アカメが斬る!‐Crazy Merc is DEAD POOL‐   作:魔黒丼

2 / 4
Starting is illusion

-眩しくも優しい朝日のような光が、俺の目に飛び込んできた。

思わず目を細める俺の視界に何かが飛び込んでくる。

あぁ…あれは白い翼を生やし、天から舞い降りた女神。

 

艶やかな肌、しなやかな肢体、豊満な胸、そして聖母のような優しい微笑み。

 

舞い降りた美女の細く柔らかな腕がいまだに横たわる俺の首に回される。

そして物理的に近づく俺と彼女の顔。

眠り続ける俺を目覚めさせるのは、そう、女神の口づけ―――

 

………

……

…ガリッ

 

―――がり?

 

「―――いぇぁあがががががあああああ!?」

 

突如顔面に襲い掛かった激痛に思わず飛び起きる。

 

だが目の前は真っ暗。

生暖かく、生臭い空気が鼻を突く。

そして同時に聞こえてきたのは獣の唸り声。

 

―何が起きてるのかは分からねぇがとにかく何かが俺の顔に喰らいついてるのは分かった!

 

「離せ!クソ!このッ!!」

 

得体の知れない何かを何度も殴る。

耐えきれずにようやく俺から離れたそれは虎のような姿をした野獣だった。

 

「この世界で言う…何だっけ、危険種?だったか…あークソ、熱烈なキスをありがとよ虎モドキくん」

 

―おかげで目が覚めた。

転生した事。この世界のこと、そして―

「今の俺ちゃん(・・・・)がデッドプールだって事もな」

 

そう言って再び飛びかかって来た虎モドキ(名前不明)を背中の刀で一刀のもとに切り伏せた。

―決まった。さすが俺、スタイリッシュな剣捌き。

しかし…

 

「ふぅ…転生していきなり喰われかけるとは思わなかったぜ」

(金木研もビックリだな)

―あっちは喰種(グール)だけどな。ってか、

「脳内会話も完備かよ…黄色のふきだしじゃ無いのが残念だぜ」

 

なんて言ってる場合じゃないな。

とりあえず俺は周囲を見渡し、状況を把握する。

 

俺の周りにあるのは、木、木、草、木、木…

どうやら俺はどこかの森に居るらしい。

 

(↑上の文は一行で済んだだろ。)

―五月蠅い。俺が俺に文句言うな。ただでさえ分かりにくい文面なのに。

 

上を見上げれば青空。

太陽は見えないが、多分昼頃だろ。

 

続いて俺自身の状態。

武器は先ほど使った刀と、同じやつがもう一本。

サブマシンガンが二挺。

(名前は知らん。)

予備マガジンがそこそこ…あと手榴弾が四つ。武器装備はこんなもんか。

(必要なら現地で調達する事だな)

裸の蛇みたいにか?スニーキングは得意だぜ…っと話しが逸れる。

衣装は…ОK。完璧にデッドプールだな。きちんと赤だ。

 

「あ、そうだ」

 

見た目に関して一番確認したいことを思い出した俺は何か鏡の代わりになる物を探した。

すると少し歩いたところに丁度良く綺麗な小川を発見した。

 

そしてマスクを脱いだ俺は川面に映った自分の顔を確認し…

 

「Oh…」

(まあ分かってた)

 

思いっきりへこんだ。

ですよねー。ただれた顔も再現されて当然ですよねー。

現実から目を背けるように再びマスクを被る。

 

とりあえず自分の状態は把握した。

さっきの虎モドキに噛まれた傷も治ってるし、ヒーリング・ファクターもちゃんとあるみたいだな。

さて、問題は…

 

「ここが何処で、今が本編のどのあたりかってトコだな」

(普通に考えれば原作開始時と言ったところだが…)

「ベタに考えればそうなんだが更に問題が一つ…」

 

―オレ、原作ほとんど覚えてねーやwww

(笑い事じゃないだろ)

しょうがないじゃん。だって読んだのも大分前だし、何より途中までしか読んでなかったしな。

(と言うより原作もまだ未完だったはずだが)

アニメもやってたみたいだが、そっちも観てないし…参ったな。これじゃあこれからの身の振り方がどうすりゃ良いのか見当つかないな。

 

「どーしよっかなー」

 

どこかも分からない森の中でいきなり途方に暮れた俺は、適当な木の枝にぶら下がってこれからの事を考える。

―やっぱ帝都だっけ?首都に行くのが一番手っ取り早いんかなー。

 

…ガサガサ

 

―なーんて考えてると後ろの茂みから何かの物音と気配。

またさっきの虎モドキか?

 

「しつこい奴だな…いや、さっきのは俺が斬っちゃったし別の奴か?まぁ何匹来ようが…何度でもハンティングして!その毛皮剥ぎ取ってやるぜぇ!!」

 

木から飛び降り、振り返りながら背中の二刀を抜き、俺は背後の茂みを斬り払った。

(スタイリッシュ伐採)

―喧しい。…ってあれ?虎ちゃんじゃない?

 

薙ぎ払った茂みの向こうに居たのは、虎モドキでも危険種でも(ケモノ)でも無く、怯えた様子でこちらを見つめる黒髪ショートの黒い瞳をしたボロボロの幼女(ロリッ子)と…

 

「お、お姉ちゃん…」

 

その子を庇うように前に立ち、警戒臭プンプンの目で俺を睨みつける黒髪ロングの赤い瞳をした…

 

「お前…何ものだ?」

 

剣を構えた少女(お嬢ちゃん)だった。

 

―えーっと…どっかで見たような…。

(原作を読み返すべきだったな)

 

…………This story is to be continued

 




「あれ?ようやく始まったのに短くね?」
(これが作者の本来の実力だ)
「しかもこんな始まり方で大丈夫なのか?それにこの幼女(×2)何?俺ロリコンじゃないんだけど」
(ナイスバディなケモノ娘が居ただろ?レオ何とかって言う。出ないのか?)
「おい、黙ってないで言い訳ぐらいしてみろよ作者!俺のウキウキハーレム暮らしはいつ始まるんだ?」
(あの世界でそれをやると抹殺対象にされそうだが…)
「俺ちゃんは優しく扱うから良いんだよ!それに原作なんて崩壊させるのが二次創作のいいところだろうが!」
(壊し過ぎると読者は離れるぞ)
「ってかさっきから俺ちゃんしか喋ってねぇ!後書きだろ!なんか喋れよ作s―」

【デッドプールさんが退室しました】

……こんな感じですけど、よろしくお願いします̠
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。