日向はクロスオーバーで伊月はロールターンで抜いていった。
「なんてキレだ...」
伊月と日向はあっさりと抜かれてしまったが黄瀬が抜いている間に火神は先回りしてた。
「君に俺は止められない」
黄瀬はフルドライブをして火神を抜こうとするが火神はついてきていた。その時黄瀬は急停止し後ろに飛んだ。
「これは...さっきの!(しかもキレがどんどん増してきてやがる」
黄瀬はそのままシュートを放った。火神のブロックは間に合わずボールはリングをくぐっていった。
「ちくしょっ!」
「どんまい!切り替えろよ」
「うすっ!」
火神は決められた事にたいしてすごく悔しがっていた。それを伊月がフォローした。
その後も火神がシュートを決めようとするが黄瀬が止めて黄瀬のシュートを火神が止められない状態が続いた。そのせいでだんだんと点差が開いてきていた。
「どうすれば...いいんだ」
火神は必死に黄瀬に勝つ方法を考えていた。
「(俺がムキになって挑めば挑むほど黄瀬はそれ以上の力でやり返してくる。どうすれば....)」
『周りに頼る事は逃げじゃないわ』
火神が考えているとリコの言った言葉を思い出した。
「(そうだ。なにも俺一人でやっているわけじゃない。一人で勝てないなら別の方法で勝てばいい。黄瀬に勝っても試合に勝たなきゃなんの意味もない!)」
火神はなんとか答えを導き出した。
誠凛のリスタートから始まり伊月がドリブルしスリーポイントラインまで来るとまたしても笠松が目の前に立ちはだかる。笠松は全国屈指のPGだ。ディフェンスに隙はほとんどなかった。
今の伊月1人の実力では抜く事は厳しい。そう1人では....
「先輩....!!」
「ナイス!火神!」
火神が笠松の後ろに立ちスクリーンをした。そのおかげで伊月は笠松を抜くことができた。だがペイントエリアに入ろうとした時黄瀬がボールを取りに来た。
「もらいっス!」
伊月は間違いなく黄瀬がヘルプに来ると思っていたのでディフェンスにつかれる一歩前に黒子にパスをしていた。黒子はタップして軌道を変えてスリーポイントラインにいる日向にパスをした。
「おっしゃ!」
日向はパスを受け取るとそのままシュートモーションに入りシュートをはなった。ボールはリングに吸い込まれていった。
「君、もう俺に勝つことに諦めたんスか?逃げるなんてダサいっスね」
「ちげーよ。今の俺1人じゃお前には勝てない。だけど、俺は勝つことを諦めたわけじゃねぇ!!この試合中ぜってぇお前に勝ってやる!」
「やれるもんならやってみな」
黄瀬は火神の言葉をあざ笑うかのようにそういった。
「火神も変わったな」
白鷺は黄瀬と火神の会話を聞いてそう思った。あの火神がそうなことをいうとは思っていなかった。
「人はいくらでも変われる」
白鷺は自分に言い聞かせるようにそう思っていた。
「キャプテンTOほしいです」
「いきなりなんだよ!今のペースだと効力すぐ切れてしまいます」
「効力?なんだそれ」
日向は黒子の言った言葉を理解できていなかった。
ピーー!
「誠凛タイムアウトです」
リコはタイミングよくタイムアウトをとった。
タイムアウト(TO) 監督が審判に申請して取ることができる一分間の休憩
リバウンド ゴールしたでシュートミスのこぼれ球を獲得すること
フェイダウェイ 後ろに飛びながらシュートのこと
ペイントエリア コート内の他の区域とは異なった色で塗られていることがあり、制限区域の事。
お気に入りしてくださった方ありがとうございます!
ちょっと原作通りに来ちゃっているのでオリジナルも入れられたらなと思ってます!
意見、感想待ってますのでよろしくお願いします!