七大罪魔王の赤龍帝   作:フェる

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悪魔との会合と拒否

俺は今、オカルト研究部部室にいる。

 

俺はリアス先輩においしい紅茶が手に入ったと言われ、お呼ばれになった。

 

今はシャワー室から出てきた朱乃先輩とリアス先輩と小猫で会話をしている。

 

「イッセーは一人暮らししているの?」

 

話の話題は俺だ。

 

「えぇ、親は海外で仕事をしているので。」

 

俺の親はもうとっくに俺の炎で死んだが、それを言うと詮索をされそうで嘘をついた。

 

俺がそう言うと、朱乃先輩がこう言って来る。

 

「でも、イッセー君一人だと生活感覚が偏ったりしませんか?」

 

俺の事を心配しての言発言に、こう言った。

 

「大丈夫です、日頃近所のおばちゃん達が俺の事を見に来るんで。」

 

近所のおばちゃんが見に来るというのは嘘だ、ここで俺の家を見に行くという事になったら黒歌を見られる可能性が高い。

 

黒歌は冥界・天界に狙われているSSS級はぐれ悪魔の一体だからだ。

 

俺の言葉を聞いて、朱乃先輩は安心したのかこう言って来る。

 

「そうですの、ご近所の方々が見に来てくださっているのなら安心ですわ。」

 

うふふと笑いながらそう言う朱乃先輩に、俺も笑う。

 

リアス先輩も俺と朱乃先輩の会話を聞いていて納得をしてくれたようだ。

 

「イッセー、ご両親がいなくて心細くないかしら?」

 

リアス先輩がそう言ってくるが、俺はこう言った。

 

「はい。最初はそうでしたが、今はもうへっちゃらです。」

 

リアス先輩の言葉に対して、俺はそう言った。

 

「そう、もし心細かったら何時でも言って頂戴。私が励ましてあげるわ。」

 

その言葉に、俺はこう言った。

 

「そういうのは好きな男にでもしてください。」

 

俺はリアス先輩の言葉にそう言った。

 

そんな感じで会話をしていると、最後の部員がやってくる。

 

「あれ、イッセー君いらっしゃい。」

 

「おう、木場。」

 

木場祐斗、俺と同じ駒王学園の王子様と呼ばれている二年の男子だ。悪魔である。

 

「じゃあ、全員がそろったということで紅茶を入れて頂戴、朱乃。」

 

リアス先輩が全員揃うとそう言って朱乃先輩に指示を出す。

 

「はい、部長。」

 

朱乃先輩はそう言って紅茶を入れに行った。

 

「はい、イッセー君どうぞ。」

 

朱乃先輩が入れたての紅茶を俺に差し出してくれる。

 

「ありがとうございます。」

 

俺はそう言って朱乃先輩から紅茶を受け取って、一口飲む。

 

「美味い。」

 

紅茶の良さが引き出されていて、美味い。

 

「あらあら、うふふ。ありがとうございます。」

 

朱乃先輩は笑みを浮かべながらそう言ってくる。

 

すると、そこにリアス先輩がこういってくる。

 

「イッセー、貴方私の眷属になる気は無いかしら?」

 

リアス先輩は俺の事を悪魔にならないかと勧誘してきた。

 

俺はリアス先輩の言葉を聞いて、紅茶を飲む手を止める。

 

「眷属ってどういうことなんですか?」

 

俺は裏の世界で生きていく中で悪魔が他種族から自分の眷属を造っているということは知っている。

 

俺はその事をあたかも知らないかのように装ってリアス先輩に聞いた。

 

俺の言葉を聞いて、それに対してリアス先輩はこう言ってくる。

 

「私達は人間じゃなくて悪魔なの。」

 

リアス先輩は自分たちの正体を速攻で明かした。

 

それでいいのか、悪魔ってのは…。

 

っていうか、俺はあんたらの正体知ってから。

 

すると、リアス先輩が昔話を始めた。

 

「大昔に悪魔・天使・堕天使の三大勢力同士によって冥界の覇権を巡っての戦争が起こっていたの。」

 

へぇ、眷属にするって事は知ってたが俺もそこまでは知らなかったな。

 

俺はそう思いながら話に耳を傾ける。

 

「それでその戦争で三大勢力の多くは失われてしまったの。それで私たち悪魔がとった行動は悪魔の駒による眷属化なの。」

 

そう言いながらリアス先輩は赤いチェスの駒を取り出した。

 

俺はその駒に視線を向ける。

 

あんな駒で悪魔になれるのか…。

 

俺の身体の悪魔化は侵蝕に近いな。

 

まぁ、俺は後悔にない。

 

七大罪の悪魔を従える王として君臨する事を…。

 

「ここまでの話を聞いて、どうかしら?私の眷属にならないかしら?」

 

リアス先輩が俺に向かってそう言って来る。

 

それに対して、俺ははっきりとこう言った。

 

「すみませんが、この話はお断りします。」

 

俺の言葉を聞いて、リアス先輩はこう言って来る。

 

「どうしてかしら?」

 

俺はリアス先輩の問いにこう答える。

 

「理由は二つ。一つ目は俺の事を他人に決められたくないから、二つ目は俺は束縛をされたくないから。以上です。」

 

それを聞いたリアス先輩はこう言った。

 

「それもそうね、ごめんなさい。貴方の気持ちを考えていなかったわ、勝手な勝手な真似をしてしまったわ。」

 

リアス先輩はさっきの自分の言動について俺に謝罪をしてくる。

 

「いえ、気にしないでください。俺も先輩に向かって偉そうなことを言っちゃいましたし。」

 

俺も自分の上から目線の発言について謝罪をする。

 

すると、リアス先輩がこう言った。

 

「それじゃあ、改めてイッセーに自己紹介をするわ!私の名前はリアス・グレモリー、七十二柱の悪魔グレモリー侯爵家の次期当主よ。」

 

リアス先輩が最初に名乗り、その後から他の部員たちも名乗った。

 

「僕は二年の木場祐斗、悪魔だよ。」

 

「一年の塔城小猫、悪魔です。」

 

「三年の姫島朱乃ですわ、悪魔ですの。」

 

自己紹介をすべて聞いた俺も自分の事を紹介した。

 

「俺は二年の兵藤一誠、人間だ(8割方悪魔だがな。)。」

 

こうして、自己紹介が終わると俺とオカルト研究部でお茶会が開かれたのだった。




次回は一誠のプロフィール紹介です。

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