オリキャラヒロインのキャラが定まらぬえ(オイッ
とりあえず、規定ぎりぎりで話数を稼いでいくスタイル!
オリキャラ、チートオリ主、ステラ姫不在、その他諸々おkな方はどうぞ!
「アリス、いる?」
「もちろんよ」
珠雫の影からぬるりと長身の男が現れる。
「一ノ瀬 シン 適性はギリギリのC。三年生だけど、入学当時はEランクだったみたいね」
アリスが調べた情報を淡々と伝えてくる。
「それがどうして、意識不明になったの?」
「……中に入らないと分からないわね」
病室の札には、一ノ瀬 シン と書かれている。個室の扉を開けると、先客がいた。
「……誰?」
長い蒼髪が風に揺れる。
立花 詩織 3年生、属性は水、伐刀絶技は肉体(リジェネ)復活(レーター)、どうやら一ノ瀬 シンとルームメイトのようだ。
「……」
「初対面の人にそんなに睨まないの。ごめんなさいね、私は有須院、この子は黒鉄珠雫っていうの」
怪訝な目で見られる。まぁ、ナイーブな雰囲気だったので仕方ないのかもしれないが。こちらも例の蒼髪の少女を目の前にすれば、警戒もする。
(ただ、魔力も感じるし、小柄と言う訳でもないわね)
あまり活発なイメージは受けないが、線が細いと言うほどでもない。所謂中肉中背といったところか。
「私達、避難誘導をしていたのよ。全員シェルターに案内出来たと思っていたのだけれど……一ノ瀬さんについては申し訳ないことをしてしまったわね」
言葉と共に頭を下げる。それを聞くと態度が一変した。
「い、いえ、こちらこそすみません。シンがこうなったのは、全て彼の責任ですから、お気になさらずに」
まぁ、隣の珠雫が全く謝る気配がないのは仕方ないとしても、立花という女の子も見た目通り余り活発な雰囲気でもない。
「……どうして、こんなことに?」
端的に珠雫が聞く。
「分かりません。彼が倒れたと聞いた時には既に病室でしたので」
どこで倒れていたのかも、事情も知らないという。ただ、拳を握り自分を責める様な態度を見せる立花に、それ以上の何かを感じたのは確かだった。
「……アリス」
「分かったわ、行きましょう、珠雫」
突然の来訪者が出ていって、日が傾いた。面会時間はとうに過ぎてしまっているのだが、どうしても自分の部屋に戻る気に慣れない。シンがいない部屋に戻る事が、どれだけ恐ろしいか、考えただけでも寒気がする程。
「どうして……こうなっちゃったの?」
涙が頬を伝う。何がいけなかったのか、結末は予測できていたのに、納得は出来ない。自分にも何か出来ることはなかったのか、今更思い返しても、意味が無いのに。
「やっぱり、何か知ってるのね」
「!?」
先程現れた来訪者が姿を現す。
「ごめんなさいね、私の能力は影に潜れるの。こっそり部屋の隅に隠れていただけ」
どうして、そんなことをするのか。今の私にそんな価値があるとは、到底思えないのに。
「あなたに聞きたい事があるのだけれど、その前に……一ノ瀬君を目覚めさせてあげられるかもしれないわ」
「ほっ、本当なの!?」
医者からは目が覚めるかどうか、分からないとまで言われているのに、それを行う術があるというのか。
「さっき一緒に来てた子、知ってるでしょ。貴方と同じ水属性の魔力制御に関して言えば、学園でもずば抜けて高いから……他人の魔力に干渉することも出来るのよ」
勿論、条件はとても厳しいけれど、抵抗する意思がなく、動く事も無い相手であれば充分可能だという。
「……そんなこと」
出来るのだろうか。シンへの魔力干渉は何度も行ってきた。ショック療法だと言って、試みたけれど、そのどれもが中途半端で効果を生むことはなかった。
「もしも、失敗したら……怖いものね」
目覚める可能性があれば、その反対も有り得る。それを行うだけの度胸は今の私にはなかった。
「彼女にはそれがあるわ。度胸と言うよりも自負と言った方が正しい気がするけれど、彼女の魔力制御は、絶対と言っても良いほどよ」
確かに、そうかもしれない。そうであれば、可能性は充分に有り得る。
「……話を、きかせてくれるかしら?」
珠雫ちゃんが好きです(直球
常識があるけど、非常識をしたがるとか、素敵ヤン?(マジキチスマイル
コイツイツモマジキチスマイルシテンナ
というわけで、次は回想回(コンナン森ハエルワー