聖なる焔と赤毛の子供(TOA+ネギま!)   作:月影57令

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03 チーグルの森

 充分に話し合って相互理解した(僕は主にこの世界の常識を教えてもらった)次の日。朝になって僕達は目覚めた。まずは水道で顔を洗って、朝食を頂こう。朝食は白米にハムエッグだった。大変美味しゅうございました。その次はルークさんが昨日書いた手紙を鳩で飛ばしてもらう。そして、

 

「そんじゃ行くか」

 

「本当に行くの?」

 

「ティアさん、今の僕達じゃ今日宿屋に泊まるお金もきついですよ。魔物を倒してお金を貯める為にも、困っているエンゲーブの皆さんを助ける為にも行きましょうよ」

 

「……はあ。仕方ないわね」

 

 ティアさんは乗り気な僕達と違って消極的だ。だけど押し切るようにして出発した。水筒と昼食用のおにぎりだけ準備してさあ行こう!

 

 

     §

 

 

 エンゲーブ付近の、草原の魔物はタタル渓谷にいたものと変わらなかった。ただ、北にある森の近くに来ると蜂のような魔物がいて、そいつらは小さいので攻撃が当てづらかった。ルークさんは苦労して木刀を振るっていた。……今更だけど、王族で貴族、次代の王であるルークさんを戦わせていいのだろうか? でも本人の性格から、「僕達がお守りしますから戦わないで下さい」と言ったら反対しそうだしなぁ。できるだけ僕が前衛として頑張るしかないか。ああ、あの時魔法剣士タイプを選択していて良かった。魔法使いタイプを選択していたら今頃何もできないでいるところだった。

 

 チーグルがいると思われる森に入った。すると、

 

「あ、あれ! 導師様じゃないですか!?」

 

 なんと導師様が森の中で獣型の魔物に囲まれていた。瞬動術を使って……と思ったら導師様は右手を地面に打ちつけた。そうしたら白い光が放射状に広がって、魔物は全て消え去った。……凄い。けど、導師様ふらふらと倒れてしまった。

 

 僕達は急いで導師様に近づいた。

 

「おい、大丈夫か?」

 

 ルークさんが声をかけ、ティアさんが導師様の体を助け起こす。僕も心配して顔をのぞき込む。

 

「だい、じょうぶです。……はぁ……少し、ダアト式譜術を使いすぎただけですので……」

 

 ダアト式譜術? 普通の譜術とは違うのかな?

 

「あなた方は、昨日エンゲーブで見かけた……」

 

「ルークだ」

 

「ネギ・スプリングフィールドと申します」

 

 かしこまって答える。

 

「ルーク……。古代イスパニア語で聖なる焔の光という意味ですね。良い名前です」

 

 へえ、そんな意味が。まあ王族の方だから美しい意味の言葉を探して名付けられたんだろうな。

 

「私は神託の盾(オラクル)騎士団モース大詠師旗下情報部、第一小隊所属のティア・グランツ響長であります」

 

 ……長いなぁ。

 

「――! 貴方がヴァンの妹ですか、噂はかねがね聞いています」

 

 どんな噂だろう。昨日聞いた話じゃ、ティアさんは軍人として正式に配属されてから半年程度らしいけど。そんなすぐに噂になるような活躍をしたのかな? ……それとも、逆の意味じゃないよね?

 

「あ! チーグルです!」

 

 導師様の視線の先を見ると、確かに小さな魔物がぴょこぴょこと逃げていくところだった。

 

「ンにゃろー! やっぱこの辺が住処なんだな! 追いかけようぜ!」

 

 気の早いルークさんはもう追いかけている。

 

「行きましょう!」

 

「え、は、はい」

 

 回復したらしき導師様も立ち上がって歩く。…………そういえば、昨日見かけた護衛役の子はどうしたんだろう。もしかして、また見失ったんじゃ……。この世界の軍人はちゃんと仕事をしないのが標準なのだろうか?

 

「あーっ。お前らがノロノロしてるから見失っちまった」

 

 しまった。小さい魔物なので草むらに姿を消してしまった。

 

「大丈夫ですよ。この先に行けば巣がある……はず、ですから」

 

「どうして知っているんですか?」

 

 教団の聖獣ってことだから、生態には詳しいのかな?

 

「実は、昨日聞いた泥棒事件が気になったので、調べたんです。チーグルは魔物の中でも賢い生き物だと聞きます。人間の食べ物を盗むのはなんらかの事情があるのではないかと」

 

 草食獣だしね。それにしてもアクティブな導師様だなぁ。僕の世界で言えば法王様なのに、一つの村で起きた盗難事件に首を突っ込むなんて。そういえばバチカルのルークさんには行方不明と知らされたのに、マルクトで軍人のジェイドさんと行動を共にしている理由も聞いていなかった。このごたごたが終わったら聞いてみようかな。

 

「なら、僕達と同じ目的になりますね」

 

「皆さんもチーグルを調べに?」

 

「濡れ衣着せられて我慢できるかっつーの。仕方ねぇな。お前もついて来い」

 

「ルーク! イオン様を危険な目に遭わせるのは……」

 

 だよね。この森にも魔物はいるし。せめて護衛役のあの子と合流させた方が。

 

「だったらこいつをどうすんだよ」

 

「すみませんティア。どうしても行ってみたいのです。チーグルは教団の聖獣ですから」

 

 随分こだわるなぁ。そんなに大切なことなのかな? まあそっか、聞いた限りじゃ始祖様と並んでシンボル扱いなんだっけ。それが人の作った食料を盗難していました、じゃエンゲーブを中心にイメージダウンはさけられないよね。

 

「ほーれ見ろ。それにこんな顔色悪い奴を放っておけるかよ。今にもぶっ倒れそうじゃねーか。付き添ってやろうぜ」

 

「あ、ありがとうございます! ルーク殿は、お優しい方なんですね」

 

 意外だなぁ。いや、ホントはいい人なんだろうね。

 

「だ、誰が優しいってんだ! 見当違いなこと言ってないで大人しく付いてきやがれ! あー、あと、あの変な術は使うんじゃねーぞ。お前、そんで倒れちまったんだろ? 戦うのは俺達でやるからよ」

 

「守っていただけるんですか? ありがとうございます! ルーク殿」

 

 あ、あれ、なんだかホントにルークさんが優しい。偉い導師様だから、じゃないよね。そんな風には見えないし。それに僕やティアさんと違ってルークさんはフランクに接している。いいのかなぁと思ったけど、ルークさんも導師様に負けず劣らずの身分の人だった。

 

「っ! ちげーよ! 足手まといだっつってんの! それと、俺のことは呼び捨てでいーからよ。行くぞ。イオン」

 

「は、はい! ルーク!」

 

 なんだろう。やけに二人の仲がいい。僕とティアさんが言葉を挟む隙がないや。

 

 

     §

 

 

「てりゃああ!」

 

 僕の崩拳が空に浮く貝のような魔物にヒットする。その魔物は1mほど吹き飛んで、すぅっと消えた。と、その影から同じ魔物が僕に向かって攻撃しようとする。

 

「はぁっ!」

 

 その敵をルークさんが木刀で殴る。これが、僕が考えたフォーメーションだ。まず僕が瞬動術からの先制攻撃で一体目を攻撃する。敵が複数の場合二体目にはルークさんが対応。ティアさんは導師様の傍にいて戦況を把握する係りだ。三体目がいたらナイトメア、僕らが攻撃を受けたらファーストエイド。それ以外は導師様をお守りし、待機する。

 

「ふぅっ。倒せましたね」

 

 僕はガルドを拾いながらそう言う。

 

「ネギは……強いんですね」

 

「強くなる為に必死で鍛えましたから」

 

 僕らを戦わせることを心苦しく思っていらっしゃるのだろうか? でも、身分の高い人は守られるものだ。

 

 

 

 森を進んだ先、ひときわ大きな大木のところで、エンゲーブの焼き印が入ったリンゴが転がっていた。証拠が手に入った。どうやらチーグルは木の幹を住処にしているみたいだ。僕達四人は幹の中に、木に空いた大きな穴から入った。

 

「みゅーみゅーみゅみゅみゅ」

 

「みゅうみゅう」

 

「みゅみゅみゅー!」

 

 幹の中は大きな空洞になっていて、そこにチーグルという魔物は、大勢という言葉では足りないほどの数がいた。

 

「魔物には言葉は通じないのでは……?」

 

 とティアさん。それに導師様が答える。

 

「始祖ユリア・ジュエと契約して、彼女に力を貸していたといいます。何か……意思を疎通できるものが……」

 

「ユリア・ジュエに関わる者か?」

 

 たくさんのチーグル達の中、老齢であろうことが見てとれる、紫色したチーグルが言葉を発した。体がしなびているので間違いなく歳を重ねているのだろう。ちっちゃな両手に金色のリングを持っている。

 

「魔物が喋ったぜ!?」

 

「ユリアとの契約で与えられたこのリングのおかげで、我らは人間と言葉を交わせるのじゃ」

 

「僕はローレライ教団の導師イオンと申します。あなたが長ですか?」

 

「そうじゃ」

 

 するとルークさんが悠長な会話に痺れをきらした。

 

「おい! 魔物。お前らエンゲーブから食べもんを盗んでるだろ。白状しやがれ!」

 

「チーグルは草食のはずです。何故ですか?」

 

 導師様が積極的に言葉を交わす。

 

「我らの集団を守る為じゃ。仲間の者が北の森で火事をおこしての。そうしたら、北の森で生息していた『ライガ』という魔物がこの森に移動してきたのだ」

 

「ということは、ライガに食料を届ける為に?」

 

「そういうことじゃ。定期的に食料を届けぬと、奴らは仲間を食らう」

 

「酷い……」

 

「え?」

 

 どこが? 普通にチーグルの過失じゃないか。しかもライガに食料を届けるのは罪に対する罰のようなものなのに、そこでまた罪を犯している。チーグルが盗んだエンゲーブの食料は、エンゲーブの村人達が一年を通して毎日汗をかきながら育てているものだ。それを勝手に盗むなんて、それこそ酷い。チーグルが自分勝手な生き物だというだけに思える。自分達で森にある様々な食べ物を届けるのではなく、人間から盗もうだなんて。

 

 と、言うような内容を導師様に話す。

 

「…………それは……そうかも知れませんが、しかし正しい食物連鎖の形とは言えません」

 

 いや、だから。

 

「その最初の一歩を踏み出した。踏み外したのはチーグルじゃないですか」

 

 ……でも、そうか。確かに食われるのは酷い、のかな。住処が燃えてしまったことはチーグルの罪だ。だけどそれでライガが死んでいないなら、殺すのはやりすぎ……だろうか。逆に火事でライガの一匹でも死んでいるなら納得の対応だと思うけど。

 

「…………でも」

 

 導師様はどこまでもチーグルの味方のようだ。

 

「どうすんだ? イオン。俺は疑われたからな、お前が何もしないなら、俺がこいつらを村の奴らに突き出すぜ」

 

 それが普通の対応だと思う。チーグルは盗んだ分の補償をしたりして罪を償うべきだ。

 

「ライガと、交渉してみます」

 

「魔物と……ですか?」

 

 ティアさんがそれは無茶だろうという顔をする。うーん、チーグルはかなり知性がありそうだけど、ライガという魔物はどうなんだろう。

 

「リングを持ったチーグルと一緒に行って話をするという訳ですね」

 

「……ふむ、ならば通訳する者に、わしのソーサラーリングを貸してやろう。みゅみゅみゅうみゅみゅう」

 

 すると長は一匹のチーグルに近づいた。体は水色と薄緑がまざったような色だ。それにしても変わった形の生き物だなあ。頭の横に重そうな膨らみが二つついている。

 

「この仔供が北で火事を起こした者じゃ。これを連れて行くがよい」

 

「え。長は来ないんですか。普通、こういう時は当事者と保護者が一緒に謝りに行くものだと思いますが」

 

 子供、学生が万引きなどの罪を犯したら、親も一緒に謝るものだ。これはつまり、子供に責任能力が認められていないということを指す。子供一人じゃ責任能力があるとみなされないから、大人も一緒に頭を下げることで初めて一人分の人間が謝ったことになるんだ。

 

 まあ、これは人間世界の、しかも僕の世界での話だけどさ。火事を起こしたこの子だけを送るなんて、相手に怒って下さいと言っているようなものじゃないか。

 

「わしは歳をとりすぎていてな、もう満足に歩けんのじゃ」

 

「ネギ、この仔だけで充分ですよ」

 

 ……誰かが手に持って運べばいいじゃないですか、と言う前に導師様に言われてしまった。これでは従わざるを得ない。

 

「ボクはミュウですの、よろしくお願いするですの」

 

「……おい、なんっかむかつくぞ、こいつ」

 

 気持ちはわからないではない。しかし僕はこういう小動物には慣れている。……彼は元気でやっているだろうか? いや、彼のことだ、心配せずとも元気にやっているだろう。

 

「ごめんなさい、ですの」

 

「だーっもう! むかつくんだよ。焼いて食うぞオラァ!」

 

「ル、ルークさん落ち着いて」

 

 結局、ミュウを連れてライガの元へと行くことになった。ミュウは幹の外に出ると火を噴いてみせた。

 

「ボクは特別ですの。ミュウはまだ子供だからホントは火なんて吐けないですの。だけどソーサラーリングがあれば炎を噴けるんですの。たくさん噴いても疲れないですの」

 

「……………………子供は火が噴けないなら、君はどうやって北の森を火事にしたの?」

 

 謎だ。

 

「みゅうぅう。完全な炎は無理だけど、ちょっとだけなら吐けるですの、それが森に燃え移って……」

 

「ははぁ」

 

 というか、この子に親はいないのだろうか? 親がいるならそのチーグルも連れて行くべき……ああ、導師様がこの子だけでいいって言っちゃったんだ。

 

 その後、ライガの住処に向けて移動する。そういえば聞きたいことがあったんだ。

 

「導師様、あの、導師守護役(フォンマスターガーディアン)という護衛の子はどうしたんですか。彼女は貴方の護衛役だと思いますが」

 

「…………彼女とマルクト軍には秘密で、抜け出してきました」

 

 あちゃー! この人自分が尊き人物だって意識がまるでないよ! あの子、ダアトに帰ったらクビにならないといいな。

 

「もう一つ質問です。交渉すると言っていましたけれど、具体的にはどうするんですか? ただ出て行けと言ったところで納得してはもらえないでしょう」

 

「駄目、ですかね」

 

 首をこてんと横に倒して導師様。

 

「ええっと、その見積もりは甘すぎると思います。普通自分の住処が火で焼けてしまって、移動してきた先でもどっか行け、と言われたら怒髪天を突くと思いますよ」

 

 甘い、見通しが甘すぎる。というよりのんきなのかな? どっちにしろこのままライガの元へ行くのは危険だと思う。

 

「みゅううー……北の方はキノコだらけですの! そこに行ってもらえばいいと思いますの」

 

 肉食だろう魔物にキノコ? 大丈夫かなぁ?

 

 

     §

 

 

 途中川があるところをミュウの火で対岸の木を燃やし、横倒しにすることで橋にしながら進んだ。ちなみにアイディアを出したのはルークさんだ。機転がきいている。で、ライガの住処に到着した。ひときわ大きな魔物がそこにいた。うう、牙も爪も大きい。簡単に人を殺せそうだ。

 

「あれが女王かしら。ライガはね、強大な雌を筆頭とした集団生活をする魔物なの」

 

「ミュウ、話をして下さい」

 

「ミュウ! できるだけ穏やかに、謝りながら言うんだよ!」

 

 ぴょこぴょこと前に出るミュウに言葉をかける。なるべく刺激して欲しくない。

 

「みゅう、みゅみゅう、みゅうみゅうみゅーみゅう……」

 

 ガアアアアアア!!!

 

 ライガ・クイーンが吼えた。それによって、洞窟となっているこの場所の天井が壊れた。なんて咆哮だ。あ、ミュウに破片が当たる! 動こうとした僕より早くルークさんが木刀をかざしてミュウを守った。

 

「あ、ありがとう、ですの」

 

「べ、別におめーをかばったんじゃねぇ。イオンをかばっただけだからな! 勘違いすんなよ!」

 

 …………色々突っ込みたいことはあるが、一つだけ。ミュウをかばうのは否定するけど、導師様をかばうのは照れないんだ。

 

「怒ってますの。ボクがライガさん達のおうちを間違って火事にしちゃったから……」

 

 そりゃ怒るよ。誰だってそうなる。僕は正座する体勢になり、頭を下げてお願いしてみた。

 

「ミュウ、通訳をお願い。女王様、このままだとチーグルのせいで、人間が大挙してここに押し寄せることになります。貴方達は殺されてしまうかもしれないんです。なんとか住処を移して頂けませんか? ……そうだ、導師様。チーグルが教団の聖獣だというのなら、ダアト、ローレライ教団で食料を買ってライガに届ける、とかってできませんか?」

 

 苦し紛れにそんな案を言ってみる。

 

「…………僕達が、ですか。……確かに、いい案かもしれませんが、教団の予算を使用するには詠師会議で決定する必要があります。それには僕がダアトに戻らなければなりません。僕は、今とても大切な旅の途中で、ダアトに戻りたくても戻れない状況なのです」

 

 …………また、突っ込みたいところが多い発言。とりあえず、そんな大切な旅の途中なら、警察とかが対応するはずの盗難事件に首を突っ込まないで下さいと言いたい。今も気が気じゃないよ。

 

「女王様、人間とチーグルの都合を押し付けて申し訳ありませんが、仲間を守る為に引いてくれませんか?」

 

 説得を続ける。戦闘になっても負けはしない……と思う。プレッシャーで大体の戦闘能力は計れるから。だけどそうすると、この可哀相なライガ達を殺さなくてはならない。それは嫌だった。……偽善、かなぁ。他の魔物は資金調達の為と自衛で倒しているのに。

 

 ガアア!

 

「…………人間か。人間を皆殺しにしたら我が娘が悲しむかもしれぬ。…………いいだろう。この場は引こう。だがチーグルよ。覚えておけ。我らが一族は子供達もみなお前らを恨み続けるだろう。再び目にかかったら容赦はせぬ。殺してやるぞ! ……と、言ってますの」

 

「よ、良かった。どうやら引いてもらえるらしいですよ」

 

 冷や汗たらたらだ。それにしても、悲しむ娘ってだれだろう?







後書き
 ライガ・クイーンを殺さずにすみました。……これで、あの子と確執ができないと思った? あの子が不幸な目に遭わないと思った? 残念! 地獄の物語(TALES OF THE ABYSS)はそんなに甘くありません!
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