またしても一週間を過ぎての投稿・・・もう少し早く執筆出来なかったのか自分!
というわけでこんばんは、最新話書き立てのハピナです。
遅れた理由はもちろん絵を描いていたのもそうですが、
そろそろ話が佳境に入ってきたのもありましてね・・・
前回推理展開と言ったと思いますが、これが難しくて難しくて!
いっそ推理物の短編を書いてしまおうかと思ったくらいですが、
そんな時間があるはずもなく・・・コ●ンとか読んで何とか完成させましたw
上手く書けていれば幸いです、1つの事件としてちゃんと成立してるかぁ・・・
さて、前回は利奈の悪夢と事件の始まりで構築されていたはず。
まぁずいぶんとやかましく騒いでいたようですが、何があったんでしょうね?
今回は盗難事件についてを中心に物語を進めて行きたいと思います。
さぁ舞台の幕は上がりました! 早速続きを始めましょう!
物語の再開は騒がしい教室前から、主人公はそんな状況を目の当たりにし・・・
騒然とする室内、気のせいかいつもより窓の結露は多い気がする。
それはそうだ! いつもより大きな騒がしさから生まれる口からの息は、
集団となって集まり窓を曇らすほどの湿気となって窓に冷やされた。
換気は寒いと皆は拒否、しっとりとした暖かさの中で非日常は暴れ狂う。
ぎゃあぎゃあと騒がしい花組教室内、利奈は教室に入ったは良い物の立ち尽くしていた。
まぁボケっとその場に立っていても話が進まないのでとりあえず自分の席に向かう。
机の上に荷物を置いて、中身を取り出して机の中と出し終わった学生鞄は机の横・・・
ここで細かく書くまでもない普通の片付けを済ませると、とにかく周囲を確認した。
ただでさえジャングル並にうるさいのに、それが増すとなると意味不明だ。
響くわざとらしい笑い声に鼓膜は嫌気を覚え、内容への理解を阻害する。
事前に灰戸が、これは盗難騒ぎだと教えてくれたのは良いが
・・・騒ぎ過ぎで理解不能だ、何故こうもやかましくなってしまったのだろうか。
状況が読めず困っていると、そこへ海里がやってくる。
どうやら不真面目の集団から逃げてきたようで、若干眉間にしわがよっている。
清水「よぉ、朝っぱらからこんな事になってるが・・・大丈夫か利奈?」
上田「私は今来たばっかりだし大丈夫だよ、海里は?」
清水「俺が来た時もすでに、まぁ見ての通りこんな騒ぎだ。
情報を集めようにも冗談と本当がごちゃごちゃに混ざりすぎて、
ちゃんとして正確な情報を得る事が出来てねぇ、盗品もわからねぇしな」
上田「盗品がわからないって?」
清水「おう、何が盗まれたのかがわかってないんだよ。
まるで盗品の正体を最初から明かしてないみたいだn」
まだ利奈に丁寧な説明を続けていた海里だったが、
周りを注意せず興奮してはしゃぎまわっていた生徒の……
肘 鉄 を く ら っ た ! !
当然これに海里が怒らない訳が無い、何せ骨がぶつかるような固い音がしたから。
何事も無かったかのように首の骨を鳴らしたが・・・あぁ、これは怒ってる。
上田「え!? なんかすごい音したけど大丈夫?」
清水「・・・利奈、ちょっと下がっててな?」
利奈には優しげに微笑んでいるが、その雰囲気は氷のように冷ややか。
巻き込まないように利奈を自分の後ろにやると、火でも付いたかのように怒鳴った!
清水「てめえら!! いいかげんにしやがれやああああああああああ!!」
「そうだぞ! 清水君の言うとおりだ!」
清水「・・・は?」
上田「あっ先生、おはようございます」
海里がクラス全体に喝を入れようと怒鳴りを入れたが、
直後に教室の後ろの扉を強めに開けて若い男の先生が入ってきた。
あぁ~~あ、これは花組のクラス担任に上手いこと利用されたようだ。
「朝っぱらから騒がしくして、他のクラスの子から連絡が来たぞ!」
どうやら野次馬の内の1人が余計な仕事をしたようで、
悪い生徒も悪くない生徒も席に座らされ、説教大会の予告を告げられた。
「君たちも自分のクラスにに戻りなさい! もうすぐ朝の会が始まるぞ!」
いやまだ時間があるのだが、何分前行動とは学校ではよくある約束事。
結局誰の肘鉄かわからないままの海里はかなり不機嫌だが、
流石に自分の担任には逆らえない。 大人しく戻る事を選択する。
清水「仕方ねぇな・・・戻ろうぜ、利奈」
上田「う、うん」
担任に口答えする不真面目な強者もいるが、そこまで悪ではないらしい。
海里の怪我気になるが、今は自分の席に戻るしかないらしい。
利奈自身は全く関係ないが、担任の怒りながらもためになる話を静かに聞いた。
怒り散らしてるだけでないその説教が教師のすごさを物語るだろう、
そのコミュニケーション能力は尊敬すべき、ある意味利奈の目指す所。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
清水「ったくひでぇよな!?
結局誰がぶつかってきたんだかわからねぇんだぜ!?」
中野「ホントだよ! 久々に騒ぐような雰囲気だからってひどいよ!!」
昼休み、ほとんど水と化した氷嚢を青タンにあてがって海里は怒り散らした。
それは確かにひどいと蹴太がうなづく、彼も流れ弾を喰らったらしい。
なんというアンラッキー、蹴太は頭を蹴られる他様々な被害があったようで・・・
橋谷「あ、ありがとうございます。 守って下さって助かりました」
篠田「そんな! お礼はいいよ、あたし達の会話に巻き込んだだけじゃない」
一方女子のグループ、俐樹が立ち上がって礼をしたのを絵莉が座らせた。
誰が何を話しているかもわからないあの状況、それは行動面も危険にさらされる。
それは俐樹の危険だってあり得る、だから絵莉は行動に出た。
人柄の良い彼女は友人も、もちろん味方も多い。
彼ら彼女らに手伝いを求め、俐樹を中心にある程度の小さな人の輪を作っていたのだ。
ならば海里もそこから情報を得られるだろうと思いがちだが・・・そんな都合良く行かない。
何故か? 盗まれた当事者は伝えるのに必死だったからだ。
それをネタに受け取った不真面目が騒いだ為・・・
結局の所、真相は埋もれてしまったという訳。
上田「芹香、大丈夫? なんだか顔色が青いけど」
月村「・・・ただの、寝不足よ。 そんなに気にする話じゃないわ」
いや、魔法使いの体というのは寝不足になりにくいはずなのだが・・・
睡眠が必要ではないという事にはならないが、その必要になる時間は少ない。
不眠くらいじゃないと睡眠関連でおかしくはならないが・・・
まさか 一 睡 も していない?
上田「ただの寝不足には見えないんだけど・・・少し寝た方が良いんじゃない?」
月村「そうさせてもらうわ、少し寝させてちょうだい」
弱々しい声でそう言うと、芹香は筆箱を枕にして眠ってしまった。
適当な場所に置かれた外された芹香のメガネ、利奈はメガネケースにしまう。
何があったのだろうと気になる所だが、当の本人は夢の中。
中野「もう! 結局どんな話だったんだろうね、盗難騒ぎ」
清水「・・・なんか仕組まれたような気がしてならないな、わざとらし過ぎる」
中野「どっちにしろひどい目に遭ったのには変わりないね!」
清水「まぁ中野がそこまでそこまでされるのも無理はないか、
しっかし情報が取れないとなったか、困ったな・・・教室に戻って収集するか?」
海里が情報収集を企むちょうどその時、この誰にも使われていない理科室。
2回程の軽いノックが鳴った、出迎えたのは芹香を見届けた利奈。
上田「はい、どちらさまで・・・あれ?」
そこにいたのは2人の生徒の姿だった、女子生徒と男子生徒。
前にいた気の強そうな女子生徒は見知らぬ者だったが、
後ろにいた落ち着きのない男子生徒は見覚えがあった。
上田「えっと……足沢さん? 確か、先日蜜毒の魔女の時に飛んだ人」
どうやら合っていたらしく、男子生徒……大翔は、
うずうずと落ち着きのない状態から強めのガッツポーズをした。
足沢「ほら見ろ! 覚えてるって言ったろ? そうだと思ったんだよ」
そう言って、強めに前にいた女子生徒の肩をつかんだ。 落とすようにガッと。
上田「・・・はい?」
足沢「あぁ賭だよ 賭 け ! 上田さんが俺のこと覚えてるかのね。
まぁ結果俺が勝ったというわけになるのさ!」
自慢げに自画自賛を行おうとした彼だったが、
急にどこかを痛がりだしてしゃがんでしまった。
なにやら、すねの辺りを押さえている・・・
あぁどうやら前の女子生徒がかかとで蹴ったらしい。
元々《ハイテンション》な彼女は気持ちを落ち着けると、利奈に話し始めた。
?「そんな賭した覚えないっての!! ごめんね、今のこいつの大嘘だから」
足沢「でも俺の方が合っt「乗るって言ってないでしょ!?」・・・うぇい」
上田「ま、まぁ中に入って下さい。 ここだと寒いと思いますし」
寒い中扉を開けっ放しで話すのも寒いので、とりあえず全員中に入った。
空いた適当な席に座る、何の話なのか海里も呼び出された。
ここ最近での話題となると、朝にあった『盗難騒ぎ』だろうか。
清水「俺を呼び出してまで話をするって事は、それなりに重要な話って解釈で良いんだな?」
足沢「じゃなかったらこの理科室以外は全部寒いようなボロ校舎には来ねぇよ」
?「ボロ校舎じゃない旧校舎! 後貧乏揺すりしない!」
足沢「それとこれとは別だろオイ!?」
清水「……そろそろ本題に入らんとキリがないんだが」
?「えっ? あ、ごめんいつもこうなるんだ!
上田さんも、長々と待たせちゃってごめんね」
上田「いえ、そんなに長くなかったので大丈夫ですよ」
話をするとはいえ、面識の少ない者同士まずは自己紹介といこうか。
利奈は控えめ、海里はおなじみ。 2人の自己紹介はそんな感じ。
2人ともそれなりに名が知れているようで、詳しく紹介しなくとも伝わったらしい。
足沢「俺は
?「出来てないでしょ? そっちに集中させる為にチームの使ってるじゃない!」
足沢「この状況下でも容赦無いなお前!? この前のグリーフシードの件は悪かったって!」
清水「大翔の活躍は知ってるぜ、その分しっかり活躍してるみたいだな」
上田「活躍? えっと、一度地域の大会で優勝したんでしたっけ」
足沢「知ってたか、もちろん頑張ってるぜ! チームには世話になってるな」
落ち着きのない彼の言っていることは本当で、学校には優勝の盾が展示されている。
研鳴「
清水「魔法使いとしてはチーム『ゲマニスト』のリーダーを務めてるんだったな」
研鳴「あれ? 以外! 結構な弱小チームだったのに、やっぱり情報屋は知ってるんだね」
足沢「自分で弱小って言っちまったよこのリーダー・・・あ、俺がサブリーダーな」
上田「振り付けというと、ダンスと言うことですか?」
研鳴「ジャンルなんてない独学だけどね、将来動画投稿したいと思ってるよ!」
足沢「もう出来るんじゃないか? ここ最近の伸びが異常だもんな紗良」
研鳴「・・・そうかな? まぁ、もう少し様子を見ようと思っているよ!」
チーム『ゲマニスト』、研鳴紗良がリーダーを務める魔法使いの弱小チーム。
構成メンバーは5人で男女比率は紅一点、人間関係等も安定している。
ゲマニストは『ゲーム』と『-ist(専門家)』を足して作られた俗語らしい。
一通り互いの事がわかったところで、いよいよ本題に入る事になった。
芹香や蹴太も一応耳を傾けるが、絵莉は相変わらずと言った様子だが。
俐樹? 彼女はぼんやりとした全体像を優しげに見守っている。
上田「えっ、『盗難騒ぎ』の被害者は『ゲマニスト』の人達だったんですか!?」
研鳴「私と大翔を除いたメンバーだけどね! とんっでもない物盗まれたの!!」
清水「除くとなると、被害者は3人って事になるな」
上田「少なくとも3つかな・・・ねぇ、ところで何を盗まれたの?」
利奈がそれを聞くと、何故か紗良と大翔は苦い顔をしてしまった。
言いずらそうなのもあるが、何か言葉が詰まるような様子である。
そんなに盗まれた品が『とんでもない物』だったのだろうか?
上田「・・・あ、あれ? 私、何かまずい事でも言いました?」
研鳴「全然そんな事無いよ! ただ、ちょっと・・・言いづらくてね」
清水「何だよまどろっこしい、笑ったりバカにしたりしねぇから言ってみろよ」
足沢「まぁここのチームの情報網には信用性あるからな・・・
もう言っちまおうぜ紗良、だからわざわざここまで来たんだろ」
しばらく紗良は悩むような様子を見せたが、決意したかのように頷いた。
研鳴「よし言っちゃおう! その盗まれた物って言うのはね、・・・なの」
だが決意にはあまりにも早すぎたらしく・・・後半、声が急激に小さくなってしまう。
清水「途中小さくて聞こえなかったぞ、もう1回言ってみろよ」
研鳴「だから! ゲ ー ム 機 ! 盗品はゲーム機なの!!」
ようは没収確実の品、これには校則に敏感な利奈も大きな反応は免れない。
上田「ゲーム機!? 学校にゲーム機持ってきていたんですか!?」
足沢「ぱっ、パソコン部の一環だぞ!? パソコン部の・・・」
悪い事をしていたのはわかっていたらしく、大翔も強くは言えず苦笑いだ。
清水「それくらいにしてやれ利奈、どちらにしろ盗難の方が許せん」
上田「あ・・・ごめんなさい、ちょっとビックリしちゃって」
研鳴「いいよいいよ、ゲーム機を学校に持ってくることも悪い事だし」
清水「なるほどな? それで教室では『何が盗まれたか』が聞けなかったのか」
足沢「ごまかして言おうにもあの騒ぎじゃうるさくて伝わらなくてな・・・」
話をまとめるに、盗まれた品数は3つでその内容は『ゲーム機』であるらしい。
普段はそれぞれケースに入っていて、開けないとゲーム機だとわからないんだとか。
まぁ放課後に暗室カーテンをかけてパソコン室で堂々と3人はゲームしてたので、
そのカーテンの隙間から誰かしら除いていた可能性は否めないんだとか。
パソコン室の鍵はリストバンド付きで、紗良がしっかり管理をしていた。
鍵を盗まれた形跡も一切なく、ようは盗難は
上田「ようは密室殺人事件じゃなくて『密室盗難事件』って事ですか」
研鳴「へぇ、上手い事言うじゃない! ようはそういう事よ!」
清水「魔法が使われた可能性もあるって訳か、それでここに来たのか。
・・・いいぜ、放課後パソコン室でどんな魔法が使われたか見てやるよ」
足沢「本当か!? ってか海里そんな事出来たんだな」
清水「探索関係は得意分野だからな、情報集めは出来る方だぜ」
じゃなかったら情報屋を名乗れる程にはならないだろうというツッコミはどこへやら。
さて、というわけで放課後にリュミエールは事件調査を行う事になった。
芹香と蹴太は塾の関係、絵莉はクインテット、俐樹は病院で参加は出来ないらしい。
だが、絵莉は盗品を明かさない方向でクインテットでも調査の手伝いをするのだとか。
チームの掛け持ちはさぞかし忙しいだろうに・・・絵莉は絵莉なりに頑張っている。
まとまった話をリュミエール間でも情報伝達をしたらなら、
今日の昼休みの終わりを告げるチャイムがちょうど鳴った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
午後の授業は特筆する要素も無く、平和で平凡に過ぎ去っていった。
現在4人はパソコン室、パソコン部の活動に部外者がお邪魔します。
迎えてくれたのは紗良だった、確かに腕には古いリストバンドが付いている。
細めの鎖につながれた品・・・ニセモノと入れ替えるのも難しそうだ。
中の様子はというと、暗室カーテンをかけてないせいか明るい印象。
まぁ、パソコンに向かう3人の男子生徒の周辺空気はなんだか暗いが。
見た様子、手分けして発表用のスライドを作っているらしい。
研鳴「いらっしゃ~~い! わざわざ来てもらって悪いね!」
?「静かにしろよ紗良!! 久々の客とはいえやかましいぞ!!」
?(2)「そういう菖蒲君もそれなりに騒がしいけどね、声が大きいし」
?「……え、やかましかったか? そんなでかくしたつもりは無かったんだが」
?(3)「まぁどっちもどっちだけどな、菖蒲は声が大きいが」
但木「お前ら! 俺が声でかいの強調しすぎじゃねぇか!?」
研鳴「はい、作業に集中する! みんな手が止まってるよ!」
上田「・・・私達が来ても良かったのかなぁ」
清水「大丈夫だ利奈、この様子だと『喧嘩するほど仲が良い』ってやつだろ」
上田「う、うん」
利奈は唐突に始まったコントに驚いていたが、海里は利奈を安心させた。
こういうなれ合いも人間関係だは存在するのだ、利奈はまた1つ学習したらしい。
研鳴「紹介するよ! えっと、一番端っこで作業してるのが菖蒲君!」
但木「俺は
やかましい彼は《根性・大きい声》が取り柄、使う魔法は太鼓など和風中心。
研鳴「えぇ~~どっちでも良いじゃん! 3人の中で一番髪が短い短髪君が努務君!」
曲本「まぁそうカリカリすんな菖蒲、紗良の紹介通り俺が
比較的落ち着いた様子の彼はチーム1番の《仲間思い》、使う魔法は船関連が多い。
研鳴「今言った努務の隣にいるメガネの子が操太郎君! 一番パソコンの扱いが上手いんだ!」
切通「一番かどうかは知らないけど
控えめな印象の彼は文字通りの《引っ込み思案》、使う魔法は機械等特にゲーム関連だ。
紗良が部員の紹介を終える頃・・・ふと、菖蒲は利奈の事が気になった。
但木「上田さ・・・違うな、その様子だと利奈って呼んだ方が良さそうか」
上田「あ、はい! 利奈で大丈夫です、どうしました?」
但木「いや、俺の気のせいか・・・最近、俺とどこかで会ってないか?」
上田「え? 特に会っては・・・あ!」
確かに
思い出すのは数日前の出来事、それは居場所の魔女と戦う前の話。
何故、太鼓の魔法で思いつかなかったのだろうか? 彼は膜鳴の魔男だった。
上田「この前孵化してた・・・膜鳴の魔男、但木さんだったんですね」
それを聞いた紗良と努務は驚いたような反応を見せた、操太郎はわからない様子。
海里は驚きもしなかった、むしろ相変わらずな活躍に関心をしている。
利奈の活躍は暗く人目の少ない夜にもあるらしい、彼女はどこまで伸びるのやら。
切通「え、何? 何の話なの、菖蒲君って魔男化してたの!?」
曲本「そういや操太郎はあの場にいなかったんだよな、知らないのも当然か」
研鳴「絶望しきった経験はあまり広めるような話じゃないもんね・・・
ごめんね操太郎君、言うタイミング逃しちゃってたんだ」
但木「まぁ魔男になったって言っても、ただの魔力切れだけどな! 気にすんな!」
にへらと笑って彼はそう告げたが、それが孵化であることには変わりない。
切通「・・・肝心の菖蒲君が気にしていないわけないと思うんだけど」
但木「その・・・なんだ? 心配かけて悪かったな、みんな!」
曲本「ったく、次は気を付けろよ? 必殺魔法連続でぶっかますなんてさ!」
研鳴「でも菖蒲君なりに気を使ってくれたんでしょ?
うちのチームのグリーフシードをあまり使わないようにってさ」
但木「・・・・・・」
頬を若干赤くして菖蒲はそっぽを向いたが、後に利奈の方を見た。
但木「とっ、とにかくありがとうな! 俺を助けてくれてさ!!」
恥ずかしげな感情を吹き飛ばす勢いで菖蒲はそう怒鳴りに近い形で言った。
いや叫んだ? どちらにしろ、今の声は場の空気を明るくするのには十分だったらしい。
上田「お役に立てたようで嬉しいです、元に戻れてよかったですね」
お礼を言った菖蒲に、利奈も優しげに微笑んだ。
清水「それじゃ、始めるぜ」
作業片手に見守る被害者3人と依頼者の内の1人、そして利奈が見守る中、
海里は青のコンパス片手にパソコン室の中を見て回った。
無論、パソコン室の窓と、出入口の扉についた窓には暗室カーテンをかけてある。
魔力の光を淡く放ちながら、コンパスの針はくるくると回る・・・
清水「・・・なるほど? やっぱり普通の盗難じゃなかったみたいだな」
ふと海里がそう言って笑う、何か面白いことでもわかったのだろうか?
上田「海里、何か分かったの?」
清水「あぁ魔力の痕跡がいくつか見つかったぜ、それもおかしなルートでな」
上田「ルート・・・? 使った経路ってこと?」
清水「そういうことだな・・・おっと、これで全部か」
しばらくして、コンパスの光はおさまった。 どうやら、分析し終わったようだ。
清水「おーーい! 今から説明するぞ、長くなるが大丈夫か?」
但木「全然いいぜ、どうせアレもないし今日のところは暇だしな」
曲本「お前のセーブデータって95%だったもんな、そりゃ悔やまれるわ」
切通「構わないよ、作業しながらでもいいならだけど」
研鳴「とりあえず利奈ちゃんは座りなよ、立ちっぱなしは辛いでしょ?」
上田「あ、はい。 ありがとうございます」
さて、利奈が着席したのなら海里の分析結果の説明が始まった。
聞くところこれは明らかに魔法使いによる犯行・・・どんな魔法が使われたのだろうか?
とにかく悪事は暴くべき! 盗まれた品、3台のゲーム機を犯人から取り返せ!!
………………………………
次回、
上田「そうなんですか? ・・・大丈夫でしょうか」
軽沢「黒猫はきまぐれ、今はそうじゃないけど黒猫の姿の方がなにかと便利なんだよね」
清水「なぁ、お前いったいどんな魔法を使っているんだ?」
「・・・そうかもな、若干お喋りをしすぎてしまったようだ」
〜終……(24)明かさぬ盗品と校則違反〜
〜次……(25)通れぬ経路と踊る身〜
魔法使いは運命に沿う。
何とか書ききったぞ・・・w 次回はもう少し情報を開示するとしますか。
え? 登場人物が増えすぎじゃないかって? えぇ、多いですね今回(白目
これでも『花組』は全部出していないっていうから大変!
1クラス単位舐めてました、ホントクラスを受け持つ学校の先生方すごいですわ。
多すぎてわかりずらいと思うのでちょっと1チーム描いてみました。
それなりにどんなのかわかると思うので、どうぞご参考にしてください。
【挿絵表示】
右上(曲本 努務)・・・優しく、基本表情は柔らか。 魂の色は金茶色。
右下(足沢 大翔)・・・爽やかなサッカー大好き少年。 魂の色は鶸色。
左上(但木 菖蒲)・・・殴りたい、このドヤ顔。 魂の色は菖蒲色。
左下(切通操太郎)・・・基本大人しい子で頭の回転が速い。 魂の色は錆鼠色。
中央(研鳴 紗良)・・・髪の毛にポニーテール癖。 魂の色は若草色。
『ゲマニスト:在籍人数5』→リーダーは紗良、サブリーダーは大翔。
ちょっと雑談でも挟みますか、今回は『絵』についてにでもしましょう。
現状かすってもいないですが、私の目標は『劇団イヌカレー』様です!
現実のようで非現実な世界観・・・あれが自分で作り出せたらなと憧れています。
でもなかなか上手くいかず・・・いっそ貼り絵でもした方が良いのかなと考え中。
それやるとしたら今度は素材集めに金と時間がかかるので自粛^q^
結局1から手書きという結果になってしまってますね、あの世界とは程遠い。
参考といえばほとんどが検索画像ですね、あと自分で取った写真を少し。
順番的にはキャラクターだけ描いて、背景は行き当たりばったりでw
もう少し磨きたいな・・・目標はpi●ivですね、いつか投稿したいものですよ。
さて、今回はこの辺にしますか。 次回は長くなる事をここで予告しておきます。
なんとか15000字以内に抑えることが出来ましたが、やっぱり長いので要注意。
書くも描くも計画的に、程々に。 それでは、また次回。