雨の守護者が守る世界の引き金   作:夜魅

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~前回のあらすじ~
・修と従兄弟ということがわかりました



第二話 雨と始まりの邂逅

翌日

 

「今日一日よろしくお願いします!」

 

「武くん!よく来てくれた!一日頼むよ!」

「山本くん、よろしくね。」

「よろしくお願いします。」

「そっか、今日は武先輩とだった!」

「足引っ張らないでくださいよ。」

 

山本は嵐山隊の隊室に来ていた。

同じ派閥というのもあり、嵐山には良くしてもらってるのだ。

 

 

基本防衛任務は警戒区域内で行われるが、

最近はイレギュラーゲートが開かれるので区域ギリギリのラインで任務が行われている。

 

(ゲート)が開きます。場所は・・・”

 

「よし、行くぞ!」

 

「「はいっ!」」

「おっす!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「モールモッドの沈黙確認。綾辻、他は?」

 

「諏訪隊が向かったので、大丈夫です。

 今のところ追加は来ていません。」

 

「わかった。今日はこのまま何事もなければ上がれるな。」

 

「そっすね、にしてもイレギュラーゲートと普段のゲートも違いって何なんだろうなぁ・・・」

 

「どういう意味ですか?」

 

「向こうから自由に開けんなら区域内に開かないだろ?

 だったらそこには他に理由があるんだと思う。」

 

「理由って何ですか?」

 

「それはわかんないのな!」

 

山本があっけらかんとそう言った瞬間、四人がガクッと肩を落とした。

綾辻は苦笑いをしている。

 

「あれだけはっきり言っておいてなんなんですか!」

 

「はははっ、

 ただちょっと気になっただけで深い意味はなかったんだ。」

 

その時、警報が鳴り響いた。

しかも普通の警報じゃない、これは緊急警報だ。

 

「綾辻、場所は!?」

 

「市街地の・・・・三門市立中学校です!」

 

「なんだと!?」

 

まて、そこは確か修が通っていたはず・・・

 

「すんません、嵐山さん!先行きます!!

 (無事でいてくれよ、修・・・!)」

 

「武くん!?

 俺たちも急ぐぞ!!」

 

「「はい!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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中学校に付くと、すでに校舎からは煙が上がっていた。

 

「山本現着!綾辻、敵は!?」

 

「・・・反応が消えた。誰かが倒したんだと思う。」

 

「?

 また非番の隊員でもいたのか?」

 

「いえ、報告はまだ来てないからわからないけど・・・」

 

まさか昨日のやつが?そうだとしたら何のために?

 

そうこうしているうちに嵐山隊が現着した。

 

「これは、もう終わってる・・・?

 武君がやったのかい?」

 

「いや、俺が来た時にはもう終わってたっす。」

 

 

 

「スンマセン、けが人とかいるんすか?」

 

近くで点呼を取っている先生に確認すると、全員無事だ、と返ってきて安心した。

 

「(修も無事でよかった。)」

 

そういえば、修も一応防衛隊員だったような・・・

そして、ツナに似た彼ならこの状況で剣を抜かないはずがない。

・・・てことは、

 

「C級隊員の三雲修です。

 他の隊員を待っていたら間にあわないと思ったので・・・

 自分の判断でやりました。」

 

「C級隊員・・・!?」

 

「C級・・・!?」

 

やっぱりな、修が出てきた以上トリガーを使ったのは事実だろうけど・・・

 

「(あれをやったのは修じゃないな。)」

 

そもそも修にそんな実力がないということはよく知っている。

ましてや一撃で仕留められるほど熟練でもない。

 

そんだけ実力があったら、本部でも噂ぐらいにはなっているだろうし・・・

 

そして、修の隣に立っている白い髪、赤い目、修より低い身長・・・

なるほど、

 

「(あいつが転入生の空閑遊真。)」 

 

そしておそらく近界民(ネイバー)・・・

 

 

まぁ今は置いといて、

 

「そうだったのか!よくやってくれた!!

 君がいなかったら犠牲者がいたかもしれない!

 うちの弟と妹もこの学校に通っているんだ!」

 

そういって、兄弟のところへ行ってしまった嵐山さん。

まぁ、あの人のブラコン、シスコン具合については知られているから大丈夫か。

 

「よっ、修!今朝ぶりだな。」

 

「!!

 武兄さん!!」

 

「?

 オサムの知り合いか?」

 

「僕の従兄弟なんだ。」

 

「ほー、どうもどうも空閑遊真です。」

 

「俺は山本武だ!

 にしても二人とも無事でよかった。」

 

そう、頭をなでながら伝えた。

罰云々はあるだろうけどそれは追々でいいだろう・・・

 

 

 

・・・って考えていたのに、

 

「そもそもC級隊員は訓練生。

 訓練以外でのトリガーの使用は許可されていません。

 彼がしたことは明確なルール違反です、嵐山先輩。

 違反者をほめるようなことはしないでください。」

 

「確かにルール違反ではあるけど、

 結果的に市民の命を救ったわけだし・・・」

 

んー、ちょっとまずいなぁ。

それに木虎に言わせるのもあれだし・・・

 

「それは「嵐山さん、それは違うんじゃねぇ?」山本先輩?」

 

「命を救ったっていうのは結果論に過ぎないっしょ。

 今回はたまたま運が良かっただけで、

 C級が命を落として、学生が何人か死んだって不思議じゃない。

 実力のない奴がしゃしゃり出ても、いたずらに犠牲者を増やすだけっすよ。

 んー何が言いたいかっていうと、

 人の命を救った(イコール)ルール違反をしていい理由にはならないってことだな。」

 

修の顔つきが変わった。

心当たりはあるみたいだな。

 

「修の真似をして弱い奴が何も考えずに飛び出したら、いずれ取り返すが付かなくなる。

 そうなる前にここでしっかりお灸をすえなきゃいけないんじゃないっすか。」

 

「山本さん、オサムのイトコなんだろ?

 第一遅れてきたのに何でそんな偉そうなの?」

 

「現場に遅れたことについてはこっちが悪かったから何にも言えないけどなぁ。

 だからといって身内だからってだけで庇うほどオレは優しくない。」

 

実力がない奴が突っ込んでいったところで死ぬだけだし。

 

「日本だと人を助けるのに誰かの許可がいるのか?」

 

日本(・・)だと、ねぇ・・・

 

「いんや、いらないぜ。ただし、トリガーを使うなら話は別だ。

 トリガーは本部からの支給品だ。

 それを使う以上ルールに縛られるのは当たり前なのな。」

 

前世でも死ぬ気の炎については扱いが厳しかった。

破れば即復讐者(ウィンディチェ)行き、

小僧の巻き込み方は正直ギリギリのラインだったんだよなぁ。

 

ルールがないと無関係な奴まで巻き込みかねない、

一般人を危険に巻き込みかねない、

そういうのを防ぐためにも武器の扱いは厳しくしないといけない。

 

「トリガーはもともと近界民(ネイバー)の物だろ?

 あんたはいちいち近界民(ネイバー)に許可とってトリガー使ってんの?」

 

「あなた、ボーダーの活動を否定する気!?」

 

うーん、面倒なことになってきたなぁ。

 

「確かにトリガーは近界民(ネイバー)の技術だ。けど、

 修が使っていたトリガーはボーダー(うち)のたちが解析して作ったものなわけだ。

 だから俺たちが使っているトリガーは本部が管理している。

 そのうちの使用条件の一つがC級隊員の訓練以外の使用禁止だ。」

 

・・・納得してないって顔だな。

 

前世でも未来で使っていた(ボックス)兵器の技術は確かにミルフィオーレが作った。

でも、それを基に作られたボンゴレ(ボックス)は確かに「ボンゴレ」の物だった。

ヴァリアーの物は「ヴァリアー」のものだったし、

ディーノさんのも「キャッバローネ」のものだった。

 

決してミルフィオーレのものじゃなかったし、向こうもそう言わなかった。

 

まぁ互いに屁理屈を言っているだけだしなー

 

 

やっぱこういうの、俺には向いてねーよ獄寺。

 

 

「山本先輩、そこまでにしてください。」

 

「おっ、現場の調査は終わったのか?」

 

「はい、あとは回収班を呼ぶだけです。」

 

確かに午後の引継ぎもあるし、今日はここまでだな。

 

「まぁ、さっきはあぁいったけど賞罰は上が決めるから俺からは何も言えないのな。」

 

嵐山さんをチラッと見ると頷いてくれた。

 

「武くんの言う通り今回のことはうちから報告しておこう。

 三雲くんは今日中に本部へ出頭するように、

 処罰が重くならないように全力を尽くすよ。

 君には弟と妹を守ってもらった恩がある、本当にありがとう・・・!」

 

 

 

 

とりあえず、一件落着?

 

 

 

 

 

 

 

 

 




長い、長かった・・・
そんなに話を上げていないのに、メッセージをくれた方、ありがとうございます!

難産でした、はい。
木虎ちゃんのところは私の考えを山本に代弁してもらった形になりました。
ほんとは木虎ちゃんに原作通り進めてもらってとっきーの代わりに山本が止めに入る、
ってことにしたかったんですけど、
やっぱり女の子にあんな役目を押し付けるわけにはいかないよなぁーってことで。

山本はイタリアに行ったし、リボーンに一時とはいえ師事していたので、女の子の扱い方は叩き込まれているんじゃないかなーと思い、出張ってもらいました。

なので、文章がなかなかうまくまとまらず、矛盾があったりしたら申し訳ない・・・

正直、キャラヘイトに入っているのかひっじょーに気になっているところです。
大丈夫ですよね????

木虎ちゃんが言ってることは間違いじゃないんだよ、
ただ動機がちょっと不純なだけで・・・


いつにもまして、偽物っぽくなってしまった山本くん。
最近修行もかねて他所の二次創作さんとかを回って山本のかき方とか見てるんですけど、なんでみなさんあんなに書き分けることができるんでしょう???

台本形式にしたいけど、なんか負けた気になるので意地でも頑張りたいと思います!

ふと思ったんですけど、作品を超えたCPってありですか?
書くとしたらNLなんですけど、皆さん的にどうなんでしょう?
私は大丈夫なんですけど、やっぱり嫌な人もいそうですよね。

なので密かに山本くんのヒロインとか募集中です?
こんな子どう?とかいけんがありましたらメッセージで待ってます!
ただ本編で書くか未定ですが・・・

ifで書くかもしれませんけどね。

嫌な人はちょっとやめてほしい、とかいう意見でも大丈夫です。
皆さん的にどうなのか気になっただけなので!!


ちなみに、私の一押しはみかみかです!


もちろんそれ以外のメッセージも待ってます!

それじゃあみなさん、
今年はこれで最後にしたいと思いますので、良いお年を!!

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