ワールドプロジェクト 〜美城プロダクション〜   作:きんにく同盟

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アニメでシンデレラガールズを見ていてふと思ったのが

キャラクターがかわいいなでした。

せめて、作品に泥を塗らないように頑張ります。


阿川 裕 target 新田 美波

2010年 日本は今までにない不況に陥った。オイルショックやリーマンショク同様、ジャパンショックと言われた程だ。原因は不明であるが政府の経済戦略対策本部は一人の人物を解雇した。その名は、阿川 裕。彼が何故解雇になったのかは明かされていない。彼について分かることは、現在は無職のプーだということだ。

 

 

2015年 11月中旬 午前8時

「わかったよ!仕事さがすよ!!じゃあ切るね母さん」

 

「自慢の息子だったのにいまは➖ピッ!」

 

俺は、携帯電話を無理やり切ると布団に入る。俗に言う2度寝をしようというわけだ。どうだ!社畜ども。恐れ入ったか!!

だが、今現在仕事すら決まっていない。このままいけばアルバイトを探して、フリーターとなってしまう。

 

ふと、自分を振り返る。小中高と神童と名を通し、日本の最高峰の大学に進学。サークルのラグビーでは常にスター選手で、ミスコン優勝の女を彼女にした。卒業後には、官僚となり、新設されたばかりの経済府に配属された。一度だけだが、国会で代表として答弁したこともある。そんな俺が……

 

見渡すと、築60年は経ってるだろうボロアパート、読み散らかされた本。しわしわのスーツ。ダメさ加減を偏差値にすると70を余裕でこえそうな雰囲気がある。

 

再就職しようにも、職場を選んでいた。理由は明白だ。また、のし上がってやる!!俺を貶めた連中に吠えずらをかかせ、笑いながらそれを見てやる!!!

 

そこで、俺が目を付けたのがこの会社、美城プロダクションだ。アイドルを育成して、テレビに出すという仕事と漠然とした理解はあるが、何をするのかはまったくわからない。とりあえず、メディア関連のコネを期待して入社を決めた。俺の経歴とナイスガイな好青年を演じて、面接をすれば決して難しい条件では無い。

 

ほらこの通り、すぐに入社が決まった。あとは、どう出世をするかだ。俺の今の立ち位置はプロデューサーらしい。仕事は、アイドルの原石を見つけて研磨する作業だという

 

…正直困った。アイドルなんて、興味無かったから全くわからない。

 

 

周りを見ると、メモ帳を広げ電話している人などがいる。俺と同じ新入社員達だ。まさか、こいつらは目星がついているのか!!メモ帳を覗きこむと、盗撮されたような写真と何処かの大学名が書いてあった。

お嬢さん学校で有名な女子大だ。俺が覗いてると、電話を終えた奴がメモ帳にペンを走らせる。書かれた文字は、新田 美波…彼女の名前だろう。

改めて見ると、俺と同じ新入社員なのに脂ぎったデブがこの娘を狙っていた。人を見た目で判断したくはないが、外見はどう見てもストーカーだ。

 

そう思ったのと、手が動いたのは同時だった。

俺は、そいつの肩を叩いて言った。

「盗撮は犯罪ですよ」

 

ざわざわと周りがし始める。

「いきなり、なんだよ!!これは、データだよ!」

 

「用意周到だね、入社が決まる前からリサーチしてたのかい?プロデューサーの鏡だね〜素晴らしい!!」

 

ざわざわ… ざわざわ… ざわざわ…

 

…やはりな、いくらプロデューサーの候補者でもここまでするのは異常なのだ。

デブは、何か言い返そうとしているが、何も出てこないようだ。ライバルとなり得る奴はこうやって落とすのだ。俺は良心を捨てた。

 

「しかも、住所も電話番号も知ってるなんて凄いじゃないですか?」

 

「おい!そんなのどこにも……」

 

書いてない、こいつがいくら気持ち悪いデブでも、そこまでの情報は書いていない。だが、周りはそう思わない。どうしても外見で邪推してしまう。それが人間というものだ

 

「なんだよ!?痛い!!お前ら放せよ!!」

 

事実こうなる。俺は奴が落としたメモ帳を見る。これならいける。あのデブなら到底無理な話だが、俺ならアイドルにしてやる。俺は、その大学に向かう。

タクシーに乗る。行き場はもちろん、そのお嬢様学校だ。

タクシーのバックミラーで身なりを整える、俺のスペックは高い。これでも、付き合った彼女は全て美人だ。なに必ずモノにしてやるさ。

 

お嬢様大学 応接間

 

「ええ、貴校が格式高く、品性を尊重しているのは、わかっています。でも、そこをどうかお願いいたします!!」

 

俺は下げたくもない頭をこの学園の理事長に下げる。予想通り、女ばかりだ。教師も理事長までもが女なのだ。女はイケメンに弱い。

 

「ですが、学園の方針がありますので…」

 

交渉が難攻しているとは思うが、格式が高いお嬢様学園の理事長にここまで、話を聞いて貰えるというのが、異例中の異例である。俺の端麗な顔と好青年な態度が功をそうした。無論、まだ満足はしていない。

 

「分かりました。では、彼女とお話だけでもさせてもらえないでしょうか?人柄だけでも知りたいので」

 

「まあ、それだけなら…」

 

勝った!!!

本来の目的はこれだ。街中のスカウトでは、印象が薄いし

何より、怪しい。だが、学校でスカウト行為をすれば、ウチが正規のプロダクションと思わせることが出来る。そのうえ、これが成功すれば、難攻不落ともいうべきスカウトを実現させたと上司に自分の成果を示せる。

 

そして、俺は新田 美波を口説き落とす自信がある。女は金とイケメンに弱いが、育ちが良い部類は努力や下積みというのに憧れる。

要は、人の為にという社会奉仕の精神がある。そこを適度に刺激してやる!

 

 

「あの…私が新田 美波ですが……」

 

「これは失礼!私は美城プロダクションの阿川と申します。」

 

貰いたての名刺を渡す。

 

「プロダクション?」

 

「私達は、アイドルのスカウトと育成を行っています。実は、今日来たのも貴女にそのことで、お願いがあって来ました。 是非、アイドルになってください!!」

 

「え!?む、無理ですよ!!私なんかが……」

 

「そこを、どうしてもお願いいたします!!」

 

「すいません。やっぱり無理です!!」

 

「……いまの反応通りなんです。」

 

「え!?」

 

「みなさん、口を揃えておっしゃるのですよ、私なんかがとか、もっと可愛い娘がとか、自分に自信を持てない女の子が二の足を踏んでいるんです。」

 

「…………」

 

「アイドルはファンに笑顔を与える仕事。その立派なことに資格なんて必要なんですか??それとも、私の考え方がおかしいのでしょうか?」

 

「………」

 

「すいません、勝手なことを言って……では、失礼します…」

 

「あ……待ってください。お話だけでも、もう少し聞かせて下さい。」

 

そう、それでいいんだ新田 美波

 




どうでしたか?

ここが駄目とか、もっと盛り上げろとかあったら感想下さい。全てを読んで考えていきます。お願いいたします


次は、大人びた人がいいです。

誰か心当たりがありましたら、そこもお願いいたします。
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