Eyes of Heaven 艦娘達と透提督 作:東方 上助
今回は少なめ?でヤンデレ要素がほぼなし。(前回も無かったような気がする)
よし頑張ります
~弓道場にて~
赤城「ふぅ…」
赤城は弓矢を構えながら息を吐く。的を狙って矢を放つ。
刺さった…が、的に当たらず外れている。
赤城「あぁ~どうしたんだろう私」
赤城は困っていた。朝早くから弓道場にきて矢を放っているが的の真ん中に当たらない。
原因は分かっている。昨日の事だ。
赤城「昨日提督の顔が……キスできるぐらい…近くに来た…」
赤城「…………う~~///」
赤城は頭を抱え込む。赤城は忘れようとしてもフラッシュバックのように思い出してしまう。忘れる事ができない。
加賀「どうしたんですか……赤城さん…」
赤城「加賀さん…」
加賀「大丈夫?」
赤城「だ、大丈夫よ」
加賀「どーせ昨日の事思い出していたんでしょ?」
赤城「え!!」
加賀「昨日は…よかったですね…」目ハイライトオフ
赤城「えーと、その、あ、あれはー…」
昨日の食堂以来加賀とはかなり気まずくなってしまった。
加賀「提督はあの性格だからね。昨日の事はしょうがないですね」
赤城「加賀さん…」
加賀「でも…次また…あんな事があったら…私は……」目ハイライトオフ
赤城「加賀さん?」
加賀「私はたとえあなたでもその時は…許さないから…」目ハイライトオフ
赤城「…!」ゾク
加賀は赤城を睨みつける。加賀は今自分がこんな事言ってる事に心の中でびっくりしていた。我慢しようとしたが、どうしても言わないといけない気持ちになった。
昨日の事を思い出すだけで燃えるような怒りが出る。提督に対して?いや違う…昨日提督が赤城の顔に触れるのを見た瞬間…怒りが湧いた。赤城に対して加賀は怒っていたのだ。
加賀「……」
赤城「……私だって…」
加賀「え?」
赤城「私だって!昨日の事またしたら許さないから!」
赤城は怒りを爆発させたような喋り方で叫ぶ
加賀「昨日の事?なんの事よ」
赤城「昨日提督の腕に抱きついていたでしょ。私が気づいていないとでも思った?食事に夢中で気づいていないとでも思った?」
加賀「……」
赤城「あの時私は殺意が湧いたわよ…あんなのみたら…。もう一人いたような気がするけど、加賀さん…あの約束…破ったね…」
加賀「……」
加賀と赤城が約束した事は、抜け駆けしない…である。
赤城「抜け駆けしたね。一緒に提督と話したりしよう…て言ったのに…」
加賀「あ、あれは!長門が!」
赤城「言い訳なんて聞きたくない!」
加賀「赤城さん…」
赤城「言い訳なんてしないでよ…。本当に長門が悪いとしても、なんであなたまで提督の腕に抱きついていたの?」
加賀「あ、あれは…」
赤城「長門も腕に抱きついたから?それであなたも腕に抱きつくの?」
加賀「それなら!赤城さんもあの場にいたらどうするつもり!?」
赤城「私は…我慢しますよ…あなたとの約束があるから…」
加賀「赤城さん……」
加賀は泣きそうになる。加賀は赤城との約束は覚えていた。だが、昨日は長門がいきなり透提督の腕に抱きついたため嫉妬と怒りですっかり忘れていた。そんな自分が情けないと思い加賀は我慢していた涙が溢れてしまった。
赤城「加賀さん?」
加賀「ごめんなさい……ごめんなさい…」
赤城「か、加賀、どうして急に…」
加賀「本当にごめんなさい…本当にごめんなさい…」
加賀は何度も謝ったら泣き出してしまった。赤城はかなり困ってしまいオロオロとしていると、加賀の泣く声で弓道場に駆けつけてきた人物がいた。それは
透提督「どうした何があった!?」
★☆★☆★☆★☆
透提督「どうだ落ち着いたか?」
加賀「…うん」
赤城「何であんなに泣いたのよ」
加賀「それは…」
透提督「そもそも何があったんだい?」
赤城「え、えーと、それは…」
透提督の事で言い争いになっていました……だなんて言える訳がない。
加賀「私は情けない、と思って泣いていました」
透提督「加賀が情けない?」
赤城「え?」
加賀「私は情けない。赤城との約束を破ってしまった。その理由がくだらなくて精神力が弱かったから赤城との約束を破ってしまった。だから私は情けないんだ。だから泣いてしまったんだ」
赤城「加賀さん…」
透提督「ふむ。赤城とどのような約束をしていたか知らないけど、その破ってしまった事を教訓にして次は約束を破らないようにするんだぞ」
加賀「はい!」
透提督「お、いい返事だね」
赤城「加賀さん…稽古に付き合ってくれない?」
加賀「赤城さん…」
赤城「どうかしら?」
加賀「うん一緒にやりましょう」
赤城「よかった。あと私も謝らないとね、ごめんなさい。言いすぎちゃったね」
加賀「赤城さんは悪くありませんよ。でも、おあいこですね」
赤城「そうね。おあいこね」
透提督「仲直りできたかな?」
加賀「はい」
赤城「大丈夫です」
透提督「そう言えばここで稽古してたのか?」
赤城「はい。朝早くに来てます」
加賀「私はさっき来ました」
透提督「ホォ~。ん!矢が的の真ん中に一つも刺さっていないぞ。赤城が的の真ん中に当てられないとは珍しいな」
赤城「こ、これは…そのまだ調子が出てないだけですよ」
透提督「そうなのか?無理はするなよ。今日は休日なんだからな」
赤城「は、はい」
加賀「提督は何してるの?」
透提督「私か?私は君達とのコミュニケーションをしようかなと思ってね。要望箱があったろ?それに入っていた紙でそのような要望があったからね」
赤城「そうなんですか」
加賀「へぇー」
透提督「それじゃあ私は他の所にも行くとするかな」
加賀「もういくの?」
透提督「ああ。午後からはちょっと色々とやる事があるんでね」
赤城「ちょっと残念ですけどしょうがないですね」
透提督「すまないな。無理はするなよ」
透はそのまま歩いて弓道場を出る。そして、透は今更あることに気づく。
透提督「あれ…古鷹はどこにいったんだ?食堂に残ったのかな?」
透は自分より食堂に残って彼女達と話した方が楽しいだろうと思ってそのまま鎮守府の外を歩いていった
(ちなみに古鷹は今頃、鳳翔達に尋問?をされている)
透提督「ふふ、赤城と加賀か。一年前の時は俺を殺そうとしてたな」
一年前…透が初めてここに来た時。前の提督がクズだったせいか、人間不信になり何人かの艦娘が透を殺そうとしていた。あの提督loveの金剛も透を殺そうとしていた。
透提督「でも今は少し信頼されたのかな?」
透はつぶやき少し笑った。
透提督「……何だろうな。さっきから見られているような気がするな」
透は敵に見られている!?と思ったがまずありえないので周り見渡してそのまま歩いていった。
◆◇◆◇◆◇◆
透から50mぐらい離れた場所で一人双眼鏡で透を見ていた艦娘がいた
長門「ほお~さすが提督だ。50mぐらいから離れて草むらに隠れて双眼鏡で見てたのに…感づいたか」
長門は立ち上がって双眼鏡をしまい透の後を追いかけていくように歩く。
長門「提督……昨日は邪魔されたが今日こそは……。やっぱり提督に近づく雌豚は排除するべきかもしれんな」目ハイライトオフ
長門はぶつぶつと呟きながら透の後を追って行った
To Be Continued
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今後ミスや誤字がないように頑張りたいと思います。