提督は深海棲艦、艦娘の力と姿を手に入れた。
それでも彼女は戦いを選んだ。艦娘達を守るために。
書くか。
「んんんん・・・あぁ、朝か。」
俺は起きた。ここは執務室のようだ。俺は常に警戒してないとそのまま連れかれるので
周囲を見回した・・・・嫌な予感がする。
「ぅうん、ああ、起きたんですか。おはようございます^^」
「!春雨か。まず君に訊きたいんだけど、なんでこの部屋にいるのかな?寝るときは自 分の部屋にいけと言ってるはずなんだけど。」
「え、だ、だって・・・・え~っと・・・・」
「ひとまず部屋に戻りな。今から業務するから。」
「は、はい。。。」
私はひとつ思ったことがある。ここの鎮守府は秘書艦が存在しないのだ。
何故かは知らない。もしかして私達の事を嫌っているんじゃないかなぁ・・心配だよぉう・・・
「よっし、今日の分の業務を終わらせて皆と遊ぶか。なにして遊ぼうかなぁ~。」
ッドン!
「Hey!テートクゥ、私は一つ訊きたいことがあるデース」
「うん?なに?」
「なんでテートクは秘書艦をつけないのデスカ?教えてくだサイ。」
「・・・・やだ。」
「何故デス!?教えるまで帰りまセン!」
「教えない。言いたくない。そして今は業務中だし。」
「むむむむむ、テートクはわからないのデスカ!?貴方を愛してる私達のことを!そし て秘書艦になりたいと思ってる娘達の事を!」
「・・・・何故そこまでして知りたがる?そして皆扉の前で訊いてるぞ?金剛、開けてみろ。」
金剛は開けてみた。そしたらみんなそこにいた。
「・・・・何故そこまでして秘書艦にこだわる?秘書艦なんていなくても俺一人でなん とかなるし。」
「テートクは乙女心を知らな過ぎデス。」
「・・・・知らないもなにもな、俺は作りたくないの。いいね?」
「・・・・理由を教えてくだサイ。」
「はぁ。。。。じゃあ教えるよ。理由は単純。俺は司令官、君たちは艦娘。戦うか、指揮するかのどっちかだ。俺は君たちには戦わない時位休んでいてほしいのだ。それに秘書艦なんてつけたら一人だけ負担が多いだろ?だからってローテーションにしたら嫌だし。業務は俺の仕事だしね。戦うのは艦娘の仕事。無論俺も戦うけどね。」
「それじゃあ提督だけ負担が激しいじゃないですか。」
「それでいいんだよ。少なくとも艦娘の負担は軽くなる。俺も嫌われたくないし。それにだよ。俺はやるときはやる。遊ぶときはとことん遊ぶ。これでいいんだよ。」
「提督?私達は何も負担なんて感じてませんよ?むしろ私達は提督と一緒に居たいのですよ。」
「うむむむむ、ずっと一人だったからなんとも言えないかな。俺はこれからも一人でやるつもりだけど。せめて飯とか買い物位ならつきやってやるけどね。」
「そ、そうですか。」
気を遣ってあげたのになんか空気が違うな。なんでだ?業務終わったら飯食うか。
~業務終了して~
「ふう~終わった~^^」
やっと終わった。疲れた。
ブーッブーッブーッブーッブーッブーッブーッブー!!!!
「鎮守府近海に深海棲艦出現、至急迎撃してください!」
あ、そういや今あんまりいないんだった。一番隊は海域に出撃してるし、二、三、四番隊はいつも通り遠征だし。。。俺がでるか。
~出撃デッキ~
「おい!FANGの機体は準備できてるか!?」
「はーい!既に準備は整ってますー!」
「よし、ハッチ開け。俺が出る!」
ハッチオープン、カタパルト準備よしっ!タイミングを提督に委ねます。
「了解。FANG、RAVILLINS、出撃する。」
ドュオーーーーーーン!!!
「戦闘海域に突入。さて、敵さんはどれくらい点在してるかなっと。」
~システム、スキャンモード~
「なん・・だと・・!?敵がニ十隻だと・・?クソッこれじゃあハチの巣だ。
しかしこのままじゃ鎮守府がやられる。俺が守らないと。。
俺がっ!まもるんだ!」
~めっちゃ乱戦中~
クソ、こんな時に限って銃をメインに持ってきちまうなんて・・・・ムーンライト持って来ればよかった。だがここは守る。すまん、俺は長持ちしそうになさそうだ。
「メインシステム反転、モードネクスト。発動!!!」
{不明なユニットが接続されました。システムに深刻な障害が発生しています。今すぐ使用を停止してください。}
「ぐおおおおおおおおおおおおおおお!!!!まだだ・・・俺は!まだ!やれる!!」
~敵殲滅後~
「はぁ・・はぁ・・・はぁ・・・・。護ったぞ。お・・れ・・・はっ・・・。ガハっ。
すまない、俺は・・・もうもた・・ない・・かな・・・・。」
俺の機体は既に炎上しており、周囲には燃え尽きた深海棲艦の残骸が残ってる。
そして俺の機体は両足が潰れていて、右腕がなくなっていて、左腕は肩が潰れていて、
頭は左半分割れている。コアの表面は凄いへこんでいる。
そして俺はぐったりと意識が遠のいた。
~数日後~
「ぅううん・・・あぁ、ここか。」
「・・・・ッ!司令官!気がついたのですか・・・。よかった、よかったよぉ・・・・・;;」
「おいおい、泣いてるのか?俺如きに泣いてたらいい彼氏なんて会えないぞ?」
「私は彼氏なんていりません、司令官さえいてくれれば・・・;;」
気づいた。俺はこいつ(春雨)に愛されていたと。
「まったく、春雨は毎日ここにきていたんだよ?僕たちも一緒にいたけど。」
「そうか、ありがとね。」
「いえいえ、大丈夫ですっ!(ぎゅ~)」
「ふふ、随分と心配してくれたんだね。よしよし」
俺は春雨に抱き着かれたので俺も抱いた。とても安心した気分になった。
それに同型艦だしね。
「・・・春雨。」
「はい?どうしました?」
「え、えっとね///」
「はい?」
「ケッコンしよう。。。//」
「・・・え?ええええええええええ!?///」
「いやさ・・・もう恥ずかしい///」
「う、ううぅううぅうう;;」
「え!?なんで泣くのさ!?」
「だ、だってぇ、嬉しいからぁ;;」
「(ダキッ)もう、愛してる・・・・///」
「・・・・はい//∀//」
こうして俺と春雨はケッコンした。そして初めて春雨を秘書艦にした。
そして俺は今更だけど左目には眼帯をしている。深海棲艦化の影響で目の色が変色してるから。春雨にこれを明かした。しかし笑顔でいてくれた。本当にうれしくて俺が泣いた。まだ命があってよかったと、改めて思った瞬間でもある。
そしてご飯食べるときも、出かけるときも、お風呂に入るときも、寝るときも、遊ぶときも、ずっと一緒にいた。
そう、あの日がくるまでは。
艦娘になった傭兵。その者を愛した一人の艦娘。傭兵はどこにでもいるような人になった。だがそこに敵の襲撃。君は知るだろう。この戦いの意味が。
次回もお楽しみに。
なんか蒼穹のファフナーっぽくなっちゃったわw
まぁ、気にしたら負けってことで。