今回はギャグがほとんど
クリスマスは笑って楽しく過ごしましょう!
うまくいけばあと一話投稿できるかも
聖なる一日
季節は冬
子供たちが待ち遠しいイベントを翌日に控えた某学園の廊下に深紅の衣装に身を包んだ一人の銀髪の女性があった。
「走れソリよ。風のように、星の海を~パドル、パドル~♪」
「え?なにアレ?」
「ちょっとかわいい...」
この光景を目にした一部の女性は、回りながら廊下を渡るミニサンタの格好をした女性をスマホに納めるのだった。
「待たせたなメリー!やはりここが気になったので、立ち寄る私だったのだ」
「え...あれ、ラウラ?いつもと様子が...」
「今日はサンタがプレゼントを配る日だと思い出してな、いつも貰っていた私が忙しいサンタの代わりになろうというのだ!さぁ、受け取るがいい!!」
食堂で準備をしていたシャルロットにサンタラウラは大きな袋をゴソゴソと漁ると、一冊の本を取り出す。
「えーと、『許嫁だから安泰は時代遅れ!確実に堕とす攻略術!!(朴念仁編)』」
「シャルロットは師匠が好きなようだが、ライバルが多い上に、シャルロットにはないアドバンテージを持っている人が多いからな。この本をもとに師匠を攻略してほしい!私は応援しているぞ!!」
「ありがとうラウラ!特に確実に堕とすとか朴念仁とか気に入ったよ!」
「うむ、気に入ってもらえて何よりだ!」
ラウラからのプレゼントに喜んでいると食堂に新たに人影が入ってくる。
「チョリース、篠ノ之箒でーす。チョリース」
「うわぁ、なんかキャラ崩壊してる...」
「こんにちはメリー!相変わらず妬ましいほどの二つの団子を揺らすな。それはそとして...うむ、見事な崩壊だ。まさにベルリンの壁がごとしだな」
散々一夏にいじられ続けたせいか、自分と言うキャラをヨグソ=トースの如く、行方不明になった箒。
「うむ、どうしたら一夏に振り向いてもらえるのか姉さんに聞いたら『今から送るドラマCDの刹那ってキャラの真似をすればいいよ』と言っていたのだがな」
「なんというか......、まんまと嵌められてる?」
「他には篠ノ之博士は何か言っていなかったのか?」
「ふむ後は『てへぺろ(・ω<)』とか『アガトラーム片手に歌う』とか『カッコカワイイ宣言』とか『けいおん!』だな」
「取りあえず、全部やめた方がいいと思う。篠ノ之さんにもあるんだよね?」
「うむ、箒にはこれだな!」
袋の中から取り出したモノを箒に渡すサンタラウラ。
「なになに、『猿でも情欲する色気の出し方!』ってこんなものはいるぬわ!」
「ふむ、校内でよく『篠ノ之さんって固いよね』とか『今時、堅物猪とか流行らないし、世の中くっ殺だよ!でもネタにならないあの人!!』と言う声があったのでなYAMA育ちのしぐさが色っぽい尼僧にアドバイスをもらったのだ!」
「余計なお世話だ!」
「あら、大声出してどうしたの?お姉さん知りたいなー」
「もめ事?」
箒の怒号に連れられ、次々と見知った顔が食堂に集まってくる。
「忙しいサンタの代わりになろうと張りきったのだが...、見当違いなものを渡してな」
「いや、プレゼント自体よりも送ろうという誠意の籠った気持ちが大切だと思うよ。他にどんなものがあるの?」
「...うむ、そうか。そこまで言うのであれば見せないこともないぞ」
見当違いなものを送ったことにより、落ち込むラウラにプレゼントより気持ちが大切だと説くマナ。
励まされた、ラウラはプレゼントを渡していく。
「えーと、『今日から始めるシャフ度達人への道』中々面白そうね。あ、付録も着いてるのね『独占入手!マジンハザード3とプロデューサインタビュー!!』ぴぃややややややや!!??」
「トラウマになったんだねお姉ちゃん...」
「怖いよ、簪ちゃん...。人類悪が、人類悪が来ちゃうよぉ~。やだよぉ...死にたくないよぉ...」
付録の中身を見ようとした瞬間、トラウマとなったワードが目に入り、簪の腰に抱き着き怯える楯無はやや幼児退行しかけている。
その姿を見た簪はやだ、私のお姉ちゃんカワイイ...とひそかに思いながら付録を確認すると次回作の内容が大まかに書かれており、恐怖の決戦から逃げ延びた四柱は各々の思いに従い独自行動を開始しする。
なお一部展開上、R-17.5とのことだった。
「次はシャルロットと簪だな。確か、...うむ、これだな」
「えーと、これは...」
「なぁにこれぇ...」
「うむ、最近シャルロットと簪が黒く染まっていると巷で噂でな、この機会に綺麗になってもらおうと算段だ」
「あ、うん...」
「ワタシ、ヨゴレテルノカー」
サンタラウラは二人に『漂白剤』を渡すと二人は神妙な顔つきになるとラウラがプレゼント選んだ意図を説明する。
巷で言う汚れは決して落ちないものだから意味がないなどいう輩は誰もいなかった。
この時全員が思ったこれブラックサンタじゃね?
「えぇい!他に配らなくてはならない人がいるのだ一気に配るぞ!」
そういうとサンタラウラは袋からプレゼントを取り出し、次々と渡していく。
『毎日やれば貴女も伝説の超サ○ヤ人に!筋トレセット』『VOCALOID』『(ワンサマー制作)BMGセット実用版』『(ワンサマー制作)BMセット実用版』を渡していく。
「後半は好みが分からなかった故、それっぽいものを選ばせてもらった」
「そういえば、一夏にはないのですか?」
「ん?あるぞ。師匠にはこれだな」
この場に居る全員に配り終えるサンタラウラだが、その中に一夏の分がない事に気が付いたマハードはあるのかないのか聞くとラウラはあると答えると袋をゴソゴソと探る。
「あった、これだな。『そのイカレた
「そうだよね。一夏は優しくて、強くて、カッコいいし、料理も出来て、頭もいいけどあの麻婆はね~」
「全くよね。私なんか一番勧められない方法でプレイさせられたし、てか、あの戦闘狂具合を何とかしてほしいわよね」
「そうそう、家事や身の回りの事は何でもできる夜叉エプロンは執事に転職しろっ話しですよ」
一夏のプレゼントから話しが進み、笑い声が広がる中突如辺り一面暗くなる。
「お前は間違っている!」
「何!?」
突如聞こえた聞き覚えのある声を聞きながらあたりを見渡す一同。
「無暗やたらと自己主張し、自分好みのものを押し付ける......そんなものはサンタではない!」
ラウラ達の目の前の一か所がライトアップされる。
「サンタとは世を忍び影から影に渡り歩く、ウォッチメン!見るがいい、これが正しいサンタの姿だ! とう」
ライトアップされた場所に、一つの白い影が朱い軌道を描きながら屋上から飛び降りる。
「私が、私達がサンタムだ......!」
そこに居たのは、ユニコーンを沸騰させる白い機械の身体を展開し、所々に朱いラインが現れ、一本角が割れ、黄色のV字アンテナになると目元をくりぬいたアイマスクを付けた我らが王、一夏の姿があった。
「ブホォ!?」
「きゃぁぁぁ!貴方が一番間違えてますぅぅぅぅ!!」
「......すまない、どうかしていたようだ。まだ記憶がだな、ハッキリしないというか...。サンタの服装をした時に言峰から電話があって『新しく、伝説の超麻婆ゴッドとそこから派生した新たな辛さである超麻婆ゴッドSSと超麻婆ゴッド辛王拳20倍や超麻婆身勝手の極意を試食しないかね?』と言われてな」
「ゑ?」
「あの辛さを超えるものが生まれた...だと...」
一夏から知りたくなかった情報に開いた口がふさがらなくなった一同。
「今までない未知の辛さに舌鼓を打っていたんだがな」
「は?」
「ダメだこの人...。味覚(辛さ)がイカレてやがる...遅すぎたんだ...」
最早、想像も着かない辛さの領域モノを食べても美味しいという辺り、もう手遅れなのだろう。
「食べた分の料金を払って、出ようとした時に褐色白髪の赤い人に『そんな装備で大丈夫か?』といわれてね。つい、『一番いいのを頼む』と答えてしまったんだ。そこから先の事は覚えていなくてね。だが、意識がない中、変な夢を見てね。これだけは覚えてる」
「一体何を覚えてるのよ。サッサと言いなさいよ」
「あぁ、夢の中で地上とは別の場所で、グロテスクな72本の肉柱に狂気に呑まれた赤髪ポニーテールの女性と同じように狂気に呑まれた黒髪の男性が無数にいて、その柱殴り倒してたんだ。何本か倒すと金銀銅の林檎か虹色に輝く結晶を噛み砕いて、もはや作業と言わんばかりんび薙ぎ倒してサンドバックにしていくんだ。何か言っているから耳を澄ますと『貴様に朝日は拝ませねぇ!』『今日の俺は紳士的だ、運が良かったな』『ぶち殺す!』『もっとだ、○○○○○。...お前の全てを俺に寄越せ!』『スキルなんぞ使ってんじゃねぇぇぇぇ!』『今死ね!すぐ死ね!骨まで砕けろぉ!』『絶好調であるぅ!!』『その○○...もらい受けるぅ!』って笑顔で叫んでたんだよ。一柱が逃げようとすると『どこ行くんだぁ...』ってギュピギュピって足音を立てながら近づいて『ここから非難する準備だぁ!』っていうとそいつは『一人用の転移魔法でかぁ?』逃げようとしたそいつを魔法陣ごと圧し潰すと『頼むもう勘弁してくれ』って悲願るんだけど『狩られてこい!』っと元いた場所に投げ返したんだ」
「なぁにそれ?」
「いとも容易く行われるえげつない行為を静観してると『頼む兄貴!死なないでくれ!』って泣き声が聞こえたんだ。そいつは一人用の魔法陣で逃げようとした奴で『兄貴が俺たちにくれたものは間違いがなかったんだ!だから、生きるのを諦めないでくれ!』あぁ、良い友情ダナーって思っていたんだが『お願い、消える前に気持ち百回狩らせてくれ』って言ったんだ。そいつは『止まるんじゃねぇぞ...』って残して消えていったんだ。その消えていく様を見ながらそいつ等は『殺したかっただけで死んで欲しくなかった』って涙を流してた。なんだか寂しい気持ちになったよ」
「正気に戻って早々の一夏からそんな話を聞かされてどんな顔すればいいのよ」
「......笑えばいいと思うよ」
さて、一夏が見た謎の夢(一部実録)を聞きどうすればいいのか分からない表情をする一同に笑えばいいと説く一夏。
そんな中、チーンと耳心地のいい音が鳴る。
「あ、料理が出来たみたい。でも、他のは出来ていないみたい」
「他に、プレゼントを配る人は?」
「師匠も手伝ってくれるのですか!?はい、この人です!」
「え?子供...?」
一夏は渡された渡す予定の一覧を見て首を傾げた。
そこにはこう書かれていた―――『山田麻耶』
「いや、確かに童顔だけどさ...」
「プレゼントを求めれば誰でも子供だ!」
「さて、やるか」
「拳銃...?」
「安心しろ、魔術製で音は出ない」
「ちょ、おま!待っていt」
『山田麻耶』と書かれたネームプレートの前で、何か言おうとした箒を他所に一夏は拳銃でドアノブを破壊するとそのまま侵入する。
「これじゃ、強盗...」
「俺が法に従うんじゃなくて、法が俺に従えってんだよ」
「もうやだぁ、この人」
部屋に侵入した一夏は山田先生が欲しいものを確認する。
「ふむ、『幽霊負けない』か」
「難題だけど、どうします師匠?」
「結果だけを与えるのは意味がないし、だからってホラー映画を見せるだけだとパンチが弱いし、中間的なもの...あ、いいのがあるわ」
そういうと一夏は緑色のヘッドホンを取り出すと起こさないように着ける。
「今流行りのVRでな、仮に怖くて目を閉じようが直接脳に映像を送り込む代物だ。睡眠学習としても使えるぞ」
「流石、師匠です!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ!!」
―――ガシャン!ガシャン!バキッ!
「いや......得意げになってるところ悪いけど、起き上がった山田先生が近くにあった街灯を振り回してるんだけど...」
「活きのいい暴れっぷりだ。さて俺達も次に行くぞ。ここに居てもトレーニングの邪魔になるだけだ」
俺、いい仕事をしたわーと言わんばかりに満足げな表情のブラックサンタはラウラサンタよりもブラックだと思いながら、部屋からスタコラサッサのであった。
「いやぁぁぁぁぁぁ!ヴィアァァ!やめて!やめてくださいぃ!!」
涙を流しながら街灯を振ります姿は生徒に見せれるものではないな、とい思いながらブラックサンタの後を追うのであった。
「えーと、次は千冬姉か。さて内容は『酒1n』」
「い、一夏さん」
次の相手が、千冬なのだがその内容を見た一夏は真顔で紙を破り捨てる。
「ふふふっ、怒りのあまりゴ○さんみたいになるところだったぜ」
「いやー、あの...一夏の髪が逆立って天井まで伸びてるように見えるのですが、てかハイライト消えて筋肉質になってません?」
怒りのあまり権能が無自覚に発動し、一夏が脳内に思い浮かべた一夏(verゴ○さん)を周囲に居る人に直接させているせいか、其処には間違いなくゴ○さんがいた。
「な、何事だ!?」
ドアを破壊しながら入った一夏は○ンさんのテーマが、なぜか脳内に直接聞こえると奇妙な踊りを踊りながら千冬の背後を取ると
「ホォアタァァ!!」
「ぎゃぴっ!?」
華麗で強烈で無慈悲な蹴りを叩き込むと、あまりの痛さに千冬は意識を手放すのだった。
蹴られた場所から煙が出ているのは気のせいだと思いたい。
「さて、千冬姉...。アンタの願いは『酒一年分』だったが...。碌に部屋を掃除せずに汚部屋にした罰で、実費による酒は断酒2週間にしたからって、んなこと願わなくていいだろ」
「あ、だから一夏は怒ってたんだ」
「軽めにしてたんだが...仏の顔もなんとや。この特製お薬を3錠飲ます」
「それってどういう薬なの?」
「一錠で10日日間酒が飲めなくなる薬だ。飲んだ瞬間、吐き気と目まいと、頭痛が襲う代物だ、フフッ、悔い改めるがいい」
「ブラックサンタだー」
一夏は断酒薬3錠飲ませたことにより、1ヵ月真面に酒が飲めなくなるので、酒好きの千冬にからすれば生き地獄であろう。
「他にはどういうのがあったのですか?」
「他?俺の所には『一夏との幸せな一日by匿名希望の水眼鏡』『一夏との子供by将来はBMG』『妹と一緒の温かい家族byミステリアスな長』中にはどういう訳か...『兄さんとの熱い夜、兄さんの種子、兄さんとの子供、兄さん(そのもの)』」と最後は最早だれか予想しなくても分かる始末だ」
「今の人たちは聖夜が性夜になってませんか?」
ラウラが他に何があるのか気になると一夏は自分に届いたお願いの一部を言うと一夏は懐から、自分をデフォルトにした二頭身くらいのぬいぐるみを取り出す。
「俺に対して何かしてほしい奴にはこのぬいぐるみを送って我慢してもらうか」
「そういえば、マハードは何かお願はあるのか?」
「そうですね、取りあえず早くマナとガガとくっ付いて欲しいですね。既成事実?どんどんやればいいと思います。姉妹丼でもう構わないじゃないですか」
「お前は何を口走ってるんだ」
「ちょっ!?お兄ちゃん!!」
偶に此奴何言ってるのか分からないなと首をひねるとマハードは盛大に溜息をついた。
「因みに一夏。クリスマスプレゼントに生まれたままの姿でリボンでしばった状態で『私があなたのクリスマスプレゼントです』と言われたらどうします?」
「まず、スマホで写真を撮ります。その次にSNS及びブログその他サイトを開いたら『これが身近にいる淫乱痴女』というタイトルで全世界に向けて配信します。勿論モザイクなし」
「全世界に痴女認定されちゃぅぅぅ!?」
「社会的に抹殺する気満々ですね」
マハードの意味不明な質問に素直に実行する事を言う。
一通り荷物を配り終えた一夏達一行は食堂に戻ると出来た料理を並べ料理を食べていく。
楽しそうに、話をする彼女たちを見ながら、一夏はジュース片手に笑みをこぼす。
「何を笑っているんですか一夏」
「何、自分が血泥まみれになって戦う意義を見失う事が何度かあってな。強敵との戦いで何度も心が折れかけた、逃げたくなった、何度も後悔した、何度も諦めかけた。だが、そんな時、いつもあの笑顔が、あいつらとの思い出が俺を奮い立たせる。ここで倒れたら、あの日常はもう二度と味わえないかもしれない、と思うと自然と力が入った。お前らは俺に助けられてと言うが、実際は俺が助けられたことの方が多いんだぜ」
ここだけの話しな、と口に指を当て言う一夏。
さて、時間は10時を過ぎ一夏は来ていた服を脱ぐと、其処には黒い神父服の上に赤い外套を身に着ける。
「む、一夏。そんな恰好をして何処に行くのだ?」
「IS学園のプレゼントは配り終えましたが、私にはまだ子供たちにプレゼント配らなければいけないのでね。ここでいったん退席させてもらいますよ」
レア度の低そうな仮面をつけると一夏は窓を開け飛び出していく。
「まだ、待っているのです。このサンタからのプレゼントを待っている子供たちが今か今かと待っているのら私のやることはただ一つです」
「師匠!」
「今の私は『サンタアイルランド仮面』夜叉もワンサマーも関係ありません!それ以上でもそれ以下でもないのですから!!」
「い...サンタ!料理は残しっておくわよ!」
「えぇ、お願いします。行くぞ、子供たち!叶えたい願いの数は十分か!!」
サンタアイルランド仮面の長いクリスマスの夜は始まったのだった。
エレちゃん取れたし、良いクリスマスが
本作一夏にdies irae要素を足した姿を想像した瞬間これやべータイプだ自覚。