正村島羽だ。得意技は味見だ。と自称変態の某女子高生のものまねをしてみたわけだが意味はない。
俺の契約した使い魔を連れて帰ってから、一時間ほど経過したわけだ。部屋に放置してきたんだがどうすっかな?とか思ったりしながら報告書をまとめる。なんて説明すりゃいいんだ。本人…本使い魔?に
報告書をまとめて帰ってきたら部屋の端っこの方で黒服を着た猫耳少女が体育座りをしていた。
シュールだ………まあいいか。
「おー、目が覚めたかい?」
「……ここは?」
「時空管理局の寮だ」
「……あなたは何をするの?」
「いや、それは君しだいだ。君が自分を逃がしてほしいなら逃がす。君がその姿になった理由を知りたい
なら教えよう」
なんかおとなしい感じだ。
「……なんでここに連れてきたの?」
「君が死にかけてたから」
「……なぜこの姿に?」
「かってにして悪かったが、君を使い魔にさせてもらった。そのせいだろう」
「……使い魔?」
「うーん?たしか、魔導師が使役する一種の人造生物だったかな?死にかけ、もしくは死後直後の動物の身体に人工の魂を入れるとできるらしい。俺はもともと使い魔がほしくてな。人工の魂をデバイスを使って持ってたんだ」
「……なんで、使い魔にしたの?」
うーん、てっきり逃がしてほしいとかいうと思ったんだがな。まあいいか。都合もいいし。
「最初に戻ることになるが、君が死にかけていたからだな。まあ死にかけた生き物を放置するのは俺の主義じゃねえからな。だが俺は治癒魔法を使えない。どうしたもんかと思ったが、使い魔にすれば簡単に解決することにきずいた。何せ死んだ奴に使っても使い魔ができるんだ、生きてるやつに使えば傷くらいすぐ治る」
「…………………………」
「うん?」
「……魔法って何?」
なん…だと!!?
その後魔法について説明したり、時空管理局について説明したりその他もろもろの説明を行った。よくもここまで次から次に質問が出てくるもんだ。
「エジ〇ンかお前は!!!!」
俺が言うと、ビクッと肩を震わせ端っこで丸くなってしまった。思わず突っ込んでしまった。
「悪い。あまりにも質問が多いもんだから、つい素がでちゃって」
「……じゃあ最後に、あなたが助けた本当の理由は?」
……なるほど、思っていた以上に頭はいいようだ。
「……使い魔が欲しかったからだよ。いや前線で戦える人材が欲しかった、かな」
「………」
「ああ、俺は君に俺と一緒に戦って欲しかったわけだ。
「……いいよ」
「へ?」
「……使い魔になってもいいよ。……あなたは一度死にかけていたところを助けてくれた」
「俺が嘘を言ってるとは思わないのか?」
「……実は全部覚えてる。あなたが助けてくれたことも、ここまで運んでくれたことも」
「はい?」
「……さっきのは確認。思った通りいい人だった」
おいおい俺を嵌めるとは。………面白いじゃねえか。
「わかったよ。俺は正村島羽だ。よろしく」
「…………………………」
「どうした?」
「……名前ない」
ああ、そういうことか。じゃあ
「うーむ…………………………レスト」
「……?」
「君の名前だよ」
「……うん!ありがとう、とうは!!そしてよろしく!!!」
喜んでもらえて何よりだ。あしたからはチーム戦の戦闘技術を身につけなけないとな。
たくヲです。