今回もちょっと短めになってしまいました(ーー;)
すいません。読んで頂けたら嬉しいです!
それではどうぞ!!
第2Q
「こんばんは。白鷺君」
髪の毛の水色の男が立っていた。
そいつは紛れもなく学校ですれ違った不思議な男だった。
「お前誰だ....?それと何で俺の名前知ってるんだ?」
「僕は黒子テツヤです。中学の時、練習試合の時に一度会っているので」
「そういうことか。でも、俺はお前の事しらないよ?」
「その時、僕はまだ3軍で試合にも出れなかったので上から応援していたんです。なので僕が一方的に白鷺君の事を知っていたんです。」
「3軍?.....ってことはお前帝光か?」
「はい。そうです」
「そうか」
帝光との練習試合。あれは忘れもしない。最高に楽しいバスケが出来た。あいつらは今頃バスケしてんのかな。
そんな事を考えていると後ろから髪の赤い大男が走ってきた。
「黒子....はぁはぁ...急になに走ってだよってそいつは?」
「こちらの方は....」
「自分で自己紹介するよ。誠凛高校一年白鷺奏。よろしく」
「お前バスケやってんのか?」
「今はもうやってないよ」
白鷺は少し表情を暗くしてそう言った。
「そうか....」
こいつ他の奴とは違う。やる匂いしやがる。そして、なんだこの感じ。この悪寒はなんだ....
でも、なんでこいつバスケしてねぇんだろ。
こんだけすごい選手なら高校でもバスケやるもんじゃねぇのかよ...
「じゃあ俺はこれで失礼するね」
会話が終わると白鷺はベンチから立ち上がり家に帰る為に歩き出した。
「白鷺君、もうバスケはやらないんですか?」
「あぁ、もうバスケはやらない」
そう白鷺は言い残すと公園を後にした。
黒子と火神は彼が走っていくのをただただ見送るだけだった。
「火神君、彼を見てどう思いましたか?」
「んだよ急に...でも、あいつはやる匂いがした。そんな凄そうな奴がバスケをやらないってよっぽどの事があったんだろうなって思ったよ」
「僕もそう思いました。でも、僕は彼にもう一度バスケをやってほいです」
「あいつってどのくらい強いんだ?」
「彼は、覚醒の前といえどキセキの世代二人を相手に唯一対抗できた実力の持ち主です」
「キセキの世代と⁉︎そんなすごい奴だったんだな」
「はい。なので辞めてしまうのは正直もったいないと思います。なので、決めました」
「決めたってなにをだよ」
「白鷺君にまたバスケをやってもらう為に僕が彼を救います。過去に問題があったならそれを解決すればきっとまたバスケをやってくれると思います。なら僕が彼の問題を解決するきっかけになります」
「そうか。まぁ俺もあいつとバスケしてみてーしな。ちっとは協力してやるよ」
「ありがとうございます」
夜も遅くなっていたので黒子と火神はそのまま帰路についた。
「ただいま」
白鷺は家に着くとそのまま風呂場に行きシャワーを浴びた。風呂から上がると親が作り置きしておいてくれたご飯を食べて食べ終わると自分の部屋に戻った。
「バスケか....」
部屋に戻りベッドに腰を下ろし棚の上に置いてあるバッシュとボールを見つめていた。
「あいつと出会ってからなんか調子狂うな。いつもならバスケの事はほとんど気にならないはずなのに.....まぁ気にしないようにしよう」
そんな事を思いつつ寝に入った。
「おはよう....」
少し寝ぼけながらリビングに降りていき朝ごはんを作っている母に挨拶をした。
「おはよう。もうすぐご飯出来るから顔洗ってきなさい」
「はーい」
洗面所にいき顔を洗いリビングに戻るとテーブルに朝ごはんが並んでいた。
「いただきます」
「学校はどう?」
「まぁ普通かな」
「部活とかはやらないの?ほら、バスケ部とかあるんじゃない?」
バスケ部と聞いた途端黒子の顔が頭に浮かんだ。
「もうバスケはやらないって決めたんだ!」
少し強めに自分に言い聞かせるように言った。
「そう言いつつ本当はやりたいんじゃないの?」
母にはなんでもお見通しのようだ。確かにやりたいという気持ちも少しはでてきた気がする。だが、その反面あの苦しを味わいたくないという気持ちもある。今はその気持ちのが強い。自分自身バスケをやるのを怖がっているのかもしれない。だから.....
「バスケはできない。ごちそうさま」
ご飯を食べ終わると自分の部屋へと戻り制服に着替えバックを肩に掛けて学校へと向かった。
学校に着き教室に行き自分の席に座って1時間目の予習をしていた。その時....
「おはようございます」
どこかで聞き覚えのある声がした。
「ん?黒子か...なんでここにいるんだ?」
「なんでって僕のクラスここなので」
「じゃあ同じクラスか...ってまじかよ。初めて知ったんだけど」
「そうですか?ちなみに火神君も同じクラスですよ」
「火神って名前だったな...あいつは髪が赤いから入学当初から知っていたよ」
「これも何かの縁ですね」
「縁ね....腐れ縁にならないことを願うよ」
キンコーンカンコーン
「じゃあ席に戻りますね」
「おう」
まさか同じクラスだったとは思わなかった。ってかなんで気づかなかったんだろう。まぁ気にしてもしょうがないか。
そうして今日も一日が始まった。
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