Eyes of Heaven 艦娘達と透提督   作:東方 上助

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 ほっぽちゃん登場しますよぉ~。



第19話 予兆

 ~夜の砂浜~

 

港湾棲姫「ココ大丈夫ナノ?」

 

透「大丈夫だよ。ここら辺、人は来ないから」

 

 透と港湾棲姫は、砂浜の大きな岩石に囲まれた砂浜の間での所に、二人はいた

 

透「一緒に座ろ」

 

港湾棲姫「ウ、ウン」

 

 透と港湾棲姫は一緒に座り、寄り添った

 

透「月、綺麗だなぁ」

 

港湾棲姫「ソウダナ」

 

透「……」

 

港湾棲姫「……」ギュウー (抱きつき

 

透「……!」

 

港湾棲姫「暖カイナ……」

透「そうか?」

 

港湾棲姫「チュット……コノママデ……」

 

透「ああ」

 

 透は港湾棲姫を見つめながら、港湾棲姫と初めて会った頃を思い出していた

 

★★♡♡♡★♡

 

~透が18歳の頃~

 

 

透「クソ! ふざけやがって!」

 

 透は街中にあった、ゴミ箱を蹴飛ばした。

 

 この時の透は、自宅謹慎中であった。それを破って外にでていた。

 何故謹慎中なのかは、ブラック提督をフルボッコしたからである。

 

 大本営の食堂で、艦娘(鳳翔)に暴力を振るっており、何故か周りの人達は止めなかった。その理由は、そのブラック提督がどこかの金持ちの坊ちゃんで、下手に手を出すと、ブラック提督の親が訴えに来るか、消されるからである。

 

 その事を知らず透は、最初は優しく?止めたが、相手は逆ギレした上に殴って来たため、フルボッコにしてやった。

 相手は顔面複雑骨折、右肩脱臼、あばら骨六本骨折、左腕の骨は粉砕、両足複雑骨折、などの怪我を負って訴えてきたが、透の女友達がブラック提督が暴力を振るってある所を撮影して、ネットに流すぞと脅した為、相手は引き下がった。

 でも後に、この撮影していた動画は透が流すことになる。

 

 この件で、本来ならクビだが大本営の軍の者達は、透の戦闘能力を必要としている為、クビにはせずに減給と自宅謹慎にした。

 それと、透の体に流れている『二つの血』を調べたがっている為にクビは絶対にしないのである。透はこの事情は知らない

 

 

透「ふざけやがって……! 確かにボコボコにしたのは俺が悪いが、なんであのクソ野郎(ブラック提督)は憲兵にしょっぴかれない? 艦娘に暴力振るってたんだぞ!」

 

透「あぁーー! イライラする!」

 

 透はタバコをポケットから取り出し、タバコを吸う

 

透「ふぅ~ ん?」

 

 透の視界にある光景が目に入る。

 

港湾棲姫「ア、アノ、コノ写真ノ子ヲ見マセンデシタカ? アッ……アノ……」

 

 何だあの女性は? 写真の子を探しているみたいで、聞き込みしてるみたいだが、外人なのか? 片言な喋り方で、ほとんどの人達に無視されている

 

 それにしてもあの女性の肌の白さはなんだ?

 あの角もなんだ? 鉤爪かあれは? コスプレ? 

 

 それにしても……胸……デケェ……

 

 この当時の透は、深海棲艦の事は知っていたが駆逐艦のイ級ぐらいしか知らなかった。

 

不良1「ねぇねぇ。そこのコスプレのデカ乳のお姉さん」

 

不良2「すげぇーかっこ」

 

不良3「でっけぇ胸!」

 

港湾棲姫「ナ、ナンデスカ?」

 

 港湾棲姫は不良達に囲まれる。他の人達は見てみぬ振りをして通り過ぎる

 

透「あんな格好してるから絡まれるだよ」

 

店の人「助けてやりなよ。透」

 

 この街の店の人達は、透の事を悪さが目立つけど根は優しい奴という事で有名だった。だから、店の手伝いをして貰ったり、お婆さんのヘルパーをしてもらたったり、子守りをして貰ったりと透はしていた。

 なので、この街の親しい人は何人かいた。

 

透「えぇ? なんであのコスプレ女なんか助けないといけないんだよ?」

 

店の人「不良達に酷い事されるかもしれんだろう? チョコレートあげるから助けてこい」

 

透「チッ 分かったよ」

 

 

不良1「俺あんたの妹さん知ってるぜ」

  

港湾棲姫「ホ、ホントウデスカ?」

 

不良2「ああ。知ってるぜぇ~」

 

不良3「あの公園のトイレに居たような気がするな~」

 

港湾棲姫「エッ……アソコラ辺ハ探シタケド……」

 

不良1「いいからいいから。ほら、行こう」

 

不良2「行こうぜ。行こうぜ」

 

不良3「ヌフフ」

 

港湾棲姫「アッ……チョッ……」

 

透「おい!」

 

不良1「あっ!?」

 

不良2「なんだ? テメェ?」

 

不良3「どっかの不良か?」

 

 透の服装は、周囲から見ればチャラい服装である。本人に自覚は無い

 

港湾棲姫「?」

 

透「ソイツは……その……俺の女なんだけど……」

 

港湾棲姫「エ?」

 

不良1「あ~? テメェの女かよ」  

 

不良2「怪しくね?」

 

不良3「おい、本当にテメェの女かよ?」

 

透「そうだが。それが何か?」

 

不良1「俺達が可愛がってやるよ!」

 

 不良達は透に詰め寄って、不良の一人が殴りかかる。

 

透「チッ」

 

 透はかわして、構える

 

不良1「なめんなよ!」

 

不良2「袋にしちまえ!」

 

不良3「WRYYYYYYY!!」

 

 

 オラオラオラオラオラオラオラオラアァァ!!

 

 

不良1「ウゲェ……」

 

不良2「な、なんだよ……コイツ……ゲホッ」

 

不良3「」ビクンビクン

 

透「フン。失せろゴラァ!」

 

不良達「ウアアァァァ!」

 

港湾棲姫「……ア、アノ」

 

透「はあ~。あんたさ、コスプレするなら自由だけど、あんまり露出度が高い服装すると、あんな不良達に絡まれるよ」

 

港湾棲姫「コスプレ? ヨクワカラナイケド、コノ写真ノ子見テナイデスカ?」

 

透「お礼なしか……写真の子? 可愛いな。妹さん?」

 

港湾棲姫「ウン。街ニイッテミタイト、オ願イサレタカラ、連レテキタライナクナッチャッテ……」

 

透「ふーん。ちゃんと見てけよ。目を離しちゃあ、いかんだろうが」

 

港湾棲姫「ウッ……ソウダヨネ……私ダメナ姉デスヨネ……ヒッヒクッ。ウゥ~~」ポロポロ

 

透「え?」

 

 港湾棲姫は泣き出した。透は自分が泣かしてしまったと思い、慌てる

 

透「えっ? えっ? ちょっ、泣くなよ! 泣いてる暇があるなら妹さん探すぞ。俺も探すから」

 

港湾棲姫「ホ……ホントウ?」

 

透「ああ。俺も手伝うから」

 

港湾棲姫「ア、アリガトウ……ウゥゥゥ」ポロポロ

 

透「また!? 泣くなよ!」

 

港湾棲姫「ア、アナタガ……ウゥ~……初メテデ……コンナフウニ……接シテクレルノ……ウゥ~」

 

透「ホラ! 探すぞ!」

 

 

★☆★☆★*

 

 

港湾棲姫「ドコニイッタノ……」

 

透「……なぁ、あんた」 

 

港湾棲姫「ハ、ハイ?」

 

透「アンタは、どこの国の人? 片言だけど、日本語上手いね」

 

港湾棲姫「? ドコノ国?」

 

透「ああ。ロシア人? アメリカ人?」

 

港湾棲姫「私ハ……海カラ…」

 

透「海? 船で来たって事?」

 

港湾棲姫「ソウユウ意味デ言ッテル訳ジャア……」

 

透「?? 人魚姫って事かい? フフ、んな訳ないか」

 

港湾棲姫「アル意味アッテルケド……」

 

透「んあ?」

 

港湾棲姫「アッ…」

 

 透は港湾棲姫の見てる方向を見る。

 そこには、砂浜の所で幼女が飛行機のオモチャを持って遊んでいた

 

港湾棲姫「北方!」

 

北方棲姫「ブーン。……アッ、オ姉チャン……」

 

透「あれが妹さんか。頭の左右に角があるな」

 

港湾棲姫「北方! 離れちゃダメって言ったでしょう!」

 

北方棲姫「ご……ごめんなさい…」

 

透「?」

 

 港湾棲姫は深海棲艦同士の言葉を使ってる為、透には何言ってるか分からなかった

 

港湾棲姫「全く……離れない事が約束だったのに……もう連れて来る事ができないわね……」 

 

北方棲姫「……! ごめんなさい! 次からは約束守るから! ごめんなさい!」

 

港湾棲姫「ダメよ。今回はこの人間が、手伝ってくれたから、早く見つけられたらけど運が悪かったら、悪い人間に誘拐されるのよ?」

 

北方棲姫「でもこのヒコーキ、あそこのお店の人間の人に貰ったよ?」

 

港湾棲姫「返しに行きなさい!」

 

北方棲姫「ヤダ!」

 

透「なあ、言い争いしてる所悪いけど」

 

港湾棲姫「なによ……ウッウン ナンデスカ?」

 

透「お前らは、一体何者なの? 決して外国語じゃないよね? 聞いた事がないからな。海から来たって言っていたけど、何者?」

 

港湾棲姫「……分カラナイ? 私達ノ事……」

 

透「分からん。何者?」

 

港湾棲姫「……深海棲艦。知ラナイノカ?」

 

透「深海棲艦……! お前らみたいな女性が!?」

 

港湾棲姫「ウン……。私トコノ子ハ深海棲艦ノ上位ニ入ル。私ノ名前ハ港湾棲姫トヨバレテイル。コノ子ハ北方棲姫トヨバレテイル」

 

透「どおりで、角がある訳だ」

 

北方棲姫「アナタダレ?」

 

透「この子は……北方棲姫だっけ?」

 

港湾棲姫「この人は私と一緒に探してくれた人間よ」

 

北方棲姫「名前は?」

 

港湾棲姫「名前? えっと……」 

 

透「言葉は分からんけど、今のは何となく分かったぞ。俺の名は透だ」

 

港湾棲姫「ト……オル?」

 

透「透。と お る」

 

北方棲姫「ト……ト……オ……ル?」

 

透「ああ。それとさ、港湾棲姫」

 

港湾棲姫「ナニ?」

 

透「この子、北方ちゃんは陸に上がるのを楽しみしてたんだろう? だったら、すごく楽しくなってはしゃいでしまって、どこかに行ってしまうのは当たり前だろうが。子供なんだから。それにお前も目を離してしまったんだろう?」

 

港湾棲姫「……」

 

透「だからさ、今回は許してやりなよ。なっ?」

 

北方棲姫「トオル……」

 

港湾棲姫「……ソレモソウネ…。本屋トイウ所ノ本ヲ見テイテ、目ヲ離シテシマッタカラナ……。ワカッタ。トオルニ免ジテ許ス」

 

北方棲姫「お姉ちゃん……」

 

透「という事だ。よかったな北方ちゃん」

 

北方棲姫「ウン! アリガトウ、トオル」

 

 二人はそろそろ帰るという事で、海辺の所に行く

 

透「海に潜って帰るのか?」

 

港湾棲姫「ウン。私達ノ仲間ノ所ヘ帰ル」

 

透「やっぱ、他にもいるのか」

 

北方棲姫「イルヨー。飛行姉ェトカ、空母バアトカ、戦レ姉ェトカ、空レ姉ェトカ……」

 

透「へぇー。色んな奴がいるんだな」

 

港湾棲姫「家族ミタイデ仲間ミタイナヤツラダ」

 

透「家族……か」

 

港湾棲姫「それじゃ、帰るぞ。北方」

 

北方棲姫「え~。まだトオルと話したい!」

 

港湾棲姫「ダメよ! そろそろ帰らないと空母棲姫に怒られるぞ。空母棲姫に怒られるのは怖いだろ?」

 

北方棲姫「!! 空母ばあに怒られるは嫌! 空母ばあ怖い!」

 

港湾棲姫「ほら行くぞ」

 

北方棲姫「うん……」

 

透「じゃあな」

 

港湾棲姫「ア……ウン。色々ト助カッタ、アリガトウ」

 

北方棲姫「トオル……マタア エル?」

 

透「う~ん。会えるだろ。覚えておくよ」

 

北方棲姫「ホントニ?」

 

透「ああ。チョコレートあげるから元気だしな」 

 

北方棲姫「チョコレート?」

 

透「チョコレートという甘いお菓子で、世界一美味いお菓子だ。食ってみい」

 

北方棲姫「ウン」パク

 

透「どうだ?」

 

北方棲姫「おいしい!」

 

透「だろ?」

 

港湾棲姫「ナンカ本当ニ色々トアリガトウ」

 

透「気にすんな」

 

港湾棲姫「ソレジャ」

 

北方棲姫「バァ~イバァ~イトオル! マタ会オウネ~」

 

透「ああ」

 

 港湾棲姫と北方棲姫は、海へと帰って行った

 

透「……ん? これは飛行機のオモチャ。北方ちゃん忘れていったのか?」

 

 透は飛行機のオモチャを拾い、また会うような気がしたので捨てずに取っとく事にした。

 

透「ん~。気分転換になったかな。帰るか」

 

 透は少し気分が良くなり家に帰って行った

 

★☆★☆★☆

 

 ~現在~

 

 

 

港湾棲姫「~♡」ギュウー

 

透「……なぁ」

 

港湾棲姫「ナニ?」

 

透「港湾……綺麗だ」

 

港湾棲姫「……! アリガトウ……」ボソ

 

透「フフ。愛してるよ」

 

港湾棲姫「私モ愛シテル」

 

透「港湾……!」

 

 透は港湾棲姫に、キスをする。 

 

港湾棲姫「!! …ンッ……ンン」

 

 港湾棲姫は少し驚いたがいつもの事なので、すぐに状況を理解して、透の頭に手をやり、キスをやり続けた

 

 港湾棲姫は自分と会えない時とかは、透は他の女性や艦娘にもしてるのかと思う時がある。

 その時は、いつも心の中でドス黒い感情が沸くが、透はそんな人間じゃないと思い、ドス黒い感情は心の奥にしまった

 

 トオルはそんな人間じゃない。浮気なんかしない。でも……なんで、キスの味は他の女の味がするの? どうして? ドウシテ? 

 ねえ……トオル……浮気……シテナイヨネ? ……心配だよ……トオル……

 

 

 

港湾棲姫「……トオル」

 

透「なんだい?」

 

港湾棲姫「モウ一回……キス……シヨ?」  

 

♡♡♡♡♡♡

 

長門「……」ジー  

 

 長門は望遠鏡で、バレないように見ていた

 

長門「提督……なんであんな化け物と……どうして……どうして……私だってずっと……アナタを想っていたのに……どうしてだ? どうしてだ!?」  

 

長門「……フフフフ。そうか。そうだよな」

 

長門「フフ……フフフフ」目ハイラトオフ

 

 

 

 

 




 
 
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