諸事情やfgo、バンドリのイベがありなかなか執筆する事ができませんでした.....
話は変わりますがUAも70000を超えていました!
ほんとにありがとうございます!まさかこんなに読んでもらえるとは思ってもいませんでした!
感謝でいっぱいです!
まだ拙い文ではありますが、頑張っていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします!
第18Q 実力の片鱗
正邦高校の速攻が決まり、誠凛高校のリスタート。
白鷺がボールをゆっくりとつき、相手陣地のスリーポイントラインの手前で止まる。白鷺のマークに着いたのは春日だ。
「悪いけどもう、好き勝手にやらせないから」
「そうですか」
「......ん?」
春日は違和感を感じていた。第1Qまでの白鷺の雰囲気とまったく違っていたのだ。少し困惑するもすぐに切り替え、白鷺に集中した。
「あなた達が使われている古武術。なかなか面白いですね」
「さすがにそこまで知られてるか」
正邦高校は、古武術をバスケに応用し使っている。全国でも少し有名なチームな為知られていてもおかしくない、と春日は思っていた。
「先程、好きにやらせないといっていましたが......」
「あぁそのつも......え?」
春日が言葉を走った瞬間に目の前から白鷺が消えた。
「(は⁉︎速すぎだろ)」
春日は白鷺の速さに反応出来ずその場に取り残されてしまう。
白鷺はペネトレイトし、ペイントエリアに侵入。すかさず坂本がヘルプに入る
「いかせない!」
「......」
シュ.....
「ナイスパス! 白鷺!」
坂本かヘルプに入った瞬間に、日向にパスを出す。
日向には坂本がマークについていたが、ヘルプに来た為日向がフリーなった所にパスを出した。フリーになった日向は危なげなく、綺麗にスリーを決める。
「キャプテン。ナイッシュです」
「おう....ナイスパス!」
白鷺と日向はお互いに声を掛け合い。ハイタッチをする。しかし、日向も春日と同じように違和感を感じていた。
「もう癖は把握できましたか?」
「え?」
「先輩達で正邦の試合ビデオを見て研究してましたよね?」
「あぁ...大分癖はわかってきた」
「なら良かったです」
白鷺はそう一言残すと、日向から離れ自陣へと戻っていく。
(あいつらには、研究してたなんて言ってないのになんで知ってんだ? それと白鷺の雰囲気が全然違う)
日向がは少し疑問を残すも、切り替え自陣に戻っていく。
23対20
正邦高校ボール。春日がボールを持つ。マークマンは白鷺。
「(まったく隙がねぇ...ックソ)」
「春日先輩!」
「津川!」
春日はなんとか白鷺から隙を作り、津川にパスをする。しかし......
.....パシ
「なんだと!!」
春日が津川に出したパスは突如現れた黒子にカットされる。
「(あいつ! どこから湧いてきた)」
突如現れた黒子に対応できないでいた。
ボールをカットした黒子はそのままカウンターをしかける。
しかし、正邦も戻りが早く、岩村と津川はすでに戻っていた。
「絶対にいかせない!」
先に戻っていた津川が黒子のマークにつく。
「抜くのは僕の仕事ではありません」
黒子はボールをゴールに向かって放つ。
「うぉぉぉぉぉ!!」
ゴールに向かって火神が走りそして飛び、空中でボールを掴む。
「またアリウープか。何度も決めさせると思うな!!」
津川と一緒に戻っていた岩村が火神のブロックに飛ぶ。
「きめる!!」
火神は岩村のブロックをものともせず、ダンクを決めた。
「.....なんだと」
「このぐらい決めれなきゃ。キセキの世代には勝てないんでね」
岩村はブロックを出来なかったことに対して、焦りを感じていた。
「火神君。ナイッシュです」
「おう!ナイスパス黒子!」
その二人のプレイを少し遠くから白鷺は見ていた。
ピーーーーー!
「誠凛高校タイムアウトです!」
誠凛がタイムアウトをお互いにベンチへと戻っていく。
33対28
ーーーーーーーー
誠凛高校
第2Q前半は黒子を起点とし、火神と日向、外と中をうまく使い点数を重ねていく。黒子が入った事により、攻め方に変化をつけ、絶対的ディフェンスを誇る正邦から点数を取れていた。それでも、絶対的ディフェンス力を誇る正邦だけあって、火神の体力は大幅に削られていた。その理由は津川がマンツーでずっとマークについているからである。
「はぁはぁ....」
「火神君大丈夫ですか?」
「あぁ...まだ大丈夫だ」
火神が疲れているのは明らかだった。
その様子を見てリコは何かを考えていた。
ーーーーーーーー
正邦高校
「やっと体力なくなってきたな。楽しいのはこれからだ!」
「でたー津川スマイル」
火神とは対照的に正邦高校にはまだ体力は残っていた。
満面の笑みの津川を見て春日は苦笑いをしていた。
「誠凛は大分体力を消耗している。ここを逃すな。お前らの実力を見せつけてやれ」
「「「「「はい!」」」」」
「なぁ春日」
「ん?どーした岩村」
監督からの話が終わると、岩村が春日に話しかる。
「白鷺の奴、やけに静かだと思わないか?」
「あぁたしかに。第2Qの最初は自分から動いていたが、それからはアシストのが多かったな」
白鷺が自分からしかけたのは、第2Qの最初だけ、あとは黒子と火神、日向を使っていた。
「だよな。でも、パスの精度は恐ろしく高かった。タイミングもな」
「それは感じた。味方全員の動きをしっかり把握している。のらせると怖いな」
「後半は俺があいつにつく。」
「わかった」
ーーーーーーーー
誠凛高校
「火神君と黒子君は小金井君と伊月君と交代。よってPGは伊月君、PFは白鷺に変更!」
「え!ちょっと待ってください!俺はまだ動けます!」
交代と聞いた火神はそれに納得がいかないのか声を大きくあげる。
「今は大丈夫かもしれない。でも、この次の試合はあの緑間君がいる。ここでバテテもらっちゃ困るのよ。それと、日向君達を信じなさい」
「でも!!」
「火神!!」
それでもまだ反抗する火神に出して日向が声をあげる。
「ちっとは俺たちを信じろ。お前らが出れば勝てる可能性は大いにある。でも、この次の勝てない可能性があがる。だから、これがベストだ」
「そうですよ。火神君」
「黒子....」
「先輩達を信じましょう。大丈夫です」
「わかった」
「............」
白鷺は何も言葉を発しなかった。
ーーーーーーー
ピーーー!!!
タイムアウト終了の笛がなる。
両チームがコートに戻っていく。火神、黒子はベンチに座る。
「監督。なんで白鷺は交代しなかったんですか?あいつだって緑間達とやる時、絶対必要になるはずです」
ベンチに座ると火神はリコに白鷺を交代させない理由をきく。
「火神はまだわかってないようね」
「え?何が......ですか?」
「.......」
監督の言葉の意味が全く理解出来ていない火神。黒子は気づいているようで何も言わないでいた。
「白鷺君は、まったく体力が減ってないのよ。それどころか汗すらかいていない」
「......え?」
リコから発せられた言葉に火神は耳を疑った。
「黒子君は気づいていたわよね」
「はい」
黒子は真面目な表情で返事をする。
火神はコート上の白鷺を見る。たしかに汗ひとつかいてないし、疲れも感じない。その事実を信じられずにいた。
「白鷺君のパスを受けてどうだった?」
「パス?その、なんか完璧っていうか、すごいしっくりするというか、そんな感じでした」
「はい。白鷺君のパスは完璧でした」
「そう。あの東京最強のディフェンスを誇る正邦高校相手に、ミスなく的確で完璧なパスを出しているの。そしてそのパスは一度もカットされていない」
「な.....!」
火神の表情が変わる。試合を振り返るとリコが言ったことは正しかった。パスミスは愚かカットもされない。
「白鷺君は最低限の事しかしていないの。それでも相手から取られることはないし、いい攻めの形になっている。そして他のみんなが動きやすいようにサポートもしている」
「それってつまり、相手と味方両方の動きを把握してるって事っすか?」
「そういうことになるわね。そしてなにより、王者相手にそれだけの事ができる白鷺君の実力は計り知れないわ」
「だから、白鷺を交代せず実力を見極めるでことっすね」
「今のうちに監督として把握しときたいしね」
白鷺の実力が未知数な為、これから試合をしていく上で把握しておく必要がある。だから、白鷺は交代しなかった。
「白鷺君は彼らとよく似ています」
「彼ら?」
リコは黒子の言葉に首を傾げる。
「キセキの世代です。雰囲気は彼らそのものです」
「黒子君がいうのなら、その可能性はあるわね」
話が終わるとコート上に目線をやる。
ーーーーーー
タイムアウトが終わり、各選手がポジションにつき、試合が再開される。
正邦の春日がボールをもち、伊月がそのマークにつく。
「あの一年二人ベンチに下げていいのか?」
「あぁこれからは先輩としての意地を見せないといけないからな」
伊月は春日へとプレッシャーをかける。
「へい!!」
津川がパスを要求。それに答えるように伊月からスキを作り、津川へとパスをだす。津川のマークは白鷺である。
「さっきの赤い髪の奴のように絶対疲れさせてやる!」
「そうか。ならあまり気を抜かないことだ」
「気なんか抜いてな.....」
パシッッ!
「....は?」
白鷺は津川のからスティールしそのままゴールへと上がっていく。
「(クソ!気を抜いてたわけじゃないのに!)」
白鷺の上がっていくスピードが早く誰も追いつかないでいた。
ペイントエリアに入り、足を踏み込みジャンプしダンクを決める。
決めボールが床に落ちたくらいに津川がようやく追いついた。
「くそ....」
「だから言っただろう気を抜くなと」
「次こそ止めてやる!」
「それは無理だ」
「....なんだと.....な!」
白鷺から津川へと向けられる視線からは強い圧力が込められていた。決して逆らえないかのような圧力。殺気とも感じ取れる。津川はその目を見ると体が硬直してしまっていた。
「お前に僕は倒せない」
そう言い残すと津川から離れ守備の位置についていく。
津川はその場で固まったままになっている。
「おい!津川!!切り替えろ!」
「あ、はいっす!」
岩村からの声で硬直がとかれ、次の攻めへと移っていく。しかし、先程白鷺から向けられた目の事が頭の中で渦を巻く。
ーーーーーーーー
再び正邦ボール。
春日が坂本へとパスを回す。坂本は小金井のマークを交わしゴールへと迫る。そしてシュート体制に入るが近くにいいた水戸部が、ブロックに入った。
「坂本!!」
岩村がパスを要求。シュート体制から岩村へとパスをする。
「よし!」
岩村がボールを受け取るとそのまま、ゴールへと飛びダンクを決める。
正邦の攻撃が決まり、誠凛の攻撃へと移行。
正邦高校は序盤から続けているマンツーマンディフェンスである。
白鷺に変わらず津川がマークをしている。
津川の頭の中には先程の事が残っているが、止めないといけないという気持ちだけで動いていた。いつもの楽しい感じではなくなっていた。
「伊月先輩!」
「白鷺!」
伊月はボールを左右にさばき、タイミングは計る。
そしてマークを交わして、白鷺にパスを送る。
「絶対に止める」
「さっきも言ったはずだ。お前に僕は止められないと」
ボールは白鷺に渡る。
白鷺はフロントチェンジを左右に揺さぶりをかける。
津川はだんだんと白鷺の早い動きについていけなくなっていた。
「(っくそ!なんて速さだ...)」
津川の重心が利き足の右側にのった瞬間に切り替えし。それに耐えられなくなった津川はその場で転んでしまった。
白鷺はその場でシュートフォームに入り、シュートを放つ。
「だから無理だと言っただろう」
ボールは綺麗な放物線を描きゴールに吸い込まれていく。
白鷺は倒れている津川を見下ろす。
「あとは蹂躙するのみ」
ピーーーーー!
「第2Q終了!!」
ーーーーーーーー
ベンチ視点
試合中、火神と黒子は白鷺のプレイに目を向けていた。
「あいつやっぱりすごい奴だな」
「はい」
火神は白鷺を褒めてはいるが悔しさもあった。白鷺が津川を圧倒しているからである。火神にはそれができなかった。それが引っかかっているのだろう。
「火神君」
「どうしたんだ?黒子」
「白鷺君は......」
「白鷺がどうしたんだよ」
「あ、いえ。なんでもありません」
黒子はそれ以上話すことはなかった。
「(白鷺君。君は一体何者なんですか)」
黒子の頭の中にはある選手達の顔が浮かんでいた。
読んでいただきありがとうございます!
まだまだ勉強が足りませんね。もっと精進いたします。
感想、アドバイスなどありましたら、よろしくお願いします!
今後の参考やモチベに繋げていきたいと思います!
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