リリカルでマジカルな世界で最強の狙撃手を目指す   作:たくヲ

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第9話 転生者と原作主人公

正村島羽です。

 

今回の任務、『凶悪犯罪者Aを捕縛せよ』。なんか半年前くらいから凶悪犯罪者の捕縛任務が多い気がする。……まあいいか。そのおかげで今は一等空尉だし。

 

「……とうは」

「どうした、レスト」

「……今回、協力してくれる人って」

「ああ、高町なのは二等空尉だな」

 

原作主人公『高町なのは』。時空管理局武装隊の別部隊所属。『単独でも戦闘が行える砲撃型魔導師』『エースオブエース』など呼ばれ方を数えるときりがない。………あと『魔王』とか呼んでたのもいたっけ。

 

「レスト、目の前で魔王とか言うなよ。吹っ飛ばされるぞ」

「……気を付ける」

 

というか俺だった。

とか馬鹿なこと喋っているうちに、魔王……高町なのはが現れた。

 

「高町なのは二等空尉です!!本日はよろしくお願いします!!」

「正村島羽一等空尉だ。こっちは使い魔のレスト」

「……よろしく。……あと、私に敬語は使わなくていい」

「あ、はい!」

 

ちなみに初対面である。

 

「まあ早速だけど向かいますか」

「はい」

 

俺たちは管理外世界に転移した。

 

 

「今回の任務の確認はできてる?」

「あ、はい。『この管理外世界に基地を作っている凶悪犯罪者の捕縛』ですね」

「そうだな。さてこのメンバーでどうするか………じゃあ俺はそのへんに隠れてるから。高町二等空尉とレストよろしく」

「ふぇぇ!?そんなんでいいんですか!?」

「……了解」

「いいんですか!?」

 

さて俺は移動するか。

 

 

 

なのは視点

 

正直わけがわからないの。

正村一等空尉は当たり前みたいにどっか行っちゃうし、レストちゃんは当然みたいに言ってるし。こういうのってチームでむかうものなんじゃないのかな?

 

「……呼びかけて」

「へ?」

「……基地の中に念話で」

「あ、うん。わかったよ」

 

まあ考えても仕方ないよね。今日も全力全開で頑張らないと!!

 

[管理局です。武器を捨てて投降してください]

[……しないといったらどうなるのかね]

[なら、実力行使に出ます]

[ならこれを突破してみるといい]

 

そこで念話は打ち切られて、たくさんの魔導師が出てきたの。

 

「……ここはまかせる」

「ふぇぇ!?」

 

嘘でしょって思う間もなく、レストちゃんは基地に向かって飛んで行っちゃった。どうしよう。

 

「撃て!!!」

 

魔導師の一人が言うと、たくさんの魔力弾が飛んでくる。

 

「しょうがない。レイジングハート!!」

 

全部の攻撃を防いでからの!!

 

「ディバインバスターーー!!」

 

 

 

 

[魔導師はこれで全部落としました。投降してください!!]

[なるほど。なかなかやるようだ。つまり]

「私が出るしかないようだ」

 

上からの声に私はレイジングハートを上に構える。そこに衝撃。

 

「く!まさか、基地は!!」

「その通り!現在は無人だ!」

 

上から攻撃してきた人のデバイスはベルカ式。近距離では分が悪いの!一体どうすれば………

 

 

 

正村視点

 

おお、やってるやってる。いくらなんでも砲撃型魔導師がベルカ式の騎士と近距離戦は無理があるか。距離をとろうとしてもつめられる。故に砲撃のチャージ時間がとれず得意の砲撃が使えず、射撃魔法に頼らざるを得ない。

 

「さてと、行くぞマンダ」

『分かりました』

 

マンダを構え、必殺技でも使うのかカートリッジをリロードした敵に撃ち放つ。命中し敵が落ちていく。

 

「へ?」

 

高町二等空尉が、目の前の敵がいきなり落ちたことに驚いているようだが、今説明してる暇はない。敵全員をバインドで拘束する。

 

「……お疲れ」

「へ?ああ、ありがとう」

 

上でいつの間にか戻ってきたレストが高町二等空尉に飲み物を渡していた。栄養ドリンク。……つーかどっから出したそれ!?……まあいいか。

 

 

 

回収部隊を待つ間に高町二等空尉の質問に答えていた。

 

「あれって何をしたんですか」

「あれって敵を撃ち落としたときか?ていうか知らなかったか?俺はの専門は狙撃なんだぜ」

「狙撃、ですか」

「ああ、敵に視認されないほど小さく凝縮した射撃魔法を、敵の急所に叩き込んで気絶させただけだ」

「なんで言ってくれなかったんですか?」

「いつどこで敵に話を聞かれているかわからねえからな」

『壁に耳あり障子に技ありですね』

「それじゃ柔道じゃねえか。そもそも障子に柔道なんてするか、あほ」

「……一本背負い?」

「しねえよ!!!するとしてもどうやって技かけんだよ!!!」

「にゃはは…つまりどういうことですか?」

 

しまった。突っ込みに集中しすぎた。

 

「つまりだ。敵の本拠地近くで話をしたらばれるだろ。俺が隠れて狙っていることが。あとレストが離れたのは基地の中に伏兵がいないか見てもらうためだ。あと実験材料とかいって、人が巻き込まれていないかを見てきてもらうためでもある」

「転移前に言ってくれればよかったのに」

「しまった!!その通りだ!!」

「気が付いてなかったんですか!?」

 

しまった。言っておけばよかった。正直全く気が付かなかった。………まあいいか。

 

こうして魔王こと高町なのはとの初仕事は終わった。




たくヲです。

オリ主と原作主人公の邂逅。
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