がっこうぐらしの中には危険人物が潜んでいるようです   作:犬LDK

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予約投稿ってこれマジ?そんな機能あったん?
やってみるしかないな(使命感)


ういてんぺん・こうへん

 俺の――佐倉(さくら) 雅人(まさと)の人間関係は、意外と覚めている。

 

 友人はいる。

 高校一年、二年、三年、全てを総計すれば100人とまでは流石にいかないが、結構な数になる。そして、それぞれ個性はあれど皆"ある程度"仲が良く、"ある程度"話しやすい友達だ。

 だが、それだけだ。

 高校に入学したばかりの時、一番最初に感じたのは恐怖だった。中学時代の友人と高校で全員と別れてしまった俺は、初期化された人間関係に恐怖した。

 自分に友達ができるか。

 きちんとグループに入っていけるか。

 

 結果、こうなった。

 人間関係を作るのに必死になっていた俺は、学年が変わる度に必死で友達を作った。質よりも量、広く浅くの関係。

 高校では楽しい想い出が沢山ある。

 高校では沢山の友達を作った。

 高校ではみんなで一致団結して頑張った。

 

 ―――ハイ、終わり。

 

 いざ卒業ともなれば、俺は多分、高校で友人になった人物全てと縁が切れるだろう。

 楽しい想い出が沢山ある―――だが思い入れはない。

 沢山の友達を作った―――だが深い関わりはない。

 一致団結して頑張った―――だからどうした。

 

 要するに佐倉 雅人は孤立が怖かっただけだ。そのために無理矢理周りに会わせ続け、無理矢理友達という名の鎧を作った。

 自分を守るために。

 佐倉 雅人の人間関係は、それくらいに薄い。上っ面だけのもの。心に響くなんてこともあり得ない。

 あいつらがどうなったところで俺は助けない。

 あいつらは俺がどうなったって絶対見捨てる。

 

 では、ここで一つ自問自答だ。

 その中に仲間はずれが"2つ"存在する。さて、なんだろう。

 簡単だ、心咲 有陽と早瀬 香織。

 

 心咲 有陽は二年から何の事情か転校してきた、幼馴染。言動に多少問題はあるが、なんやかんやで困った時に何度も助けられた記憶がある。

 早瀬 香織は恋愛対象……に近いものだと思う。俺が性格上簡単すぎる男、というのもあるかもしれないが、彼女と関わっていた時は俺も他とは違う充実感を感じた。他とは違う。

 

 では、そこで俺に選択肢。

 俺の前には二人の人間が鉄の板に、鍵つきの鎖で縛られている。そして、縛られている二人の前には、長い回転ノコギリがあり、あと数秒で二人はノコギリに首を切られて死ぬ。

 そしてそれを見ている俺の手元には、一つのリモコン。

 このリモコンには2つスイッチがあり、どちらか一方のスイッチを押したらもう一方は押せなくなる。そのスイッチには、早瀬 香織と心咲 有陽の名前がある。

 どちらか一方を押せば、押した名前の方の人間は鎖から解放され、逃れられる。しかし見捨てた方の人間はもう助からない。

 そんな状況にいると仮定しよう。

 

 では選択肢だ。

 俺はどちらを助ける――――――?

 

 

***

 

 

「意外だったよ。お前がカラオケに行く奴なんて思わなかった」

 

「興味と機会がないだけだ。特に誘われることもないのでね」

 

 それだけ言うと、心咲はまた黙る。

 心咲 有陽とは随分な長い付き合いではあるが、俺もまた周りと同じ、こいつへのイメージは『真面目』『優等生』だ。

 

 テストをすれば学年三位以内、運動すれば基本的にそれ専門の運動部を除けばトップ。

 しかも俺が知っているこいつも+αするならば、いつも決まった時間に寝て決まった時間に起きる。学校から帰れば予習復習。時間が余れば本を読み、朝起きれば毎朝運動を行って。

 本当にそんな風に過ごしていて面白いのか、と思うが、 こいつはそんな学生の理想に近いような生活を行っているらしい。……まぁ、俺は彼の笑った姿など見たことはないのだが。

 そんなだから、まさかこいつとカラオケに行く、だなんて考えもしなかった。

 

 下駄箱で上履きと靴を取り替え、靴を履いてずんずんと先へ行く心咲に遅れないようについていく。

 そしてまさに校舎の玄関を出よう、とした瞬間に、それは起こってしまう。

 

 ―――悲鳴が聞こえた。

 

 心咲は玄関で立ち止まると、くるりと半回転して、靴と上履きを再びはきかえて、恐らく悲鳴のしたであろう場所へ向かった。

 はて、彼はそんな面倒事ともいえる事に首を突っ込むような性格だったか。少なくとも野次馬みたいに群がる人の並に突っ込む姿は一切想像できない。

 

 彼がいないとカラオケにも向かえないので、仕方なく俺も校舎に引き返そうとする―――が。

 

 ―――体が動かない。

 

 いや、違う。

 あんなことが現実で起こる訳がない……と思いながら。気がついたら俺は鞄に手を突っ込み、折り畳み式ナイフを汗で濡れた手で握りしめていた。

 大丈夫、大丈夫。

 単なる事故でも起きたんだ。喧嘩とか、実験室で何か科学部がミスしてしまったりとか、そんなものだろう。

 

 震える足を必死に止めて、心咲の通った道を行こうとする。

 だが、そんな俺の手を何かが掴む。

 

「――駄目!あっちに行ったら駄目!」

 

 手を掴んだのは、早瀬さん。

 あっちに行ったら駄目―――とはどういうことか。その答えはすぐに理解する。

 

 靴箱の影から、猛スピードでこちらへ突っ込んでくる心咲。その表情はいつもの無表情とは違う、初めて見る必死の表情だった。

 大声で心咲は叫ぶ、

 

「逃げろ!今すぐここから離れろ!」

 

「…えっ?」

 

「いいから!()()の言うとおりにして!」

 

 明らかに様子がおかしい二人に引っ張られる形でその場から離れる。

 そして、先程まで俺がいた下駄箱の方を見る。そして、吐き気がした。

 

「……あ」

 

 覚束ない足取りでのろのろと動く"血塗れの生徒"。

 餓えきってるかのごとく力なく口を空け、涎が大量に流れている口元、人間の姿とは思えない、しかし人の身から発せられる低い低い呻き声。

 

 ――まるで、"夢"みたいだ。

 

 やっぱり俺はおかしくなくて。おかしくなったのはこの世界で。

 俺が見ていたのは――――

 

「ええい、馬鹿が!呆然としている暇があったら自分の足で走れ!お前のその貧相な足は飾りか!」

 

 その声に、ハッとする。

 そうだ、何をしている俺は。いや、()()()()()()

 俺はこれを知っていた。俺はこうなることを知っていた。こうなることに気づける機会があった。

 

 それなのに、した備えはこの折り畳み式ナイフのみだった。

 あれだけ自分で絶望しておきながら、まだ俺はそれが夢であることを夢見ていた。甘えていた。

 

「くっそ、なんだあれ!」

 

「知らない!知らないよ!知るわけないじゃん!由美ちゃんも、理緒ちゃんも、一体どうしちゃったのよ!!!」

 

 いつもとは違う言動、混乱しすぎて狂うように普段とは比べ物にならない大声をあげ、しかし走り続ける早瀬さん。

 由美ちゃんとか理緒ちゃんとかは、彼女の友人だろう。ならば―――

 

「―――君の友達がどうなったんだ?」

 

 分かってはいるのに、聞いてしまう。

 夢ではなく、現実として理解したい。じゃないと、正確に今の状況を理解できないから。

 

 まぁ、だが。

 混乱している彼女に聞くのは、流石に酷だったかもしれない。彼女はこちらの話を聞いていない。まともに聞ける状態ではないのだろう。

 

「一部始終を見た」

 

「えっ?」

 

 ―――だから、俺の問いに反応したのは心咲だった。

 

「あの化物と化した奴等、あいつらに噛まれた奴はあいつらと同じ化物になる。所謂ゾンビのようなものだ」

 

「……」

 

「っと、やはりか。高校を出れば安全、というわけではないようだ」

 

「……だよなぁ」

 

 心咲が先導していた道、その先にも、こちらに向かってよろつきながら歩いてくる化物の集団。このままここにいれば貪られるのは時間の問題だ。

 だが、どうする?

 何処に逃げればいい。

 あいつ等はどの範囲まで存在している?

 

 夢の通りならば、少なくともここら一体に奴等がいない場所など無いに等しいだろう。

 ならば―――

 

「雅人!有陽!こっち!」

 

 早瀬さんも同じ解答にたどり着いたのか。

 道の端に止めてあるタクシーに向かって走っていた。

 そう、車の中ならばあいつらに襲われる可能性もある程度半減するのではないか。

 早瀬さんに続いて俺もタクシーに向かって走っていく――が。

 

「馬鹿共!こんな場所に停めてあるような車がまともな訳があるかぁ!」

 

 心咲の声で気づく。

 冷静になってタクシーの中を見てみる。駄目だ、その車は窓が既に割れている。

 ならば、中にいる運転手は――

 

「ゔあぁぁ……!」

 

「ひっ、いや!いやぁ!」

 

 動き出した運転手は――既に人間ではない。

 車をノックしていた早瀬さんは、窓からゆったりと近づいてきた運転手に肩を捕まれる。そして、そのまま早瀬さんの首に噛みつく―――前に、俺はタクシーのもう一方の窓が割れた戸に回って持っていた鞄を目一杯の力で車の側面にぶつける。

 その音に反応したのか、化物はこちらに気を引かれる。

 

「心咲!」

 

「しっ!」

 

 名前を呼ぶと同時に、心咲は早瀬さんの肩にかかっていた運転手の手を鞄で思い切り叩き落とす。

 手が―――離れた。

 

 逃げられたとすれば、向かってくるのは当然俺。

 こちら側にこない内に、早いところタクシーの前から退散して逃げる二人の元へ向かう。

 

 ―――夢の通り。

 あいつ等は、音に結構敏感に反応する。誰でも分かりそうな対処法であれど、分からなければこんなことはできない。

 まぁ、冷静さを失って忘れることがなくて良かった、と思うべきか。

 

「…………おい」

 

「なんだ、心咲?」

 

「何故あいつ等が音に反応すると気づいた?」

 

「あー、学校から離れる時にそれっぽい場面をな……」

 

「……ふん、まぁ今はどうでもいい。このまま走り続けても仕方がない。何処か身を隠せる場所を探さなければな」

 

 そう、確かに人間の方が遥かに動く速度は早い。

 だが、早瀬さんを襲う際、あの運転手は生身で硝子を割った。それも強化ガラスであろうタクシーの窓を。

 あいつ等は遅い割に力が強い。

 そして、いくら鈍くても亀は侮れない。疲れ果てた挙げ句に亀に負ける兎のように追い付かれて群がられる、なんてことは御免だ。

 それに、追い付かれなくてもどうせ逃げる先にも奴等はいるだろう。

 

 生き残るために、身を置ける場所をまず探さなくてはならない。それも、あいつ等をやり過ごしてなお、少しでもいい。食料、水などがあるであろう場所に。

 ふと、巡ヶ丘高校の光景が頭をよぎる。"四人の少女"の姿を思い浮かべ、そして首を横にふる。

 あそこまではかなり距離がある。その距離をこいつらに追われながら行くのは流石に厳しい。

 

 やはり妥当なのはデパート辺り……駄目だ。ああいう人が集まるところは多分既にアウトだ。

 学校だって既に奴等の巣窟。

 とにかく、今は今すぐに籠れる場所を探さなくては――――

 

 

 

 

 

「けほ、けほ。はぁ……ぐす」

 

 早瀬さんは半泣きのまま、体育座りで息を整える。こんな時に何だが、見えそうだったりする。

 じゃない、そんなことはどうでもいい。

 

 俺達が隠れ場に選んだのは結局、家の中だった。

 心咲 有陽の家。その、梯子がなくては登れない屋根裏だった。

 荷物置き場と化していたからか、埃っぽい。

 まぁ、今は贅沢は言っていられない。むしろ心咲の家が近くにあって幸いだったと喜ぶべき……なのだろう。

 安全性としては微妙だが。

 

「……早瀬さん…その……だいじょ」

 

「大丈夫な訳ない!これで大丈夫なんて人は異常!なんで……!」

 

「嘆くことしかできんのかクソ女。あまりやかましくしてるなら追い出すぞ。奴等が寄ってくる、邪魔だ」

 

「心咲!」

 

 言い方は言い方だが、実際心咲の言う通り。

 彼女の声で奴等が寄ってきたらたまったものではない。ここに入った時点で鬼ごっこではない、かくれんぼ。見つかったら終わり、逃げることなどできないのだ。

 だから、彼女の気持ちは分かるが抑えて貰うしかない。

 

「……妙だな」

 

「……何が?」

 

 心咲が、ポツリと呟いた。

 

「何故僕達の校内は、()()から奴等が現れた?外にそれが起こっていたのなら、普通は外から奴等が襲いにくる筈だが……」

 

「……噛まれた、んじゃないか?」

 

「…………?」

 

 そう、これは知っているからこそ言える仮定。そして仮定でしかなく、想像でしかなく、決して真実ではない。

 だが、今は憶測で語り、無理やり答えを出してしまった方がまだましだ。余計な思考はしない方が良い。

 

「あいつ等は、多分見た限りみんな死んでる。だけどさ、噛まれるだけで即死ってわけじゃないのなら、もし一体に噛みつかれて、そいつが遅れてでも学校に来たのなら、時間が経って化物になった、って線もあるんじゃないかな?」

 

「………想像だとしても随分と不確定要素の多いゴミのような想像だな。……だが、今はそう考えておくか。それが、正しく思える」

 

 考えても無駄、という結論に達したのだろう。

 そのまま、その場は無言のまま時間が過ぎていった。

 

 その間、俺が考えていたのはここを脱出する時のこと。いつまでもここにいる訳にもいかない。

 手っ取り早く避難所のようなところに向かい、色々な人に会った方がいいだろう。

 食料も水も、そういった場所の方が手に入りやすいだろう。いや、わからないが……。

 それに、人数が多い方が奴等の攻略がしやすいだろう。

 

 ―――だが、心咲は俺の意見に反対した。

 

「その複数人の中に噛まれた奴がいたらどうするつもりだ。そこは奴等から逃れるために恐らく生存者の隔離に近い状態になるだろう。ならばそこに奴等が一人でも現れてしまえばそのまま混乱、逃げ場もクソもなくなるぞ。そもそも、どうやってその避難所まで向かうつもりだ」

 

 確かにそういう考え方も有りとしてはありだ。

 しかし、移動については知識からなんとなくの考えがある。漠然とだが。

 移動は平日、丁度授業中が良い。

 奴等は生前の行動を再現するように習慣化した場所へ向かう、という習性がある……ようだ。

 ならば、仕事や学校中ならば、この家の自動車でも使って何処かへいけばいい。なるべく対面することなく行けるのではないか、と考えている。

 

 だが、それを説明できない。

 素直に夢だと発言する?馬鹿か。それを信じる奴なんているわけない。

 ならば、どう説明すれば……。

 

 と、思考していると。

 

 ぐぅ~っ、と腹の虫の音が聞こえる。

 

 俺ではない。しかし様子から見て心咲という訳でもなさそうだ。

 ならば――と、早瀬さんに視線を移すと、彼女は真っ赤に顔を染めてお腹を押さえていた。

 

「ふむ、そろそろ時間も時間だ。いや、もう20時とは、随分と時間を無駄にしたものだ。こいつの蝿のようにうるさい腹の虫も限界のようだし、何か食うとするか」

 

 そんな早瀬さんの様子がなんでもないかのように、心咲は平然と言う。

 うう~、とそんな心咲を睨む早瀬さん。可愛い。

 

 一応、この屋根裏に乾パンくらいの食料はあるらしい。飲料水もペットボトルで何本か。

 正直、下へ降りて何かを取ってきても良いが、あいつ等はその気になれば硝子を生身で割る力がある。もしもここの下に奴等が入ってきたらその瞬間ピンチ。

 まぁ、俺がそれを過剰に気にしているのは、夢を知っている俺だからであるが。

 夢で出てきた街の惨状は、家や建物のガラスなどは既に割れ、ドアが突き破られている家庭もあったはずだ。

 故に、隠れ場もわざわざ温度調節も難しい屋根裏を提案したのだが。

 

 人数分の乾パンと水をとりだし、食べようとした――直後だった。

 ガタン!と勢い良く家の玄関のドアが開けられた音。

 

「「「……!!」」」

 

 緊張が走る。

 奴等がもうこの家に入ってきたのか。と思ったが、それとは少し違うのではないか、とも思った。

 はて、奴等はドアを突き破る、という脳はあるがドアを()()()脳なんてあったのか。

 答えは直ぐに出る。

 

『おい!有陽!いるのか!』

 

 ―――それは、多分心咲の父親の声だったのだろう。

 

「……今のって有陽のお父さん…?って、そうじゃない!生存者!」

 

 大人がいる、というだけで安心感が増すのだろう。早瀬さんは慌ただしく下へと降りていく。

 俺もその後を続いて降りようとするが、下にいる人物の息子であろう心咲は、中々その場から離れようとしない。

 険しい表情のまま、何かを考え込んでいる。

 

「どうした?心咲」

 

「……いや、問題はない。行くぞ」

 

 俺が声をかけて、漸く心咲は動き出した。

 

 

 

 

 

 

 ――さて、問題。

 俺たちは、いや。俺はどんな間違いをしたのか。1つ答えろ。

 

 解答はこう。

 生存者故に驚異がない、と思い込んだことだ。そもそも、先程心咲の前で話した俺の推測の話を頭から離れさせてしまっていた。

 故に、リビングで心咲の両親に会った時、既にその両親が噛まれていることに気づけなかった。

 

 無論、心咲の両親に罪なんてない。

 噛みつかれてしまうことで奴等になるなどという事実は、まだ把握なんてしていなかっただろうから。

 しかし、心咲の両親に罪はあった。

 それは、彼等だけではなんとかなっても、彼等がドアを勢い良く開けた音、逃げてきた際に引き連れてきた奴等、そして大声を上げた際の近所迷惑レベルであろう音量もまた関係するかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 リビングで合流し、安心し合い、これからを話し合った――その後の光景は、割れたガラス。そして、心咲の両親であろう男性と女性―――だったものがそこにいた。

 

 さて、では最初に戻ろう。

 俺は――心咲 有陽と早瀬 香織。どちらかしか助けられない状況で、俺はどちらを選ぶ?

 ―――ただし、そこに佐倉 雅人(死者)は含まないものとして。

 




パンデミックの描写が甘い?――小説難しい(´・ω・`)
展開の作りが甘い?――小説難しい(´・ω・`)
もっとまともな思考はさせられないのか――作者の限界(´・ω・`)

まぁ、そんな具合でとっととプロローグ的なものから脱出したい。

ちなみに、この話のキーは折り畳み式ナイフではあるのだが、佐倉くんは一度たりとも使ってくれない…。ま、これはあくまで君のための武装じゃないから仕方ないかぁ。

―――さよなら佐倉くん(してんぬし)!お疲れ様でしたぁ!
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