リリカルでマジカルな世界で最強の狙撃手を目指す   作:たくヲ

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第十八話 ホテル・アグスタ

正村だったりなかったりする男です。

 

今回、俺はホテル・アグスタに来ているぜ。

 

どうやら、原作通りホテルのオークションで取引許可が出ているロストロギアが出品されているため、その反応をレリック反応と誤認したガジェットが現れる可能性があるため機動六課が呼ばれたのだとさ。

 

俺は昨日からレストとここで張り込みを行っている。ベルはなのはたちとヘリでくるらしい。

 

なぜ中将なんて大物が張り込みなんてやっているのかと言われれば、『こんだけ有名なホテルになると知り合いも結構来てるから、挨拶するついで』としか言いようがない。

 

張り込みのついでに挨拶するのではなく、知り合いと挨拶をするついでに張り込んでるのがポイントだ。

 

 

「……眠い」

「徹夜だからな」

 

え?俺は眠くないのかって?1・2年前は三徹くらい普通にやってたからな。狙撃許可が下りてるターゲットが家かなんかから出てくるのを待つときとか。

 

ん?どうやらヴァイス師匠が操るヘリが来たようだ。

 

 

 

 

 

 

「えーと、ベルは六課隊長たちと中の安全確保」

「……どうして、外じゃないんですの?」

「ガジェット壊す時の無駄な破壊が多すぎるからな。ガジェットに撃った砲撃がホテルに突っ込んだらどうする」

「こんなホテルで着るような正装持ってきてませんの……」

 

どうやらシャマルさんはベルの仕事服(と言う名のドレス)を用意してくれなかったようだ。

 

「こんなこともあろうかと!!」

「……もう準備してる」

「どっから出したんですの?」

「……行くよ?」

「ちょっと待ってほしいですの。私もガジェットを、って待って引っ張らないでほしいですのおおおおお!?」

 

不平を漏らすベルをレストが引きずって行った。おそらく、これからベルは着せ替え人形化するのだろう。

 

 

 

 

 

レストが帰って来る前にガジェットの反応が!?シャマルさんからの念話でかった。

 

まあ、たぶんほとんどの人は知ってるだろう。この後は原作通りティアナがミスショットするんだろう。

 

それを未然に止める気はなかった、まあヴィータが止めに来るのが間に合わなかった場合はスバルの被弾は全力で阻止するけど。

 

ガジェットの数は原作より多いようだ。レストがいりゃ一瞬で終わったんだがなあ。速いし。

 

とりあえず始めようか。

 

 

 

 

 

 

 

飛行魔法で位置を確認。飛んでくるガジェットを遠距離から撃ち抜いていく。

 

しかし、遠距離から見てたがヴィータあたりはすごいな。遠距離攻撃を乱雑に打っているようで、一発も外してない。え?打つじゃなく撃つじゃないのか?鉄球みたいなのをグラーフアイゼンで打って攻撃しているから、この場合打つで正解だろう。

 

ザフィーラさんもすごいな。ガジェットの攻撃を全部防いでるし。

 

シグナムさんは……まああれだ。でかいのを近づいて切ってる。流石だ。

 

あ。ヴィータが攻撃を外した。シグナムさんの攻撃も止められたし、おそらくルーテシアが動いたんだろう。ガジェットの動きがイキイキしてる。

 

……まあ、俺は外さねえけど。この程度で攻撃外してたら、狙撃手は名乗れねえよ。

 

おっと、一部のガジェットを転移させたか。原作通りだ。

 

もうちょっとガジェット撃ちぬいておこう。うん、それがいい。

 

 

 

 

ティアナが撃った弾丸はガジェットにことごとく躱される。ヴィータはフォワード達とまだ距離がある。

 

準備しておいた方がいいか?

 

ティアナの周りに大量の魔力弾が浮かぶ。デバイスのパーツがショートしかかってるのか時折電撃のようなものが走る。

 

そして、それが一斉に放たれた。

 

『クロスファイア―シュート』。狙撃型の魔力弾ほどではないが、かなりの魔力がこめられた弾丸はガジェットを撃ちぬいていく。だがそのうちの一発の狙いがそれ、敵を引き付けていたスバルに向かい飛ぶ。

 

俺はその魔力弾を撃ちぬいた。ティアナのものと比べて、倍以上の魔力をこめた魔力弾は、ティアナの魔力弾を四散させ打ち消した。……いや、これは撃ち消したと言った方がいいのだろうか。

 

そんなくだらないことを考えながら、ティアナが撃ちもらした一機のガジェットを撃ちぬく。

 

[えーと、ティアナ?スバル?言い訳は後で聞くから、下がってろ]

[いや、えっと、これは作戦の……]

[言い訳は後で聞くって言ったよな]

[は、はい]

[えーと、エリオ、キャロ?]

[はい]

[なんですか]

[敵を殲滅するから手伝って]

[[はい]]

 

それからさほど時間はかからず、ガジェットの殲滅は完了した。

 

 

 

 

 

 

 

「すみません。失敗しちゃって……」

「あれはティアが悪いんじゃないんです!私がうまく動けていれば」

 

うーん。言い訳は後でなんて言ったけど、俺って説教とか苦手なんだよなあ。某科学と魔術が交差する世界の幻想殺しといい、この世界の本来の主人公と言い、主人公ってなんであんなに戦闘中に喋るんだろう?説教までし始める奴もいるし。

 

「えーと、俺は説教とか苦手だからさあ。そのへんの奴らみたいな説教はできない。だが、俺がお前らに言えるのは、自分の身の丈に合った行動をしろってことなんだよな。練習でできてないもんを実戦で使用するのは自殺行為に等しい」

「「……」」

「今回みたいなこと二度とすんな。とくにティアナ、今回みたいなことはもっと実力付けてからやるもんだ」

「……」

「まあ、俺から言えんのはこの程度だよ」

 

まったくもって短い説教だった。そもそも論点がわかんねえし。自分でも意味が分かんねえよこれ。点数付けるとして10点くらいか?

 

そういえば、結局来なかったあの二人はどうしたんだろう?

 

 

 

 

~レスト視点~

 

「なんですの?この服は?」

 

「……和服っていうんだって?」

 

「なぜ疑問形ですの?」

 

「……私もよく知らないから。……じゃあいってらっしゃい」

 

「拒否しますわ」

 

「……が~ん!?」




たくヲです。

短文、駄文失礼しました。

ホテル・アグスタ回でした。

次回、魔王降臨?

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