ラブライブ!~μ'sとの新たなる日常 Anthology~【完結】   作:薮椿

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薮椿より

今回は再び
『ラブライブ! ~奇跡と軌跡の物語~』
を投稿している、たーぼさんの『新日常』をお送りします!


たーぼさんより

はい、どうも。

これを見ている方の中には驚いている方もいらっしゃるかと思いますが、まさかまさかの企画小説2回目を担当させていただくたーぼでございます(笑)

自分の他にも2回目を書く方が1人いらっしゃるんですが、その方にも良いバトンを、そして最終日の方にも良い繋ぎをしていきたいと思っていますので、どうぞご容赦を!


まず、2回目という事で簡単な説明をさせていただきますと、言っちゃえば1回目の続きみたいなものです。
前回より少しだけ長めになっているので、気楽に見ていただければ幸いです。


あと、どうせなら主要メンバーは全部出してやろうと思ってですね、出しちゃいました(笑)

主要メンバーが誰なのか、新日常をいつも見てい読んでいる方達ならお分かりになるでしょう!


それでは、どうぞ。



イケないアロマの恐ろしさ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あの日から数日後の放課後の事だった。

 

 

 

 

 

 今日は練習もないから久し振りに普通に帰ろうとしていた。まあいつも穂乃果達がいるから賑やかなんだけど、今日は珍しく俺こと神崎零さん1人で帰宅しているのだ。

 

 

 穂乃果はどうしても店の手伝いがあるからと急いで帰り、海未は弓道部へ、ことりも次のライブの衣装のために買い物へ、真姫は親の病院へ用があるらしくて、花陽と凛は2人でラーメン屋に行くというもの。ラーメン屋なら俺も行きたかったけど、たまには仲良しなあの2人だけで行かせてやろうという零さんの気遣いってやつだ。

 

 

 大学組の絵里に希、にこも今日は3人で勉強だから来ず、1年組の楓、雪穂、亜里沙もパパッと帰ったらしい。同じ3年組の穂乃果達以外は全員メールでしか連絡来てないからよく分からん。特に1年組は謎だ。3人でどこか遊びにでも行ったのか?……まあいいか。

 

 

 とまあ、そんな感じで今日は俺1人でのんびり帰っているという訳である。1人静かに帰るってのもたまには悪くはないのかもしれない。いつも賑やかだとこういう静かな時間ってのも恋しくなるんだよ。周り普通に車走ってて静かじゃないけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 帰り道を何となく見ていると、ふと視線がある一点に向いた。何かおかしい光景があるとかではない。いつも通っている道だから何もおかしくはないのだ。なのにそこへ目線が向いた。

 

 

 本屋だった。いつも通り道にある何ら変わりないありきたりな本屋。数日前、俺はそこで勉強用の資料本を買っていた。何故かと問われれば当然という風にこう答えるだろう。“勉強するからに決まってるだろ”と。

 

 数日前もそうだった。穂乃果達と勉強するから勉強会を俺の家で開いた。普通なら少しはふざけつつも勉強をしようとするはずだったのだが、姉である秋葉の無駄にありがた迷惑な発明のせいで全てがおかしくなった。

 

 

 携帯が壊れたから仕方なく秋葉に修理を頼んだら、何とあいつは電話相手が俺の声を聞くと感じてしまう発情電話という物に変えてしまっていた。しかも家に帰れば既に俺の家にいた穂乃果達がハァハァ言いながら倒れ込んでいた。

 

 

 これもまた、秋葉の仕業だった。俺のためにだか何だかは知らんが、リラックスできるアロマを作って俺の部屋に置いておいたらしいのだが、それがまた女の子だけに効く媚薬効果みたいなものが追加されていて、そのせいで穂乃果達がいつもとは違い容赦なく俺に襲い掛かってきた。

 

 

 

 

 

 まさかの1番に発情していた海未を何とか俺はそれに対抗し海未を鎮めたが、問題はそこからだったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 逆に言ってしまえば、興奮して敏感状態になっていた海未はまだ果てやすかったため良かったかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 だってまだ、淫獣と化した残りの彼女達が残っていたのだから……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あの時の事を思いだしてみる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……持つかなぁ、俺のマスターソード……』

 

 

 

 

 

 

 そんな諦めにも似たようか何かを感じていた。ベルトを外そうとカチャカチャしている穂乃果達は自分達が思った以上に体が敏感になって上手く動かしにくいのか、中々ベルトを外すのに苦戦しているようだった。

 

 

 

 ……いや、待てよ。俺はまだ淫らな事はしていても健全な付き合いをしていきたいんだ。自分でこいつらを責任もって付き合っていきたいんだ。だったら、このまま穂乃果達のされるがままにやられる訳にはいかない……!!

 

 

 決めたからには即行動だ。すぐさま穂乃果達から距離を取るように部屋の奥へと引き下がる。すると床で満足そうに眠っている海未以外の穂乃果達があっ……と物悲しそうな目で俺を見ていた。くっ……そんな顔すんなよ!こっちだって本当は我慢してんだかんな!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―――でも、解決法は見つけた。

 

 

 

 

 

 

 

『待つんだ、お前ら』

『いいえ待たないわ』

『お願いごめんホントちょっとだけ待ってくださいにこさん』

 にこがヤバイ、何がヤバイって穂乃果とことりよりヤバイ。あの2人も今にも飛び掛かってきそうだけど、何か涎垂らしながらニヤついてるし……。これは早く説明しないと本気でヤバイかもしれない。

 

 

『何も心配しなくていい。俺はここから逃げはしない。ちゃんと全員相手してやる。というかそうしないとどこまでも追いかけてきそうだし……。でもさすがに一遍に相手するのは骨がおれる。だから順番だ。それでいいな』

『嫌よ。犯す』

『ホント勘弁してください俺の事も少しは考えてあげてやってくださいにこさんお願いします』

 にこの目が怖い。あの“ヤンデレ”の時以上の目をしている。落ち着け神崎零。冷静に話すんだ。そしたらこいつらも分かってくれるはずだ……。

 

 

『とりあえず順番は順番だ。頼むからこれだけは守ってくれ』

『……仕方ない、わね……』

 あれ、にこがすんなりと了承してくれた……?いやこちらとしてはありがたいんだけど、何か変ににんまりしてないか?穂乃果もことりも、みんなも……?ま、まさか、犬みたいに荒い息吐いて、犬に言う待て的なアレなのか?どんだけ高難度プレイだよ……。

 

 

 でもこうして待つのにすら興奮を覚えているのならこっちにも好都合だ。それを利用させてもらって待ってもらう。

 

 ふと、1人満足そうに寝ている海未を見る。あれだけ発情していたのに、1回果てただけであのザマだ。つまり、どれだけ発情や興奮していても、1回でも果てさせりゃ、満足して勝手に眠ってくれるという事になるはず。

 

 という事はだ。俺もあの“近藤さん”を使わずに済むかもしれない。それに『あの』秋葉の用意したモノだ。まともな可能性の方が低い。だから、このまま出来るだけ俺自身が発射するのを堪えながら穂乃果達を1人ずつ鎮めていく……!!

 

 

 

 

『じゃあ、まずは順番決めだ。最初は……にこ、穂乃果、こと―――むがぁっ!?』

 

 

 言った瞬間、獣に襲われたような感覚がした。というか襲われた。ついでに言うならにこと穂乃果とことりが俺に飛びついて来た。ちょ、ま、まだ順番決めだっつってんのに……!!

 

 

『まっ、お前ら、まだ順番決めの途中だんぐっ!?』

 にこに口を口で塞がれた。俺に発言させないためってか……!つうかさっき海未に思いっきり口内で暴れられたから俺もまだ少しぼーっとしてしまっている。

 すると、横から俺の右腕を掴んでいたことりは予想外の事を言いだした。

 

 

『何も1人ずつじゃなくてもいいんだよ零くん……。まとめて楽しんじゃえばいいんだからっ……♪』

 そう言ってことりは俺の右腕を自身の服越しの豊満な胸へと遠慮もなく押し当てた。その前に、まとめて……だと……!?これはあれか!俗に言う4Pじゃないのか!?俺は今あの4Pをしているのか!?

 

 

『ぁんっ……♪やっぱり、服の上からでも零くんの手は気持ちいいな~……』

『穂乃果も穂乃果も~!あんっ♪零君に触れるだけでイっちゃいそうだよ……っ』

 ことりの次に穂乃果も俺の左腕を自身の胸へと押し当てていた。にこに口も塞がれているし、くそぅ、めちゃくちゃ気持ちいいじゃねえか……!!

 

 

『ぷはっ……!零、ちゃんとにこの事も見なさいよ……んちゅっ』

『にこ、分かってるっての。はむっ』

 穂乃果とことりの胸を堪能しながらにことの深いキスをも堪能する。まとめて相手にするのは初めてだけど、これはこれで良いな……。上半身から上をほとんど使って彼女達との愛を深め合う。悪くない。

 

 

『んちゅ……んっ……ちゅる、ん……くっ……』

 

『あ、はぁぁん……!んっ、ふぅっ……いいよ、零くぅん……♪』

 

『んぁっ……♪はぁ、はぁ……んんっ♪ふぁ……!』

 

 三者三様に感じている。やっぱりこいつらも海未と同じで体の全身ほとんどが感じやすく敏感になっているようだ。だったら上手くやれば早く終わらせる事ができるかもしれない。と、にことディープキスしながら考える俺は一体……。

 

 

『ちゅる……く、ふ……んんっ!?』

 な、ん……!?にこがキスしながら俺のソコをまさぐってきやがった……!!キスだけじゃ手持ち無沙汰ってかっ!そんなしてやったりなニヤケ顔で見てくんな愛おしい!!これは早く終わらせないとマズイ、俺もイきそうだ……そうなる前に俺もスパートかけるか。

 

 

 

 

 

 ―――まずは穂乃果とことりだ。

 

 

 

 

『ふっ、あ……あ、れ?零、君……わひゃぁんっ……!』

『んぁぁああっ♪あ、ふっ……!急、だよぉ……っ!』

 服越しに触っていた穂乃果とことりの胸から一旦手を離し、すぐに服の下から手を入れてブラジャーをズラし、直接2人のたわわなお胸様を揉みしだく。

 

 

 もちろん、にこへの相手も忘れない。今俺は飛びつかれたままだったから寝転んでいる状態だ。だから、まだ空いている両足をにこの腰辺りに巻き付けて俺の体の方へ寄せ付ける。言ってしまえばだいしゅきホールドに似たようなものだ。

 

 

『んんっ!?あ、はぅ……んちゅ、ん……ふぁ……』

 俺にがっしりと密着するようにされて一瞬驚いた様子だったにこだが、それも束の間、すぐさまいつものように性に従順になり舌と俺のモノを触っている手を動かしていく。……マズいな、早めにしないと。

 

 

『あ、やっ……零、君……そこ、はっ……ぁんっ♪』

『ひゃん……っ!零くん、またっ……指使いの、んっ♪テクニックがぁふっ……!上がったねぇ……♪』

 もう何回この2人としてきたと思ってる。いつ絶頂を迎えるかなんて表情を見れば分かる。穂乃果とことりはもう限界に近い。だから攻める。

 

 

 2人の双丘のてっぺんにあるモノ。ピンク色の頂点を指先でこれでもかと言うくらいにまさぐる。煩悩のままに2人のソレを指でクリクリ弄ったり跳ねさすようにしてみたり、摘んで引っ張ったりを繰り返す。

 

 

 いつもの通常の体じゃない、過剰に敏感になっている今の体なら、この2人はこれだけで簡単に果てる。

 

 

 

 そして、やがてその時がくる。

 

 

 

『あぁ、やっ♪……もう、キちゃう……キちゃうゥゥゥううううううううう……ッ!!』

 

 

『んっ……ふぁっ……零くんの手で、イかされちゃうよォォォおおおおおおおおお……ッ!!』

 

 

 そのまま穂乃果とことりは息切れしながらも床に倒れ込んでいった。これで2人同時に鎮める事ができた。次はにこだ……!!

 

 

『んちゅっ……ん、ちゅるっ……ふゅ……んぁっ……!』

 フリーになった両手で一気ににこの服の下から手を入れ、にこのお世辞にも大きいとは言えない胸を揉む。俺からすればにこの胸が小さくたって構わない。それがにこの魅力なんだから、俺はにこの胸を思いっきり堪能してやる。

 

 大事なのは大きさじゃない形と感度なのだ。そう言われればにこだって感度は良い、小さいから形の悪さなどこれっぽっちもない。そう言ったらにこに怒られるんだろうけど、それでも俺はにこを、みんなを平等に愛している。

 

 

 だから手を抜く事なく愛する。行動で。

 

 

『あ、んっ……!零……零ぃ……♪ふぁっ、あんっ……私、もう……!』

『ああ、我慢しなくていい。迷わずイっちまえ、にこ……っ!!』

 体をビクンビクンと跳ねさせながらもにこはずっと俺のソコを触っていた。執着心凄すぎだろみんな……でもまだ俺は果てる訳にはいかない。だからにこには先に果ててもらうぞ!

 

 

 

『ん、んっ、んっ……!ぁ……♪は、や、んぁ……、く、ァァァああああああああ……っ!!』

 

 

 

 

 

『ハァ……ハァ……!これで、4人鎮めたか……』

 何とも満足そうに床で寝ている海未、穂乃果、ことり、にこの4人を見ながら呟く。俺もまだ何とか持ちこたえている。ホントなら今にも発散してやりたいが、今回は早くみんなを元に戻すという名目がある以上、長引かせるのは良くない。

 

 

 

 だから……、

 

 

 

『次ぃ!!真姫凛絵里の3人まとめて来やがれェェェええええええッ!!』

 

 

 

 まとめて相手して一気にイかせるしかない。

 

 

 

 

 言うや否や、3人共先程の穂乃果達のように、待ってましたと言わんばかりの勢いで飛び掛かってきた。

 

 

 

『ふんがっ……!!どうだ……今度は耐えてやったぞ……ッ!!』

 さっきは不意打ちを喰らったから情けなく倒れてしまったが、今度は耐えて倒れずに済んだ。まあすぐ寝転ぶんだけどね。

 

 

『さすが零ね……!やっぱりあなたになら私の全てを捧げても大丈夫だわ……あんっ♪』

『当たり前でしょ。零ならこのくらい普通にしてもらわなきゃダメなんだかんぁっ……!』

『零くん力持ちだにゃー!あぅ、体がウズウズして仕方ないよぉ……ふぁあっ……っ!?』

 

 先程も言ったが長引かせるのは良くない。だから速攻で3人には果ててもらおう。このアロマの匂いを嗅ぎ続けていればその分だけ体も敏感になって発情レベルも上がっていく。つまり時間が経てば経つほどイかせやすいという事だ。

 

 

 さっそく絵里の首筋に顔を近づけて舐める。それだけで絵里は嬌声をあげた。次はさっきと同じ、空いている両手で真姫の丁度良い胸と凛の物足りない胸へと手を伸ばす。悪いがこちらも早くイってもらわないとムスコがキツイのでね、さっそく直で触らせてもらおうではないか。

 

 

『あ、ふぁ……零、いきなり……手付きがっ、はげし……や、ぁ……!』

『零くん、の……指……凄く、んんっ……!動いてる、にゃ……んぁっ……!』

 そりゃそうだ。こちとら最初からフルでやってんだからな。まだあと2人も残ってるんだから、早く終わらせるに越した事はないのだ。そんな訳で、真姫と凛には悪いがいきなりフィニッシュしてもらう。というかこのまましてても今の体じゃ普通にイきそうだけどな。

 

 

 穂乃果達にやったように、真姫と凛の果実の先端部分をメインに攻めていく。でもさすがに前と同じなのも何だから、少しだけ攻め方も変えていく。

 

 

『ぁんっ……!ん、や……刺激が、強すぎて……っ♪はぁんっ……!』

『んっ、んんっ……!あぅっ、ひゃぁああ……っ!?そ、んな、いき、なり……!?』

 ピンク色の先端ばかり攻めて2人を油断させる。そしてその油断の隙を突くように、2人のお腹に指をツーっとなぞっていく。それだけで、只でさえ今は敏感になっている2人の体はビクンッと跳ね上がる。

 

 

 それを交互に巧みに攻めていけば、やがて絶頂が真姫と凛を迎える。

 

 

 

『あ、や……ぁんっ……か、体に、電流が走る、みたい……あ、んァァァああああああん……っ!!』

 

 

『も、ダメ……凛、体がとろけ、ちゃいそう……だよぉ……―――ぁあっ―――っ!!』

 

 

 

 2人が崩れ落ちるのを音で確認して、ようやく俺はずっと絵里の首筋を舐めていたの止めて視線を交わす。

 

 

 

 

『はぁ……はぁ……零……。そろそろ、私にも……ね……?』

『分かってるよ……絵里……』

 そのまま口付けを交わす。決して軽くではない。お互いを求めあうように、ただ欲に忠実な猛獣のように俺は絵里の、絵里は俺の舌を絡ませ激しく口内で絡み合う。まるで舌が別の生き物のようにうねうねと動かしながら。

 

 

『はむ……んちゅ、ちゅるっ……ぁく……んっ』

『ちゅるるっ……!んく……ふぁ……れ、いぃ……っ』

 少し目を開ければ絵里がトロンとした目でこちらを見ていた。そうかよ……もうお前は胸を触らずとも果てそうなんだな……。だったら、一瞬だけど、1番の刺激を与えてイかせてやる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして俺は、絵里の履いているスカートとパンツの中へと手を―――、

 

 

 

 

 

 

『あぁっ……零、零ィィィいいいいいいいいいい……っ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

『ハァ……ハァ……、大分キツイな、これ……』

 床に寝そべる7人を見て呟く。いくらイきやすいとはいえ、7人の相手は中々くるものがある。くそっ、テントがはち切れそうになってるくらいパンパンなんだが。もういつ俺の意思関係なしに爆発してもおかしくないぞ。むしろよく持ってるな。

 

 

 

 でも、まだ終わらない。ある意味において、1番の危険人物である2人が残っているのだから。

 

 

 

 

 

『来いよ……希、花陽……』

 

 

 今までとは違う。すぐさま俺に飛び掛かってくる事もなく、希と花陽の2人はただゆっくりと立ち上がる。今の2人はおそらくこの中で1番体がデキあがっているのだろう。

 

 

 

『ふふっ、やっとやね……零君。やっと、ウチを満足にしてくれるんやろ……?』

『ああ……、すぐに満足させてやるよ……』

 希がふらふらと近づいてくる。

 

 

『もう……我慢できないですぅ……零君……』

『その我慢もすぐに開放させてやるからな……』

 花陽も、ふらふらになりながらも近づいてくる。

 

 

 先に俺の元へ来た希と深いキスを交わす。

 

 

『はぅん……んちゅ、ん、ふっ……ぁ……』

『んくっ……ちゅる、んっ……はぁ……っ』

 もうキスをしてるだけで希の体は事あるごとにビクンッと震えていた。すると、希とのキスをしていると真横に気配を感じた。

 

 

 言わずもがな、花陽だ。

 

 

『零、君……私の、おっぱいを……触ってください……』

 ま、マジか……!!まさか花陽からそんな素晴らしい日本語が聞けるとは思わなかったぞ……っ!!目を開けて花陽の方へチラッと視線をやると、何と花陽は自ら服とブラをたくし上げ、自分の豊満な果実を露わにしていた。

 

 

 正直俺が舌を動かさなくとも、欲に忠実になっている希は勝手に絡ませてくるので放っておいても自分から堕ちていく。だから俺はほんの少しの数秒の間だけ、花陽が自分で服とブラをたくし上げている姿をまじまじと見ていた。

 

 

『うぅ……は、早く触ってよぉ~……』

 ぐはぁっ!!い、今の言葉はズルい!ズルすぎるよっ!!たわわなおっぱいを目の前に出されてそんな事言われたら我慢できる男なんている訳ないでしょうがァァァあああああああああッ!!

 

 

『ぁんっ……!零君の手、気持ちいいですぅ……♪あ、ふぁ……んっ』

 我慢の限界だった。希とのキスを続行しながら、花陽のあり余る2つの果実を少し乱暴に揉みしだく。少し乱暴にしているのに気持ちいいと言うなんて、そんなに体にアロマの匂いや効果が浸透しているのか。

 

 

 片手だけでも花陽の2つの果実を交互に手のひらを、指を使って遊ばせる。親指以外の4本を花陽の果実の間に滑り込むように、滑らかに撫でる感じで擦るように入れていく。

 

 

『ふぁ、あっ……ぁんっ……!いい、よぉ……♪零くぅん……っ!』

 花陽の嬌声が、花陽のおっぱいが、花陽の表情が、希の表情が、希の口内が、希のおっぱいが、俺の興奮度を余計に駆り立てていく。左手で希のでかい果実を形がめちゃくちゃになる程揉みながら、とりあえずは花陽を先に鎮めようと思う。

 

 

『ん……はぁ……ちゅるっ、ふ、ん……っ!』

『はぁ……んぁっ、あ……はっ……ゃぁっ……♪』

 2人の甘い声が俺のソコをどんどんと刺激していく。ああああ今すぐ爆発させたい!解放してスッキリしたい……!!そのために早く終わらそうそうしよう。そしてすぐさまトイレに行って自家発電だ……!!

 

 

 

『ぁん……ふぁっ、や……んんっ……♪ぁふ……』

『んちゅっ、はぁ……ん、く……っ……?』

 あ、れ……?花陽がへたれ込んでいく。まだ持ちこたえそうな雰囲気だったのに。予想以上の体の敏感さゆえに俺でもいつ花陽が果てるか分からなかったのか……?何にしても、それはこちらとしては好都合。

 

 

 

 あとは希だ。

 

 

 こっちもそろそろフィニッシュ。絵里と同じように、希の秘境を少し弄んでやれば終わりだ。

 キスに集中しながらも、両手を希の豊満過ぎる成熟した2つの果実に手を伸ばす。凄く柔らかい。もちもちしてふにふにしている。触れば触るほど形を変形させていく様は俺にとっては芸術品以外の何物でもなかった。

 

 

『ちゅるっ……ん……ぷはぁっ』

『ぷはぁ……!ぁんっ、ゃ、あっ……ん、ふっ……ふぁっ……!』

 先端部分をスイッチを押すかのように押したり、金庫のロックを解除するために数字を変えるような形で親指と人差し指で摘んでクリクリしたり、希の絶頂寸前まできていた。

 

 

 これで最後。あとは希の秘境へ手を伸ばしイかせるだけ。そして俺はトイレに行って自分磨きすればそれで全てが終わる……!!

 

 

 

 そう、もう終わると思って油断して下半身に集中がいってなかったせいだろう。俺は気付かなかった。希のおっぱいとやっと自分磨きできるというのに意識が向き過ぎていたから。

 

 

 花陽が俺のベルトを外し、今にもパンツを下ろしそうになっている事に、今、やっと気付いたのだ。

 

 

 

『なっ……、は、花陽っ!?おま、何して……っ!』

『零君の溜めに溜まったミルクを出してあげるためだよ……♪』

 な、に……!?あの普段引っ込み思案で大人しめな花陽が、自分から好んで……!というか、マズイ、こっちは今希をイかせようとしてるから手が止められないし、ズボン下げられたから動こうにも上手く動けない。

 

 

『わぁ……零君のコレ、凄くパンパンになってるよぉ……♪』

 とうとうパンツまで下げられてしまった。それと同時に俺のアソコがモロに出てしまう。それも花陽の目の前に。くそっ、ただでさえいつ爆発してもおかしくないのに、ここでそんな事されたら、それこそ持たねえぞ……!

 

 

『ぁんっ……ん、零君……もう……ウチ、イきそう……んぁ……っ!!』

 仕方ねえ、とにかく希をいち早くイかせて、それから花陽も―――、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『零君、いただきます……っ♪』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 希が達したと同時に、花陽をソレを咥えようと近づいた―――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ぅ……あ……、ハァ……ハァ……っ』

 

 

 

 

 

 結局、我慢できなかった。希は果てさせる事はできたが、その直後に花陽にしてやられた。俺はもう快楽に負けて花陽に出るまでお世話されてしまったという訳だ。

 でも何でかな、とても清々しい気分だ。一気に解放したからか。

 

 

 俺のを見事に全部飲み干した花陽はそれで満足したのか倒れ込んでしまった。

 

 

 

 ふぅ……、自分磨きする前に花陽に吸い取られてしまったが、これで全部終わ―――、

 

 

 

 

 

 

 

『零……』

『零く~ん……♪』

『零君……随分とお楽しみだったね~♪』

『まだ足りない……覚悟しなさい、零……』

『う、海未、ことり、穂乃果、にこ……な、何で……!』

 

 

 そこで、俺はようやく理解した。してしまった。

 

 

 別に1回イッたからそれで終わりなどと誰が決めた?ただ1回イッたから一旦休憩していただけなんじゃないのか?俺が勝手に1回すれば終わると軽く考えていただけなんじゃないのか?

 

 

 思わず机の方に腰を預けると、ふと開きかけの引き出しに目がいく。そこには俺が入れた覚えのない物があった。

 精力剤だ。それも市販の。おそらくこれも秋葉の仕業だろう。市販の物なら俺も使うと思って用意してたなあいつ……。

 

 

 しかし、こうしていればいずれ絵里達も復活してくる。早く終わらせないと全員に一気に襲われるかもしれないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 であれば。

 

 

 

 

 

『まだまだ終われないって事か……』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺はそれの1本を一気に飲み干し、再戦に向かう―――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 家が見えたとこで回想は途切れた。

 

 

 

 

 

 

 何とか“近藤さん”は使わずに済んだけど、何戦したか覚えてはいなかった。

 

 

 

 

 というよりも、部屋にアロマが充満している限り、穂乃果達は無限に性欲にまみれている事になると気付いたのはアロマがなくなってからの事だった。その時は既に朝、一夜を全て性に費やしたという事になる。

 

 

 

 ははっ、ホント、あの時はハードだったな……。

 

 

 

 

 っと、思い出してたらまたテントを張ってしまっていた。これは部屋で1回発散させないといけないな。数日前にあんだけしておいてよくもまあホイホイと勃つもんだな俺のムスコは。

 

 

 

 

 玄関を開けて家に入る。

 そこにあったのはいくつかの靴だった。それも学校指定の。

 

 

 

「という事は、楓達か。雪穂も亜里沙も来てるのか」

 すっかり仲も良くなっているあの3人はこうして3人で行動する事も多くなっていた。今回は楓の部屋で勉強でもすんのかな。もうすぐテストの時期だし。俺の勉強会は保健で全て終わってしまったけどな!!

 

 

 まあいいや、とりあえず今はこの元気な俺のムスコを部屋で慰めてやらないといけない任務があるんだ。雪穂達に挨拶するのはそれが終わったあとででもいいだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 少し急ぎ目に自室へと向かう。いつものように、いつもの動作で、何ら変わりない動きで、ドアを開ける。

 

 

 

 目の前には、‟いつものではない、でもある意味いつもの光景”があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「なっ……何で、お前らが、ここに……というか、何して……?」

 楓、雪穂、亜里沙が、何故か楓の部屋ではなく俺の部屋にいた。しかもいつかの時のように床に倒れ込みながら(・・・・・・・・・・・・・・・・・・)

 

 

「ま、まさか……!!」

 疑念を確信に変えるために、視線をある一点に捉える。それと軽く部屋の匂いを嗅ぐ。

 

 

 

 

 

 

 

 ―――微かに甘い匂いが、した。

 

 

 

 

 

 

 同時に、視界を机の方へ向けると机の上に紙が置かれていた。それを手に取って見る。紙にはこう書かれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『零君の部屋に入ったらアロマが無くなってたから新しく替えておいてあげたよっ!可愛い弟のために甲斐甲斐しく部屋のお世話までしてあげる秋葉お姉ちゃんったら、や・さ・し・い☆てへぺろっ♡実際ちゃんとしたリラックス効果はあるんだから大丈夫だよんっ!!それじゃあね~!。     愛してるぜ、愛しのマイブラザー』

 

 

 

 

 

 

 俺の中で、何かか細い糸のようなものがブチンッと切れる音がした。

 

 

 

 

 

 

 ありがた迷惑だって言ってんだろうがァァァあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!!!

 

 何でいつもこうタイミング悪いんだよ!!絶対またこうなる事分かって仕組みやがっただろ!!実際リラックス効果はあっても体を行使しないといけないから結局余計疲れるんだよちくしょう!!

 

 

 や・さ・し・い☆とかてへぺろっ♡とか、紙に書いてんじゃねェェェえええええっ!!それに1番ムカつくのが最後、愛してるぜ、愛しのマイブラザー……だと……?いつもはそんな口調じゃねえだろうがァァァああああああああああああああああああああああああああッ!!

 

 

 

 

 心の中でのツッコミなのに息切れしてしまうのは何故なのか。そんなの精神的に疲れてるからに決まってる……。とにかく落ち着け、まずは冷静に状況判断だ。

 

 

 

 まず何故かは知らないが俺の部屋で楓、雪穂、亜里沙の3人がおそらく、いや、確実に性的興奮状態になって倒れ込んでいる。その原因は秋葉の作ったアロマ。それに犯された3人はもう性欲を解放してやらないと戻る事はない。

 

 

 

 つまり、詰みだ。

 

 

 

 結局性欲を満たされないといけないのなら俺がしてやるしかない。でも、この前のようにほとんど無限ループのような事になるのは避けなければならない。俺だってまだこの3人とそういう事をやるのは気が引けるって思うくらいなんだ。

 

 

 前回はアロマが部屋にずっとあったから穂乃果達もずっと発情していた。ならアロマをこの部屋から一時的に出せばいい。それと窓を開けてアロマの匂いを外に出す。それだけでも変わってくるはずだ。

 

 

 そうと決まれば即実行。まずは窓を開けた。そしてアロマを手に取り、一旦部屋の外に出る。

 

 

「えっと、これで匂いが出ないようになるのか」

 分かりやすく蓋を閉める感覚でやってみれば匂いがしなくなった。これで部屋の外でも匂いが充満するなんていうギャグマンガのようなオチの心配はなくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 下準備は完了。

 

 

 

 

 

 

「さて」

 

 

 

 

 このドアをまた開けて中に入れば待っているのは3人の欲情娘達だ。絶対にヤる事ヤらないと終わらない展開になっているのは分かっている。知ってるよ!あの前回の1回だけで嫌というほど学んだよ零さんは!!何十回ヤッたと思ってんだ!!

 

 

 ごほんっ……ともかく、部屋に入らない事には何も始まらない。というかですね、気が引けるとか何だかんだ言ってるけど、正直あの3人と愛し合うのを楽しみにしてる俺がいるんですよ。

 

 穂乃果達とは普通にやってる時はあるけど、雪穂達の3人とはそういう機会が全然なかったしな。意図的に俺がそういう事になるのを避けていた部分もあるけど。でも今回はやらないといけない。そういう状況になってしまった。

 

 

 

 ならヤっちゃおうっ!!俺のムスコもさっきからギンギンだしな!!

 

 

 

 

 

 

「そんな訳でお邪魔しまーす!!」

 

 

 

 

 何の躊躇もなく部屋に入った。

 

 すると俺を待っていたのは、倒れ込んでいたはずの3人が両ひざを内側に寄せて、いわゆる女の子座りをしたまま俺を待っていた。結構時間が経っているせいか、既に3人の目はトロンとしていた。

 

 

「……なるほど、そちらさんも戦闘態勢はバッチリってか」

 内心興奮していると、意外にも楓が喋りかけてきた。

 

 

「お兄、ちゃん……おかえりぃ……っ」

「あ、ああ、ただいま……って、大丈夫なのかお前」

「あ、あははぁ……これが結構大丈夫じゃ、ないんだけどね……。もしかしなくても、これってお姉ちゃんの仕業……?」

「そうだよ。秋葉は俺のためにリラックス効果のあるアロマを部屋に置いてたんだが、それには何故か女の子だけに効く媚薬効果があるらしいんだ。それが原因なんだろう」

「っ……、何とも、ありがた迷惑な話だね……」

 

 まったくだよ。流石兄妹、同じ事を思っていたようだ。雪穂と亜里沙はボーっと俺の方を見ているだけだし、もう少しだけ楓に聞きたい事を聞いておくか。

 

 

「それより、何でお前らは俺の部屋にいたんだ?言っちゃなんだが、お前の部屋にいたらこんな事にはならずに済んだんだぞ」

 これは事実。俺の部屋にいたせいで今こうなっている。なら最初から俺の部屋なんかにいなくとも楓の部屋にいればそれだけで被害には合わずに済んだのだ。言うなれば自業自得。でも俺は3人を味わえるから楽しみ。……やだ、俺ってば何気に楽しんでる!

 

 

「ちょっとねぇ……、うちで勉強しようってなって、それならお兄ちゃんの部屋で帰りを待ってっ……驚かしてあげようかなぁと、思ってたんだけどっ……時間経っていく内にこう、なっちゃったの……」

「完全な自業自得じゃねえか……」

 

 あははと笑う楓も相当目がトロンとしている。もはや今正常に喋っている事自体が凄いと思うレベルだ。でもそれも長くは持たない事も俺は知っている。何せあの海未でさえ自我が崩壊していの1番に飛び掛かってくるんだから。

 

 

 

 

 

「ホント、お姉ちゃんは……いらない発明ばかり、しちゃって……でもねっ……、たまには、さ……こんな事になっちゃう発明もっ……悪く、ないかなって……思っちゃったのォォォおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」

「うがぁぁぁおおおおおおおおおおおおおぅッッッ!?」

 ズガゴォンッッッ!!と、思いっきり楓に飛び掛かられた事によって後頭部大ダメージ。違う意味で逝きそうになった。つうか痛ぇッ!!いきなりだなオイ!!

 

 

「か、楓……!いきなりすぎるだろ……って、あ、あれ、か、楓さん……?」

「ば、ばぅ……」

 気絶してらっしゃるぅッ!!自分から来といて気絶してらっしゃるよこの子!!1番がめついと思ったら速攻落ちたよ!!

 

 

 ……落ち着け神崎零。楓は今一旦気絶した。そんなに衝撃は強くなかったはずだから目を覚ますのに時間はかからない。だったら今もっとも最優先すべきは、

 

 

 

 

「雪穂と亜里沙だな」

 

 

 痛みを堪え、楓を一旦床に寝転ばせ、再び視線を雪穂と亜里沙へ向ける。2人共未だに目はトロンとしたままボーっとしているだけだ。……意識はあるよな?

 

 

「雪穂?亜里沙?大丈夫、か?」

「……零、君……っ」

「あぁ~……零くんだぁ~……♪」

「意識はあるか……」

 

 さて、どうする。2人まとめて相手をするか。それとも1人ずつ相手をして楽しむか。長くするなら1人ずつの方がいいか。いやでも前回を踏まえて2人まとめてってのもアリだけど……煩悩の塊かよ俺。否定はしないけど。

 

 

「何だか、とても体が熱いの……零君を見てるだけで、何だか体がウズウズしちゃうんです……」

 雪穂が自分の両手を上半身や下半身を交互に触りながらモジモジして俺を見ている。正直堪らん。あの雪穂が自分で自分の体をまさぐっているのは非常に堪らん。ずっと見ていられる。

 

「私も……零くんを見てるだけなのに、大事なとこがキュンッてなるんです……」

 亜里沙はずっと何かを我慢しているかのようにスカートの上から両手を女の子の秘境に伸ばしている。純情亜里沙のそんな姿を見られて僕ぁ幸せだよ。写真撮って永久保存したい。

 

 

「零くんと、触れ合いたくて、しょうがないの……もう、我慢できませんっ」

 

 最初に来たのは雪穂ではなく亜里沙だった。まるで小さい子供が親に抱っこをお願いするように、両手を大きく広げながら俺の元へゆっくりと近づいてくる。それを俺は、優しく受け入れよう。

 

 

 亜里沙との優しい、けれど深い口付けが、交わされた。

 

 

「んっ……ちゅぅ、あ、はぅ……んんっ」

「ちゅるっ、ぁ……ん……ふ、はぁ……っ」

 やはりまだ慣れていないせいか、亜里沙のキスにはぎこちなさがあった。でもそれがまた愛おしく感じる。何だか小さい子が大人ぶって頑張っているかのように、背伸びした感覚でキスをしているのだと思うと、無性に可愛く感じる。

 

 

 でもこれは正直な亜里沙の気持ちではない。アロマのせいで亜里沙も雪穂も楓も無理矢理こういう状況に立たされているだけだ。楓はいつものようにも感じるが……。

 とにかく、本当にこういう事を彼女達が望んでやって来る日がくるまで、本気で相手するのはやめておいた方がいいだろう。俺だけが楽しむのも申し訳ない気持ちにもなってくるしな。

 

 

 確かに今の亜里沙は可愛い。頑張ってキスをして俺を求めてきてくれている。愛おしく感じるのも無理はない。けれどそれはアロマの媚薬効果という、ある意味において嘘でコーティングされている気持ちにすぎない。

 

 

 だったら、俺はそんな『嘘』から彼女達を早く解放してやらなくちゃいけない。さっきまでの自分の気持ちを封印する。何が長くするならだ。そんなの『嘘』で塗り固められた亜里沙達を騙して1人だけ楽しもうという俺の1人よがりなワガママじゃねえか。

 

 

 正直に、穂乃果達だけじゃない、亜里沙や雪穂、楓とも真剣に向き合うって決めたんだろ。何を快楽に逃げ込もうとしてやがる神崎零。そんなのは間違っているだろ。いくら変態でも、そうやって罵られようとも、芯は真っ直ぐである事には誰よりも自信があったはずだろ。

 

 

 思い出せ。俺のやるべき事を。神崎零が為すべき事を(・・・・・・・・・・)。それは亜里沙達を早くこんな無駄な快楽から解放してやる事だ。穂乃果達のようにただ楽しむだけがいいんじゃない。

 

 

 ただ早く。

 迅速に。

 且つ的確に。

 

 

 イかせる。

 

 

 

 

「んちゅっ、ん、くっ……ちゅるるるるぅッ……!」

「はぁ……ん、ぁ……―――ッ!?」

 一気に亜里沙の舌を勢いよく吸い取る。それだけで亜里沙の小柄な体は跳ねる。その隙に素早く制服の下から亜里沙の成長した果実を優しく、だけど激しく攻めるように揉んでいく。

 

「んぁっ……!あ、くぁ……はぁっ……んっ……。~~~ッ!!」

 自分の胸をこんなにも触られるなんて経験がない亜里沙にとって、今のこれはとても強い刺激になる。それもアロマで敏感になっていれば余計だ。経験の浅い亜里沙なら、そんな高等なテクニックを使わずとも、

 

 

「もう、終わりだよ、亜里沙……」

「あふぁっ……、ぁんっ……れ、い、くん……っ」

 優しく、激しく、その緩急をつけていく事で、焦らしにもなる。時折人差し指と中指の第二関節で亜里沙の可愛らしいピンクの先端を摘み、感度を上昇させていく。そら、フィニッシュだ。

 

 

 

「あ、んっ……ふぁ……ぁ、ぁあっ……ん~~~~ッ!!」

「……よく頑張ったな、亜里沙」

 少し体を痙攣させながらも満足そうにへたれ込んでいる亜里沙に言葉をかける。解放してやろうと思ったのは事実だけど、俺も亜里沙の胸、気持ちよかったぞ。

 

 

 床に亜里沙を優しく寝かせる。楓はまだ起きてはいない。

 ならば、

 

 

 

「次は雪穂だな」

「ですね……。ちょっと不本意だけど、零君と亜里沙のを見てると、羨ましいって思っちゃいました……」

 不本意とか……そこはまだ素の部分が出るのね……。でも羨ましいって事は、やはり雪穂もシたいって事なんだろう。

 

 

「おいで、雪穂」

「こうでもしないと治まらないなら、仕方ないですね……」

 言葉ではそんな事言ってても目が完全に俺しか見てないぞ雪穂ー。赤ちゃんみたいなはいはいで来られたらそんなにシたいのかって思ってしまうだろ。‟今の”雪穂はそうなんだろうけどさ。

 

 

 亜里沙の時とは違って俺は雪穂を胡坐をかいて迎え入れる。雪穂の体は無条件に俺を欲しているらしい。そのまま抵抗もなく俺に跨ってきて、吸い込まれるようにキスをしてきた。

 

 

「零、君……零……君……っ、んちゅっ、は……ぁ……」

「く……はっ……ゆき、ほ……っ……ちゅるっ……!」

 

 何だよ。思ったより積極的じゃねえかやっぱり。亜里沙とはまた違うぎこちなさがあるが、それよりも俺を求めすぎているのか、キスに必死さが窺える。ただ我武者羅に、己の欲を満たそうともがくように。

 

 座ったまま雪穂は俺の首に手を回し、両足を俺から離れないように腰にロックして、傍から見ればこれ絶対入ってるよね?と言われてもおかしくはないレベルの態勢になっている。

 

 

「ちゅるっ……んぁっ、あ、ふ……ぷはぁ……お願い、触って、ください……零君……」

「ぷはぁ……、っ……ああ……」

 くそっ、雪穂からそんなセリフ言われたら興奮してしまうじゃねえか……!さっきと違って言葉まで素直になってるの気付いてないのか……?

 とりあえず雪穂の言う通り、制服の下から直接雪穂の大きいとは言えない未成熟の果実を掴む。

 

 

「んぁっ……!!こ、こんな、快感をっ……亜里沙も感じてたんですね……!」

「そうだよ……。そしてお前もこれから亜里沙と同じ快感を味わっていくんだ……!」

「ふぁ……!?ぁぁ、や、ぁ……っ!あふっ……んっ……!」

 

 制服をたくし上げ、雪穂の果実を露わにする。両手を使い、可愛らしいピンクの部分をクリクリと弄ると、雪穂は気持ち良さそうに嬌声を上げた。なるほど、これが気持ちいいのか。

 

 ならこの先端部分を重点的に攻めていけば、雪穂は早く果てるという事だ。

 

 

「ぁんっ……♪ん、く……ひゃあぁっ……!それ、ダ、メぇ……っ!」

「これも雪穂のためだ。我慢してくれ……」

 雪穂は先っぽが弱いらしい。もし雪穂が本当の意味で俺と行為をする時がきたらここを攻めてやろう。何故だろう、穂乃果達と何十回もやってたからか、他の女の子でもイきそうになる時が分かる。

 

 

 

 

 雪穂も、これで終わりだ。少しだけ驚かしてやろう―――。

 

 

 

 

「うぁ……っ!あ、やっ……っ~~!!ゃ、んん~~~~~ッ!?」

「…………ちゅぱっ」

 

 

 

 最後に、少しだけ雪穂を味わらせてもらった。

 

 

 

 

 

 

「ふぅ……」

 ダランとなっている雪穂を亜里沙と同じように床に寝かせる。よく俺のムスコ持ちこたえてるよな。またトイレに行って磨かないといけないのか。

 と、その前に、まだ最後の1人がいるな。

 

 

 

 

 

 気絶している楓の方へ視線を向ける。が、

 

 

 

「いな、い……?―――おわぁっ!?」

「待ってたよ~……お兄、ちゃん……!!」

「おま、いつの間に後ろに―――って、待て。この背中のポヨンとした感触……お前、まさか……!?」

「お兄ちゃんが雪穂とお楽しみの間に脱いじゃいました~ん!」

 

 なん……だと……!?俺は今楓の生の、生のッ!!生のおっぱいが背中に当たっているというのか……!!マズイ、落ち着け俺のムスコよ!これ以上ギンギンに逆立ってどうする!!我慢的なアレが出てしまうだろう!!

 

 

「お兄ちゃんのソレも、随分とおっきくなってるようだけど……?」

「……うるせえっ。それよりお前、さっきと違って元気ハツラツじゃねえか。気絶しておかしくなったか」

 そう、楓はさっきみたいに大人しめな、いや最後は全然大人しくはなかったが、さっきよりも言葉がハキハキとしている。部屋のアロマの匂いもなくなってるし、もしかして効果が切れたか?

 

 

「おかしくなってないよぉ。それに、効果もまだ切れてないよ」

「何で俺の心の声聞こえ―――、」

「だって、私が服を脱いでる時点で、それは分かるでしょ……?」

「…………」

 

 

 言われてみればそうだった。背中の感触が嫌でもそれを分からせてくる。仕方ない、か……。俺が黙ったのを機に楓もOKと踏んだのか、後ろから俺の上の服を脱がしてきた。これで俺も楓も上半身は産まれたままの姿な訳だ。

 

 そして、また楓は俺に後ろから抱き付いてくる。今度は俺も服を着てない分、先程よりも確かな、生温かな2つの温もりが俺の背中を刺激する。そのまま俺に抱き付いている楓は上下運動を始める。

 

 

「んっ……はぁ……これ、気持ちいい……っ、どう……?お兄ちゃんも、気持ちいい……?」

「ッ……!あ、ああ……。正直、堪らない……」

 背中で2つのでかい果実を密着させながら女の子が上下運動していると思うと、これほど興奮する事は中々ない。しかもそれが妹とならば尚更だ。それに楓の大事な双丘の突起がまた俺を刺激する。

 

 

「く、ぁ……はぁ……♪いいよ、これぇ……!」

「ぅ、あ……っ!」

 でもこのままされるのも悪くないが、ある意味俺は生殺し状態でもある。というか、そろそろ我慢ならん……!

 

 

「……ぐ、楓っ!!」

「ふぇ……?あ、きゃあっ!」

 俺は勢いよく振り返り楓へ迫る。妹だからとか、そんなのはもうなりふり構っていられない。これも早く楓も戻すため。何の容赦もなく楓の唇を奪う。

 

 

「んちゅっ……!ちゅるっ、ちゅるるっ!はぁ、ん……!」

「んぁ……!おにい、ちゃ……いきなり、はげし……んっ……ぁ……♪」

 激しく楓の舌を絡めとる。吸う。歯茎の裏とか、上唇の裏とか、とにかく楓の口内の全てを犯すために最大限の力を舌に込める。

 

 

「んくっ……!?ふぁ……ぁん……っ、く、ふっ……!」

 使える手は使う。キスに集中しながらも、俺の左手は楓の腰に、右手は豊満な果実へと。楓を後ろへ押すくらいの力で揉みしだく。楓が後ろへ行きそうならば左手で俺の方へと寄せる。それを繰り返す。

 

 

「あっ……ぅんっ……!はぁ……ふぐっ……ぁんっ♪」

 もはや2人でバレエをしていると言っても過言ではない態勢で俺達は快楽に溺れていた。楓が逆のくの字になって、俺が楓を左手で支えながら上からキスをして胸を揉む。

 

 

 すると、そんな不安定な態勢にも関わらず、楓は俺のムスコへと手を伸ばしてきた。マジか、今結構そこヤバイんだけど!?早く楓をイかせないと……そろそろのはずだ。

 

 

「ちゅるっ……ぷはぁっ……。ぅ、お……っ!」

「ぷはぁっ……!ぇへっ、耐えられ、そうに……んっ♪ない、でしょっ……おにぃぁんっ……!ちゃん……♪」

 こいつっ……!分かっててやってるな……!いいだろう、男の俺の方が有利だという事を分からせてやる。顔を見れば分かるんだよ。お前ももう限界だってのがな!!

 

 

「んぁっ……ふふっ…………って、え?お兄、ちゃん……?おっぱいから手を離して、どこに……?」

 俺が急に胸から手を離したのが気になったのか、思わず俺のアレを触っていた手を止めてまで楓は問うてきた。なら答えてやろうじゃないか……。

 

 

「楓、本当なら分かっているんじゃないのか?お前くらい淫乱な者なら、お前の上半身付近に俺の右手がない時点で薄々は気付いてるはずなんだ……」

「えっとぉ……ま、まさかぁ……」

「そのまさかだよ。お前も望んでいたんだろ。こうなる事を。他の誰でもない、‟俺”に触って欲しかったんだろ?なら、フィニッシュはこれでいこうじゃねえか……」

 

 

 

 

 

 言う事は言った。

 

 

 

 

 楓も納得したような、トロンとした目を満足そうに俺に向けていた。

 

 

 

 

 それを確認して、俺は右手を、楓の大事な大事な、秘部へと―――、

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぁ、や……おにい、ちゃん……!ぁ、い、いいよォォォおおおおおおおおおお~~~ッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「終わった……」

 

 楓を寝かせ、ふっと一息をつく。そしてトイレへ行こうと思った矢先の事だった。

 

 

 

 足の裾を掴まれた。

 

 

 

 

「……楓?お前、まだ―――、」

「違う、よ……おにい、ちゃん……っ」

 楓はまだ上手く力を出せるような状態ではなかった。まだ軽く体も震えている。それなのに、一体何なのか。

 

 

 

「まだ……お兄ちゃんが……苦しそう、だから……私がっ、解放、してあげる……」

「お前……」

 

 楓は知っていたのだ。俺のムスコが元から爆発しそうなのを。それを堪えてまで亜里沙達の相手をしていたのを。……まあそりゃ外からずっとテント張ってたし分かるか。だから楓も最後に俺のムスコを触ってきた。

 

 

 

 兄想いってのは、嬉しくもなるな。

 だったら、たまには甘えてみるか。

 

 

 

 

「……じゃあ、お言葉に甘えるよ。お前のクチで、俺を気持ちよくしてくれ、楓」

「ふふっ……うんっ。この時を、待ってたん……だから……」

 

 

 楓の前に立ち、俺はソレを出す。

 

 

「お兄ちゃんの……凄く、おっきいね……」

「疲れてるとこ悪いが、頼む」

「もちろんっ……お兄ちゃんのなら、何でも喜んで頬張っちゃうんだから……」

 

 

 

 

 

 

 いまだに震える体を無理してでも、楓は笑って俺のソレにキスをした―――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ……」

 

 

 ようやっと、これで全てが終わった。俺も楓のおかげでだいぶスッキリできたし、満足である。件の楓は俺のを美味しそうに飲み込んでから力尽きたのか、そのまま寝てしまった。服を着せてから3人を並べて毛布をかけておいたから風邪の心配はなさそうだ。

 

 

 

「喉乾いたし、1階でも行くか……」

 

 

 

 

 

 3人を部屋に残し、ドアを開けた瞬間の事だった。

 

 

 

 

「零、君……」

 

 

 

 

 何故か、部屋の前に秋葉が立っていたのだ。

 

 

 

「あ、秋葉、何でここに……ってかお前のせいで俺はまた大変な目に―――、」

「たす、けて……!」

 

 

 

 

 

 

 …………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………は?

 

 

 

「…………は?」

 思わず思考と声が一緒の反応をしてしまった。それ程に、秋葉の言った言葉に驚いていた。つうか秋葉の様子がいつもと違うというか、何かデジャブを感じるんですけど……。

 

 

 

「何て、いうか……その、ね……っ。零君のために、替えの、アロマを作ってたんだけど……、合成する前に落としちゃって、モロに媚薬効果のある匂いを……っ、大量に嗅いじゃってさ……ある意味、この前の穂乃果ちゃん達以上にヒドイ状況、なんだぁ……」

 

 

 その顔は紅潮していた。とても。そして目も凄くトロンとしていた。おそらく穂乃果達よりも。体もわずかに震えていた。

 

 

 以上の点から見て、俺は察した。察してしまった。

 

 

 

 

「おい……………まさか」

「あ、あっははぁ……私もやっぱり零君以外だと嫌だし、だから……お願い……っ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、俺達は。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あっ……はぁ……ふぁっ……いいよ、いいよっ零君……あんっ……!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ベッドで激しく乱れる事となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




さて、いかがでしたでしょうか。

楽しんでいただけたなら嬉しいです!


では、ここからは少し私の思った事を。

まず2回目を書こうと思ったのは1回目のあれじゃ全然書き足りなかったからです。
それを薮椿さんに相談したところ、じゃあ2回目も書こうかとなって、書かせていただいた所存ですね。

そして書くにあたって、今書いている現在の時点で既に20日という訳なんですが、2回目の投稿が21日になってまして、必然的に他の方々の企画小説も当然楽しませていただいてたのですが、μ's(大学組含む)+妹達+秋葉の全員が出てるのって結構少なくね?ってなって、だったら自分が全員思いっきり出してやろうと思って今回で全員出してやりました。
秋葉は少な目になっちゃいましたけど、それは次の方に、ね……?(笑)


ではではこの辺で。
我ながら満足できるモノが書けたと思います!

次の方に良いバトンと、ラストの方にとてもとても素晴らしいラストを飾ってもらいましょう!!
読者の方々も最後までぜひ楽しんでくださいね!!


それでは、たーぼでした!!




P.S
椿さん、1回目ではおめでとうと言ったので、今回はこれで。

これからも小説楽しませてもらいますね!!(煽りじゃない)
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