インフィニット・ストラトス ~蒼天の魔王~   作:ハルン

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後半はネタです。中の人の




海と白き王の過去

一夏はある夢を見ていた。

それは嘗て戦かったまつろわぬ神の時の記憶だ。

『俺を倒すか!神殺しよ!!』

『ハァ...ハァ...』

心臓をゲイ・ボルクで刺されたまつろわぬ神は一夏を見据える。

『俺を倒したことによって、お前の運命は確定した』

『俺の人生を...決めるのは、俺だ!誰かに決められた運命なんざごめんだね!!』

『だが、運命は変える事が出来る。決められた運命が嫌ならば、今より強くなれ!でなければ、お前は俺と同じ未来を辿るだろう』

『それは...、どういう...ことだ...』

消えていく、まつろわぬ神は意味深な事を言うと、薄らと笑う。

『俺を倒し、運命に抗おうとするお前へのちょっとした神様からのアドバイスだ。お前らはいずれ『全ての神殺しを滅ぼす、祝福されし王』と戦う事になる、奴は強敵だ。だが、その強敵すら可愛く思える『この世界を裏で暗躍する混沌』がお前の前に現れるだろう。混沌を倒さぬ限り、お前に...いや、お前達に未来は無い』

『何故...俺にその事を教える』

『忘れていた、人の可能性に掛けたくなった...としか言いようがないな。織斑一夏!お前の辿る未来は熾烈なモノだ!そんなお前に祝福と呪いの言葉を送ってやる。『勝ち続けろ、そして、何者に負けぬ勝者であり続けろ』この先、お前に負ける事が許されぬことを、しかとその胸に刻み込め!!』

『待て!何故、俺の名(・・・)知っている!答えろ!!』

一夏はこの戦いで白き王とは名乗ったが、自らの名を名乗っていない。

なのに、一夏の名をフルネームで呼んだ五芒星が描かれたマントを纏った身体の三分の二以上が消えた神に対して叫ぶ。

『......それは時が来ればわかる』

『待て!お前は、お前は!!』

 

 

 

 

 

 

「何者なんだ...」

「目が覚めましたか、一夏」

「あ?」

一夏は辺りを見渡すとバスの中で会話を楽しむクラスメイトの姿があった。

「少し、魘されてましたが...」

「昔の事を思い出してな。アイツと戦ったのもこんな海だったからかな?で、うちの馬鹿(マナ)はなんで白目向いてるんだ?」

「それはとあるソロモンの悪夢の台詞で美味いこと言った途端、千冬殿に<テッレテー>されました」

「そうか。<テッレテー>されて<デデドン>されたのか。因みにその台詞言えるか?」

「待ちに待った時が来たのだ。多くの英霊達(生徒)が無駄死にではなかった事の証明の為に。再び私達の青春を謳歌させるために!海よ、私は帰ってきたっ!です」

「声を変えての再現どうも。そりゃ、やられるわな」

 

 

程のなくして、バスが旅館の近くに止まり、生徒はそれぞれ荷物をバスから降ろし、もちろんイチカも荷物を降ろし、自分の部屋に向かう。

部屋は一人部屋であり、イチカは荷物を置くと水着とタオルを持ち出かけようとすると、旅館の中庭をじっと見つめている幼馴染を見つけた。

「箒? 何見てんだ?」

「あぁ、一夏か、あれだ」

箒が指差した先には旅館の中庭。

その一角に、異質なものが置いてある。

どっからどう見ても兎の耳だった、鋼鉄製の。

「ふぅーん、アイツが居るのか。ぺっ」

「い、一夏?」

明らかな嫌悪感まるだしの顔をすると唾を吐き、更衣室へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

海に出た一夏は目の前の水着を着た女子達の姿があった。

自由時間という事もあり、閉鎖的な学校から解放されたという事もあり、皆はしゃいでいた。

そして何人か、一夏とマハードに大胆なポーズを取る人が何人かいた。

水色とピンクのビキニタイプの水着を着ているマナは大勢で海を楽しむ事が無かったため、楽しみにしていた。

「マナさん、一夏様はどこですか?」

「一夏はね、あそこ」

「12匹目フィッシュゥゥゥゥ!」

「大漁ですね一夏」

「釣りを楽しんでるよ」

別に、ここにいる魚を全部釣っても構わんのだろう?、と言いながら先に来ていた釣り人を余所にドンドン釣っていく一夏。

「マナっていい身体してるわよね...。モゲレバイイノニ」

「ねぇ、鈴。私のある部分を見ながら、呪詛を吐かないでくれる?」

「いいよね、ある人は...。少し、分けて欲しい」

「簪、一夏は有る無いで、人を見ないから安心して、ね?」

「皆ゴメン、着替えるのに時間かかっちゃった。後この鶏がすぐナンパして、困っちゃったよ」

「フンッ」

「ゴキー!?」

取り敢えず、行き場の無い怒りを鶏を殴る事で、晴らす簪だった。

「ねぇ、シャル」

「何?」

「其処のタオルミイラは何?」

「あ、これはね...」

銀髪ツインテールのタオルミイラの事が気になったマナ。

「いいの?そのままだと、一夏に見せれないよ?」

「いいか悪いかは私が判断する」

「あ、一夏だ」

「何?こうしてはおれん!」

バッ、と纏っていたタオルを脱ぎ捨てるラウラ。

「何処だ!何処に師匠が!!」

「ゴメン、なんか時間かかりそうだから」

「謀ったな!?」

「でも、一夏なら釣りしてたよ...あれ?」

簪は先程まで、一夏が釣りをしていた場所を見ると其処に一夏の姿は無かった。

「一夏なら、ほらあそこ」

「え?」

マナが指さした方を見ると其処には

「中々、いい波ですね。一夏!」

「おうよ!俺の波乗りスキルEXを見せてやるぜ!」

「最高な気分です!」

「俺に乗りこなせない波は無い!」

「お兄ちゃんと一緒にサーフィンを楽しんでるよ」

「一夏って芸達者だね...」

そんな事を言っていると、濡れた髪をかき上げ、海から上がってくる一夏達。

「何してるんだ?そこで」

「一夏の事を探していたんだよ」

「ふーん、次は何するよ。マハード」

「そうですね。一夏、イルカ呼べます?」

「そんな事出来る訳「了解」出来るの」

「俺は動物使いなんだが、イルカたち曰く『良くないモノに近づきたくないらしい』」

千の言語と呼ばれる秘術を一夏達カンピオーネは取得しているが、これは長年修行すれば誰にでも扱えるモノであるが取得までの期間が長い。

会話相手の言葉から他言語を短期間で収得するというモノで、これによって、一夏は動物との会話を成功させているが、イルカたちはこの近くによくないモノがあるらしく、近寄りたくないとの事。

「一夏君!ビーチバレーやりましょ!!」

「マハードさんも一緒に」

「チーム編成は俺、マハード、マナで行くか」

「夏のサマーデビルと呼ばれた私のおs《バン!》ゑ?」

何か言おうとした瞬間、物凄い破裂音が聞こえると其処には無残な姿になったボールと着地した一夏の姿があった。

何が起きたのか、理由は簡単一夏がアタックをしたがボールがその衝撃に耐えきれずに破裂したのだった。

「一夏、壊しちゃダメでしょ」

「いや~、もう少し丈夫かなと思ったんだがな」

「一夏の力に耐えれるわけないでしょ」

「オリハルコン製じゃないとだめだな」

「そんなのあるか!」

「試合再開と言いたいが、腰抜かしてだめだな」

相手側は先程の事態を理解した途端、死の恐怖が押し寄せ、お互いに抱き合いながら震えていた。

「ほぉ、面白そうなことをしているな。どうです?山田先生」

「私も参加しちゃおうかな」

「千冬さんが出るなら私も」

「お?速攻で新たなチームが出来た。先行どうぞ」

「では、そうさせてもらおう」

新しい、ボールを千冬に渡すと試合が始まった。

 

 

 

 

「ここで姉としての立場を取り戻す!」

「出来る者なら、やってみな!この駄姉が!ジェノサイドブレイバァァァ!」

「マナ、一夏のアタックを受け止めていますよ」

「でも、千冬さんのアタックを受け止めてるよね。お兄ちゃん」

回復アイテム(水分補給)なんざ使ってんじゃねぇ!!」

「ぷぎゃ!?」

「見てください、人がゴミのように吹き飛んで行きましたよ」

「モップが死んだ!?」

「この人でなし!」

姉としての威厳を取り戻したい千冬だが、水分補給をしていた箒の顔面に吸い込まれるようにボールがヒット。

そのまま数メートル吹き飛ばされる。

「これが俺の赤い一撃(レッドフレーム)だ!」

「ふみゃぁ!?」

「山田先生の本体(眼鏡)は無事のようですね」

「いやいや、違うから」

「山田先生、最後に倒すと言ったが、あれは嘘だ」

殴り込みアタック(レッドフレーム)を受け止めようとした山田先生だが、逆に飛ばされ、その豊満な部分が揺れた時、一部の女子が舌打ちをした。

ややコマンドー化している一夏。

一方的なワンサイドゲームに変わっている。

「誰かが人柱になって(一夏を)沈めなちゃな!」

「うるせぇ!威厳取り戻す前に彼氏でも作れやぁ!歳考えろや!いつまでも若くいられると思うなよ!!」

「その時は一夏が私を貰ってくれるんだろ!」

「俺にそんな趣味はねぇ!死をくれてやる!この阿呆駄姉がぁぁぁ!!」

「一夏の塩配布入りまーす」

「お、重い!?」

一夏のボールを両手で交互に殴る一夏。

この時、一夏から炎が見えた人もいるが、夏の暑さにやられたのだろう、と自分に言い聞かせていた。

弾いたボールは一夏の方に飛ぶと、マハードがトスし、軽く5メートルはジャンプする。

「風がかたりかけます。この勝負は俺のモノだと!」

「は、早すぎる!?ヴェアアアアアアアア」

「あ、ワールドデストロイヤーの態勢だ」

「...勝ったな」

「サングラスをかけて、とあるマダオの真似をしないで」

一夏一人による完勝で幕を閉じた。

そして、観客はこう思った。

全然、語りかけてねーよ、と

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

とあるラボに二人の女性が居た。

「くーちゃん、明日束さんはいっくんに会いに行ってくるよ。あ、ついでに箒ちゃんに専用機渡さないと」

「自分の妹なのに他人事の様ですね」

「束さんの優先順位は何事においても、いっくんが優先事項だからね」

年甲斐もなくはしゃぐ、目の前の人物にくーちゃんこと、クロエはこの人一夏さんと同じなんですよね...、と少し落胆していた。

クロエは付けている半分の花の形の髪飾りを触る。

これは助けてもらった時に一夏に貰ったモノであり、この世界で唯一無二の宝物である。

助けてもらった時、一夏は自分の所ではなく、束の所に預けられたときショックを受けたのは今でも覚えている。

「じゃ、くーちゃんは束さんがいない間のお留守番お願いね!」

「...はい。束様」

できる事なら同行したい、と思うが主(仮)の言う事は一応聞いておく。

一夏が、いつか自分を引き取ってくれると信じて。

「そういえば、束さんやくーちゃんの大好きないっくんは新たにフラグを立てたらしいよ」

「え?」

「ついでに言うと、ロサンゼルスに住む、神殺しとデートがあるらしいね」

「(‘0言0́*)ヴェアアアアアアアア!イチカサントラレルゥ!?」

「え?くーちゃんしっかりして!くーちゃん!くーちゃん!?」

思いっきり背中から倒れるクロエだが、一応受け身は取っていたので、そこまで(肉体的)ダメージなかった。

そして、ラボに一人の天災の叫び声が響いた。




クロエの叫び声が分からないのなら(‘0言0́*)<ヴェアアアアアアアアで調べれば出ると思いますよ。


さて、今回出てきた神様は何か分かったかな?




後、コラボしたい(願望)
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