では始まります。
ravillins提督の存在が消えてどれくらいたっただろうか。
今でも私、春雨はravillins提督のことを愛してる。
既に代わりの提督も就いてる。伴野義之提督だ。
「春雨、いつも思うのだが何故悲しそうな顔をする?」
「い、いえ。なんでもないです。」
「ではもう一つ質問するが、その指にはめてる指輪は誰の物なんだ?」
「これは・・・えーっと・・・」
「言えないのか?」
「はい、言えません。すみません。」
「そうか、私とてそこまで鬼ではない。きっとそいつは君をすごく愛していたのだろうね。」
「は、はい。ありがとうございます。」
「では私は上から招集されているから暫く席を外す。ここを頼んだよ。」
「了解しました。」
伴野提督は席を外した。
~非常事態~
{ドブェーッドブェーッドブェー}(警告音)
「みなさん!敵です!それもなにがなんだかわかんない人型の機械です!総員戦闘配置!!!!」
「なにがなんだかわかんないって伝わらないじゃん。。。」
「つべこべ言わずに行くわよ!」
「それもそうね。」
「これって、まさか!!」
「うむ?この敵を知ってるのかね?」
「はい、私の友達が前あれっぽいものに乗ってこの鎮守府を護っていたものです。でも、それが今敵が使っているってことは、まさか人が私達を襲いにきてる!?」
「春雨、君の友達は知らないが今はあれを倒すことを考えよう。」
「は、はい!」
~戦闘区域にて~
「ほう?あいつがいなくても立ち向かってくるか。その勇敢な覚悟は褒めてやる。だがな、俺たちに勝とうなんざまだはえーんだよ!!!」
「よし、ここからは生きるか死ぬかのどちらかだ。ただ、あえて言わせてもらおう。死ぬなよ。」
「「「「はい!」」」」
「構え。。。。撃てぇ~~~~~!!!!!!」
ドンドドドドンドドドドドンンッドオドドドドオドオン”!!
「いま、光った?ぬおっ!?あいつらから来たか!こちらも負けてられないな!」
バンバンバン!!!ドドドドド!!!!!
「うあぁぁぁぁ!!!!!」
「きゃあああああああああ!!」
砲撃戦でお互い小破から中破。
敵側がなんと突撃してきた。
「これで、まず一人!!!」
狙った目標がなんと春雨。春雨は動けなかった。
「た、助けて。。。提督ぅぅぅ!!!!」
すると黒く、敵と同じ大きさの影が目の前の敵を一蹴した。
それも見た事がある機体、蒼風堕天だった。
「(春雨を見つめる。)」
「・・・まさかravillins提督?」
「正解であり、不正解だ。私は亡霊だからな。」
「そうですか。でも、ありがとうございます。^^」
「ふむ、彼が生きていれば喜ぶだろうね。最愛の艦娘が目の前にいるのだからな。」
「ravillins提督は死んだのですか?」
「それには答えられない。ただ言えるのはravillinsは君を守り続けるだろう。」
「素直に生きてるっていえばいいのにw」
「今はまだ生きてるとは言い切れないのだ。」
「そうですか。ならまた私達と戦いましょうよ。」
「それは無理だ。」
「なんで?」
「・・・話は後だ。敵が来る。まさか援護できるよな?」
「はい!」
~春雨を遠くで見る他の艦娘達は~
「なにあれ、途中で割り込んできた所属不明の機体と協力してるのかな。」
「てきではないっぽい。でもどこかで懐かしいっぽい。」
「確かに懐かしい。でもなにがなんだかわからない。」
「あれは一体?まさか私達は知っている?」
~数分後~
「敵の殲滅を確認。帰投する。」
「あの、ravillins提督!また、会えますか?」
「・・・俺は君を護る。」
「そうですか。また会いましょう!」
「・・・」
蒼風堕天は何処かに消えていった。
「やっぱり、何も変わっていない。提督は生きていたんだ!でも、あの爆発でどうやって??」
「おーい、春雨~。ってあの黒いのはもういないの?」
「はい、帰りました。」
「えぇ~」
「また会えますって^^」
「そうだといいねぇ~」
春雨たちは鎮守府に帰還した。
~鎮守府にて~
「ただいま~」
「おかえりなさい。」
「春雨!お風呂入ろう~?」
「はい^^」
「あ、夕立もはいるっぽい~」
「僕も一緒に。」
「あ、私も~」
白露型の5人は一緒に入渠することにした。
~入渠施設にて~
「あ”あ”~温まる~」
「こら春雨、汚いよ。」
「だ、だってぇ~気持ちいじゃん~」
色々ゆりゆりしてて数十分後、上がった。
~風呂上り、その後~
「ふぅ~、部屋にもどろうっと。」
すると目の前に、ravillins提督らしき姿がうっすらと、まるで幽霊かの如く道を横切った。
「て、提督!」
春雨は追いかけた。まっすぐすすんでは、右にまがり、左にまがり、そして挙句の果てには階段を下り続けた。
「ここは・・・?本当に鎮守府?」
たどり着いたさきにはなんと海上で見つけた蒼風堕天がそこにあった。
「なんでこれが・・・?」
「おやおや、とうとうきてしまったか。春雨。」
「ravillins提督?でも私と同じ姿ではない・・・」
「そうか、君だけが俺の存在を覚えているのか。」
「ここは何処ですか?」
「何処って、君たちのご存じの通り、鎮守府だよ?」
「貴方は死んだはずでは?」
「うん、死んだよ?前の体ではね。」
「前の体?といいますとあなたの体は別人の体なのですか?」
「いや、これも俺の体だ。」
「すみません。何が何だかわかりません。」
「実は俺もあまり事情を知らなくてね。気がついたら新たな体になってたわけだ。」
「そうですか。ではravillins提督も一緒にたたか」
「無理だね。」
「答えてください。何故ですか?」
「俺はこの世界にいてはいけない存在なのさ。前はいたから世界が崩壊しかけた。しかし今回はあまり干渉してないから世界は安定している。」
「私は・・・!」
「俺だって表にでたいさ。しかしそれで世界が崩壊するって聞いたら嫌になっただけさ。それに今度こそ君の記憶を消させてもらう。君が世界を崩壊させかねないからね。」
「嫌です」
「おいおい、わかってるのか?俺は下衆以下の人間なんだぜ?」
「忘れたのですか?私達はケッコンしています。」
「うん、覚えてる。」
「それに言いましたよね?私を護るって。」
「うん、護るよ。陰でね。」
「・・・逃げているのですか?」
「だってどうしようもないじゃないか!!それでも俺は世界を救いたいんだ!」
「ならまた世界を救ってくださいよ!!!!」
「・・・世界を救うために自分を犠牲にする。そう言いたいのか?」
「だれもそうとは言ってません。」
「同じことさ。英雄は敵を倒すために自分を犠牲にする。俺の場合、世界を救うために自分を犠牲にする。だけど俺は犠牲をなしに世界を救いたいのだ。考えた結果がこれさ。」
「そうですか。」
「俺は行くよ。」
「私を置いていくのですか?また。あの時と同じように。」
「おいていく・・・か。俺は未来を考えて行動している。だからそういうふうに考えたことはなかったなぁ。」
「おいていかないで!」
「・・・わかった。今回はここで止まってやる。そしてここから速く出ていけ。あまり情報を残すと君も危ないからなね。」
「そうですか。また来ます。」
「はーい。」
春雨は地上に戻っていった。
今回はここで区切りたいと思います。
今はこれでいい。
ありがとうございました。