恋姫の好きな姫は霞、恋、蓮華だったなぁ・・・・・・完全に半数が褐色系女子です本当にありがとうございました。
「【ホテル・セラエノ】・・・・・・ここがそうみたいね」
「あぁ、見た感じ豪華なホテルだな・・・・・・一日にどれ位金を毟り取られるのやら」
「ちょっと遊己! そんな事表立って言わないの!」
「もう、別にいいでしょ。どうせ私達はタダなんだし・・・・・・入りましょ」
天野が先導する先に見えてきたのは見るからに金持ちが泊まりそうなホテルだった。
【ホテル・セラエノ】
既に30年はたち続けている金持ちご用達のホテルらしい。ここでの生活はVIPそのものなんだとか。よく知らないが天野がそう教えてくれた。物知りだな。
さて、ここが大会控えのホテルに選ばれたのか。それには2つほど理由がある。1つは大会の会場の近くにあるから。でもガキにこんな高級ホテルかよ。もう1つは大会にゲストとして参加している人が泊まるため。【インダストリアルイリュージョン社】は外国の会社で、ここに来てるのがその外国の方から来たお偉いさんとのこと。つまりは見え張りたいんだわな。
ここのホテルの作りは見るからに豪邸とも見える。縦に非常に高いがな。何か高い塀で囲まれてるのに、銀色に輝くビルのような高い建物が聳えてる。隠せていない圧倒さに少し驚きを隠せない。何というかそうだな、興奮というものを覚えたようにも感じる。これからこんな高い建物の中に行くと考えると少し高揚感がかきたてられるというのだろうか。
だが、そんな時だ。
「おいお前!」
「え?」
唐突に後ろから声を掛けられたのか雪音が僕の前で振り向く。僕はそれを聞いた瞬間テンションダダ下がりになり、無視してホテルへとまっすぐ向かおうと足を前に出す。折角人が興奮と高揚に浸ろうとしていたのに、何で水を差すかね。
反応してやれ? 何でよくも分からない声に反応しなきゃならない。そもそも僕は善良な市民だけどもな、反応してやる義務も筋合いもない。それにこれは後々面倒くさいことになるはずだ。そう直感的な何かが訴えかけてた。そう、この声に反応してはダメだと。
『あの、マスター。反応見せてあげないんですか?』
見せるわけがない。そんな事で良い事があった試しがない。後ろの声の主は雪音か天野に任せて僕はさっさとホテルにチェックインして一人ホテルの最上階まで行ってやる。
「・・・・・・うむ? おーい面白ヘアー」
『マスター。今度はご氏名ですよ』
よし、こいつはネットで売っ払ってやる。誰が面白ヘアーだコラ。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんだよ」
「なんと、露骨に嫌そうな顔をされた」
嫌そうじゃない、嫌なんだよ。こんな唐突に絡まれて自分が得することなんざある分けない。絶対に何か変な事に巻き込まれるのが落ちなんだよ。あと面白ヘアーとかぬかしたからな。
で、振り返るとそこにいたのは褐色娘。薄い桃色のショートヘアーの顔まで埋まりそうな出か帽子を被った中華な小娘だ。うわ、外国人かよ。絶対余計な事に巻き込まれるぞ。
「おぉ! やはり武藤遊己だな!」
「・・・・・・もしも親父のことで声をかけたんなら二度と僕の前に現れるな。僕は親父が大嫌いでね、話を聞くだけでも物に当たりたくなる」
そう言うと少し考えるように唸り、合点言ったのかお決まりの仕草をした。
「何故親を嫌っているのかは知らんがそのつもりで声をかけたわけではない。私は【
ほぅ? つまりこいつはネームバリューとかで僕に声をかけたわけじゃないと。嘘かもしれないが僕は今非常に機嫌がよくなった。ただでさえ毎回武藤遊一武藤遊一と聞いてきたからな。こういうのは嫌いじゃない。今僕の中でこの中華娘への高感度が1上がったぞ。良かったな、さっきのマイナスとあわせて今-15999ポイントだぞ。ほら増やしてみせろ。
「それにお前が武藤遊一の息子だろうが関係ない。お前は今から私が倒すのだからな!」
「ほう。中々好印象な中華娘だな。だが悪いけど僕は負けてやるほどお人よしじゃない・・・・・・って何? 今から?」
『ガン無視決め込もうとした人間の言葉じゃないですよマスター』
こいつ後で実体化させて頭ぶん殴ってやる。余計な事を言うんじゃない。
そんなことよりこいつ何て言った? 今から? うん?
「あ、あのー」
「私達も無視しないでいただけるかしら?」
「ん? お前達は・・・・・・天雄雪音と天野朔耶だな! お前達のこともちゃんと調べたぞ! 結晶塔使いと墓守使い! 相手にとって不足なし!」
自分達の名前が知れていることに対して少し嬉しそうな二人。まぁデュエリスとなんて知名度が命だからな。不本意な知名度なんてのも存在するけど。で、なんでこの中華娘は僕を見てくるんだ? ほら、雪音達と話してろよ。さっきの言葉は聞かなかったことにするからさ。
「なのだが・・・・・・武藤遊己、お前だけデッキだけがよくわからない。それもかねて声をかけた」
「何で対戦相手に手の内を見せなきゃいけないんだ」
「わかっている。だからそれを知るためにデュエルと行こう」
あ、やっぱり空耳でもなかったのね。
「断る。僕は相手に手の内を見せる気はないぞ」
「むぅ」
はぁ、何で試合の前日に無駄な体力をへらさなきゃいかんのだ。というかさっき天野にも言ったんだがなぁ。
「僕としてはさっさとホテルのふかふかなベッドに寝転びたいんだが。何で相手しなきゃいけない?」
「デュエリストなら受けたデュエルは買うものだ」
「今の世の中喧嘩すら買わねぇよ」
「むむむっ」
何がむむむっだ。好印象だといった、だからといってデュエルしてやるってわけにはならないだろうが。はぁ、出鼻は中華娘に挫かれたか。これ以上酷いことはおきないでくれよマジでさ。
この大会自体がきな臭くなったってのに、これ以上僕の体力とかその他諸々を削らないでくれ。ただでさえホテルでαから地図書き込む手伝いして欲しいってのに。
「遊己、別に1回位デュエルしたって罰は当たらないわよ。準備運動だと思えば」
そこへ加勢に来たのは雪音だった。しかも相手の加勢だ。何故そっちに行った。お前が闘ってくれ。僕は忙しいんだぞこれでも。
「む? 私はいつでも全力だぞ。慢心して来るなら1キルもじさん」
「1キルって。武藤君、相当コケにされてるわよ。このままでいいの?」
「その「これでデッキの中身が見れる」みたいな顔するなよ。っていうか何でする方向に行ってんだよ」
何故か三人ともが目で訴えかけてきやがった。勘弁してくれよ。なんか僕が悪いみたいじゃんか・・・・・・はぁ。
「わかった、わかったさ。1回だけだぞ。1回」
そう言うと中華娘は嬉しそうに飛び跳ねていた。雪音も天野もデッキがみたいのかうずうずしてるのが見て取れる。お前らどんだけ僕のデッキ知りたいんだよ。前に何度も闘ってるじゃないか。しかも殆どカード変えてないぞ。
「では行くぞ! デュエル!!」
「はいはい、デュエルデュエル」
ディスクを右手に装着し終えたの見た中華娘がそう叫んで僕をせかす。はっきり言って急ぎたいのは僕も同じなんだよなぁ。誰かさん達の所為で遅くなってるけど。あぁ、ふかふかなベッドは何処へ。
「私のターン!! ドロー!!」
勢いよくドローする中華娘。1キルもじさんとか言ってた割には先攻をとるんだな。先攻1キルでもするつもりか? ってそんなことより自分の手札を確認するか・・・・・・何々? 魔法3枚に罠1枚、モンスター1枚か。ヴェーラーいないし、1キルされると詰むんだが。
さてさて、初手に効果モンスターいないし、様子見と行くとしよう。正直この手札だとちょっと展開しないと辛い。手札交換するか何かしないとな。まぁ何ターンかは持つ手札だし、少し張り切るとするか。
「私は【暗黒拳士サンギョク】を召喚! サンギョクの効果は1ターンに1度、手札の魔法カードを墓地に送ることでデッキからレベル2以下の地属性戦士族モンスターを手札に加えることが出来る。私は【暗黒魔僧リャンシン】を手札に加える」
ほう、サーチカードか。攻撃力1700・・・・・・レベル3にしては申し分ない攻撃力だ。だが、展開が少し遅いようにも感じるのだが。
いや、今の環境が馬鹿みたいに早いんだな。あぁそうだよ。楽しむ気がない奴ほど早いんだよなぁ・・・・・・まぁ負け無しだけど。
「カードを2枚伏せ、ターンを終了する」
「じゃあ僕のターンだ。ドロー」
さて、どう展開していくか。
「僕は魔法カード【古のルール】を発動する。手札からレベル5以上のモンスターを1体特殊召喚する。来い、【カース・オブ・ドラゴン】」
手札から召喚したのは金色の禍々しいドラゴン。一番やりとしては十分だろう。
「伏せカードはよくわからんが、とりあえず行くぞ。【カース・オブ・ドラゴン】で【暗黒拳士サンギョク】を攻撃。頼むぞ!」
僕の声に呼応するように咆哮をあげ、金色のドラゴンの口から火球が作られる。そしてその火球は中華娘のモンスターを無慈悲に焼き尽くした。低い悲鳴を上げるサンギョクだったが、破壊されるであろうその瞬間、サンギョクが【カース・オブ・ドラゴン】へと突っ込んでいき、爆発に巻き込むように飛び掛った。見事ドラゴンを破壊しやがった。
・・・・・・まさか。
「罠カード【流水蹴】を発動させてもらった。このカードは自分のモンスターが相手モンスターに破壊されたときに発動出来る。その破壊したモンスターを破壊し墓地に送る」
「やはりか・・・・・・僕のモンスターへ突っ込んでいく時点で何か効果が発動したのは分かっていたが・・・・・・だが、ダメージは受けてもらう」
差分の300ダメージが中華娘を襲う。心なしか風が舞ったようにも感じる。何だ? ソリッドヴィジョンに物理判定でも入れたのか? あぁ、そういえばこれは大会用だったなこれ。何だっけ? ヴァーチャルシュミレーションシステムだっけ? 違った、あれはソリッドヴィジョンの前のシステムだ。
「カードを3枚伏せ、ターンを終了する」
「私のターン、ドロー!! 私は魔法カード【戦士の生還】を発動。墓地から【暗黒拳士サンギョク】を手札に加える。そして私は【暗黒龍老師】を召喚!!」
力強くドローしたかと思えば墓地回収をしてきたうえにレベル2のモンスター。さて、こういうモンスターはドロー効果やサーチ効果があることが多いし。気をつけないとな。どんな効果がきてもいいようにしないと。
「【暗黒龍老師】の効果を発動!! デッキからカードを1枚ドローし、その後手札を1枚墓地に送る!」
ほう、手札交換しつつ墓地肥やしか。効果が強い良いカード使ってるな。正直ちょっと強すぎる気もしないわけじゃないが。
「墓地に存在する。【暗黒死霊パーウォン】の効果を発動! このカードは通常召喚できず、墓地に存在するときのみ、1ターンに1度フィールドに特殊召喚できる! 来い! パーウォン!!」
「レベル9のモンスター。いつの間にそんなカードを・・・・・・そうか、【暗黒龍老師】の効果か」
「その通り。さっき墓地に送ったのはまさしくパーウォン。だがパーウォンは攻撃宣言を行えない」
条件が少し厳しいからと言って墓地からなら毎ターン復活できる。そう思えば攻撃できないのは妥当なのだろうか。だがいつ仕掛けてくる? 既に相手フィールドにモンスターは2体存在する。どちらもチューナー効果はないしレベルが違う・・・・・・さぁ、どう来る?
「私は魔法カード【融合】を発動する!! フィールドの【暗黒死霊パーウォン】【暗黒龍老師】そして手札の【暗黒魔僧リャンシン】【暗黒拳士サンギョク】を融合素材に融合召喚する!!」
ほう、融合召喚か。これほどのコストを元にするんだ。どんな強烈なぶっ壊れカードが現れるんだろうな。正直身震いしてくるぞ。
「さぁ、舞台は整った! 東の陽射しは強く、天は我を祝福する!! 融合召喚!! 現れろ!! 大盤振る舞いに恐れをなせ!! レベル12【暗黒三大天―清老頭―】!!」
さぁてこの巨大な化け物は一体なんなんだ? 初っ端からレベル12? 攻撃力4200? 勘弁してくれ。ここでこんな化け物出すなよ。
「清老頭の効果! 融合素材にしたレベル6以上のモンスター1体につき相手フィールドの魔法・罠カード1枚を破壊する! 破壊するのは右側のカードだ! ドラドラドラァ!!」
「この破壊されるカードでチェーンを組む。魔法カード【サイクロン】。お前の残っているの伏せカードを破壊する」
「お前が破壊したのは永続罠【馬歩の構え】。地属性戦士族モンスターにモンスター効果を受け付けない効果を付与するカードだ・・・・・・だがこの勢いを止められんだろう!!」
畜生、手札にはさっきドローした速攻のかかしがいるから1回のバトルは防げる。だが次のターンにモンスターを手札に加えられなきゃ・・・・・・多分負けだろう。てかなんで開幕3ターン目でこんな最上級モンスター出してくるかなぁ。こっちはそんな強い奴もってないぞ。これはあれか? 見せ付けてるのか? 嫌がらせなんですか? まぁ、話した感じそんなこと一切考えてないんだろうなこの中華娘。
「これをするとエンドフェイズまで攻撃力が半分になるがダメージを与えるとしては充分。これで終わらせてやろう! 行け、清老頭!!」
「手札から速攻のかかしを墓地に送ることでバトルフェイズを強制終了する!!」
「それは無理な話だ! 清老頭の効果! 1ターンに1度、相手の魔法・罠・効果モンスターの効果を無効にして破壊する!!」
チッ、これで2100のダメージか、でも何かまだ仕掛けてそうだがどうなんだ? これで終わらせるといっていたが・・・・・・まさかとは思うが。
「これで終わらせるといったはずだ! このモンスターが与えるライフダメージは二倍になる。慢心したお前は既にツモっていたのだ。さぁ、これで終局と行こうじゃないか!」
やはりダメージ倍増効果か。僕自身慢心している気はなかったが・・・・・・まぁいい。これで終わりだ。
とは言っても、僕が負けるわけじゃないがね。
「おい中華娘、お前は僕を慢心していると言い、勝敗を確信したからか焦ったな?」
「ん? どういう意味だ?」
「慢心していたのはお前のほうだってことだよ。僕が慢心していると思い込んでさっさと
「何!? 何か秘策があるとでも言うつもりか」
「こういうことさ。追いかけリーチからのロンと洒落込もうか。罠カード発動【魔法の筒】、その攻撃を無効にし、その攻撃力分のダメージを相手に与える」
「な、なんと」
「お前がもしこっちのカードを破壊してたなら少しまずかったが、どっちにしろライフは残る手立てだったさ。さて、既にお前の伏せカードはない。手札からダメージを無効にするカードを発動させなければ負けだぞ」
少し自身の手札を見た中華娘は苦しい表情の後、首を横に振った。
「・・・・・・今の手札にそのたぐいのカードは、ない。負けたぞ」
「清老頭はダメージ自体を倍にする効果。それは敵味方関係なくだな」
「あぁ、完全にツモられた。お前の勝ちだな、武藤遊己」
「慢心せずに来いと言ったのはお前だったからな。ちゃんと慢心せずに戦ったぞ・・・・・・3ターンだけだが」
モンスター達も消え、デュエルが終了した合図がディスクから聞こえる。それと同時に中華娘は嬉しそうに僕の元へと近づいてきて笑顔を向けてきた。
「それでもだ。お前は強い!」
勢いよく出された拳は少し震えていた。負けたことを我慢した振るえなのか、それとも嬉しさの武者震いなのか僕にはわからない。もしかすれば負けたことに腹が立っているのかもしれない。だが何故だろう、僕は自然と拳をぶつけていた。
だが、この中華娘が僕的にそんな悪い奴には見えなかった。
デュエルモンスターズを再び始めてからというもの、人と関わっていくと良い奴と悪い奴が少し判りだす。今までは全員が全員敵だと思っていたが、そうじゃなくただただ楽しみたいって奴が存在して、そんな奴は自然と印象がよく見えた。今のこの中華娘もそんな感じだ。
というか基本男より女相手のほうがそう思える。僕の周りの野郎共は基本見下ししてきて負けてもインチキだのなんだのと文句言ってくる。そう思うと女性はそこら辺がサッパリしていて印象が良い。多分僕の周りの男がクズなだけで良い奴はいるんだろうけどな。
「よし決めたぞ、お前は私の生涯のライバルだ!! 絶対に次は倒してみせる!!」
「生涯かよ。だがまぁ当分負けるつもりはないからな。何度も負けていいなら考えといてやる」
「いいや、次は私が勝つ。遊己、お前に勝つのはこの李紅華だ」
「あのぉ、二人で良いムード作るのは少し癪なんですが」
「雪音の発言は放っておいて結構だけど、武藤君を倒すのは私よ。残念だけど貴女はその次ぐらいにしてちょうだい」
デュエルが終わったからか雪音達が近づいてきてそんなことを言ってきた。こいつらも刺客だったのか。どおりでデッキを知りたがっていたわけだな。なんて奴らだ。
「むむっ、先客がいたのか。だが後追いの方が燃えるというもの!! 誰が遊己を早く倒せるか勝負だ! という訳で遊己! もう一度だ」
勘弁してくれ。僕に休ませろ。
『マスターがハーレムしてる・・・・・・ぐぎぎぎ、正妻は私のはずなのに』
『くりくり』
『馬鹿も休み休み言えって・・・・・・クリボーって本当に毒舌だよね。マスター以外には』
『くりくり』
『褒めてないからね? 私は一切褒めてないよ』
後ろでも馬鹿が何か言ってる。正直今すぐにでもホテルのベッドで寛ぎたいんだけど、なんでこいつら僕の両手を引っ張ってるだ。ここまで来ると痛いぞ。鍛えているとか云々じゃない。痛い。
しかも怒るに怒れない雰囲気が出てやがる。やばいぞ、何か何言おうと僕が責められる雰囲気だ。それだけは勘弁してくれ。
☆
あれから1時間ばかし相手をさせられた。しかも終いには3対1とかいう畜生なことをさせられた。まぁ勝ったがな。というかこの3人のデッキは合わないんだよ。基本天野と雪音の相性が悪い。さらに墓地利用もする中華娘・・・・・・流石にいつまでもこの呼びは可哀想だ、李もネクロバレーが出るとパーウォンが無駄死にする。結局何とかモンスター出してもうちのマハードが一掃して勝ってるが。
【ブラック・マジシャン・ガール】? あぁ、あいつはドーナツ食ってたよ。来客用のを持ってきてやがった。とりあえずぶん殴っとく。
「はぁ、何でこんな事しなきゃいけないんだよ。さっさと終わらせるはずだったのに」
「まぁまぁ」
「武藤君のデッキも粗方みる事が出来たし上々ね」
「僕はよくないけどな」
「まぁまぁ」
「お前はまぁまぁしか言えないのか雪音」
李と別れ、ホテルのロビーにてデッキの登録をしている。李は既に終えているとの事で、デッキ内容をサイド以外で変えない限りは外でのデュエルは許されていたらしい。まぁ僕は大会が始まるまで部屋にこもってるつもりだけどな。
「83番でお待ちの武藤遊己様。デッキの登録が終了しました」
「うっす」
デッキも取り戻し、さぁホテルに行くかの。まずはαに地図埋めを手伝って貰わないとな。とりあえずやることは決まった。
『マスター、ここ凄いですね』
「あぁ、そうだな」
『これなら一晩中退屈しませんね。勿論マスターもオールナイトフィーバーです』
「お前それ本気で言ってんのか?」
『当たり前ですよぉ。今夜は寝かせないぜ?』
うるさい、ぶぶ漬けでも食べてろ。
本来の遊戯王のような熱い展開とか感情移入できる個性とか難しいな。
オリカ紹介
モンスター
暗黒拳士サンギョク☆3 地属性 戦士族
A1700 D300
効果 1ターンに1度、手札の魔法カードを捨てることで、デッキからレベル2以下の地属性戦士族を手札に加えることが出来る。
暗黒魔僧リャンシン☆2 地属性 戦士族
A1000 D500
効果 自分フィールドにモンスターが存在せず、相手フィールドにのみモンスターが存在するとき、このカードは特殊召喚出来る。
暗黒獣ウーフェン ☆5 地属性 戦士族
A500 D200
効果 1ターンに1度、このモンスターは戦闘では破壊されない。
暗黒龍老師 ☆2 地属性 戦士族
A500 D600
1ターンに1度、デッキからカードを1枚ドローし、その後手札からカードを1枚墓地に送る。このモンスターは相手のカード効果で破壊されない。
暗黒死霊パーウォン ☆8 地属性 戦士族
A2900 D2500
このモンスターは通常召喚できない。墓地に存在する時のみ、1ターンに1度フィールドに特殊召喚できる。このモンスターは攻撃宣言を行えない。
流水蹴 罠
相手のバトルフェイズで自分のモンスターが破壊されたときに発動出来る。そのバトルを行った相手モンスターを破壊し、墓地に送る
馬歩の構え 永続罠
1ターンに1度、ライフを500払い、発動出来る。自分フィールドに存在する地属性戦士族モンスター一体を選択する。そのターン選択したモンスターは相手モンスターの効果を受けない。
融合モンスター
暗黒三大天 清老頭 ☆12 地属性
A4200 D3100
融合 暗黒と名のつくモンスターを4体
効果 このカードが召喚に成功したターンに1度だけ、相手の発動した魔法・罠・効果モンスターの効果を無効にし、破壊することが出来る。
このカードが相手モンスターと戦闘を行う場合、このカードが与えるライフダメージは倍になる。
1ターンに1度、自分メインフェイズ時に発動出来る。このカードの融合素材になったレベル6以上のモンスター1枚につき相手フィールドのカードを1枚破壊する。この効果を使用したターンのエンドフェイズまで、このカードの元々の攻撃力は半分になる。