黒子のバスケ〜again〜   作:Magic9029

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だいぶ期間が空いてしまいすいませんでしたm(__)m
色々とやる事が多く書けませんでした。
これから不定期ですが投稿しようと思っているのでよろしくお願いします!

では、本編どうぞ!


第12Q 入部

第12Q

 

「はぁ...やっと解放された...。」

「僕も連帯責任で怒られました。」

白鷺は屋上で宣言した後先生にこっぴどく叱られたのは言うまでもない。黒子は白鷺と一緒にいたので巻き沿いを食らったのだった。

「黒子がやれって言ったんだろ!おかげで屋上出入り禁止になったじゃねぇーか!あそこ俺のお気に入りの場所なのに!!」

「それは残念でしたね。」

「あーもう!まぁこれで入部できるなら我慢できる。」

「はい。一緒に日本一になりましょう。」

「おう!!当たり前だ!」

白鷺は拳を黒子に向ける。その拳を不思議そうな顔で見つめていた。

「どうしたんですか?突然。」

「いや、なんかクセっていうかなんというか...自然に出ちまってよ。」

白鷺は目線をそらしながらそう告げる。黒子は白鷺をある人物と重ね合わせていた。

「どことなく彼と似てますね。」

「彼って誰だ?」

「その内わかりますよ。」

そう言いながら黒子も手を出し白鷺の拳と自分の拳を合わせた。

 

 

 

 

二人が教室に戻ると、なにやらガヤガヤしていた。

「なんか騒がしくねぇか?」

「そうですね。僕の予想だと....。」

黒子が喋る前に白鷺はドアを開けてしまった。

 

ガラガラ....

 

「あ!白鷺が帰ってきたぞー!」

「なんだよあの屋上のやつ!」

「めちゃ驚いたぜ!」

クラスの男子が一斉に白鷺に集まってきた。

「いや、あれは...まぁ入部テストみたいややつだよ!」

「へぇ〜...でも本当に日本一になれるのかよ〜!」

「無理だろ!いくら白鷺でもなぁ〜。」

「そうそう!無理難題だって!」

「....は?」

クラスの男子の言葉を聞いて白鷺は不機嫌になっていた。自分が立てた目標を無理だ無理だと否定し誰も日本一になれると思っていない。その状況がすごくはらただしかった。

「てめぇら....色々言っていやがって!ならもし日本一になれなかったら.....」

白鷺は大きく息を吸う。

そして....

 

 

「全裸で告白でもなんでもしてやるよ!!!」

クラス中は静まり返る。白鷺は後悔していた。他にも色々あったのに何故全裸でなんだ。心の中で泣いていた。

「いや...やっぱ今のは...」

「言ったな!!男に二言はないからな!!」

何故かクラス中がノリノリだった。その後、白鷺の全裸告白宣言が広まったのは言うまでもない。

 

 

 

その後、放課後になり遂に部活が始まる。

「バッシュ履くの久々だな...」

男子更衣室で着替えていると昔の出来事が自然と頭に浮かんでくる。帝光との練習試合、中学最後の試合、海常対誠凛、色々な記憶が交差していた。

「色んな事があったけど、俺にはやっぱりバスケしかないな。」

靴紐をきつく縛り気合いを入れる白鷺。更衣室から出ると体育館の入り口でふと足を止めた。

「これから俺の新しいバスケが始まる。」

勢いよくドアを開けると体育館のライトが白鷺を照らす。久々に浴びたライトの光はいつもより眩しく感じられた。その光の先にはバスケ部の全員が揃っていた。

「「「ようこそ!誠凛高校バスケ部へ」」」

「よろしくお願いします!」

 

白鷺は全員の前に立ち挨拶をする。

「改めまして白鷺奏です。今日からよろしくお願いします!」

「よろしくね。私は監督の相田リコ。」

女子校生が監督をしているのはすごく珍しいこと。しかも、創立一年にも関わらずインハイ予選の決勝リーグまで行ったという実績もある。相当な指導力があるのは間違いない。

「俺がキャプテンの日向順平だ。」

この人は3Pシューターの人だ。ミニゲームを見た限りかなり打ち込んでるように見えた。努力も絶やさないキャプテンって感じがする。

バスケ部は二年生が監督合わせて6人、一年生が5人いる。

「白鷺君はポジションはどこなの?」

「ポジション決まってなかったんですよね。だから一応全てのポジションは経験してます。」

「なるほどね。とりあえず実力も見てみたいしミニゲームやりましょ」

白鷺の実力を見るためにミニゲームが行われることになりチームが割り振られた。

 

Aチーム

PG 伊月

SG 日向

C 水戸部

F 小金井

PF 土田

 

Bチーム

PG 降旗

PF 火神

F 白鷺

?? 黒子

C 福田

 

「初めてだなお前らと一緒にプレイするのは。あ、黒子は二回目かな。」

「そんな事はどーでもいいんだよ!あの時みたいに手抜くんじゃねぇぞ!」

「当たり前だろ。全力でやる。」

「楽しんでいきましょう。」

久々のゲームに白鷺はワクワクしていた。やっと自分が望んだバスケができる。そのことがすごく嬉しかった。

「それじゃ始めるわよ!」

 

 

遂に始まる。

 

 

「試合開始!」

ジャンパーは二年生チームは水戸部、一年生チームは火神。二人は同時に飛ぶが、ジャンプ力のある火神が制しボールは降旗が拾った。

「とりあえず一本確実にいくよ!」

「「「おう!!」」」

降旗はゆっくりと周りの状況を見ながらドリブルをする。二年生はマンツーマンでディフェンスをしていた。降旗に伊月、火神に小金井、黒子に土田、白鷺に日向、福田に水戸部だ。

「白鷺君!!」

降旗は白鷺にパスを出す。

「よし!」

「お前の実力見せてもらうぞ...!!」

「わかりました...。」

白鷺にボールが渡ると日向はすぐに守りの姿勢に入る。プレイしてる所は見た事はないが火神や黒子の話で相当な実力者だと聞いている。一瞬たりとも気は抜けない日向はそう思っていた。しかし....

 

 

 

 

シュン.....

 

 

 

 

いつの間にか日向の目の前から白鷺が消えた。日向はなにが起きたか理解出来なかった。

「なんだと.....。」

白鷺は日向を抜き去るとそのままゴールへと進んでいく。しかし、水戸部がカバーに入り白鷺の前に立ちはだかる。

「水戸部頼む!!」

「抜かせてもらいますね。」

ロールターンで水戸部をあっさりと抜く。そして白鷺は高く飛びそのままリングに叩きつけた。そのプレイに部員達は絶句していた。

「マジかよ...。」

「ブランクあるはずなのにこれかよ。」

白鷺のたったワンプレイで一気に流れを持っていった。

「白鷺君ナイッシュです。」

「おう!久々でテンション上がっちまったぜ。」

白鷺は拳を黒子に向け黒子もそれに合わせるように拳を合わせた。

「今日はゴールぶっ壊さなかったな。」

「あぁあれは...事故だからね!ワザとじゃないからね!」

「はいはい。」

火神とも自然とコミュニケーションがとれチームの雰囲気はとてもよかった。

 

 

二年生チームからのリスタートで試合が再開される。一年生チームのディフェンスは二年生チームと同じくマンツーマン。伊月に降旗、日向に白鷺、小金井に火神、土田に黒子、水戸部に福田。

 

ボールマンの伊月は周りを見渡す。

「(さて...どーするか。コガには火神がついてるから避けたほうがいい。かといって日向にも白鷺がついている...)」

白鷺が二年生チームに与えた影響は大きく伊月は困惑していた。

「伊月!くれ!!」

日向が伊月にパスを要求する。先ほど白鷺に簡単に抜かれた事が悔しかったのだろう。その思いを悟り日向にパスを出した。

「やられたらやり返さないとな。」

「望む所ですよ。」

日向はパスをもらうとすかさずバックステップをし白鷺との距離を空けてからシュートモーションに入る。そして3Pを放つ。しかし...

「決めさせませんよ!!」

日向の放ったシュートは白鷺のブロックに阻まれる。弾かれたボールは降旗が拾いゴールまで駆け上がった。白鷺はいち早くゴール下まで走る。しかし、二年生チームの戻りも早く3Pラインで立ち止まってしまう。伊月のあたりも少し強く降旗はボールをキープするのが精一杯だった。

「降旗君!!」

「(しまった...!!)」

黒子はミスディレクションを使い土田の目の前から消える。降旗はなんとか伊月のスキを作りパスを出す。黒子はコートの状況を把握し白鷺の方を見た。

「(なんか黒子俺の事見てないか....??)」

視線に気づき黒子の方を見ると目が合う。すると...

 

 

 

バシ....!!

 

 

「....え?」

いつの間にか自分の手元にボールがあり、降旗の位置から来るはずのないパスが来たのだ。

「(まさか...影の薄さを利用してパスの中継役に!!)」

白鷺は驚くもすぐさまシュートを放ちゴールを決める。そして、自陣に戻る際に黒子に話しかけた。

「お前すごいな!お前みたいなバスケする奴見た事ねぇよ!」

「ありがとうございます。」

「なんかすげぇ気持ちかった!パスどんどんくれよ!!」

「あの白鷺君。」

「ん?どーした?」

「いや、なんでもありません。まだ始まったばかりです。頑張りましょう。」

「おう!」

白鷺は自陣へと戻っていった。

「白鷺君。やはり君は彼に似ていますね。」

黒子は一人誰にも聞こえない声で呟いた。

 

 

 

 




読んでいただきありがとうございました!

感想などありましたら気軽にどうぞ!
モチベーションも上がりますのでよろしくお願いします!
ミニゲームは次回も続きます!
白鷺の能力も明らかになります!
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