Eyes of Heaven 艦娘達と透提督   作:東方 上助

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 10000UA突破しました。マジちょー嬉しいです!
 でも、ある事情が起きたから複雑な気持ちです。でも本当に嬉しいです。
 
 今回はヤンデレないよ。ごめんね


第13話 来訪者

~鎮守府の門の前~

 

男「…ここが横須賀鎮守府か…」

 

男「さぁて、お手並み拝見と行こうか」

 

 男はチョコレートをかじりながら、鎮守府の中に入って行った。

 

 

 

☆★☆★☆★

 

吹雪「~♪」

 

 吹雪は一人で鎮守府の玄関先をほうきで、はわいでいた。

 

吹雪「提督…今日は一緒に掃除くれるかな?してくれなくても褒められるから、頑張ろう!」

 

男「へぇ~それは頑張らないとな」

 

吹雪「え?」

 

男「よぉ」

 

吹雪「え? え? だ、誰!?」

 

男「だーれだ」

 

吹雪「(誰この人?どこかで見たような気がする。それよりこの人は一体……不審者?)」

 

男「君どっかで見たな。まぁいいや。なぁここの提督は今居るかい?」

 

吹雪「え、あ、ハイ。い、居ますけど。何か用ですか?」

 

男「あぁ」

 

吹雪「それじゃあご用件を私に言って下さい。私が提督に伝えますので。そしたら、ここ鎮守府の門の前で待ってて下さい」

 

男「わかった。まず用を言うよ」

 

吹雪「はい」

 

男「え~とな」

 

男「ここに居る提督を殺しに来た」

 

吹雪「……え?」

 

男「だから、お前がわざわざ伝えに行かなくてもいいよ。俺が直接行くから」

 

吹雪「ちょっ!待って下さい!」

 

男「なんだ」  

 

吹雪「い、今、提督を殺すって言いましたか?」

 

男「ああ。言った」

 

吹雪「えっ、ちょっ、何で殺すん……グッ!」

 

 吹雪の腹に男の蹴りが入る

 

吹雪「グハッ! な…に…するんです…か…!」

 

 吹雪は腹を押さえ膝を地面につく

 

男「なんかメンドーだから。それじゃあ、殺しに行くか」

 

吹雪「な!ま、待って…!」

 

男「……やれやれ」

 

 男は吹雪の方に振り向く

 

男「お前さぁ、ただ腹に蹴りが入っただけだろう。みぞに入らないように蹴り入れたんだぞ?それだけで、倒れるなんて…よえーなお前。海の化け物と戦っていたんだろう?それでも海の平和守れんのか?提督守れんのか?役立たずだな」

 

吹雪「……!」

 

 役立たず……役立たず……

 

 それは久しぶりに聞いた言葉だった。前の提督に散々言われたセリフだった。お前は役立たずだ。ゴミだ。散々言われた……

 

男「さぁてと、ここの提督を殺しに行こうかな」

 

吹雪「!」

 

 提督が殺される……嫌。それだけは嫌……。

 あの人は役立たずな私を捨てず、何も文句を言わず、私を使ってくれた……。何度も褒めてくれた……

守らなきゃ……守らなきゃ……!私が守らなきゃ!!この人を殺してでも……守らなきゃ!!

 

男「入口はここでいいのかな……っ!」

 

 男は何かを察知して伏せる。その直後男の頭を何かが通り過ぎ、奥で爆発した。

 

男「あっぶね~~」

 

吹雪「守らなきゃ……守らなきゃ……」ブツブツ

 

男「コイツがやったのか?」

 

吹雪「提督を……守らなきゃ!!」

 

 吹雪は構える。しかし、男は迅速に動き吹雪の首に当て身をする。

 

吹雪「」ドサッ

 

男「ふぅ~~おっかね~な~。今の爆発で誰か来るか。提督はどこにいるだろうか?まぁいいや」

 

男「よぉーし!ここの艦娘はどんだけ強いだろうか?既に一人気絶させたけど。他の奴らどうなのかな~。楽しみだ!」

 

夕立「何事っぽい!」

 

男「おっ、来たな」

 

夕立「誰っぽい!?」

 

男「不審者ぽい」

 

夕立「え?……グハッ!」

 

 夕立の腹に拳が入る

 

夕立「」ドサッ

 

男「……ふ~む。あっちからコイツは来たな。あっちに行ってみよう」

 

青葉「……」チラ

 

男「~♪~♪」

 

青葉「青葉、見ちゃいました!ふ、不審者!提督に知らせないと!」

 

 青葉は走って執務室に向かった

 

 

★☆★☆★☆★

 

~執務室~

 

 バックオォーーン!!

 

透提督「何だ!?今の爆発音は!?」

 

武蔵「門の所からか?」

 

透提督「侵入者か!?」

 

武蔵「落ちついけ提督。冷静になれ」

 

透提督「あぁ…そうだな。冷静にならないとな……ふぅ~」

 

武蔵「それにしても、何が起きたんだ?」

 

透提督「さぁな」

 

 タッタッタッタッ バキャア!

 

青葉「提督!緊急報告です!」

 

透提督「青葉…急いでいたかも知れんがドアをぶち壊さないでくれよ」

 

青葉「すみません!急いでいました!」

 

武蔵「それでなんの用だ」

 

青葉「あっ!そう!不審者が侵入しました!」

 

透提督「不審者?」

 

青葉「ハイ!」

 

武蔵「誰かやられたか?」

 

青葉「吹雪さんと夕立さんが瞬殺されました」

 

透提督「何!?」

 

青葉「ワッ!」ビクッ

 

透提督「クソ!」ダッ!

 

武蔵「おい!待て!」ガシッ

 

 武蔵は透の腕を掴む

 

武蔵「どこへ行くつもりだ」

 

透提督「決まっているだろう。吹雪と夕立の所だ!」

 

武蔵「駄目だ!不審者はまだここを徘徊しているんだぞ!遭遇したらどうする!?」

 

透提督「私なら大丈夫だ。腕を放してくれ」

 

武蔵「ダメだ!」

 

青葉「吹雪さんと夕立さんは気絶させられただけですから、大丈夫ですよ提督。私達に任せて下さい」

 

透提督「だが、しかし……」

 

武蔵「そんなに信用できないのか?私達の事を…」

 

透提督「信用しているよ。ただ吹雪と夕立が心配なんだ」

 

武蔵「その二人も助ける。不審者を倒す。私達、艦娘達に任せてくれ」

 

透提督「……分かった。ここに残るよ。終わったら無線機で私に連絡してくれ」

 

武蔵「分かった」

 

透提督「あと不審者は捕獲してくれ。何でここを襲ったのかを聞きたいからな」

 

武蔵「分かった任せてくれ」

 

透提督「そうだ、早く皆に知らせないと」

 

 透は無線機を取り出し

 

透提督「全員に告ぐ!ここ鎮守府に不審者が侵入した!全員、不審者を探し捕まえてくれ!以上」

 

 バックオォーーン! バゴォォーーン! 

 

武蔵「また爆発音!不審者の仕業か!」

 

青葉「いえ、不審者は背中に剣みたいな武器は持っていましたけど爆弾みたいな物はありませんでした」

 

透提督「それじゃあ、誰かが砲撃した?」

 

武蔵「私達が見てくる。青葉!お前も行くぞ!」

 

青葉「えぇ!?わ、私も!?」

 

武蔵「当たり前だ!ホラ、行くぞ!」

 

青葉「はぁ~い。では提督、失礼しました」

 

透提督「あぁ気をつけてくれ」

 

 ガチャ バタン

 

 

☆★♡☆♡☆♡

 

~食堂~

 

 

長門「やっと当たったか」

 

睦月「直撃したと思うが…… 」

 

天龍「煙で見えねぇぞ。男の死体はあるのか?」

 

龍田「あの男は一体何者なんだろうね」

 

金剛「一斉にかかったのに、こんなにヤられちゃいましたねー。そう言えば榛名はどこデスカー?」

 

武蔵「何ださっきの爆発音は!何人も倒れてこれは……一体何があった!」

 

青葉「煙りでよく見えないですね」

 

長門「武蔵!青葉!」

 

武蔵「不審者はどこだ?」

 

天龍「あの煙りの中に死んでるさ」

 

青葉「殺しちゃったんですかーー!?」

 

武蔵「捕獲しろと無線で入ったはずだろう!?」 

 

長門「さぁそんな連絡……あったかなぁ?」

 

天龍「だけどこの男、提督を殺す……と宣言したんだぞ?提督の命を狙っている奴は殺す。それだけだ」

 

青葉「あっ、煙りが消えてきましたよ」

 

武蔵「しょーがない。死体だけでも提督の所に持っていくか」

 

青葉「……」

 

天龍「どうした?」

 

武蔵「男の死体はどこにある?」

 

天龍「どこって……あれ?いない……」

 

長門「バカな!そんなはずはない!」

 

青葉「でも見て下さい。いませんよ」

 

長門「なっ!?」

 

睦月「でも血はあるね。血の痕がある」

 

金剛「この血の痕……厨房に向かってませんカ?」

 

間宮「キャアアアーー!!」

 

天龍「! 厨房に間宮がいたのか!?」

 

長門「まずい!早く助けないと!」 

 

 

~厨房~

 

間宮「」ドサッ

 

男「ちょっと静かにしてな」

 

 男は間宮を気絶させた。

 

男「クッソ。あの人間兵器共め。一発直撃したから服が台無しだ」

 

 男は左腕の手首らへんを見る

 

男「まずいな。出血が止まらん。俺の体はバラバラになっても再生するが、出血多量で足が動かない時があるからなぁ~。あの人間兵器達はまだ追ってくるだろうし、これ以上血を失う訳には……んっ」

 

 男はガスコンロがある事に気づく。

 

男「ここもしかして厨房か?……ふぅ~しょーがない。火で止めるか」

 

 ガスコンロの火をつけて、左腕の怪我している所を火に近づける。

 

 ジュウゥゥーーー

 

男「グウゥゥ!イッッテェェ!」

 

男「よ、よし……これでOK。……!いいこと考えた」

 

 

☆★☆★☆★

 

 

青葉「間宮さん!」

 

間宮「うぅ」

 

長門「気絶しているだけみたいだな」

 

武蔵「不審者は!?どこだ!」

 

男「ここだ」

 

艦娘「!!」

 

 男は窓の近くにいた

 

龍田「窓から逃げるつもり?」

 

天龍「この腰抜け!今更逃げんのか!」

 

男「あぁ。お前らこぇーよ」

 

長門「(何か……何か臭いがする……これは……)」

 

天龍「窓から逃げようとしても、逃げる瞬間に俺の砲弾をぶち込んでやるよ」

 

男「さぁ……どうかな?」

 

天龍「あぁ?やってみるか?」

 

男「やって……みな!」

 

 男は窓を開けようと腕を動かす

 

天龍「遅い!死ね!」

 

長門「(ここは厨房……まさか!この臭い!)」バッ!

 

 長門は後ろを見る。コンロからガスが出てる状態だった。全部から出ていた。火でもつけたら……爆発する!

 

長門「ま、待て!天龍!!うつ…」

 

 

 ドオゴォォーーーン!!

 

 

男「うお!」

 

 男は壁ごと外に放り出された。長門達も吹っ飛ばされる。

 

男「ぐっ……ゲホ! 全身水で濡らさなかったら全身火傷になっていたかもな」

 

 男は立ち上がる

 

男「さぁてと、すごい事になっちゃったな。あの人間兵器達は大丈夫かな?まぁ大丈夫だろう。あの娘達は入渠というやつに入れば治るって聞いたし大丈夫だろう。うん。行くか。……ん?」

 

 後ろから男の首筋に刀が当てられる

 

男「これは、これは、自ら来るとはね」

 

透提督「動くな。首を切断するぞボケ」

 

男「まぁまぁ、怒るなよ。物騒な物おろしてくれよ」

 

透提督「余計な事は喋るな。俺は今、噴火しそうなぐらい機嫌が悪りぃんだよ」

 

男「分かった。分かった」

 

透提督「それで何しに来た…………兄貴……」

 

 

 




 
 透提督の兄、龍火飛識 登場。
 早速、鎮守府をメチャクチャにする兄。次は仲良く兄弟喧嘩です。
 ちなみに龍火飛識はEyesOfHeaven序章の第1話で登場しています。
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