小説家でゲーマーですがなにか?   作:花吹雪

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どうもお久しぶりです。サン=ミナ 花吹雪です。この話は息抜きの為に書いたものです。後、アニメを見たほうが分かりやすいかもです。


プロローグ前

『都市伝説』

 

世に囁かれる星の数にも届くそれらは、一種の『願望』である。

 

ー例えばそれは、『如月駅から出ては行けない』という都市伝説。

ー例えばそれは、『ひとりかくれんぼ』という儀式

ー例えばそれは、ドル紙幣に隠されたフリーメイソンの陰謀。

 

くねくね、エリア51、siri イライザ、と○○の○○○ー

 

推挙にいとまがないこれらの都市伝説を眺めれば、明確な法則性が見えてくる。

即ち…『そうだったら面白いのに』という『願望』によって構成される。

火のないところに煙は立たぬという。

 

だが尾ひれがつくと、しまいには魚より肥大化して伝聞する『噂』の性質を考えればこれら都市伝説の形成される過程も見えてくるというものだ。

 

つまるところ、根はあっても葉はない。

見も蓋もなく言えば、デタラメが大半占めるということだ。

 

ーさて。

そんな天上を照らすほどの、数々の『都市伝説』の中に。

 

『事実だが都市伝説化されている』ものが含まれているのは、あまり知られていない。

ー誤解がない様、前記した都市伝説達が真実であると言うつもりは無い。

発生した原理が異なる都市伝説が存在する、ということだ。

 

ー例えばそれは、あまりに非現実的すぎる『噂』が、『都市伝説』化した事例だ

 

そんな『噂』がいまここに1つ。

 

インターネット上で、まことしやかに囁かれる『 』というゲーマーの噂だ。

曰くー二八○を超えるゲームのオンラインランキングで、不倒の記録を打ちたて。

世界ランクの頂点を総ナメにしているプレイヤー名が"空欄"のゲーマーがいる、と。

だが、他にもう一人いる。

突然に現れ『 』と同等に並びたつプレイヤー

名は"黒"『 』とは違い頻繁に現れず突然にやってきてやられる事から『死神』と呼ばれるようになった。

「そんなはずはない」とお思いだろうか。

まさしくそう、誰もが思った。

そうして至った仮設は、単純だった。

 

当のゲーム開発者スタッフが、身元が割れないようにランキングに『空白入力』したのがいつしかブームになり、様式美となったもので、実在はしていないプレイヤーであるとー。

 

だが奇妙なことに、対戦したことがあるという者が跡を絶たない。

 

曰く…無敵。

曰く…グランドマスターすら破ったチェスプログラムを完封した。

曰く…常軌を逸したプレイスタイルであり手を読むことが出来ない。

曰く…ツールアシスト、チートコードを使っても負かされた。

曰く…曰く…

 

そんな『噂』に少し興味を持った者は、更に探りを入れる。

なに…話は簡単だからだ。

パソコンゲーム、ソーシャルゲームのネットランキングを取っているなら、そのゲーマーのアカウントほ必ず存在しているはずなのだ。なら、実績を閲覧することも当然出来るはずだ。だがそんな者がいるはずもなくー。

 

ーと、鼻で笑って調べれば出てくーこない。

何故なら『 』"黒"名義のユーザーは間違いなくどのゲーム機、どのSNSにも確かにアカウントとして存在しており、

また誰でも閲覧出来る。

だが、目に入るのはただひとつもない黒星と対戦成績。

 

ーそうしてまた謎は深まる。

 

真実があるにもかかわらず『噂』は逆に非現実味を帯びていく。

 

『チートを使って当たり判定を消している』

『敗北実績を消しているハッカーだ!』

 

こうして新たな『都市伝説』が生まれてくる。

 

ーだがこの場合『 』"黒"という、噂を生み出した本人達にも責任があるであろう。

 

何故なら彼らはアカウントを有し、発言の場所を与えられているにもかかわらず。

一言も発さず交流を持つこともなく。

一切情報の発信も行わない為、かろうじて日本人だということ以外全て謎なのだ。

素顔を知るものはいないーそれが都市伝説化を加速させる要因である。

ーだからー紹介しよう。

 

これが、二八○を超えるゲームで世界ランキングの頂点に立ち続けている。伝説のゲーマー達。

『 』と"黒"ーその素顔であるーっ!

 

「…ぁー…死ぬ…あっマジで死んだ…ちょリザってぇ〜」

「もぐもぐ…美味しい、おか、わり」

「おー、白 嬉しいじゃねぇか ほれ」

「いいから早くーっか!こっちは三日間何も食べてないのになに優雅に食べちゃてんの!しかも戦闘中に!」

「空ぁ、ゲームもいいがそろそろ飯食べないとお前の○○○も大きくならないぞ」

「にぃも、食べよ」

「うるせぇよ、ていうか早くリザれって!」

「もぐもぐ…ん、はい」

パアァァ キランっ!

「お。さんきゅ~…今日何日だ」

「○月の○日だろが」

「…ニートの…にぃに、関係…ある、の?」

「あるだろっ!ネトゲのイベントとか限定ゲーム機の販売とかっ!」

「でっ、そのゲーム機を誰に買ってもらうのかなぁ?」

「勿論、兄貴に」

ーと、ネットゲームに興じる男二人と女一人。

一人はパソコンの前で一人はご飯をよそいながら一人は食べながら足で、その空間は十六畳の部屋。パソコンが10台

、開封されたゲームパッケージ そしてゲーマーらしく処理速度が優秀なLEDディスプレイが放つ淡い光。

 

もう昼下がりになり窓からは柔らかい風が流れてくる部屋で三人は言う。

 

「…にぃ、就職…しないの?」

「ーお前こそ今日も学校、いかねぇの?」

「行きたくないなら、家にいろ。空は就職しろ」

「なんで、俺だけ?」

 

兄貴ー黒。二十一歳・小説家・友達無し・イケメン・ゲーマー・童貞。服は柄の入ったシャツにグレーのカーディガン、ジーパン 茶色の髪にちょび髭男。

兄ー空。十八歳・無職・童貞・非モテ・コミュニケーション障害・ゲーム廃人。

典型的な引きこもりを連想させるジーパンTシャツ、そして

ボサボサの黒い髪の青年。

妹ー白。十一歳・不登校・友達無し・いじめられっ子・対人恐怖症・ゲーム廃人。

血の繋がりを疑うように兄達とは対照的に真っ白い、だが手入れされていない様子の長い髪が顔を隠し、転校したその日以来、家の外で着たことはない小学校のセーラー服の少女。

それが『 』と"黒"ー即ち『空と白』というゲーマーの正体である。

 

そして皆さんは『こんな噂をきいたことが有るだろうかー』と。

 

あまりにゲームが上手すぎる者の元には、ある日、メールが届くという。

メールの本文には、謎めいた言葉と、あるゲームへの『URL』だけがある。

そのゲーム。クリアするとー

 

 




どうでしたか?なんか所々、凄い怪しいですが。見てくれた幸いです。それと…学校忙しい(・ω・`)
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