東方の幻想日記 ~人間妖狐迷走記~   作:0%0%0%

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 上には守矢神社って書いてますが最初はちょっと違いますとか最初書き込んだけどやっぱり八雲家からになりましたー。ごめんなさいっ!

 それでは、どーぞ!

 気がついたら評価して頂いてました。深夜なのにちょっと涙腺に来た自分……評価して下さった方、本当にありがとうございます!


 余りに矛盾とかが酷かったので修正予定です(現在、文字数の関係で出来ません)。


~二十五頁目(八雲家~守矢神社)~

 突然だけど大切なものが駄目になった時ってどんな気持ちになる?

 例えばゲームを水に落としたとかおもちゃを落として壊したとか……全部作者の体験談な気もするけど悲しかったりするよね。

 

 

 ___物語が始まるちょっと前。

 

 

 「どうしてこうなった!なんでこうなった!?」

 

 森に何かの影が走る。

 

 「理解出来るかっ!理解するかっ!」

 

 『うわっ!?何だ!?』

 

 何か声が聞こえた気がしたが構わず森から勢いよく出る。

 

 「自立してきいなりって嫌がらせか!神様のイタズラで済ませるかっ!」

 

 『きゃあ!?』

 

 道の途中、これも何処かで聞いたことがある気がするが、太陽の十倍早く走った人の様に走り続ける。

 

 「認めない!決して認めてたまるかっ!」

 

 そう言い続けて石の階段をかけ上がる。

 

 そしてかけ上がり鳥居を潜り振り向く。高い場所なので幻想郷のある程度が見渡せた。

 そこで息を深く吸って……

 

 「これはあんまりだろおぉぉがあぁぁぁああ!!」

 

 色んな所に響くと思われる声を上げた。

 

 「……遂に気が狂った?」

 

 後方から霊夢の声を聞いた___

 

 

 

 

 落ち着いてくるとアホらしい行動をとったと後悔した。大後悔時代だ。

 

 「……で、なんでこうなったの?」

 

 理由は簡単。遂に銃が壊れてしまったのだ。妖怪が家に入ってきそうだったので撃つとポンと鳴ってその後はウンともスンとも言わなくなった。妖怪は刀で倒したがショックの余り爆走に走ったのだった。

 

 「どうしたらいいんだろう……」

 「知らないわよ。取り合えずお茶を淹れてくるわ」

 

 霊夢が立ち去った直後、ズーンと落ち込んだ状態に陥ってしまった。

 そして、その鬱ムードは意外な人物によって消された。

 

 「り…緑さん?どうしたんですか?」

 

 山の巫女、東風谷早苗だった___

 

 

 

 

 「___はぁ、そういう事ですか……」

 

 早苗は諏訪子が呼んでいた事を伝えに来たらしい。途中でぶつかりかけた人影は早苗だったのだろう。

 そして早苗に色々と事情を話すとうーん……と悩んでからピン!と閃いたらしく縁側に腰かけていた状態から突然立ち上がった。

 

 「紫さんから貰ったのなら紫に聞けば良いんじゃないですか?」

 「お!それ名案!」

 

 「……で、どうやってどこにいるか分からないスキマ妖怪に会いに行くの?」

 

 そう言った後に霊夢は「はい、お茶」と言い配ったのだが早苗は石の様に固まっていた。しかし、此方にはあれがある。

 

 「それじゃあ、紫の家に行ってくるから」

 

 そう言って扇子を取り出して……

 

 「緑、狂ったからってそんな冗談は……はい?」

 「り…緑さん!?」

 

 縦に扇子を振るうとそっくりスキマが出来上がり、俺はその中に入っていった……

 

 

 

 

 ___そして今になる。

 

 「……おーい、帰ってきたよー」

 

 スキマを作って目の前の玄関からちょっと顔を出して大声を出す。返ってきたのはシーンとした雰囲気だ。返ってきてないじゃん、それ。

 

 「……誰もいないと思うけど入るぞー!」

 

 靴を脱いで並べてから入る。これをしないで入ると藍が怒るのだ。紫がたまにそれが原因で怒られるのを何度か見たり見なかったり。大妖怪って名前に反してアホらしい気がするのは仕方ないと思う。

 

 で、中庭を見渡しても姿は無く、台所に入っても誰もい«ゴゴゴ……»っ!?

 

 「……何だ、冷蔵庫かよ……本気でビビった……」

 

 何か不法侵入してる気がしてたまらないのだ。一昨日は自分の居候の家だったのに家に住んでから他人の家な感覚がするのだ。

 

 「……そう言えばやっぱり冷蔵庫って何で動いてるんだ?」

 

 しつこいような話題だが、俺にとってこの話題は永遠の謎の様な物なのだ。

 

 「……ちょっと、見てみるか……?」

 

 好奇心に負けてゆっくりと扉に手をかけて開けてみる……

 

 やっぱり藍の管理下なだけあって綺麗に整頓されていた。真ん中のはサラダの残りとかコロッケだったり……いやいや、何関係無い物を見てるんだ俺は。

 本題を思い出してちゃんと調べようとした時、謎の袋が見えた。

 

 「……何々、『緑禁止』……?なんだこりゃ?」

 

 紙袋にそう書いてあった小さな紙がセロハンテープで張り付けてあった。これも好奇心に負けて覗いてみる……

 

 「……うわぁ」

 

 取り合えず全力で後悔。確かによく考えると藍達は妖怪だ。俺も妖怪だがもと人間がこんなもの見たら嫌だろう。と言うか嫌では済まない。SAN値直葬だ。ここが幻想郷でなければ完全に殺人事件&死体不法投棄(保存されてるので違うかもしれないが)だ。

 

 「妖怪だもの……肉ぐらいは食うよな……そりゃ」

 

 冷蔵庫には秘密が一杯。そんな曖昧な答えで結論付け、それに関して考えるのを止めた___

 

 

 

 

 

 

 

 

 「……ってか、考えたら置いていけば良いじゃん。アホか俺」

 

 アホだよ、俺。そんな訳でよく紫達が集まると思われる場所に銃を置く。

 日本の和風の家。その中の茶の間に置かれる一丁の銃。うん、凄いシュール。

 

 「よし、じゃあ紫達が気づいてくれるのを祈っておいて……よっと!」

 

 また扇子を縦に振るうと空間が避けて博麗神社の縁側が見える。……あ、霊夢が茶を飲んでるな。

 

 「……ただいま~」

 「ブゥ!?」

 

 スキマから出てきた時に霊夢が壮大にお茶を吹き出した。いきなり紫でもない奴がこんな登場してきたら普通はビビるな。

 

 「ゲホゲホ!…ちょっと……あんたっ…ゴホッ!ゴホッ!ゲホッ!」

 「ちょ…だ、大丈夫か!?本気でむせてるけど!?」

 

 数回咳き込んだ後、軽く霊夢に睨み付けられる。これは自分でも怒られても仕方ないと思うが……

 

 「……あのねぇ、どっかのスキマ妖怪みたいな登場方法と退場方法を家でしないでくれる?」

 「あー……善処する」

 「……しないでくれる?」

 「OK、理解」

 

 スペルカードを取り出されそうになったので即答する。一瞬『夢想封印』のカードが僅かに見えてゾッとした。

 

 「全く……あ、そうそう。風祝に家に来てって伝えといてって言われたわ」

 「はあ、諏訪子がまたあれをやるのか……?」

 

 妖怪の山に向かって歩きながら呟く。

 

 「……何よ、あれって」

 「神様による青空教室」

 「何その幼稚園みたいな名前」

 

 

 あれ、幼稚園って単語を知ってるんだ。

 

 

 

 いや、反応する所そこじゃないだろ、自分。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「……貴様、妖怪の山に何の様だ?」

 「いや、参拝者なんだが……」

 

 そういえば一度も妖怪の山を越えた事無かったなー。と、言うわけで俺は妖怪の山を飛んでる途中、偶然会った天狗三体に尋問を受けてしまいましたとさ。

 

 「不審だな……」

 「やはり排除か……」

 

 (いや、笑い事じゃねぇなこれ!)

 

 上の方で他人事の様に解説したけど明らかにこれは不味い雰囲気だ。

 

 「だーっ!どうしたら信じてくれるんだよ!」

 

 「いや、そんな逆切れされてもな……」

 「……じゃあ、参拝者としての証拠の様な物はあるのか?」

 

 「ぐっ……」

 

 お守りか何かあれば証明できるけど……あれ?これって参拝者って言った時点で詰んだ?墓穴掘った?

 よし、考えろ考えろ、何か妙案が浮かぶはず……もっとよく考えて……っ!そうだ!

 

 「どうしたんだ?証明できる様な物がないなら…『待ってくれないか?』…?」

 

 下手すると事態が悪化するかも知れないが恐らく通じるであろう方法。出来れば控えた方が良いかもしれないが仕方ない。

 

 「俺は諏訪子に用があってここまで来たんだ。通してくれないか?」

 

 そう伝えると天狗は少し沈黙し、

 

 「ブッハハハハ!」

 「冗談にも程があるぞ、弱小妖怪が」

 「そこら辺の妖怪が神に会おうなんてなぁ……ガハハハ!」

 

 一斉に笑い出した。なんか天子の時みたいに腹が少し立ったがなんとか納める。

 上手く行けばこちらが有利になるのだ。下手に反応して状態を悪くしてはいけない。

 

 「冗談なんかじゃない。俺は博麗神社に祀られている白狐だ」

 「へぇ……博麗神社に祀られてるって証拠は?」

 

 よし、狙った通り。

 狙ったのは話題を自然に自分の有利な方向に持っていく。途中で話題を戻されたらどうしようだなんて考えもしたが上手くいきそうだ。

 俺はゆっくり神力を解放する。すると一体の天狗の顔がみるみる青ざめていき、体が白くなった時には天狗たちは硬直していた。構わず俺はそのまま言葉を続ける。

 

 「今日は諏訪子と重要な話し合いをするんだ。さあ、通してもらおうか?」

 

 「コイツ……!」

 

 一人が悔しそうに睨み付けてくるが手は出してこない。やはり『神』という点と『諏訪子と縁がある』という点が手を出しにくくしているのだろう。

 しかし、危機は回避しても向こうは中々道を開けてくれない。むしろ警戒を強めてしまってる。どうするか……

 

 「り…緑さん!?」

 

 聞いたことのある声。この声は……

 

 「守矢の風祝……!」

 

 「あれ、早苗?なんでここに?」

 「中々来ないので迷ってるのではと思って来たのですが……」

 

 天狗と喧嘩が起きるのではないかと言えるぐらいピリピリした空気を見て慌てて来た……と、

 

 『あの妖怪、本当に神なのか……?』

 『風祝が言っているのだ。そうに違いないぞ……』

 

 向こうで重要な事を話し合ってるのを見ていると突然片手を引かれた。

 

 「さあ、諏訪子様が待ってます。行きましょう!」

 「うわっ!?ちょっとちょっと!飛翔の時の風! 風に煽られて辛いって!……」

 

 風に煽られながら俺は飛んで早苗について行くのだった___

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「じゃあ、今回は神様の行事について説明するよーっ!」

 

 「いえーい!」

 「い…いえーい……?」

 

 俺は天狗に言った様に重要な話し合い(青空教室)を諏訪子が開いている。早苗も参加しているが妙にテンションが高い。初期の真面目さと比べると二重人格かと疑いたくなる程のテンションだ。

 

 「まず、神々の行事といえば……?はい!そこの男子生徒Bくん!」

 

 あ、俺か。ってか何でBなんだよ。とか突っ込みは胸の中に仕舞った。

 

 「神無月か?」

 「ぶー。はい!女子高生Aさん!」

 「はい! 神在月ですね!」

 「はい! 大正解! いぇい!」

 「いえーい!」

 「殆ど同じじゃねーか! そして諏訪子と早苗のテンション高いな!?」

 

 俺の中の早苗の印象が崩れる。悪い方で。

 

 「そりゃ、私の授業はテンションが大事だからね!」

 

 テンションが大事なのは理解出来たがもうちょっと常識とモラルを大事にしてほしい……

 そんな時に神社から気配がした。大きな神力もだ。

 

 「……なんなんだい諏訪子? さっきからあんたテンションが高すぎ……って、そいつ。誰?」

 

 縁側からゆっくり歩いてきた神様、確か……神奈子が少し眠たそうにやって来た。

 

 「え、わからない? ほら、あんたが過保護だって指摘したら私をぶっ飛ばした時の……」

 

 神奈子とは一回だけ会ってるが忘れられたのかな……? って言うかどんな説明だよ、諏訪子。

 

 「ん……? えっ……お前、あの時の……!?」

 「……なんか死んだ筈の人間が生きていた時の様な反応されたんだが……」

 「仕方ないよ。あの時と比べて尻尾とか生えてるし神化しちゃって誰もわからないって」

 

 確かに諏訪子の言う通りだがやっぱりなんかショックだ。なんと言うか……髪型変えたのに誰にも気づかれなかった時ぐらい空しい。

 

 「はっ!? まさかお前……! 神力を得たからって早苗を貰いに来た訳じゃ無いだろうな?!」

 「どうしてそんな解釈になった!?ってか過保護の意味が理解出来た気がする!」

 

 遂には神奈子が変な解釈をし始めた。嫁ってなんだよ、嫁って。

 

 「……結局、授業はしないんですかー……?」

 

 ややカオスな空気の中、博麗神社の数倍広い境内に早苗の言葉が響いた___




 今回は色々な伏せんと妖怪の山と軽い関係を持ったり、緑が弱体化してしまった回ですね。多分。

 そんなこんなで最近ちょっと話の構成が上手くいかない感じが……今回みたいに落ちがビミョーだったり、『やっぱりここであの話使うべきでしたようわー』なんて事が何度も起きたり……うーむ。どうしたことか。

 追記:最近、コラボ系が流行ってますね。やってみたいなー。と思ったりしましたがそんな事をしているゆとりがありませんでした。作者は今に必死すぎです。

 追記2:小説書いてると高い確率で鼻血が出ます。書いてる今も出てます(どうでもいい)。

 感想、批判、アドバイス等宜しくお願いします!
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