七大罪魔王の赤龍帝   作:フェる

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完全な悪魔化と皇帝

今、俺は七魔と話をしている。

 

内容はアーシアについてだ。

 

『主、何故アノヨウナ小娘ヲ家ニ取リ込ンダ?』

 

そう言って来るのは、七魔を束ねる悪魔であり地獄王の名を持つルシファーだ。

 

俺はルシファーだけでなく、他の七魔たちにもこう言った。

 

「俺の決めたことに文句でもあんのか?」

 

その俺の言葉に対して、憤怒の大罪の悪魔サタンがこう言って来る。

 

『主ノ決定ニ我々ハ従ウノミデアルガ、小娘ヲ取リ込ンダ理由を聞イテオキタイダケダ。』

 

サタンの言葉に対して、他の七魔共もそう言いたげな顔をしている。

 

「俺がアーシアを取り込んだ理由は昔の俺に少し似ているからだ。」

 

そう言った瞬間、七魔たちは黙りこくってしまう。

 

「話は終わりか?なら、俺はアーシアの所に行くぞ。」

 

そう言って俺が七魔を戻そうとしたとき、ルシファーがこう言ってきた。

 

『主、二ツ報告シテオク事ガアル。』

 

ルシファーの言葉に耳を傾ける俺。

 

「話せ。」

 

俺がそう言うと、ルシファーは報告をしてくる。

 

『一ツ目ハ主ノ身体ガ完全ニ悪魔ト化シタ。』

 

俺はそれを聞いて驚きはしなかった、いずれはそうなっていたからだ。

 

「で、完全な悪魔と化した俺はどうなるんだ?」

 

俺がそう言うと、ルシファーはこう言って来る。

 

『主ガ悪魔ニナッタ事ニヨッテ変ワルノハ主ニ皇帝二ナルトイウ事ダ。』

 

ルシファーの言葉に対して、俺はこう言った。

 

「皇帝?どういう意味だ、説明しろ。」

 

俺がそう言うと、横からサタンがこう言って来る。

 

「皇帝、ソレハ嘗テ七魔デアル我ラヲ従エサセタ男。』「ではなく『では?

 

俺はそれを聞いて、その皇帝とやらに興味がわいた。

 

「教えろ、皇帝とは誰なのかを。」

 

俺がそう言うと、ルシファーがこう言って来る。

 

『イイダロウ、皇帝ノ話ハ主ニトッテ聞イテオイテ損ノ無イ話ダ。』

 

そう言ってルシファーは語り始めた、七魔の炎を操った皇帝という者の話を。

 

皇帝、四傑の一人でそれは七魔の炎を操る「豪傑」の字を持つ男。

 

その男の話を聞いた俺はこう思った。

 

先代の七魔の炎を統べる者としての印象が強い。

 

だが、他にも何かある気がした。

 

しかし、確証が無い為に頭の淵に入れておくことにした。

 

「で、俺が皇帝になるという事は具体的にどうなるんだ?」

 

俺がそう言うと、リヴァイアサンがこう言ってきた。

 

『ソレハナァ、姿ガ皇帝ノ様ニナッチマウッテ事ダ。』

 

リヴァイアサンの言葉を聞いても、具体的な答えにはなっていなかった。

 

すると、マモンがこう言って来る。

 

『『基本的ニハ今ト変ワラナイヨ。デモ、僕達ヘノ拘束力ガ上ガッタリ皇帝ノ持ッテイタ力ヲ使ウ事ガ出来ルンダ。』』

 

マモンの説明を聞いてようやく理解出来た俺は自分の力の奥底にへと潜った。

 

そこには今までに七魔共は燃え散らせてきた者どもの苦しむ声や怨嗟の声が充満していた。

 

だが、俺はそんなモノに興味など無い。

 

それらを無視してさらに奥底にへと潜る。

 

すると、そこで俺が見たものは人間の骨と髑髏で設計された椅子に座る水色の子供がいた。

 

「よォ、初めましてダナ!俺様の異能の後継者ヨ。」

 

そう言って来る子供に、俺はこの考えが頭にへと浮かんだ。

 

「お前が皇帝か?」

 

俺の言葉を聞いて、子供は笑いながらこう言って来る。

 

「マジか、俺様の事を一瞬で見破るとはなァ‼だが、俺様は<本体>じゃなくて<左腕>だ。」

 

どうやら本物の皇帝の左腕らしいな。

 

「お前に聞きたい事がたくさんある、皇帝。」

 

俺はそんなことをお構いなしにそう言うと、皇帝はこう言って来る。

 

「俺様が悪魔化した後何を得て何を失ったかを聞きてェんだろ。」

 

俺は皇帝の言葉に無言で頷く。

 

「じゃあ、教えてやるよ。俺様の全てを!!」




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