Eyes of Heaven 艦娘達と透提督   作:東方 上助

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第17話 ヤンこれ その2

長門「クソ!なんだコイツらは!?」

 

陸奥「分からない!」

 

 長門達は演習帰りの途中で、謎のロボット軍団に襲われていた。

 

霧島「ちょっと待って下さい!このロボットは私達の鎮守府で作ったロボットじゃないですか!」

 

ビスマルク「なにぃ!? じゃあ、何故私達を襲っている!?」

 

霧島「分かりませんが、多分、誰かが私達を襲うようにプログラムしたんでしょう」

 

金剛「F○○K!早く提督の所に帰って、頭を撫でてほしいのに!」

 

武蔵「同感だ!さっさと、コイツらを蹴散らすぞ!」

 

 

青葉「……」ジー

 

 かなり離れた所で、青葉は双眼鏡で長門達がロボットに襲われていた所を確認していた。

 

青葉「よし。ちゃんと動いて襲っているね。これで、時間は稼げるハズ。早く、計画を終わらせないと」

 

 

☆★☆★☆★☆

 

北上「あれぇー?大井っち~どこ?」

 

 北上は大井の様子を見に部屋に来たのだが、そこには大井の姿はなかった。

 窓が開いてあるので、窓から出て行ったのだろう

 

北上「う~ん。提督を探しに行ったのかな?殺しに行った可能性もあるしなぁ~。一応、探してみよ…」

 

 ドオォォン!!

 

北上「キャアアア!」

 

 北上は砲弾を背中にくらう。

 そして、壁に叩きつけられ、床へと倒れる

 

北上「(だ……誰?)」

 

???「……」

 

 北上はそのまま気を失った

 

☆★★★★

 

榛名「いないですね。どこ行ったのですか?提督」

 

 榛名は必死に探していたが、どこにもいない。監視カメラを見たが、何故か他の監視カメラが作動していなかった。

 作動してたのは、執務室の所だけ。

 

榛名「他にも提督を狙ってる、牝豚がいるのか……」

 

 やられましたね……朝から提督を連れて、どこかへ行けばよかった。朝は提督の婚約者の所へ、行ってましたから……。

 榛名よりもレベルが上の長門さん達は今、演習でいない。いない今がチャンスなんです。

 長門さんは強くて適わない。だから、提督とイチャイチャしてても、止める事ができなかった。

 だけど、今はいない。チャンスなんです!それなのに……!

 

榛名「外食に行かれたのかしら……。ん?外食……外食………!」

 

 そうか。うっかりしていました。

 

 鳳翔さんの店を見ていませんでした。

 

 鳳翔……あの女は夜な夜な、夜這いをしようとする淫乱女……早く鳳翔さんとこへ行ってみてみましょう。提督に変な薬が入った飲み物を飲ませていなければいいんですが……

 

 

♡♡♡♡♡♡

 

透提督「はあ…はあ…あぁ……」

 

鳳翔「四回もいっぱい『濃い液体』が出ましたね……はあぁ~~♡ゴクン」

 

透提督「も、もう……いいだろう……やめてくれよ……部下の目の前でこんな……」

 

天龍「うっ……ヒク……ううぅぅ……」

 

龍田「んんーー!」ガシャン!ガシャン!

 

鳳翔「あらあら。天龍ちゃん。泣かないで。でもアナタが悪いのよ?天龍ちゃん、私の旦那様と寝ようしたでしょう?」*第10話参照

 

天龍「……!」

 

透提督「え?そんな事してないぞ」

 

鳳翔「旦那様は覚えていなだけです。でも、特に気にしなくていいですよ」

 

透提督「一体何のこと……うむぅ!」

 

鳳翔「私の胸で黙らしちゃえ♡」

 

 透は鳳翔をどかそうと、手を鳳翔を触るが胸に触ってしまい、もっと触りたい気持ちになってしまう。

 

鳳翔「ア、アン!♡だ、旦那様♡も、もっと!赤ちゃんみたいに吸ってもいいんですよ♡」

 

 透は自分がやってる事はいけない事は分かっている。ても、やめられない。

 これは、媚薬のせいだ……媚薬のせいで……こうなっているんだ……と、透は心の中で思う。

 

鳳翔「ねぇ旦那様。赤ちゃん……何人欲しい?」

 

透提督「え!?」

 

天龍「……!!」

 

龍田「んん!!?」

 

鳳翔「そろそろ……『子作り』……しましょう」

 

 透は鳳翔を押し上げる

 

透提督「バ、バカ! さすがにそれは!」

 

 バコオォォン!!

 

鳳翔「何!?」

 

透提督「何だ!? 扉が!」

 

大井「はぁっ、はぁっ、はぁっ」

 

透提督「大井!」

 

鳳翔「大井ちゃん……どうしたの?」

 

大井「提督……何してるのですか……」

 

透提督「あぁは! こ、これは!」

 

大井「やっぱり……男は……! 死ねえぇ!」

 

透提督「えぇぇ!」

 

鳳翔「危ない!」

 

 鳳翔は透を投げ飛ばし、大井が放った砲弾をくらう

 

鳳翔「キャアア!」

 

龍田と天龍「!!」

 

透提督「………! 鳳翔!天龍達も巻き沿いに!」

 

 透はついでに近くにあった、軍服を着て、服を整える。

 

大井「はぁっ、はぁっ、はぁっ! 提督……すみませんが、死んで下さい!」

 

透提督「なんでこんな事をするんだ! 大井!」

 

   『大井!』 

 

大井「!!」キュン

 

透提督「どうして……」

 

   『大井……大井……大井』

 

大井「(何……頭に響く……どうして? ヘッドホンはもう取ってるのに……何!?この気持ち!)」

 

   『大井……大井……大井』

 

大井「違う! 私には北上さんしかいない!こんなの……!こんなの……!」

 

透提督「どうした?大丈夫か?おお…」

 

大井「イヤアア! 話しかけないで!し……」

 

  ドン!

 

大井「……!」

 

 大井は砲弾をかわす。

 

透提督「今度は誰だ!」

 

榛名「榛名です」

 

透提督「榛名! 演習はどうした?」

 

榛名「まあ、細かい事は気にしないで下さい」

 

透提督「いや、全然細かい事じゃないけど……」 

 

大井「榛名……」

 

榛名「提督……やっと見つけました……。ん?」

 

 榛名の表情が嫌悪になる

 

榛名「この臭い……まさか……提督……」

 

透提督「え?」

 

鳳翔「そうよ。私とHしてくれたわ」

 

榛名「いっ!」ドスッ

 

 榛名の肩に矢が刺さる

 

鳳翔「でも、本番まではしていませんけど……」

 

透提督「榛名!」

 

鳳翔「フフフ。私と旦那様のお店をめちゃくちゃにしてくれたわね。あなた達……」目ハイライトオフ

 

大井「生きてたのか……」

 

鳳翔「あれだけで、死ぬ訳ないでしょう?ただ服が汚れただけよ」

 

透提督「鳳翔……よかった……無事だったんだな」

 

榛名「……! なんで、あんな女なんかの心配するんですか! 榛名の心配はしてくれないんですか!」

 

透提督「いや、お前も心配しているよ。だけど、鳳翔の場合砲弾をくらったから……」

 

鳳翔「やっぱり……旦那様は優しいですね……そこに私は好きになったんです。この店も旦那様が、自腹で出して店を作ってくれた……」

 

透提督「……」

 

鳳翔「この店を……! めちゃくちゃにしてくれたわね!許せない!」目ハイライトオフ

 

 鳳翔は矢を迅速に構えて、放つ

 

大井「え!?」

 

透提督「大井!」ドスッ

 

 透ら大井を庇い、鎖骨あたりに刺さる

 そのまま、大井を押し倒す形になる。

 

大井「!!」

 

鳳翔「え!?どうして?あ、ああぁぁぁあ!!旦那様を傷つけるつもりは……!」

 

榛名「提督!(クソ!この矢!痺れ粉が矢に付けてありますね……!提督のはただの矢……みたいですね)」 

 

透提督「ウグゥ!」

 

大井「な、なんで……」

 

透提督「守るのは当たり前だろ?大井……」

 

大井「!!」ドクンドクン

 

大井「(この気持ち……北上さんとは違う気持ち……名前を呼ばれると……安らいで……胸がこみ上げて来る……)」ドクンドクン

 

透提督「大井?」

 

大井「(また名前……あぁ……そっか……やっぱりそうだったんだ……私……北上さんの他に好きな人ができたんだ……しかも、北上さんよりも……)」

 

榛名「て、提督……!榛名の心配もしてくれると嬉しいです……」

 

透提督「! あ、ああ。大丈夫か?肩に矢が……」

 

 ガバッ!

 

大井「チュッ」

 

透提督「んん!?」

 

榛名「!!!」

 

鳳翔「!!」

 

大井「んはぁ。あぁ……こんなに、提督のキスがいいんなんて……あぁ『ジンジンする!』」

 

榛名「貴様!」

 

鳳翔「この……!」

 

天龍「動くな!」カチャ

 

鳳翔「…!」

 

龍田「動いたらブスリですよ」

 

鳳翔「ふぅ~。あの時の爆風で檻が壊れたのかしら。龍田ちゃんが何回も体当たりするから……」

 

天龍「てめぇ~!どうなるか分かってんだろうな!」

 

龍田「あれを見せつけられたら、ただではおかないわ。無論、提督の×××も。『お掃除』しなきゃ」

 

透提督「え!? なに?この寒気!」ゾクッ

 

透提督「って!天龍!龍田!無事だったか!」

 

天龍「あっ……て、提督……し、心配してくれたのか?」

 

龍田「天龍ちゃん!危ない!」

 

天龍「え?」

 

鳳翔「はぁ!」

 

 鳳翔は油断した天龍を蹴りで、鳩尾に当て吹き飛ばす

 

天龍「ぐあぁ!」

 

龍田「天龍ちゃん! 貴様!」

 

透提督「天龍!」

 

大井「提督ぅ~あいつらほっといて、私と……」

 

榛名「それは、榛名が許しません!」

 

透提督「榛名……」

 

榛名「(痺れが無くってきた……今なら戦かえる!)」

 

大井「なに?消えてよ」

 

榛名「それはあなたです!クレイジーサイコレズ!」

 

透提督「もう色々とカオスだ!」

 

青葉「提督!」

 

透提督「青葉!」

 

青葉「こっちです!早く!」

 

透提督「しかし……」

 

青葉「早く!」グイ

 

透提督「うあ!」

 

鳳翔「旦那様!待って……」

 

龍田「生かせないよ?アナタの相手は私だよ?」

 

鳳翔「チッ。小娘め……邪魔よ?」

 

龍田「アナタの存在が邪魔だよ」

 

榛名「くぅ!」

 

大井「ねぇ早く死んでよ」

 

榛名「意外とやりますね。だだのクレイジーサイコレズだと思っていたのに」

 

大井「アナタはクレイジーサイコヤンデレよ」

 

榛名「バラバラにしてやります」

 

大井「アナタをぶちのめして、アナタの目の前で提督とHしてあげる」

 

 透は青葉と店を離れたが、離れても破壊音が鳴り響いていた。

 

 

♡★♡★★♡

 

~執務室~

 

透提督「どうして……! なんで……こんな!」

 

青葉「……さあ?分からない」

 

透提督「いったいどうしたってんだ!?あの娘達になにが起きてる!」

 

青葉「さあ」

 

透提督「……そう言えば青葉……」

 

青葉「なに?」

 

透提督「お前、昨日の榛名と話してたお見合いの話……どこから聞いてた?」

 

青葉「フフフ。何言ってるの?僕は一日中提督を見てるよ?」目ハイライトオフ

 

透提督「え?」

 

青葉「じゃあ、僕はこれで。もうすぐ計画が終わる」

 

透提督「計画?おい!なんだそれは!」

 

  ボォン!

 

透提督「煙と共に消えやがった……忍者かよ……」

 

 透は考えた。計画?なんだろう……いったい何を企んでるんだ……?

 

 コンコン

 

透提督「! ……誰だ?」

 

加賀「提督……居ますか?」

 

透提督「加賀か……ホッ。ああ。入っていいぞ」

 

加賀「失礼します」

 

赤城「私も失礼します」

 

透提督「赤城も。どうした?二人とも」

 

加賀「いえ。ちょっと、食べ物を作って来たのでご一緒にどうかと」

 

透提督「う~ん。色々疲れたからね。いいよ」

 

加賀「やった!ここで食べましょう」

 

透提督「ああ」

 

 透達はソファーに座る。

 

透提督「それで、作ったやつは?」

 

加賀「これです」

 

透提督「お! チョコレート!」

 

加賀「はい。12個入りです」

 

透提督「赤城も一緒に作ったのかい?」

 

赤城「いいえ。加賀さんが、執務室に向かっている所を見かけたんでついでに来たんです」

 

透提督「ふぅ~ん。 ハッ!」

 

 透はチョコレートを食べようとしたが、止めた。

 媚薬が入っているのでは……? と思ったからだ

 

透提督「……」

 

加賀「どうしました?」

 

透提督「い、いやぁ~。あ、赤城! さ、先に食べなよ」

 

赤城「え? 私がですか?」

 

透提督「う、うん」

 

赤城「まあ、いいですけど」

 

加賀「ダメです!」

 

赤城「え?」

 

加賀「先に! 提督が! 食べて! 下さい!」

 

透提督「お、おれ?」

 

加賀「ハイ、早く食べてクダサイィ」目ハイライトオフ

 

透提督「わ、分かったよ」

 

 透は思い切って食べる

 

透提督「………うまい。すごく美味い!」

 

加賀「本当ですか!」

 

赤城「よかったね。私も食べていい?」

 

加賀「アナタのはこっち側を食べてね」

 

赤城「? いいけど……」

 

透提督「これ、俺も作りたいな。今度教えてくれよ」

 

加賀「今でも、簡単に教える事ができますよ」

 

透提督「本当に?」

 

加賀「はい。まず、カカオ豆をゲットして……」

 

透提督「カカオ豆から!?」

 

加賀「はい。次に、ココアパウダー、砂糖、ミルク、そして………」

 

透提督「そして……?」

 

加賀「そして……」

 

 バコオォォン!

 

透提督「あぁ……扉が……2度目?」

 

電「……いたぁ~」目ハイライトオフ

 

透提督「電! そういや忘れてた!」

 

電「フフフ。今度は四肢両断して、一生世話をシテあげマスヨ。司令官」目ハイライトオフ

 

透提督「……!?」ゾクッ

 

赤城「電ちゃん! 血がべっとりと付いているけどどうしたの!?」

 

透提督「どこか怪我してるのか?」

 

電「大丈夫ですよぉ~怪我なんてしてないから。それよりも……」カチャ

 

電「加賀さん……赤城さん……なんで、司令官といるんです?」

 

赤城「ちょっ!なんで構えるの!?危ないよ!」

 

加賀「チッ……。アナタもチョコレートの食材にすればよかった……」

 

透提督「……!? おい……今なんて言った?」

 

加賀「え?」

 

透提督「食材。アナタ『も』と……言ったよな?まさかだけど、五つ目の食材って……」

 

加賀「察しがいいですねぇ……」

 

赤城「嘘……」

 

透提督「嘘だろ! 艦娘を!?」

 

加賀「いやいや。艦娘ごとは入れてませんよ?」

 

加賀「ただ……一部を貰いました。翔鶴と瑞鶴の腹の皮膚の一部分を……」

 

透提督「!?」

 

加賀「これは赤城さんが全部食べました。さっきのチョコレートを」

 

赤城「……え?」

 

加賀「あの娘達は、チョコレートを提督に渡しがっていました。だから、あの娘達のかわりに私が作ってあげて、あの娘達の一部分を入れてあげました」

 

加賀「そうすれば、提督と一緒になれるでしょ?結局、赤城さんが全部食べましたけど。(私がそう誘導したせいもあるけどね)」

 

赤城「……」ドサッ

 

 赤城は気絶した

 

透提督「赤城!」

 

加賀「あ~そうそう。私のも入れておきました。たしか、六個たべましたわよね?」

 

透提督「……なんだと?」

 

加賀「私の一部です。まず、最初提督が食べたやつは、私の髪の毛入りチョコレート。2つ目は細かく粉砕した私の二枚剥がした爪。三つ目は、唾液」

 

透提督「……!?」ゾクッ 

 

加賀「四つ目は、私の……その……あ、愛液//」

 

透提督「……」   

 

電「??」

 

加賀「五つ目というか全部に私の血液。六つ目は、私の……」

 

 加賀は腹が見えるように服を脱ぐ

 

透提督「うぅ!」

 

電「これは……酷い……化膿してる」

 

加賀「痛かったけど、私の一部が入ったチョコレートを提督が食べてくれて、提督の中に入るんだと思うと……楽しみで……」

 

 加賀の腹には丸い傷口があり、筋肉だけが露出していて、皮がなかった。傷口は化膿していた。まさか、この血を使って……チョコレートに?

 

透提督「うえぇぇぇ!!」ビシャビシャ

 

加賀「あ、戻さないでよ。もお~。あっそうだ」

 

 加賀は腹の傷を掴み、皮の一部を千切り取る

 

加賀「痛てて……はい。提督」ニッコリ

 

透提督「ああ……ああ……」ガタガタ

 

電「……」カチャ

 

加賀「チッ。ジャマシナイデ。分かる?」

 

 ドン!

 

加賀「問答無用ね。いい度胸してんじゃないの!ただか、駆逐艦ごどきが!」

 

 透はふらついた歩きで執務室から出る。

 

透提督「なんで……なんで……こんな事に……」

 

 

★♡★♡★♡

 

龍田「ハァッ、ハァッ ガハッ!」

 

鳳翔「ふぅ~。結構疲れたわね。鈍ったかしら?  あら?」

 

大井「」

 

鳳翔「大井ちゃん。いつの間にかやられているわね。早く、旦那様を追いかけないと」

 

 ドン!

 

鳳翔「!?」

 

 鳳翔の体に腹に直撃する。

 爆風しない物だったが、腹から大量の血が出てくる

 

鳳翔「うそ……でしょう?」ドサッ

 

龍田「だ…だれ?」

 

 ガッ!

 

龍田「」ドサッ

 

???「……」

 

★♡★♡★

 

加賀「くっ!」

 

電「フフフ。どうしたの? お腹が痛い?」

 

加賀「(自分でやったとはいえ、お腹の傷が痛すぎて……うまく動けない!)」

 

電「そこだ!」

 

加賀「キャアアアア!!」ドコォォォン!!

 

電「やった……勝ちました……!司令官!かち…」

 

  ドン!

 

電「……!? ガフゥ!」

 

 背中を撃たれた?いや、貫通してる。お腹から血が……

 

電「し、しれい……かん……」ドサァ

 

???「……フフフ」

 

☆★☆★☆★

 

榛名「提督」

 

透提督「榛名……お前……血だらけで……」

 

榛名「少し、油断してただけです。は、榛名は……大丈夫です!」

 

透提督「榛名……なんで……こうなっちまったんだ」

 

榛名「さぁ……分かりませんが、一つだけ分かる事があります。一緒に遠くに行き、二人っきりでいましょう」

 

透提督「榛名……」

 

榛名「さ、行きま……」

 

 ドンドン!

 

榛名「がはぁ!」

 

透提督「グハァ!」

 

 榛名は腹にくらい、吐血する。透は足をねらわれて前に倒れる

 

榛名「これは……いったい……」ドサッ 

 

透提督「あ、足が……! は、榛名ぁ!」

 

???「いやぁ~長門さん達が帰ってくる五分前に計画が終わってよかったです」

 

透提督「お、おまえ!青葉ぁ!!」

 

青葉「もぉ~なに怒ってるんですか?あっ!提督にケガさした事ですか?しょうがないんですよ。だって、提督、榛名さんを庇う可能性があったから……」

 

透提督「貴様……!なんでこんな事する!?」

 

青葉「そりゃあ、僕の提督を取り戻す為だよ」

 

透提督「はぁ?」

 

青葉「提督を取り戻す為にこの計画を実行したんだよ?」

 

透提督「計画ってのはなんだ!」

 

青葉「僕の計画は、艦娘同士で殺し合いをさせる事。そして、弱らせる。案の定強敵だった、鳳翔さん、榛名さんを簡単に始末できた。特に電ちゃんは、強敵な艦娘達を倒してくれてた。ホント、僕の為に役立ったってくれたよ」

 

透提督「始末……? 殺したのか!!」

 

青葉「多分、生きてるんじゃない?まっ、どうでもいいじゃない。この計画は長門さん達がいたらできない計画だった。でも、演習に行くというのを聞いて計画を実行したんだ」

 

青葉「戦艦娘のほとんどは、榛名さん意外はあんまりヤンデレじゃあないですからね」

 

榛名「て、てい……ガハッ!」

 

青葉「チッ! まだ生きていたか」

 

透提督「おい……!やめろ!青葉!」

 

青葉「なんで?大丈夫だよ。榛名さんを楽に殺してあげるから」

 

透提督「(やめろ……もうこれ以上……見たくない。こんなの見たくない!やめろてくれ!)」

 

透提督「やめろおぉぉぉ!!」

 

      

 

 

      バアァァァン!

 

 

 

 

 

☆★☆☆★☆☆★

 

 

~丘~

 

透提督「……」

 

透提督「あぁ……ここの丘からの海は綺麗だ……」

 

 透は手に持っている、拳銃を海に捨てる

 透のズボンに予備として装備していた拳銃だった。それを……おれは……

 

透提督「……俺は疫病神だなぁ……『あの村』も……俺がいたせいで……全員死んだ……あの村は」

 

  

『貴様は人を不幸にしかしないバケモノで疫病神だ!』

 

透提督「誰に言われたっけ?ガキん頃の記憶はあんまり……覚えてないなぁ」

 

 目から涙が溢れてくる

 

透提督「は、はは……あはは……あっははははははははははははははは!」

 

透提督「ははははははっ……ははは……はっ……」

 

 いっそ……海に飛び込んだら……

 

長門「……」

 

長門「……ここにいたんだな」

 

透提督「……おかえり……ごめんね……迎え……これなくて……」

 

長門「いったい……何があった?」

 

透提督「分からない……もう……めちゃくちゃで…」

 

透提督「俺は……部下を……家族を……撃った」

 

長門「……」

 

透提督「俺は……!殺してしまった……!俺は……!家族同然の部下を……!!ああ……!!あああ!!」

 

長門「提督……」ギュ

 

透提督「……!」

 

長門「すまない……早く帰ってこれれば……こんな事に……」プス

 

透提督「……暖かいな……長門……」

 

長門「……」

 

透提督「あぁ……眠い……もう……疲れた……」

 

   ドサァ

 

長門「……よし。気づかれないとはな……よほど精神的に追い込まれていたんだな提督」

 

ビスマルク「おーい!眠ったか!?」

 

長門「ああ!」

 

長門「安心しろ……提督……私達に任せてくれ…」

 

 

★♡★☆★

 

 ~朝~

 

 コケコッコー

 

透提督「……ん…」

 

透提督「……あれ?」

 

 ここは……自室? 寝てたのか?俺?

 

  ドンドン!

 

透提督「!!」

 

長門「入るぞ!」

 

透提督「長門!」

 

長門「早く起きろ!提督!朝の朝礼の時間過ぎでいるぞ!」

 

透提督「え? あっ!」

 

 透は急いで着替えて、朝礼所まで走る

 

金剛「あっ!提督ぅー!寝坊ですカー!」

 

榛名「寝癖がついていますよ!」

 

透提督「榛名…」

 

青葉「これはシャッターチャンス!」

 

透提督「青葉!」

 

加賀「珍しいわね。寝坊なんて」

 

電「襟が出てる」

 

北上「おもしろーい」

 

大井「フフフ」

 

鳳翔「だらしないですね~」

 

天龍「早く終わらせろよ」

 

龍田「同感」

 

透提督「加賀……鳳翔さん……みんな……」

 

長門「? どうした? 五分すぎてるんだぞ」

 

透提督「あ、ああ。ごめん」

 

透提督「夢だったんだ。よかったぁ。それにしても、凄い夢だったなぁ」

 

 

 

ビスマルク「成功か?」

 

長門「ああ。夢だと思ってる」

 

金剛「まったく、青葉は……あれほど新聞に艦娘達を刺激するやつは書くのはNGって言ったのに。榛名も榛名で……まったく」

 

榛名「……チッ」

 

金剛「ああ~ん!?」

 

長門「やめないか!」

 

大和「全員、瀕死の状態でしたけど、間に合ってよかった。提督に撃たれた青葉も、当たった所が急所じゃなくてよかった。でも、もう少しで、提督が憲兵に連れて行かれる所だった」

 

長門「まったくだ」

 

 長門達は昨日の出来事を夢だと思わせる為に、昨日暴動を起こした艦娘達を協力させていた

 

ビスマルク「でも大丈夫なのか?また、青葉が計画を企てるかもしれんぞ」

 

長門「大丈夫だ。昨日『地獄』を味あわせてやったから。当分、大丈夫だろう」

 

透提督「コラ!そこ!静かに!」

 

長門「すみません!(何より提督が元気になってくれてよかった)」

 

 

鳳翔「……フフフ。私は諦めませんよ?旦那様……フフフフフフ」目ハイライトオフ

 

 

 

 




 透提督を助ける為には、これしか思いつかなかった
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