ペンデュラムは許せんけどな(正確にはEMem)
あとオリカのデッキを使わせてます。流石に原作から何世紀も離れてますし、オリカぐらいないと売れませんし。
デッキにするならちゃんと統一感を持たせます。
でも主人公だけ現存するOCGを使ってもらってます。つまりオリカとかいうクソなチートカードを前に自前のチートドローだけで勝つみたいな感じですね。
いやぁ、マッスルマッスル
校長と教頭に文句を垂れ流し「後で校長室に行く」と伝え、ストレス発散をした後のこと。雪音が現在首席とデュエルを行うとのことで応援しろと駆り出された。すっごく嫌だ。だって周りの奴らに睨まれるし。
僕がデュエルした後も嫌なタイミングだと言った理由がこれだ。雪音は非常に容姿が整っていて美少女の類に存在している。何かちょっと前にあったコンテストで優勝したんだっけか? それ以前からモデルにスカウトされ、そしてそれをバイトに活躍していると聞いた事がある。テレビでも時々紹介されていたような気がする。正直モデルとかいうのに興味がないし母の世話のほうが大事だから基本的に外の情報は聞き流してるけど、雪音の情報は母の口からも聞こえてくるから自然と雪音の情報だけは得ていた。でもまぁそれと僕とは関係ないから、周囲の視線なんて関係ないのは関係ない。
でもこればかりは無視もしてられない。周りが喧嘩腰に近づいてくるからだ。まぁそんな時はストロング雪音の
「・・・・・・何か変なこと考えてない?」
「そんな事ないに決まってるだろ?(すっとぼけ)」
「・・・・・・ふぅん」
何故ばれたんだ? こいつはまさか思考が読めるなんて事ないよな。
「・・・・・・まぁいいわ。行ってくるから、ちゃんと応援してよね?」
「はいはい。頑張れ頑張れ」
「もう、テキトーなのは禁止!」
そう言いながらも少し嬉しそうにフィールドへ向かう雪音の後姿を眺めながら、一つため息を吐く。
・・・・・・唐突だが、僕の目からしても彼女、
って思ってると遠めでもわかるくらい苛立った顔してこちらに向かってくる輩がいる。うわぁ、クッソ面倒くさそう。
「おい引きこもり不登校野郎。いつまで天雄さんの金魚のフンをしてんだよ」
「「そーだそーだ!! ハマーさんの言うとおりだ!!」」
確かこいつらは自称不良の奴とその取り巻きだったはずだ。名前も覚える気はないけど、その取り巻きは金魚のフンじゃないのかとツッコミたい。でも関わるのも面倒だ。適当に追っ払うか。
「はぁ、今日は騒がしいな。学校がこれだけ煩いと授業もままならないよな」
「んだとゴラァッ!! 喧嘩売ってんのかテメェ!!」
「「やっちゃえハマーさん!!」」
煩い奴らだ。生ゴミの日にゴミに集まるカラスみたいだ。ギャーギャー喚いて自己中な自己主張をしやがる。怪我をさせると動物愛護団体が文句を言ってくるというトラップつきだ。マジかよカラス最低だな。死ねばいいのに。
で、胸倉を掴んできた。よし、手を出したな?
「この後僕は校長室へ個人的な話しをしにいくんだけど、学校の風紀が乱れてることは教えておいたほうがいいんだろうか? いきなり絡んできたり胸倉を掴んできたり・・・・・・最悪二度とこの学校に来れないようにしてもらおうとは思っているんだが・・・・・・この手は何だ?」
「グッ!?・・・・・・な、なんでもねぇよ」
「「ハマーさん!?」」
「お前ら、帰るぞ」
何かびびったのか帰っていった。自分の立場を最大限に使って相手に何もさせないのは戦略の基本だ。二度とその面見せるな。
あ、勿論あいつらの事は伝えておく。潰すときに潰さなくてどうする。だから曹操は関羽を逃がしたんだよ。歴史は学ぶものだ。繰り返すものじゃない。
『ではこれより、天雄雪音さん対天野朔耶さんのデュエルを行います。天野さんは現在首席であり、天雄さんは現在次席です。皆さんも是非二人のデュエルを見て力を身につけてください』
さっき僕とデュエルした先生が司会をしながらそんなことを言った。さて、応援くらいはしろっていってたし、見るくらいはしてやろう。非常に拒否したいが雪音は幼馴染だ。後でどやされる。
「「デュエルッ!!」」
デュエルが始まった。雪音が先攻のようだ。
雪音が使うデッキは【結晶塔】というらしい。何でも生産がかなり少なく希少価値の高いカードなんだとか。でも雪音が幸運だったのだろう。デッキとして組める数を手に入れたんだとか。まだほしかったカードがあるようだが。正直こんな紙切れに金を使わないほうがいいと思う。
対する首席であり以前僕が戦った相手でもある彼女、
「私のターン! ドロー!! 私は魔法カード【夜明けの光】を発動するわ! デッキから【結晶塔】と名の付くカードを3枚手札に加え、その後手札を2枚捨てる私が手札に加えたのは【
「初めから飛ばしてくるってわけね」
「まだよ! 私はチューナーモンスター【結晶霊 クリスタル・ダスト】を召喚するわ!」
何かフィールドに人魂が入ったような結晶が出てきたぞ。何かおっかないな。にしてもずいぶん楽しそうだな雪音。そんなに楽しいのか?
お前幽霊怖いとかホラー苦手とか言ってたじゃないか。いっつもホラー系の映画見るときは誰か隣にいないとまともに見れないくせに・・・・・・あぁ、デュエルモンスターズだからノーカン? 意味わからんわ。
閑話休題
フィールドの結晶が雪音に近づきその周りをふわふわと回る。それはまるで踊っているようだと一部の馬鹿共には
「【結晶霊 クリスタル・ダスト】の効果を発動! このモンスターの召喚に成功した時、墓地からレベル2以下の【結晶塔】モンスターを特殊召喚出来る! 来て! 【結晶塔の鍛冶師・シェナンド】!!」
何かサラリーマンを彷彿とさせるデュエルだな。鍛冶師仕事しすぎだろ。頑張れ社畜。
「シェナンドが召喚に成功した時、墓地の一番下のカードをデッキに戻してシャッフルすることが出来るけど、この効果は使わない。でもこっちは使う! 魔法カード【結晶塔の聖歌隊】を発動! フィールドのモンスターを1体選択し、私のフィールドの【結晶塔】モンスターのレベルを選択したモンスターと同じにするわ!クリスタル・ダストを選択! シェナンドのレベルを4にする!」
「同じレベルのモンスターが2体、まさかエクシーズ!?」
「いいえ、私が行うのはシンクロ召喚よ!! レベル4となった【結晶塔の鍛冶師・シェナンド】にレベル4の【結晶霊 クリスタル・ダスト】をチューニング!《金色の瞳を持つ獅子の
現れたのは金色の目を持った女戦士だった。クリスタルの鎧を身にまとってるから中の下着らしきものが半透明に映ってるけど・・・・・・やっぱこれ考えた奴馬鹿だろ。で、野次馬の男共はソヴェリンを凝視している。あれ本物だったらソヴェリンを猥褻容疑、野次馬共を視姦容疑で逮捕してくれ。
「いきなりシンクロ召喚をするなんて・・・・・・やるじゃない」
「前回は負けたけど、今回は勝つんだから! カードを1枚伏せてターン終了! 貴女のターンよ!」
自信満々にそう言う雪音を目の前に天野の表情は変わらない。出来ることをする、みたいな表情だ。これが仕事とか勉強ならいいのにな。やってるのゲームだし。しかもクソゲーと来た。
ってか、負けたのか。だからあんなに張り切ってるのね。
「私のターン。ドロー!! 私は魔法カード【テラ・フォーミング】を発動。デッキから【王家の眠る谷‐ネクロバレー‐】を手札に加える」
「やっぱり手札に持ってたのね。フィールド魔法を手札に加えるカードを」
「続けるわよ。【テラ・フォーミング】で手札に加えた【王家の眠る谷‐ネクロバレー‐】を発動。これで互いに墓地のカードを除外する効果は使用できないし、墓地に及ぶ魔法・罠・モンスター効果も使用できない。あなたの得意とする墓地のカードをデッキに戻す【結晶塔】の効果は使えない」
「くっ、相変わらずメタなデッキね」
「お生憎様、まだまだ私のデッキの真髄をたっぷり見せてあげる。私は永続魔法【墓守の使い魔】を発動。貴女はこのカードがある限りデッキトップのカードを1枚墓地に送らなければ攻撃宣言を行えない。私は【墓守の使徒】を召喚。ネクロバレーの効果で攻撃力と守備力は500ポイントアップ。つまり攻撃力守備力共に1500になったわ。そして永続魔法【ネクロバレーの祭殿】を発動。これで互いに墓守と名の付くモンスターしか召喚できなくなったってわけ。カードを1枚伏せてターン終了よ」
どういう感じかわからないが、とりあえず表情見る限り雪音がピンチらしい。ふむ、応援するべきだろうな。因縁の相手だろうし。
「くっ、初っ端からきついわね・・・・・・いったいどうすれば」
「おーい、雪音ー!」
「・・・・・・遊己」
振り向いた雪音の表情は少し固い。というかまだ2ターンしかたってないのにしょげているんだが。相手はいったい何したんだよ。あぁ、メタカードを使ったのか。
「頑張れよ雪音。まだ2ターン目だ」
「・・・・・・えぇ、まだデュエルは始まったばかりだもん。すぐにへこたれてなんかいられないわね。ありがとう遊己!」
お、何かやる気出したぞ。確かにやってることはクソゲーだがやる気を出すことはいいことだぞ。それを勉強にも向けてほしいものだ。
でも早く終わらせてほしい。
「私のターン! ドロー!!・・・・・・よし! これなら」
「あら? いいカードでも引けたの?」
「えぇ、見てなさい!! 私は魔法カード【結晶塔の狙撃兵】を発動! このカードは手札から墓地にカードを捨てた枚数分、相手フィールドの魔法・罠カードを破壊する! 私は2枚墓地に送って、伏せカード、【王家の眠る谷‐ネクロバレー‐】の順に破壊するわ!」
おぉ、何か打開出来るカードを引いたらしい。いったい何語で話してるのかさっぱりわからんが雪音の表情がよくなった。
「ならチェーンして伏せてた魔法カード【サイクロン】を発動。貴女の伏せカードを破壊させてもらうわ」
「私の伏せカードは罠カード【命の結晶】。破壊されるわ」
「私の伏せカードは【降霊の儀式】よ。王墓じゃなくてよかったわね。そしてネクロバレーが破壊されて私のフィールドの永続魔法カードたちが破壊されたわ」
「これで私はバトルを行える。バトルよ!! ソヴェリンで攻撃!」
ソヴェリンの攻撃力は2400。相手の使徒はフィールド魔法がなくなったから攻撃力が戻り、1000となったから差し引き1400のダメージ。流石にそれくらいはわかる。無理矢理授業受けさせられた事だってあるし。
さて、残りライフ2600となりましたが、いつ僕は帰ることが出来るんでしょうか。雪音さん早く終わらせてくれ帰りたい。
「ターン終了よ」
「ふふっ、フィールド魔法がなくなったからって私の墓守の弱点を突いたとでも思っているの? すぐに対応しないと貴女・・・・・・また負けてしまうわよ?」
「むっ、挑発には乗らないんだから!」
おい、おもっくそ乗っとるやんけ。
「あらそう。なら私のターンね。ドロー」
天野はデッキからカードをドローして手札に加える。雪音のフィールドにはレベル8のシンクロモンスターが1体。伏せカードが1枚伏せられている。対する天野は完全にがら空き・・・・・・あれ? なんで雪音は通常召喚をしなかったんだ? 普通にがら空きだったんだからモンスターだして攻撃したらいいのに・・・・・・まさかモンスター持ってないのかそれとも忘れたのか。前者なら仕方がないけど、後者なら文句言おう。人が帰らず待ってるんだ。早く終わらせてくれ。
「私は魔法カード【死者蘇生】を発動するわ。墓地から【墓守の使徒】を特殊召喚。さらに、チューナーモンスター【A・ジェネクス・バードマン】を通常召喚! そしてチューニング!! 現れなさい!!レベル6【オリエント・ドラゴン】」
現れたのは遥か昔の中国とかの絵で見られる龍のような文様を持つドラゴンだった。昔はよく祭の時にこの龍の作り物で神輿のように担いで回ったんだとか。だが今のクソみたいなデュエルモンスターズ時代のせいでそんな歴史に興味を持つ奴なんかあまりいない。というか、学者までデュエルに熱中する始末。なんて時代なんだ。
「【オリエント・ドラゴン】のモンスター効果。このモンスターがシンクロ召喚に成功した時、相手フィールドのシンクロモンスター1体を除外する。貴女のソヴェリンは破壊耐性があっても、除外耐性はない! 消えなさい!!」
オリエント・ドラゴンが鼻から火を吹く。火は火柱となってソヴェリンを包みこみ、ソヴェリンごと消滅した。
「【オリエント・ドラゴン】で直接攻撃!」
「きゃぁっ!?」
確かライフは4000だったか。半分以上削れたからか吹き飛んでいく。あれ嫌なんだよなぁ。ソリッドヴィジョンシステムの改良版だったっけか。リアルを追求してダメージがそれなりに入るんだとか・・・・・・何がそれなりだよそんなことに無駄な力使うなってんだ。
「残りライフは1700。逆転したわね。ターンを終了するわ」
あらら、逆転されたか。点数差的にはきついが、手札が0、フィールドも【オリエント・ドラゴン】一体のみ。ドローしたカードによっては簡単に覆すことが出来るはずだ。はずっていうのは前に雪音が『カードを信じれば一枚からでも逆転が出来る』とか言ってたからだ。完全に受け売りである。ほんとうにありがとうございました。
まぁ、僕的には早くかたをつけて帰りたいのだ。そうでもしないとさっきの馬鹿みたいなのがまた絡んでくるかもしれないからな。正直関わるだけでも体力が削れる。二度と僕の前に現れてもらいたくない。気分を害する。
「・・・・・・私のターン!」
さて、雪音はどうするんだろうか。
苦労「エッキシッ」蟹「大丈夫か?苦労」苦労「何でもねぇ、多分誰か噂してんだろ」元王「えぇい、ヌードルは何処だ!」苦労「少しは空気を読め弱!」蟹(・・・・・・大変だな、ARC‐Vの苦労も。弱もヌードル食べなかったらあぁなるのか)
今回出てきたオリカ
夜明けの光 通常魔法
デッキから【結晶塔】と名の付くカードを3枚手札に加え、その後手札を2枚墓地に送る。
結晶塔の守護者・エレウォン ☆6 水属性 戦士族
A0 D2500
効果 このモンスターが召喚に成功した時、墓地の一番下のカードをデッキに加えシャッフルすることが出来る。1ターンに1度、このカードと戦闘を行う相手モンスターを守備表示に変更することが出来る。このカードが墓地に存在するとき、除外することで発動できる。戦闘を行う相手モンスターの表示形式を変更する。
結晶塔の戦士・スペクター ☆4 水属性 戦士族
A1700 D1200
効果 このモンスターが召喚に成功した時、墓地の一番下のカードをデッキに加えシャッフルすることが出来る。このカードが水属性以外のフィールド上のモンスターと戦闘を行う場合、攻撃力・守備力が500ポイントアップする。このカードが戦闘で墓地に送られた時に発動できる。デッキの一番上のカードを墓地に送ることでこのカードを手札に加えてもよい。
結晶塔の鍛冶師・シェナンド ☆2 水属性 戦士族
A500 D500
効果 このモンスターが召喚に成功した時、墓地の一番下のカードをデッキに加えシャッフルすることが出来る。このカードが手札から墓地に送られた時発動する。自分はデッキから【結晶塔】と名の付く魔法・罠カードを1枚手札に加える。その後、デッキからカードを1枚墓地に送る。
結晶塔の聖歌隊 通常魔法
フィールドのモンスター1体を選択し発動する。自分フィールドのモンスター全てのレベルは選択したモンスターと同じになる。
結晶霊 クリスタルダスト ☆4 水属性 天使族
A1800 D700
チューナー 効果 このモンスターが召喚に成功した時、墓地からレベル2以下の【結晶塔】と名の付いたモンスターを一体特殊召喚できる。この方法で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。
結晶塔の戦女・ソヴェリン ☆8 水属性 戦士族
A2400 D1900
シンクロ チューナー+チューナー以外の【結晶塔】・戦士族モンスター1体以上
効果 このモンスターが召喚に成功した時、墓地に送られた一番下のカードをデッキに加えシャッフルすることが出来る。
(1)フィールドのカードを破壊する魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードをリリースして発動できる。その発動を無効にし破壊する。
(2):このカードの(1)の効果を適用したターンのエンドフェイズに発動できる。このカードのシンクロ召喚の素材となったチューナー以外の【結晶塔】・戦士族モンスター1体を特殊召喚する。
結晶塔の狙撃兵 通常魔法
手札を任意の枚数墓地に送ることで、相手フィールドの魔法・罠カードを墓地に送った数だけ破壊する。この時、相手はこのカードに対して罠カードのチェーンを組めない。
命の結晶 通常罠
自分のモンスターが破壊されたときに発動できる。同じレベルのモンスターを手札から特殊召喚する。
ソヴェリンはスターダストの下位互換ですね。破壊への耐性がありますが、これをするとエンドフェイズ時に召喚されるのは素材であるチューナーではない【結晶塔】戦士モンスターが召喚されます。スターダストのようにはいきません。
ご覧の通り、デッキに戻すという共通効果持ちのモンスター蔓延る壊れデッキ(特にサポート)です。こいつ倒すなら墓地使わせないデッキが一番のメタですね。
ちなみにですが、最初のほうに出てきたハマーと言う男はもしも遊己がデュエル嫌いとかじゃなかったら城ノ内枠だった子です。ちゃんとした形で遊己と出会えず変な不良になったっていう裏設定つきです。
多分もう二度と出てこないでしょう。なんせ今の彼、武藤遊己は他人を信用してませんから。