雪国の先導者達   作:黄雀

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またもや遅くなってしまいました。申訳ありません。
タッグファイトのファイト構成、毎回キツイです(泣)


防御不能の呪槍

 シュンヤくんのリバースが解かれた。

 わたしの聞いた話では、相当腕に自信のあるファイターでもリバースファイターの力には及ばず、次々にリバースが拡大した。少なくとも4年前の事件に関してはそう聞いている。

 今回のリバースは4年前よりも効果が弱い……?なら可能性はあるかもしれない。わたしの、大切な先輩を取り戻すことができるかもしれない。

「ん……ん?ここは?僕はいったい今まで何を……」

 シュンヤくんが目を覚ます。

 記憶がない。この点も聞いているリバースの話と一致する。

 こんな分析意味ないんだよね。とにかく勝てばいいんだから。

「ねえ、ミックミク」

「ミクね」

 鋭く返してくるミックミク。ちょっとムカつくとこもあるけど、からかいがいがあるし、腕は信頼できる。わたしより強い。

「タイガと組まない?」

「組むって、何よ」

 勝算のために。

「ナツキパイセンのリバースを解くために、タイガとタッグを組んでタッグファイトで挑まない?ってこと。このかわいいタイガと組めるチャンス!」

「………………」

 一瞬冷たい目で睨みつけたあと、すぐに思案顔になり、沈黙は合計すること5秒。

「むこうが了承するようなタッグパートナーがいるかしら」

「組むこと自体はOKなんだ?やっぱりタイガがかわいいんだ?」

「1対1より勝率が高そうだからね。ブサイクだけどまあまあ強いし、あんた」

 どつきまわすぞ、この女。

「えーっ、ひっどーい。ちゃんとその辺まで考えてあるのに」

 でもスマイルスマイル。わたしはアイドルなんだから。

「じゃあ、とりあえず行こう。パイセン、まださっきのところにいるかな」

 たぶん、いるけど。

 わたしじゃない相手を待っている。

 

 

 

 途中3人ほどリバースされた伊達北のファイターが襲ってきたけれど、わたしとミックミクで軽く蹴散らし、パイセンがリバースされた場所にたどり着いた。

「来たわね、コスモウィング」

 予想通り、ナツキパイセンはその場から動いていなかった。パイセンにとって倒すべき相手は1人、それも逃げ出すようなたまじゃない。

「何度やっても同じよ、アビスウィング」

 非公式ヴァンガード対戦サイト、ヴァルト。そのツートップ・プレイヤーであるコスモウィングとアビスウィング。本名、歌星ミクと浅倉ナツキ。対戦成績は僅かにコスモウィングが勝ち越している。

 リバースの力が加わった今、おそらくは……。

「さ、デッキを構えなさい。コスモウィング」

 ここだ。

「パイセンパイセン!タイガもファイトしたいな〜。タッグファイトにしようよ」

 ハルミちゃんが残ってればそのタッグでもよかったんだけど、あいにくそちらはもうこの場に残ってはいない。

「こっちは1人よ、その辺のやつ捕まえてタッグにしようにも足を引っ張られちゃたまらないわ」

「だーいじょうぶ!パイセンのための最強のタッグパートナーも用意してるって。ほらそこに」

 後ろから付いてきてた3人のうちの1人を指さす。

「え、わたし?」

 御堂ユキネ。

「ユッキーなら問題ないでしょ?だって、パイセンより強いもんね?」

 日本サーキット北陸第一ブロック予選決勝、ジャッジキルとはいえ勝ったのは御堂ユキネだ。

「ふん……ヘタな煽りね。まあ、でもそいつならいいかな。リバースするとよく分かるのよ、ユキネがどれほどリバースに侵食されてるのか。たぶんファイトが始まってしまえば、そちらの味方をして手を抜くなんてことはできない」

 よし、交渉成立。

 あとはミックミクとのタッグで2人を倒すだけ。

「ほら、そういうことだからこっち来て戦いなさい。御堂ユキネ」

「は、はい……」

 ユッキーは不安そうにこちらを見る。

 大丈夫、ミコちんにできてこのタイガにできないはずがないんだから。

「足引っ張んないでよ、中坊」

「ミックミクこそ~」

 いちいちムカつく女だな、こいつ。

 

『スタンドアップ・ヴァンガード!』

 

【第1&3プレイヤー:歌星ミク&日比谷タイガ】

【第2&4プレイヤー:御堂ユキネ&浅倉ナツキ】

 

「大望の宝石騎士ティファニー!」

 傍らに歌星ミク、コスモウィング……

「新鋭の騎士ダヴィド!」

 その向かいにはわたしの憧れ。ナツキパイセン。

 悔しいけど、勝つためにはパイセンと正面からぶつかるのは、ミックミクに任せた方がいい。

「春待ちの乙女オズ!」

 わたしの向かいには御堂ユキネ。すでに赤い紋様がうっすらと顔に浮き出てきている。パイセンが言っていたように手加減は期待できない。

「ブラックボード・オームちゃん!」

 そしてわたし。アイドル・日比谷タイガの、みんなを笑顔にするお仕事はここからはじまる!

 

 

 

 ターン7

【ミク&タイガ:ダメージ2/手札5&5】

【ユキネ&ナツキ:ダメージ2/手札5&5】

 

「スタンド&ドロー!グルウルフさんにライド!そして、駆け抜けろタイガの新しい分身、コール!クレヨン・タイガー!」

 カウンターブラストの消費は激しくなるけれど、バイナキュラスタイガーより攻撃力があるはず。

「タイガーでヴァンガードをアタック!」

「ウーントタナップでガード」

 冷静なガードがわたしの分身をはじき返す。

 目の前に立つ御堂ユキネは、もうさっきまでとは違う。完全にリバースファイターの雰囲気がでている。

「オームのブースト、グルウルフさんでもふもふアタック!」

「ノーガード!」

 ドライブトリガーをチェック。ルーラー・カメレオン。

「ゲット・クリティカルトリガー!」

「くっ……」

 

【ミク&タイガ:ダメージ2/手札5&5】

【ユキネ&ナツキ:ダメージ4/手札4&5】

 

「あたしのスタンド&ドロー。ライド・ブラスターダーク撃退者!」

『ブラスターダーク撃退者!?』

 隣に立つミックミクと声が被る。

 ナツキパイセンのデッキにはブラスターダーク撃退者は入ってなかったはずだ。わざわざデッキを変えたということは、少なくともリバース状態ではその方が強いってことなんだと思う。

 となると……?

「闇夜の乙女マーハをコール。ブラスターダークでヴァンガードにアタック」

「ポリーでガード」

「ドライブチェック、ゲット・ヒールトリガー!ダメージを回復、パワーはマーハに。ダヴィドでブーストして マーハでヴァンガードをアタック」

「ノーガード」

 こちらの2人はテンポが早いね。

 ここまでの流れは全部予想済ってことかな。

 ダメージが3同士で並び、ターンが移る。

 

【ユキネ&ナツキ:ダメージ3/手札5&5】

【ミク&タイガ:ダメージ3/手札4&5】

 

「サンクチュアリガード・ドラゴンにライド。スキルでまぁるがるを捨て、シェリーをスペリオルコール」

 第9ターン。ついにグレード3が姿を現し始める時。

「そーどみーをコール。スキル発動、シェリーをスペリオルコール。シェリーでマーハをアタック」

「ノーガード」

 宝石騎士の力でパワーアップしたシェリーがマーハを切り裂く。

 あれを放置しておくと次々ユニットが増えるから、いい狙いだ。

「サンクチュアリガードでヴァンガードをアタック」

「ノーガード」

「ドライブチェック、ゲット・クリティカル。パワーはそーどみーに」

 2ダメージを叩き込むサンク。

「ダメージチェック。クリティカルトリガー・ゲット。パワーはヴァンガードに」

 対してパイセンもダメージトリガーで応戦する。

「いつ対戦しても、憎らしいくらい面白みのないファイトね、コスモウィング」

「無駄がないって言ってくれるかしら。そーどみーでヴァンガードをアタック」

「厳格なる撃退者でガード。でも、今日こそは完全に叩きのめす。あんたを超えなきゃあたしは上にいけない」

 はぁ、とため息をつくミックミク。

 パイセンは本当にそいつがお気に入りなんだね。リバースしたら、そいつしか見えなくなるくらいに。

 

【ミク&タイガ:ダメージ3(表2)/手札4&5】

【ユキネ&ナツキ:ダメージ5/手札5&4】

 

「わたしのターン。ラナンキュラスの花乙女アーシャにライド!」

 おっと、こっちにも一応気をくばんないとね。

「メアドリームでクレヨンタイガーにアタック!」

 そこはアーシャから来る場面。

 やっぱり、リバースしててもそれほど実力に差はないのかも。

「ルーラーカメレオンくんでガード!」

「同じ相手に二度は負けはしない!アーシャでヴァンガードをアタック!」

「だーめ。タイガは常に勝ち組なの。ノーガード」

 ユッキーも人格への影響が大きくなってきてるね。

「ツインドライブ!ゲット・ドロートリガー」

 ほら、トリガーの振り先がない。

「ダメージチェック、リサーチャー先生。ノートリガーだよ」

 

【ユキネ&ナツキ:ダメージ5/手札8&4】

【ミク&タイガ:ダメージ4(表3)/手札4&4】

 

「タイガのもふもふスタンド&ドロー!ライド・特別名誉博士シャノアール!そしてジェネレーションゾーン解放!」

 テスターフォックスを捨てることで超越する。シングルならテスターにライドするとこだけど、タッグでそれは悠長すぎる。

「いい女には裏がある。かわいいタイガも牙を剥く。ストライド・ジェネレーション!全智竜キャスパリーグ!」

 ターン進行の関係上これが最初のストライドということになる。タッグではダメージ9で決着、1人あたりの受けられるダメージは5未満のため通常より展開が早い。一回目の超越で勝負が決まることもザラだ。

「グルウルフさん、ぐるぐるダックビルくんをコール。ダックビルの効果はグルウルフさんに。オームもソウルに入れて、効果をグルウルフさんに」

 それに1つ、気になることがある。たぶんミックミクも気づいてる。

 というか、気づいてると信じて進めるしかない。

「グルウルフさんでメアホープをアタック!」

「ウーントタナップでガード!」

 悪いけど、全部使うからね?カウンターブラスト。

「ダックビルのブースト、タイガの分身クレヨン・タイガーでヴァンガードをアタック!クレヨン・タイガーのスキルでグルウルフさんをスタンドしパワー+4000。キャスパリーグのスキルでさらに+4000」

「フェアリーライトドラゴンでガード!」

 ここも守ってくるか……。グルウルフも止めるつもりなのか、ガード値的にそうせざるを得ないのか、それともミスか。

 パイセンやミックミクと違ってミスの線が残るのが微妙に読みにくいな。

「キャスパリーグでヴァンガードをアタック!」

「くっ、ノーガード」

 よし、ここでトリガーを引きまくる!

「トリプルドライブ!ホルダーヘッジホッグ、クリティカルをヴァンガードに、パワーはグルウルフさんに。……さらに、ブロードキャストラビット。ヒールトリガー!回復はしないけどパワーをグルウルフさんに。うーさぎぴょんぴょん」

「ダメージチェック、ゲット・クリティカルトリガー!パワーをヴァンガードに」

 花園の乙女マイリスがダメージへ。

 でもそんなことではもう止まらないよ。

「グルウルフさんでヴァンガードをアタック!さらにキャスパリーグのスキル発動。カウンターブラストしてパワー+4000。合計31000」

 20000要求。

 さあ、どうする?

「通さないよ。ディモルフォーぜとフェアリーライトでガード!」

 一応考えてはいたか。まあ、だからといってわたしが困ることは一つもない。

「エンドフェイズ。グルウルフさんを退却。キャスパリーグ2回、クレヨン・タイガー、ぐるぐるダックビル、ブラックボード・オームのスキルで5枚ドローしてターンエンド。どう?タイガ、刺激的?」

 

【ミク&タイガ:ダメージ4(表0)/手札4&9】

【ユキネ&ナツキ:ダメージ7/手札4&4】

 

「スタンド&ドロー!ライド・撃退者ファントムブラスターabyss。そしてジェネレーションゾーン解放」

 ブラスターダークDiabloがドロップに送られる。グレード3の配分は変わってないのかも。

「我を導く深淵の翼よ、立ちはだかるなら宇宙さえも握り潰せ!ストライド・ジェネレーション!覇道黒龍オーラガイザー・ダムド!」

 初手からダムドの方で来たか。

「ダークハート・トランペッターをコール。スキルで真黒の賢者カロンをスペリオルコール。そしてダムドのスキル発動。ダークハートとダヴィドを退却。デッキの上2枚を公開」

 督戦の撃退者ドリンとブラスターダーク撃退者が公開される。

「ダムドのスキルにより、ティファニーを退却。カロンでシェリーをアタック!」

「ノーガード」

 ドリンも入ってる……ブラスターダークに寄った構築をしている。

「ダムドでヴァンガードをアタック!」

「トリプルドライブ!ウーンテッド・エンジェル。クリティカルゲット。2枚目は、ブラスターダーク撃退者abyss。3枚目、暗黒医術の撃退者。ダメージ1回復!」

「ここでダブルトリガーとはね…」

 二人のファイトは微妙にミックミクが押されているかもしれない。

 なんとしても、わたしの方でペースを握っておかないと。

 

【ユキネ&ナツキ:ダメージ6/手札4&7】

【ミク&タイガ:ダメージ6(表2)/手札4&9】

 

「スタンド&ドロー。ジェネレーションゾーン解放!」

 シングセイバーがドロップへ送られる。

「力は我にあり。裁きの光で逆らう者を切り伏せよ!ストライド・ジェネレーション!サンクチュアリガードレガリア!」

 彼女の切り札レガリア。だけど今のの盤面では生きない。

「シシルスをコール。シシルスでヴァンガードをアタック!」

「暗黒医術の撃退者でガード」

「次!レガリアでヴァンガード」

「ノーガード。全然ダメね、ヤキが回ったんじゃない?コスモウィング」

 パイセンが煽る。その姿には、普段の周りから好かれる人格は微塵も感じられない。

 対してトリプルドライブを黙々と行うミックミク。焦りの色が濃い。

「……3枚目、ツインソード。トリガーなし。そーどみーでアタック!」

「ノーガード。ダメージチェック。氷結の撃退者、ドロートリガー。1枚ドロー」

「ふん。ヤキが回ったのはどっちか、今に見せてやるわ」

 

【ミク&タイガ:ダメージ6(表2)/手札6&9】

【ユキネ&ナツキ:ダメージ8/手札4&7】

 

「スタンド&ドロー。ジェネレーションゾーン解放!」

 こっちもストライドして全力で攻めてくるはず。

「この大地を枯らそうと、力を吸い上げ伸びゆけ。ただ美しく咲くために!ストライド・ジェネレーション!夢紡ぐラナンキュラス アーシャ!アーシャのスキルでメアドリームを分身。2体ピアをコールし。夢紡ぐラナンキュラスのスキルで前列にパワー+5000」

 だいぶ攻めに来てる。こうなったらもうきっとクレヨンタイガーは無視だね。

「ピアのブースト、メアドリームでヴァンガードをアタック!23000」

「ふぇぇ、15000要求かぁ。ホルダーヘッジホッグとカスタネットドンキーちゃんでガード!」

「アーシャでヴァンガードをアタック!」

 ダブルクリティカルでゲームセット、か。理屈の上ではノーガードで通すべきなのはわかってる。それでも、負ければリバースという緊張感とガード自体が可能であることが、ひよったプレイングを脳にこびりつかせる。

 いや、ダメだ。わたしの相手は目の前のこいつじゃない。

 わたしは、人を引き付ける魅力をもった優しくて強いパイセンを取り戻すためにファイトしてるんだ。そんな弱気で勝てる相手じゃない。

「ノーガード!」

「ドライブチェック!ゲット・クリティカルトリガー!」

 クリティカルは1枚。

「メアホープでヴァンガードをアタック!」

「ルーラーカメレオンとブロードキャストラビットちゃんでガード!」

「くっ、ちょこまかと……」

 なんと言われようとこれが日比谷タイガのファイトよ。

 

【ユキネ&ナツキ:ダメージ8(表7)/手札4&7】

【ミク&タイガ:ダメージ8(表4)/手札6&5】

 

「スタンド&ドロー。タイガの~プリティジェネレーションゾーン解放!」

 あんまり手札がよくない。決めにいくのは次のミックミクのターンに任せよう。

「いい女には裏がある。かわいいタイガも牙を剥く。ストライド・ジェネレーション!全智竜キャスパリーグ!」

 ぐるぐるダックビルを全列においてアタックを開始する。

「ダックビルでヴァンガードをアタック!キャスパリーグのスキルでパワー+4000」

「メアドリームでインターセプト!」

「キャスパリーグでヴァンガードをアタック」

「パッションフラワーで完全ガード!」

 む、けっこうちゃんと守りに備えてたか。この辺でタッグガードさせてパイセンの手札を削っておきたい。

「トリプルドライブは……ブロードキャスト・ラビット。ヒールトリガー!う~さぎぴょんぴょん。いけ、クレヨンタイガー。キャスパリーグのスキルでパワー+4000。ダックビルをスタンド、+4000」

「そっちもパッションフラワー。カウンターチャージ」

 不明だった1枚も完全ガード……厄介な。

「ダックビルでアタック!パワー+4000!」

 

「ウーンテッド・エンジェルでタッグガード!」

 

 パイセンの方からタッグガードが飛んでくる。

「パイセン、こっちのファイトも見てたんですね?」

「ったく、おとなしくしてなさいよ。あたしとコスモウィングのファイトなんだから」

 違う、これはタッグファイトだよ、パイセン……

「……ダックビルとクレヨンタイガーを退却。スキルで4枚ドロー」

 

【ミク&タイガ:ダメージ7(表1)/手札6&11】

【ユキネ&ナツキ:ダメージ8(表7)/手札0&6】

 

「さあ、これで決着よ。コスモウィング」

「そっちの負けでね、アビスウィング」

 二人はやはり、自分たちしか見えていない。

 この会話がすべてを物語っている。

「そういう言葉遊びじゃないのよ。ストライドジェネレーション。暗黒竜ファントムブラスターdiablo」

 それまでとはうって変わって静かなストライド。

「スキル発動。このターン、diabloにパワー+10000、クリティカル+1。そしてこのユニットのアタック時、3体の自分のリアガードを生贄にしたならば、2体のリアガードを退却させなければ相手はガードできない」

 ミックミクの場にはそーどみー、シェリー、シシルスの3体。このうち2体が削られる。

 クリティカル2の攻撃を受ける余裕はもうない。あと2ダメージで負けが決定するのだから。

「2体のブラスターダーク撃退者をコール。カウンターブラスト4、スキルでシシルスとそーどみーを退却。さらにブラスターダーク撃退者abyssをコール。スキルでシェリーを退却」

 ラインを全く気にしないあまりにも無造作なコール。

 それもそのはず。もう関係ないのだから。

「ファントムブラスターdiabloでヴァンガードをアタック!3体のブラスターダークを退却。2体退却しない限り手札からガードできないクリティカル2のアタック!」

 ミックミクの場のリアガードは、全滅。

 2体の生贄は用意できない。

「終わりだぁ!コスモウィングーーーッ!!」

 ファントムブラスターの呪われた槍が、少女の分身ともいえるユニットを貫く。

 

 To be continued……

 

 

 

 

 

 

 

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