ハイスクールD×D 勝利と栄光のウザい聖剣   作:ユリヤ

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栄光の騎士王

「ばっ馬鹿な。こんな事があり得るものか……」

 

 

バルパーは合体聖剣が折れたの見て、唖然としていた。

 

 

「聖と魔の融合だと?理論上あるはずがない。そんな事が起こるとしたらそれこそ―――――」

 

 

バルパーは何か分かったのか、狂ったように笑いだした。

 

 

「あぁ何とも簡単な事じゃないか!聖と魔との力が融合、双方の力のバランスが大きく崩れている。それすなわち!三つ巴の大戦により魔王が死んだのと同じように、神もまた死んだのだ!!」

 

 

シンと静まり返り、一瞬空気が死んだかの様な錯覚に陥った。

 

 

「……え?」

 

 

教会に関わりのあるアーシアちゃん、木場君にゼノヴィアさん。3人の中でアーシアちゃんが目を見開き固まってしまった。

 

 

「滑稽な話だ!信仰する主はもういないのに、何も知らずに主は見ているなんて甘い言葉で」

 

 

最後まで言えなかった。バルパーはコカビエルの光の槍に貫かれて、消滅してしまった。

バルパーを消したコカビエルは、消えゆくバルパーをつまらなそうな顔で見ていた。

 

 

「バルパーお前は優秀な男だ。だが余計な事も喋り過ぎたな。そして……お前が居ようが居まいが、俺の計画には何の支障もないんだよ」

 

 

バルパーを使い捨ての道具同様に切り捨てたコカビエル。非道な奴だったけど、何とも呆気ない最期を迎えてしまった。

だけどそんな事よりもバルパーが言っていた神は死んだとはどういう事なんだろうか。

 

 

「神が死んだですって!?そんな話聞いた事が無いわ!」

 

 

リアス部長も聞いた事が無いみたいだ。

 

 

「あの戦争で魔王と多くの上級悪魔を失った。天使や堕天使も幹部以外は殆ど失った。もはや天使は数を増やす事も出来ない。悪魔でさえ純血種は貴重な存在だ」

「どの勢力も人間に頼らなければ生きていけない程に落ちぶれた。天使・堕天使そして悪魔でさえも!3大勢力のトップ共は神を信じる人間を存続させるためにこの事実を封印したのさ」

 

 

ショックで気を失ったアーシアちゃんを小猫ちゃんが支えてくれた。悪魔に転生した後でも主を信じていたアーシアちゃんには残酷な現実であった。

ゼノヴィアさんも足に力が入らなくなったのか、ペタンと座ってしまった。木場君も呆然としながら聖魔剣を手から放してしまった。木場君の手から離れた聖魔剣は消滅してしまった。

コカビエルは積もりに積もっていた、戦争に対する怒りを喚き散らしていた。あのまま戦争を続けていたら堕天使が勝てていたと叫んでいた。

 

 

「だからこそ俺は戦争をまた起こす。今度こそ天使と悪魔を完膚なきまでに滅ぼす。そのためにはお前らが邪魔だ。まずは……テメェ等からだ」

 

 

コカビエルは戦闘意欲が無くなったゼノヴィアさんと、木場君に向かって光の槍を投げた。

2人を狙ってくるというのは予想は出来たから、迫ってくる槍を叩き折った。

 

 

「ほぉ、よく防いだな人間」

「戦えなくなった者を先に消すって言うのは、戦いでよくある事だけどね。目の前でやられると怒りが湧いてくるよ。ゼノヴィアさん、木場君大丈夫かい?」

「……すまない。今の私は理性を保っているだけで精一杯だ」

「ユウマ君すまない。今の僕達は……」

 

 

アーシアちゃん程じゃないけど、2人もショックを受けているみたいだ。

ゼノヴィアさんは主を信じて今迄活動していたし、木場君は聖剣計画の時でさえ主を信じて耐えて来たんだ。それなのに神はもう死んでいるなんて事を聞いてしまえば、気が可笑しくなってしまいそうなのに必死に耐えている。

コカビエルは教会に関わっている3人を見て愉快そうに笑っていた。

 

 

「神器聖母の微笑を持ったシスターは、悪魔になっても主を信じていたそうじゃあないか。聖剣計画の落とし児、お前を逃がすために多くの人間が犠牲になったそうだな。だが神は死んだと分かったら、そいつらも無駄死にと言う訳だなぁ。デュランダル使いも主を信じていたようだ……ククどちらも愉快過ぎて笑いが止まらねぇよ」

「テメェ!アーシアと木場を馬鹿にすんな!!」

『Boost!!』

「私の眷属を愚弄する事は、万死に値するわ!」

 

 

イッセーの倍加した拳とリアス部長の魔法でコカビエルを攻め立てる。

けど……

 

 

「弱ぇ。吠えるんだったらもっと俺を楽しませろ!!」

 

 

イッセーの拳は簡単に止められて、リアス部長の魔法も10枚の黒い羽根でかき消されてしまった。

イッセーとリアス部長の力が通じないなんて、レベルが違い過ぎる。

 

 

「雷よ!」

 

 

今度は朱乃さんが雷の魔法を放つが、またしても10枚の羽根の盾によって簡単に防がれてしまった。

雷を防いでいるコカビエル。そして朱乃さんにこう言った。

 

 

「この程度か?バラキエルの力を宿す者よ」

「ッ!私をあの者と一緒にするな!!」

 

 

バラキエル。知っている人の名前なのか、その名を聞いた瞬間滅多に怒らない朱乃さんが怒りの形相で、雷の力を上げた。

何時もの倍もの雷を放ってもコカビエルはビクともしなかった。それどころか怒りに身を任せてしまい、魔力が空になってしまったみたいだ。

疲労している朱乃さんを見ながら、コカビエルは更なる衝撃発言をした。

 

 

「まさかバラキエルの、堕天使の娘が悪魔に転生するとはな。立派な裏切り行為だ」

 

 

コカビエルの発言に俺やイッセーは目を見開いた。まさか朱乃さんが堕天使の娘だなんて……

効かれたくなかった事みたいで、朱乃さんからみるみる戦意が薄れていくのが感じる。

 

 

「俺達堕天使を裏切り、悪魔に転生するとは……裏切り者はさっさと消すに限るな」

 

 

コカビエルは戦意が消えた朱乃さんに、光の槍を投げた。

 

 

「朱乃さん!危ない!!」

 

 

朱乃さんには申し訳ないけど、突き飛ばす形で槍から護る事が出来た。

けど、代わりに俺が槍の射線上に……

 

 

「がはッ!!」

 

 

槍が俺の脇腹を抉り、血が噴水のように吹き出した。

余りの痛さで俺は光の翼を消してしまい、そのまま墜落してしまった。

 

 

「ユウマ君!」

「ユウマ!」

 

 

朱乃さんが落下する俺が地面に叩きつけられない様に抱きしめてくれた。

けど落下速度が変わるわけでは無くて、地面に衝突する寸前にイッセーがクッションの代わりになってくれた。

 

 

「ユウマ君、あぁ私なんかのために……」

「俺は朱乃さんが無事だったら、それよりも朱乃さんの巫女服を俺の血なんかで汚してしまって申し訳ないです」

 

 

俺はエクスカリバーの鞘のおかげで、直ぐに傷は塞がった。でも朱乃さんが俺を抱きしめてくれた時に、俺の血が巫女服にくっついてしまって汚れてしまった。

 

 

「どうして、どうしてユウマ君は私を助けたの?今まで堕天使だと言う事を黙っていたこの私を……」

「どうしてって……俺は朱乃さんを護るってあの時約束したじゃないですか。それに貴方が堕天使だったとしても、俺やイッセーにリアス部長。オカ研の大切な仲間なんですから」

 

 

そうだ堕天使とか関係ない。朱乃さんはオカ研のメンバーなんだ。欠けていい人じゃないんだ。

それにあの時約束したんだ。俺があなたを護るって

 

 

「ほぉその女を護るか人間。自分の死を代償にしてでもその女を護るとは、その女が好きなのか?だが俺達堕天使を裏切った女だ。テメェだって裏切るかもしれないぞ」

「ッ!テメェ!朱乃さんやユウマの事を馬鹿にすんじゃねえ!」

 

 

嘲笑うコカビエルに拳を振り上げながら叫ぶイッセー。けどコカビエルは良裕な態度でこっちを見下してた。

……なんか段々腹が立ってきたな。

コカビエルはアザゼルって堕天使がこれ以上戦争させない様にしたのが気にくわないらしい。というかお前だけが気に入らないだけだろう。他の堕天使の皆さんは戦争でこれ以上犠牲者を出さない様に頑張ってるのに勝手な行動して。子供かなんかかお前は、そんなに戦争戦争言ってるなら将棋やチェスでもやってろ。

なによりアイツは朱乃さん・アーシアちゃん・木場君・ゼノヴィアさんを侮辱した。そんな奴を許しちゃおけないんだ。コイツには絶対勝つ

俺の中で怒りのメーターがMaxを振り切った瞬間、それは起こった。

 

 

「おいユウマお前……」

「ユウマ君が金色に光っていますわ」

 

 

イッセーと朱乃さんに言われて、俺自身が金色の光に包まれていた。

これは又エクスカリバーの力なのか?

 

 

『そうだ。お前の怒りそして勝利への誓いによってお前は私の更なる力を呼び覚ました』

 

 

更なる力?どういうのなんだよ?

 

 

『私をお前に突き刺せ』

「え?お前を突き刺す?いやいやそんな、下手したら死んじゃう真似なんか……」

『ヴぁかめ!四の五の言わずに私の言った通りにしろ』

 

 

えぇいままよ。俺は言われた通りに、エクスカリバーを俺に突き刺した。

イッセーや朱乃さんにリアス部長たちは俺の行った行為にギョッとしていた。

 

 

「はははは!トチ狂ったか人間。まさかエクスカリバーを自分に突き刺すなんてなぁ」

 

 

コカビエルは奇行を笑っているけど、俺は自身の事で頭が一杯だった。

エクスカリバーを刺したから激痛が走るかと思ったら、全然痛くない。むしろ温かい何かが俺の体に流れ込んできた。

エクスカリバーはそのまま俺の体に入ってしまった瞬間、俺の体が金色に包まれた。光が晴れた瞬間、俺の姿は学生服じゃなかった。

全体が蒼い服に変わっていて、腕や体に足に銀色の鎧が身につけられていた。まさに西洋の騎士そのものだった。

 

 

「ユっユウマ、お前の髪の毛が……」

 

 

イッセーが俺の髪を見て呆然としていた。

一体なんだと思っていたら、朱乃さんが魔法で手鏡を出してくれて俺に見せてくれた。俺も鏡を見てそして驚いた。

 

 

「俺の髪が金髪に……」

 

 

親譲りの黒髪が、金髪へと変わっていた。しかも頭のてっぺんに一本のアホ毛がぴょこんと目立っていた。これは一体全体なんだっていうんだよ……

 

 

『これぞ私の更なる力、名を栄光の騎士王(グローリー・ナイトアーサー)!我が栄光ある姿を見て恐れ慄くがいい!』

 

 

俺の口が勝手に開いたと思ったら、エクスカリバーの声が。俺の体の中にはエクスカリバーが入っている。俺とエクスカリバーは今一つになっているのか。

皆が俺の姿が変わっていることに驚いている中、コカビエルだけは冷静だ。

 

 

「どうやらその姿は、神器でいう禁手と似たような物の様だな。騎士王アーサーの姿を投影しているみたいだな」

 

 

だが、コカビエルは光の槍を構え突撃した。

 

 

「所詮はアーサー王の姿をトレースしただけにすぎん!そんなこけおどしにこの俺が臆すると思うかぁ!」

『ヴぁかめ!この姿がこけおどしではないことを、骨身に刻むがいい!』

 

 

俺の腕が勝手に動いて、エクスカリバーの形を模した光の剣が現れてそれを掴むと、コカビエルに斬りかかった。

何十合も斬りあっていても、コカビエルに後れを取らない。

 

 

「馬鹿な!ただの人間風情にこれ程の力が……!」

『ヴぁかめ!この姿になったすなわち、今の勇真はアーサーと同等の力を身に着けているのだ。戦争と言う力に溺れた堕天使に負けるはずがないだろう!!』

 

 

遂には槍を破壊して、コカビエルに袈裟斬を浴びせた。胸から血を流したコカビエルは、斬られた傷を押さえながら後退した。そんなコカビエルを逃さないとする俺、と言うよりエクスカリバー。

今体の主導権は完全にエクスカリバーに渡っている。正直言うと体の至る所からピキピキと言う音が聞こえてきた。

俺の苦い表情を見て、俺の状態が分かったコカビエルはさっきまでの調子を取り戻してしまう。

 

 

「ふ、最初はこの俺に傷をつけたから焦ったが、どうやらその力に振り回されているようだな。種が分かれば、その程度か。勝手に自滅した所を潰してやる」

「だからなんだ。多少無理をしてでも、お前だけは絶対に倒す!」

『この男の覚悟を甘く見ないことだな!』

 

 

正直言うと、体はそろそろ限界に近かった。今の力は制御出来ていない。凄い力をただ垂れ流し続けているだけ、このままじゃじりこんだ。

でも……

 

 

「こんな奴に、戦争という未来を潰すことを平気で行おうとする奴に、負けちゃいけないんだよ!」

「ユウマ!」

『Boost!』

 

 

イッセーがこちらに駆け付けようとしている。

 

 

「赤龍帝、いい加減目障りだ。消えてろ!」

 

 

コカビエルは槍をイッセーに本気で投げた。

悪魔には致命傷となる光の槍。それをイッセーは

 

 

「ウルセェ!」

 

 

吼えるように叫びながら、赤龍帝の籠手で槍を粉砕してしまった。

さっきまでは槍に簡単に吹き飛ばされていたのに、意図も簡単に破壊してしまうなんて。

 

 

「ばっ馬鹿な!禁手もしてないお前の、何処からそんな力が出せるんだ!?」

 

 

ありえないモノを見ていると叫んでいるコカビエルに対して、俺の横に立ったイッセーは不敵に笑いながら

 

 

「ダチが体を張って闘っているんだ。それを俺は黙ってみてる事はできねぇ」

「イッセー……」

 

 

俺はイッセーの言った事に感激してしまった。自分で言うのもあれだけど、俺のためにそこまでしてくれるなんて。

あと……とイッセーは拳を力強く握りしめながら

 

 

「俺の夢のため……ハーレム王になる為に、志半ばで倒れるわけにはいかないんだよ!!」

「……えぇ~」

 

 

さっきまで感激していたのが、一気に急降下した。

 

 

「イッセーお前はこんな時でもハーレムの事が頭から離れないのかよ」

「悪いユウマ、俺ダチとか言ったけどどっちかと言うとハーレムの方がいい!」

「このっ!さっきまでの感動を返せよ!やっぱりイッセーはイッセーだったのかこのスケベ!」

 

 

目の前にコカビエルが居るのに俺とイッセーの取っ組み合いの喧嘩が勃発した。

リアス部長とアーシアちゃんを介抱していた小猫ちゃんは呆れて、手で顔を覆っていた。朱乃さんはあらあらと俺とイッセーの取っ組み合いを面白そうに眺めていた。木場君とゼノヴィアさんは呆然としていて、気が付いたアーシアちゃんは俺とイッセーが取っ組み合いをしているのを困惑して見ていた。

やっぱり俺とイッセーはシリアスな空気は合わないみたいだ。こう言ったバカ騒ぎをしていた方がよっぽどいい。

 

 

「ふざけるなぁ!!ハーレムだと!そんなくだらない考えで俺の相手をしようとしたのか!クソクソふざけやがって赤龍帝テメェは殺す。魂ごと消し去ってやる!」

「くだらないだと!?女の子達とエロい事するのが下らないだと!男だったら一度は夢見るハーレムを、人が大勢死ぬような戦争と一緒にするんじゃねぇ!テメェの戦争なんてくだらない考えを俺のエロのパワーでぶち壊してやる!!」

 

 

皆の前で堂々とエロと叫ぶのどっこいどっこいだよイッセー。

部長!とイッセーはリアス部長に

 

 

「俺とユウマがコカビエルに勝てたら、何か凄いご褒美をお願いします!」

「えっえぇ……」

 

 

行き成りご褒美と言われ、少し戸惑ったリアス部長。一回咳払いをして

 

 

「勝てたら、わっ私の胸を好きにしていいわよ!」

「ッ!!なん……だと……!」

 

 

イッセーは雷に打たれたかのような、固まった後に再度恐る恐る尋ねた

 

 

「そっそれは、おっぱいを触るだけじゃなくて、すっ吸うとかもありですか?」

「いっいいわよ!勝てるんだったら、好きに吸っても構わないわ!」

 

 

赤面しながら約束したリアス部長を見て、嬉しさに打ち震えているイッセーは

 

 

「うおぉぉぉぉっ!滾る俺のエロパワー!この戦いに俺は勝利して部長のおっぱいを吸う!!」

『explosion!!』

 

 

イッセーの力に呼応したのか、赤龍帝の籠手の形が一層大きくなった。部長の胸のために力を増大させるなんて、欲望に忠実すぎるよホント。

 

 

「行こうぜユウマ!この戦い絶対に勝つぞ!そして部長のおっぱいのために!」

『Boost!』

「ほんと自分の欲望に忠実な所は逆に尊敬できるよ。でも勝つ事には全面的に同意するよ」

『まったく。この私の輝かしい戦いの場が下品な男で台無しだ』

 

 

エクスカリバーもイッセーに呆れかえっていた。

 

 

「ふざけるなぁぁぁぁっ!!!」

 

 

コカビエルは完全にキレて、両手に槍を構えて突撃してきた。

けどエロの力でパワーアップしたイッセーには

 

 

「きかん!!」

 

意味が無かった。またもやいとも簡単に槍を破壊されたコカビエルは驚愕な表情を浮かべていた。

 

 

「吹っ飛べ!」

 

 

イッセーはコカビエルの顔面を容赦なく強打した。余りの威力にコカビエルはきりもみ回転しながら吹っ飛んだ。

 

 

「ばっ馬鹿な!この俺があんな奴に」

 

 

直ぐに起き上がったけど、ダメージが大きかったのか、膝を着いたコカビエル。だけどまだ立つことが出来るのか。どんだけタフなんだよ。

 

 

「ユウマ!」

『Transfer!!』

 

 

イッセーは俺に触れて力を譲渡してくれた。更に力が増大して、体中が熱く感じた。

 

 

「わりぃ。張り切り過ぎてさっきので打ち止めだ。だからユウマが決めてくれ」

「全く後先考えないんだから。でもイッセーから受け取ったこの力、思う存分使わせてもらう」

 

 

俺は光のエクスカリバーをもう一本出現させて、二刀流となった。

俺は2本のエクスカリバーを後ろに向け、ジェット噴射のようにして一気にコカビエルに近づいた。

 

 

「こんなことで、こんな所で俺の戦争が……」

「コカビエル、アンタの敗因は、イッセーのエロに甘く見てた事。アーシアちゃんに木場君ゼノヴィアさん、そして朱乃さんを侮辱した事だ。そんなお前を俺は絶対に許さない!」

 

 

2本のエクスカリバーの連続の斬撃がコカビエルを切り刻む。遂には高速で斬撃が光の軌道でしか見えなくなった。

 

 

「必殺!Xカリバーッ!!」

 

 

2本のエクスカリバーの斬撃が交差させて、コカビエルの胸に英文字のXを刻んだ。

 

 

「こっこのおれが……ぐああああああっ!!」

 

 

胸から大量の血を流して、断末魔の様な叫びを上げてコカビエルは倒れた。

そして2度と立つことは無かった。

今ここに堕天使の幹部の一人だったコカビエルは倒れた。つまり俺達の勝利だ。

 

 

 

 

 

 

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