個人的に色々忙しく中々執筆することができませんでした。
久々に執筆してみましたが、文が変なところや違和感があるところがあるかと思われます。
読んでくださる方にこんな駄文で申し訳ないという気持ちです。
少しでもうまくなれるように頑張りますのでよろしくお願いします。
第21Q
緑間の3Pシュートが決まり誠凛ボールからのリスタート。白鷺は、ゆっくりと上がっていく。秀徳はマンツーマンディフェンスで、火神に緑間、日向に宮地、水戸部に大坪、黒子に木村、白鷺に高尾がついている。
「(なるほど。マンツーマンか)」
白鷺はセンターラインまで上がると、全体を見渡した。さすがは王者なだけあってディフェンスに隙はない。たがその程度で怖気付く白鷺ではない。
「さて、どーしたものかな」
「簡単に点はやらないよ」
3Pラインより手前で白鷺の前に高尾が立ちふさがる。
「そっか。じゃああいつに頼むとするか」
白鷺は高尾の右側にワンバンでパスを出す。しかし、その先には誰もおらず、パスを受けとる者がいない。白鷺はパスを出すと高尾を振り切りあがっていく。
「そんなとこ誰も...なっ!!」
誰もいないスペースに突如現れた黒子。黒子はすかさずボールをタップし、白鷺へとパスを出す。
「ナイスパス!黒子!」
白鷺はボールをもらうと一気にゴールに上がっていく。しかし、すぐさま大坪がヘルプにはいる。
「こい...!」
体格的には大坪の方が優っているが白鷺にそんなことは関係がない。
「さっき緑間に魅せられちゃったから俺もそのお返しだ」
白鷺はロールターンで大坪を難なく交わし、ゴールに向かってジャンプをする。ここでさらに木村がブロックに飛ぶ。
「甘い甘い。そんなブロックじゃ俺は止められやしない」
白鷺は空中であるにも関わらず、木村をロールで交わしそのままダンクを決めた。ゴールはギシギシと音立てるほど
「くそっ!なんて奴だ...」
「まさか、火神以外にも...」
大坪と木村は驚いた表情を浮かべ白鷺を見ていた。話は聞いていたがいざ戦ってみると改めて体感する強さ。二人は少し恐怖を感じていた。
「あの青峰が認めていただけのことはある。だが、それでも俺のことは倒すことは不可能なのだよ」
緑間は白鷺を見ながらそう呟いた。
ーーーー
攻守が入れ替わっても秀徳は安定していた。
「大坪さん!」
「ナイス高尾!」
高尾は持ち前の視野の広さをいかし、白鷺にマークされながらも、うまくボールを回していた。
高尾の能力『鷹の目』はコート全体を見渡すことができる。それによるゲームメイクは一年にも関わらず、王者秀徳のPGを任される程だ。
「フン...!!」
ドガーン!
大坪のダンクが炸裂する。ブロックに飛んでいた水戸部が吹き飛ばされる程のパワー。大坪の実力も相当高い。昨年試合をした2年生はそのことを肌で感じている。
「白鷺くれ!!」
誠凛もなんとか食いついていた。
白鷺と黒子のコンビを使い、早いパス回しと変幻自在なパスで相手を拡散し、なんとか点数を取っていた。
「ナイスパス!」
日向は黒子のパスを受け取るとすかさずシュートモーションへと入りシュートを放つ。日向がのシュートの精度は緑間程ではないが高い。クイックネスはないがその正確なシュートが武器だ。
日向の放ったシュートはゴールへと吸い込まれていった。
18-14
残り3秒
なんとか点数を取っているが、現状誠凛が不利な状況にある。個々の能力差。秀徳は全体的に能力値が高く、特に緑間と火神、大坪と水戸部が実力差のあるマッチアップになっている。火神もまだ緑間に対応しきれてない。水戸部に関しても同じこと。それでも尚、2ゴール差で第1Q終盤までくることができたのは、白鷺と黒子の活躍があったからだ。
「なんとか2ゴール差で終わらせそうね」
リコは安堵していた。ここで大差をつけられた場合、巻き返すのは難しいからだ。
だが、ここで終わればの話だ。
「油断するな。誠凛高校」
緑間はすでにシュートモーションに入っていた。
秀徳はすぐにリスタートし、緑間にボールを回していた。
「ま...まさかそんなところからかよ!」
火神は急いで緑間のところには向かうが、気づくのが遅かった。緑間は天高くボールを放つ。
「先に教えておいてやる。俺のシュート範囲はコート全てだ」
緑間のシュートがゴールに入ると同時に第1Q終了のブザーが響いた。
ーーーーーー
誠凛side
「まさかあんなとこからシュートを放つなんて」
「全くキセキの世代はバケモンだな」
リコと日向だけでなく誠凛全員が驚きを隠せなかった。
黒子曰く、中学の時は緑間のシュート範囲はハーフコートまでだと言う。
「とりあえず切り替えましょ!第2Qもメンバーは今と同じ。とりあえず緑間君を止めることが最優先よ」
秀徳の攻撃の軸は2つ。緑間と大坪。そのうち一番厄介なのがどこからでもゴールを狙える緑間である。
「火神君。緑間君止めれそう?」
「絶対止めてみせる!...です」
「わかったわ。貴方を信じます。第1Q同様に白鷺君と黒子君でうまく回して、攻撃は火神君と日向君主体でいくわよ!」
「「「「「「はい」」」」」」
誠凛はまず緑間を止めないことには勝利はない。
第2Qは火神がどこまで緑間とやれるかにかかっている。
「白鷺君」
「どうした黒子?」
監督からの指示が終わり各自水分補給をしている時に黒子が白鷺に話しかけた。
「白鷺君なら緑間君のシュートをどう止めますか?」
「まぁ色々と試したいことはあるが、きっと火神が止めてくれるはずだ!火神を信じよう!」
「そうですね。僕達はできることをやりましょう」
「おう!!」
そういうと拳を合わせ、黒子は白鷺から離れていった。
白鷺は不気味な笑みを浮かべていた。
「まだ、"僕"が出るのは早すぎる。それまで火神には頑張ってもらわないとな」
ーーーーーー
秀徳side
「順調だ。このままでいけ。第2Qは変わらず大坪と緑間主体でいく」
「「「「「「はい!」」」」」
「あ〜そうだ。高尾。誠凛の最初のワンプレーが終わったら木村とマークチェンジな」
「わかりました!」
秀徳は特に慌てる様子もなく、いつも通りといった感じで監督からの話が終わった。
「真ちゃん!」
「なんだ高尾」
水分補給をしている緑間に高尾が話しかける。
「火神どう?」
「ある程度実力はあるようだが、こちら側に来てはいない。問題はない。問題があるとすれば白鷺の方だ」
「白鷺?でも、あいつ最初シュート決めてから結構大人しかったじゃん。どこが問題なの?」
第1Qの白鷺は最初にシュートを決めたがそれ以降はボール回しに徹していた。高尾は疑問に思っていた。確かに、向き合った時は実力は緑間と同じ様に感じていた。しかし、それほど脅威を感じていなかった。
「なら聞くが高尾。あいつがパスをミスしたり、取り損ねたり、パスをカットされたところを見たことあるか?」
「いや、ないね」
「奴はどんな状況であれ、完璧なパスを出す。味方にとってもいい流れを作っている。やっている事は最低限でも、効果は最大限に出ている。ましては俺達相手にだ」
「たしかに...」
「俺は、そんな事が出る奴は一人しか知らない。この試合注意するべき相手は火神ではなく白鷺なのだよ」
「なるほどね...」
高尾は息を飲んだ。緑間という男にここまで言わせる者を高尾は知らない。緑間の話を聞いて、白鷺という男の実力がキセキの世代並みだと言うことを改めて実感させられた。
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ピーーーーー!
これより第2Qを始めます。
読んでいただきありがとうございます。
拙い文になってしまい申し訳ありません。
今後改善していきたいと思いますのでご感想やアドバイスなどお待ちしております。
モチベーションにも繋がりますのでよろしくお願いいたします!!