東方の幻想日記 ~人間妖狐迷走記~   作:0%0%0%

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 インターネットの回線が切れる?
 そんなのいつも通り。

 書いてる途中で文が消える?
 必ずと言える程よくある。

 勉強で忙しい?
 今に始まった事じゃない。

 ……何が言いたいかって?つまり、俺は悪くない……!(殴

 ……と言う長い前ぶりでしたが更新遅れましたー……ごめんなさいっ!


~二十頁目(迷いの竹林~紅魔館)~ 中編その壱

 あらすじ。

 

 弾幕が来る!……と思ったら何故か来なかった。

 

 ……と、思ったら来た。

 

 

 

 「いや訳わからんからあぁぁぁああ!!」

 

 先程、弾幕を飛ばしてこない事を軽くバカにしていた自分を殴りたい。定番の台詞だが本当に殴りたい。

 

 「逃げてばっかりじゃ、私は倒せないわよ!」

 

 そう言いながら弾幕を 後 ろ か ら 飛ばしてくる鈴仙。

 先程、弾幕が飛んでこないと思っていたが、彼女の後ろからゆっくりと此方に向かってきていたからだった。

 

 「くそっ!」

 

 背を向けて迫る大きな弾丸から逃げていたが振り返り妖力弾を叩き込む。

 ……が、

 

 「……くそっ!弾かれる!」

 

 俺の放った弾丸は相手の弾丸の軌道をずらすだけで終わる。圧倒的妖力弾の火力不足。

 

 「ふれー、ふれー」

 「アンタは呑気だなぁ!?」

 

 側でいつの間にか応援で使うビニールテープを丸めた(?)玉を持って呑気に応援する てい。

 

 「……っ!?」

 

 後ろにジャンプすると立っていた場所で爆発が起きる。弾丸が迫っていた様だ。

 

 「だーっ!凄い厄介すぎ!」

 

 愚痴を溢しながらマガジンを取り替え、スライドを引き、まだ迫る大きな弾丸にレーザーを放つ。

 

 「きゃあ!?」

 

 大きな弾丸で視界が悪い中、突然レーザーが飛んできて避けられず鈴仙は当たり後ろに吹き飛ぶ。……が、直ぐに立ち上がる。

 

 「痛たたぁ……思ったより痛いわこれ……」

 「俺は当たることがないから分からないがな……」

 

 銃の熱を放熱させながら言い返す。でもあれは本当に痛そうだ……取り合えず、魔理沙のレーザーは絶対当たらない様にしよう……あと妖怪バスターも。

 

 「鈴仙情けない~」

 「うるさいわね!……って言うかアンタ働きなさいよ!!」

 「やだよ。働いたらサボりに来た意味ないじゃん」

 「うがーっ!」

 

 「……あー、家庭の事情が有るらしいが途中で俺をほったらかしにするな」

 

 突然の てい と鈴仙のコントの様な会話を聞いて俺は突っ込む。鈴仙はハッと我に返り「ごめんごめん」と言ったので少し呆れた。

 ……正直言うと、蚊帳の外にされて驚きました。

 

 「いけないいけない。戦いの最中に隙を見せちゃいけないのに……」

 

 そう言いながら鈴仙は指を此方につき出す。それに合わせて此方も銃口を向ける。

 

 「……あなたも銃を使うのね……懐かしいわ」

 「何?どっかの軍人だったのか?」

 

 そう言うと少し暗い顔をして直ぐに此方に向き直して、

 

 「……さっき私のスペルカードは攻略された。でもこれならどうかしら!?」

 

 さっきの暗い気持ちを振り払う様に一枚のカードを向ける。

 

 「幻弾『幻想視差(ブラフバラージ)』!!」

 

 

 「……!?ってなんだこりゃ!?」

 

 突然、俺の周りを弾ける様に弾丸が飛ぶ。

 そして避ける暇なく当たった。と思ったら体をすり抜けて飛んでいく。……何かイヤーな気持ち。

 

 「……何かよく見るとちょっと透けてるんですけど……何これ?」

 

 何はともあれチャンスだ。向こうが何かする前に攻撃して攻略しよう……と、考え一気に間を縮める。

 

 「かかったわね!喰らいなさい!」

 

 充分握りしめた刀の届く距離の中、視界が突然赤く染まり出す。

 

 「クッ!?……ガハッ!?」

 

 視界が赤く染まった瞬間、突然大量の弾幕が体の至るところに当たった。ちゃんとした弾幕ごっこだが、大量の弾幕に撃たれたせいで意識が飛びかける。

 

 「(……時を操る程度の能力!)」

 

 俺は痛みの中能力を発動させて周りの弾幕の動きを遅くし、その場から離れる。

 本当は神化した状態で使いたかったけど仕方ない。妖怪の時だと霊力を凄い使うんだよな……

 そして離れた所で謎の弾幕の原因を探す。

 

 「……なんだあれ?」

 

 見えたのは赤いスモッグみたいな何か。それが漂っていた。

 

 「!?な…何が!?」

 

 そっか、あれが原因かー。とか考えていたら鈴仙が目を丸くしていた。

 ……まあ、能力で時を止めるのは咲夜だけだし驚くよね。

 

 「……まあ、あの赤いスモッグみたいなのに近づかなきゃ良いんだな?」

 「何をしたのかよくわからないけど……さあ、来なさい!」

 

 その声を合図に弾丸を放ちながら走り間を縮める。鈴仙も指先から弾丸を放ち対抗する。

 そして気がつくと周りにまた透明な弾丸が弾け始める。

 

 「(またか……)」

 

 周りを弾ける大量の弾丸を確認しながらさらに距離を縮める。

 そして鈴仙が円形のスモッグの様な何かを飛ばした……その時。

 

 「来たな!これで……どうだ!」

 

 走りながら刀を掴み力強く振るう。するとスモッグみたいな何かは縦に切れ、フッ……と消えた。

 

 「何ですって!?」

 「『何ですって!?』……じゃなくて、もうおしまい」

 

 振るった後、走った勢いを止めず刀を驚いた表情を浮かべた鈴仙につきつけた。

 

 「あ~、鈴仙負けたじゃん~」

 

 ていの少し残念そうな声が竹林に少し響いた___

 

 

 

 

 

 

 

 「いやいや……折角鈴仙にかけたのに……」

 

 さっきの残念そうだったのそれかいっ!……と心の中で突っ込みながら他の白い兎にお金を渡すていを見ていた。兎にお金を渡すって何かシュール。

 

 「うぅ……まさかあんな攻略法をされるとは……」

 「あ、そうだ……スイカが今度天界で宴会を開くって話だから伝えておいてくれない?」

 

 頼むように伝えると「わかったわ……」と小さく返事した。

 

 「やったー!またサボる隙が……ゴホン!また楽しい宴会だー!」

 

 ていが何か怪しい事を言ったが気にしない。そんな事より戦いの中で気になった事を鈴仙に聞いた。

 

 「なあ、さっきのスモッグみたいな物はなんだ?」

 「え?私の能力の幻覚だけど?」

 「え?弾幕の一瞬じゃなく?」

 「そ…そうだけど?」

 

 確かこの刀は弾幕とかしか切れない筈。

 じゃあ、さっきのは……

 

 「ち…ちょっと他の人にも伝え来る!」

 「まあ、取り合えずお気をつけて」

 

 踵を返して空を飛びながらこう結論付けた。

 プラシーボ効果。幻想郷ならこの理論で全てが説明できる気がした___

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「……まあ、ここの人たちも呼ぶかな」

 

 降り立つのは紅魔館。門を潜り、寝ている門番に呆れながら図書館に入り廊下に進む(パチェリーは行かないと思う。これでも師匠と弟子だ。考えることは大体わかる)。

 

 「もう廊下には来ないと思ってたんだがな……」

 

 少し抜き足、指し足、忍び足と古い表現を言いながら進む。こんな泥棒らしい事をしているには訳がある(ここの泥棒は開いている入り口のそばの壁に魔砲を放って侵入するぐらい豪快だが)。取り合えず咲夜を探す事にしよう……

 

 しかし、その咲夜のせいで無駄に広いので探すのは困難だった。

 

 ……抜き足、指し足、千鳥足……あれ?なんか間違った気がする。

 

 「……何してるのよ?」

 「どわっ!?」

 

 後ろから聞き覚えのある声を聞いて跳ね上がる。声主はそう、

 

 「さ…咲夜!」

 「突然どうしたのよ……そして五月蝿いわ」

 

 指摘されてスマンと謝る。そして出来るだけ小さめに言う。

 

 「その様子だと……あれかしら?」

 

 周りを警戒している様子を見てクススと笑いながら咲夜は言う。他人事の様に……他人事だけど。

 

 「まあ、取り合えず伝えたい事があって来たんだがスイカが宴会を……」

 「……言いたい事があるのなら、私じゃなくてお嬢様に言いなさい」

 

 咲夜が口元を吊り上げながら俺の言葉を遮った。

 俺は え?……と言う暇もなく、気がつくと覚えのある部屋の前に立っていた。

 周りを見渡すと赤一色。駄目だ、全く現在位置とかが分からん。

 なので数少ない窓から外を見る。するとあら不思議、一階の廊下にいたのに三階ぐらいの高さにいるではありませんか!

 

 (……謀ったな!咲夜ああぁぁぁああ!!)

 

 恐らく時を止められて咲夜にルーラをされたのだろう。あんちくしょう……覚えてろよ……

 

 「……しゃーない。取り合えず入るか……」

 

 自分が一番近寄りたくない所に自ら入って行った___

 

 

 

 

 

 

 「……お邪魔しますと思うよー」

 

 適当な言葉を小声で言いゆっくり扉を開けてゆっくり閉める。

 この先の長い廊下と謎の大広間を抜けると彼女はいるはずた。

 

 ___その彼女にできるだけ会わない様にしたいのだが。

 

 「抜き足、指し足……もういいや。出来るだけ絡まれない様にしないと……よし、行けるな!多分!」

 

 そう自分に言い聞かせながら廊下を進み、大広間に出る……その時。

 

 「……っっ!?」

 

 冷たい殺気が体に纏わり付くのを感じた。思わず身を引く。

 

 ズガシャン!!

 

 「目の前の棚が串刺しなんだけど!?」

 

 大広間と廊下の境目にあった皿等の入った鑑賞用の棚が紅い槍で貫かれていた。

 

 「……こんな所にこそ泥が入って来るなんて」

 

 その光景に生唾を飲み込んだ時、冷静な声が聞こえた。

 

 「全く……咲夜は何をしているのかしら……?」

 

 目指していた部屋の方から声が徐々に大きくなっていく。

 

 「さて……何しに来たのかしら?泥棒さん……?」

 

 そこには大きな紅い槍を片手に持った少女___吸血鬼のレミリア・スカーレットが立っていた___

 

 「か…勧誘だ勧誘!宴会の誘いを伝えに来た!だからその危なっかしい事極まりない槍を仕舞って!」

 

 流石にここで貫かれるのは勘弁なので必死に伝える。神様でも不死身とは限らないのに妖怪だったら恐らく死ぬ。余裕で死ねる。

 

 「……え!?り…緑!?」

 

 先程のカリスマが何処に行ったのか。そんな表紙抜けた声だった。

 

 

 

 

 

 

 「いやいや、まさか緑だったとは思わなかったんだってば」

 

 レミリアの個室の紅茶の淹れられたカップが乗っているテーブルとイスに座りながらはぁ……と風船から空気が抜ける様に返事をした。一度、異変の時にあの槍で貫かれかけたのにまた貫かれるのはマジ勘弁。神力全部あげてでも断る。

 

 「……で、宴会のお誘いだったかしら?」

 「ああ、そうだ」

 

 そこでレミリアはカップに注がれてあった紅茶を飲む手をピタリと止める。

 ……俺、変なこと言ったっけ?

 

 「……宴会の事を伝えるのが目的?」

 「あ…ああ……そうだが……?」

 

 不安になり言葉に勢いが無くなるがレミリアの飲む手は止まったままで更にカップを皿に___いや、洒落じゃないから。___カップを置いた。

 

 「……最近、遊びに来ないなーって思ってたけど……はぁ……」

 

 此方が凄い悪い気持ちになる溜め息をついた。溜め息をしているのと内容があれなのでカリスマが微塵も感じとれないのは今に始まった事をではない。

 

 「す…すまんかったな……今度パチェが最後の試験とかをするらしいからそれが終わったら……」

 「で、宴会のお誘いの件だけど……フフ……どうしようかしらねぇ……?」

 「人のフォローを投げ捨てた!?」

 

 そこでカリスマを取りますか……さいですか……

 

 「……只じゃ乗らないわ」

 「あ、そうかい、爽快。それじゃあ帰るね」

 「そっちも乗らないわね!?て言うか「爽快」って何よ!?」

 「ああ、ほらほら。カリスマ忘れてるって」

 

 行動とかに反論されたが相手の口を封じる事ができた(レミリアはぐむむ~と唸っていた)。でも話には乗ることにしようかな。

 

 「それじゃあ……ど、どうしたら乗ってくれるんだー!?」

 「……若干、棒読みなのが気になるけど……まあ、いいわ」

 

 いや、良いのかよ。

 

 「それじゃあ、幻想郷らしく「弾幕ごっこ」で決めましょう……?」

 

 紅く長い爪の生えた指でスペルカードを持って牙の生えた口でニヤリと笑いながら言う。

 

 「……わーった。だったら倒してくれる。あの時同様に勝ってやる」

 

 此方もスペルカードを取り出して弾幕ごっこに備えた___

 

 

 




 やっちまった……

 いつになったら終わるんだ緋想天編……先は長い。

 それでは、続きをご期待ください。
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