①【気】
体内に存在するサイオンのこと。肉体活動を表しているエイドスの活動の余剰分から生成される部分が大きく、体質的に多く作り出す人もいるが、体を鍛えることで作り出す量を増やすことも出来る。
基本的に、魔法科の魔法師はこれを操っている。
体の内側から外に出て行こうとする性質があるため、逆に内側に入り込まないといけない『魔力』との共存は難しく、
②『気』の基礎技術
・【身体能力強化】
気の操作に習熟してこれを知っていれば、誰でも出来ることは出来る技術。
魔法式を介さないため、魔法師でも知覚ができづらい。
理屈としては
⑴自分の肉体の
⑵満たしたサイオンによって筋肉の
⑶
というものである。
ただし、肉体の保護は行っていないため、物理的限界を超えた動きをすると体にダメージがある。
また、身体能力制御による強化のため、移動するためには地面を蹴るなりなんなりしなければならない。
さらにいうと、制御できる範囲での向上の上限は体の筋肉量によるため、鍛えている方がより早く動ける。
古式魔法師の間では知られている技術ではあるが、なんらかの情報を書き換えている感覚がなかったために、単に厳しい修行により身体能力が優れていると考えられて無視をされた、現代魔法では知られていない技術である。
——〔縮地法〕
厳密的には気は関係のない歩法だが、気による身体能力強化と併用されることも多いためここで記述する。
武術による移動方法の一つ。各武術によって細部は異なるが、一瞬で数メートルを詰めるという点では共通している。
また、移動する直前である『入り』、移動して止まる瞬間の『抜き』の気づきにくさによって腕が分かるらしい。
身体能力強化と併用することでさらに移動距離を伸ばすことができる。
『縮地』と名が付いているが、仙術の一つとして【数キロの距離を、たった一歩で移動して見せた】と伝えられてきた『縮地』ではなく、それにあやかっただけである。
純粋武術的な歩法であるため、筋肉を動かして使う瞬動術との相性は最悪であり、まともに併用することはまずできない。
しかしそれに成功した場合、数キロの距離を一歩で移動することも可能な『縮地』となる。
・【瞬動術】
魔法式を介さないただの技術のため、魔法師でも知覚ができづらい。
高速移動術の一つ。通常7〜8メートルを一瞬で移動することができる。
ネギま!において多くの人物が使用するが、直線的にしか移動できない、一度移動しだすと方向転換できないなど弱点も多い。
身体強化の応用術で、足の各所の筋肉を連動して動かすことで力を余すことなく伝えていき、全ての力を地面を蹴ることに使い、その反動で移動する。
筋肉を動かして使うという方式のため、武術的な歩法である縮地法との相性は最悪であり、まともに併用することはまずできない。
しかしそれに成功した場合、数キロの距離を一歩で移動することも可能な『縮地』となる。
——〔
瞬動術の応用編。
自分の周辺のサイオン、特に動かしやすい空気のエイドスを足裏の一箇所に集めるように移動させることで空気を動かして圧縮空気の足場を作り、それを足場に瞬動を行うことで、空中を蹴り上がることができる。
空中を蹴ることができるようになることで、瞬動術の弱点だった『直線的にしか移動できない』を克服できるようになる。
しかし、一旦空気を集める必要があるため、移動してすぐの使用はできず、これを使った飛行は不可能である。
擬似的な収束系魔法を用いているが、これも魔法式を介していないので魔法師の知覚に引っかかりづらい。
・【縮地】
瞬動術と縮地法の併用により、キロ単位以上の超長距離瞬時移動を可能にする技。
体の筋肉を連動させ力を伝える瞬動術と、歩法である縮地法は併用することが非常に難しいため、使用することが非常に厳しい。
ナギも完全には扱えず、約1キロの移動距離で、足場の破壊という欠点がある【
——〔
・【強化】
②『気』を使う戦闘術
・【京都神鳴流】
1400年以上も前から、魔を斬り民を護る剣として、裏の世界からも隠れてきた剣術。
大元が、金持ちに雇われた陰陽師などが相手をしない民衆を襲う魔物を退治する剣なので、図体のでかい相手に確実にダメージを与えるために長大な野太刀を好んで使う。
古くから付き合いのある呪符使いの前衛として雇われることも多く、その場合呪符使いの護りは盤石となるとされる。
様々な状況に対応するため、数多くの奥義が伝わっており、中には広範囲殲滅用の技や徒手空拳の技、投げ技まである。
剣を持たなくても戦闘力が落ちることはないとも言われるが、やはりその本分は剣術なので剣を持つことが多い。
『神鳴流に飛び道具は効かない』とも言われるほど超人的な反射神経と正確さを誇り、その実力は連続で落ちてくる雷を捌き斬ることができるほど。
モップなどの木の棒で岩が斬れることが一人前の証とされる。
影に隠れてきた剣術のため、現代魔法の発展とともに名を上げた『千葉家』に弟子が集まってしまい、衰退していた。
そこで、エヴァの封印解除と達也の
生き残った剣士や子供は散り散りとなり、神鳴流は実質的に崩壊している。
——〔
その名の通り、岩をも斬り裂く一閃。
加重系魔法と同じ理屈で刀の周りに斥力刃を展開し、刀の切れ味を上げる奥義。
——〔
その名の通り、魔を斬り裂くことを目的とした一閃。
通常の気による強化に加え、刀の
——〔
鉄をも斬り裂く一閃を飛ばす技。
螺旋状に形成した斥力刃を剣閃の延長線上で移動させることで遠距離攻撃を可能とした。
——〔
剣閃を飛ばす技。
所謂『鎌鼬』であり、圧縮空気の刃を飛ばして気圧差により遠距離の相手を斬り裂く。
——〔
解放した『気』で斬り裂く技。
瞬間的に解放・圧縮したサイオンで擬似的な
技の名の由来は、余剰サイオン光が閃光のように激しいことから。
——〔
帯電した刀を振り下ろし、落雷のような一撃を放つ技。
刀が、自由電子の多い金属であることに目をつけ、空中放電によって発生した電子を刀に鹵獲、それを放出して落雷と同規模の電力をぶつける。
上位技に【
——〔
雷鳴剣の広範囲版。鹵獲、放出する電子の量を上げることで広範囲を攻撃する。
さらに上位互換に、神鳴流決戦奥義【
——〔
秘剣。周囲の花びらが舞い上がるほどの『気』を放出し、高速での連撃を放つ。
他の奥義との併用も可能。
……etc.
——〔
神鳴流秘奥。基本的に宗家『青山』の者にしか教えられない。
刀の
『ある』のに『ない』と極大の矛盾が起きるため、世界の修正力によって一瞬で元に戻される。が、その一瞬で敵の守りをすり抜けて、タイミングを調整することで当たる直前で実体化する。
修正により戻される物は構造の甘い魔法式から優先されるため、魔法式のみの状態で対象の魔法式のみに当てることで、
・【呪符使い】
日本古来の魔法師の一種。陰陽師や呪術師とも。
呪符使いが魔法を構成する間の隙を、前鬼・後鬼と呼ばれる式神が護ることが特徴で、発動の遅い古式魔法の弱点を補うための一つの形である。
式神である前鬼・後鬼は化成体の一種で、実際にただの化成体の場合もある。
しかし、熟練した術者は、化成体の中心に据える精霊に『魂』を宿らせることで、自立思考、行動を可能とする。
式神は鬼や天狗などの形を成すことが多いが、中にはクマやサルのぬいぐるみを使役する一派もあるとか……。
古式魔法の特徴の一つとして、干渉強度と発動規模の向上が可能であることが挙げられる。
これは、起動式を基に魔法式を編む現代魔法とは異なり、呪符などはあくまで補助具として使い、魔法式は一から魔法師の頭の中で組み上げることが理由である。発動までの時間を長くすれば、その分細部までしっかりとした、大きな魔法式を組み上げることができるためだ。
ただし、これは評価基準の一つである『発動速度』を大きく削る代わりに『干渉強度』と『発動規模』を多少上げる技術であるため、総合評価ではむしろ低くなる。
しかし、発動までの時間を、式神や雇った神鳴流によって稼げる『呪符使い』は、強力な魔法を使えるこの技術を好んで使うことが多い。
——〔八大地獄〕
オリジナル魔法。
仏教における地獄の様相を示す言葉を冠する、振動・吸収系複合領域魔法。
振動系加熱魔法で、一定範囲内を太陽の表面温度と同じ6,000度まで加熱して攻撃する。
もしそれを耐えられたとしても、空気中の酸素と窒素を燃焼させることで炎と酸欠、さらに猛毒である