魔理沙はゆっくりと目を開き
たくみをにらみつける
魔理沙 「お前ー、さっきから聞いてたら
虫のいい話だな..,わたしはお前らに
殺されかけたんだぜ?」
たくみ 「そ、それは.....」
たくみは黙った
答えられなくなったのだ
そして、気づくーいや、気づいていた
だが、考えたくなかったのだ
自分達の過ちを
そんな、何も言えなくなったたくみを
よそに、魔理沙は考えていた
魔理沙 「うーん..,いくら妖精だから
死なないとは言え、長時間燃やされるのは
やばいしな.., 氷だし
八卦路があれば..,」
譲 「ん?それってこれか? すっ」
譲はそう言いながら、さっき拾った
六角形の木箱を魔理沙に差し出す
魔理沙 「お、おおう!、
これは私のミニ八卦路!
な、なんで譲がこれを?」
譲 「拾った、そしてこいつと
お前のくれた勾玉が反応して
お前の場所まで導いてくれた」
魔理沙 「なるほど、けどよく信じたな
譲はこういう、非科学的?だっけ
そういうの信じないんだろ?」
譲 「ここまで色々あって
信じないやつは、頭おかしいぜ
それに、俺は魔理沙を信じたい
チルノを、たくみを救ってくれ」
譲はそう言って六角形の箱を
魔理沙に差し出す
魔理沙 「まかしときな、あと
信じてくれてありがとな」
魔理沙は六角形の箱にてをだした
その瞬間
魔理沙と譲が光に包まれた
パあああああああ
眩しい光はゆっくりと消えていき
そこにいた魔理沙という少女は
そこにはいなかった
いたのは
黒い魔女帽子をかぶって
編み込みが入った綺麗な
長髪金髪の女性が立っていた
譲 「は? どちらさん?」
大人魔理沙 「え?何言って.....
って、お?俺.....元の大人にもどった?!」
その女性は大人にもどった?
魔理沙であった
魔理沙 「よーし、体ももどったし
ミニ八卦路もある、決めてやるぜ
轟け雷、唸れ!八卦路!
恋浮、マスタースパァァァァァクッ!」
バリバリ、ドゴォォォォォンッ!
魔理沙の手にした八卦路から
雷が、鳴り響く
その雷はチルノにまとわりつく炎を
吹き飛ばした
さっきまで轟々と燃え盛っていた火も
マスタースパークで吹き飛んでいた
火の中心地であった場所には
チルノが横たわっている
たくみは、チルノの元へと駆け寄った
たくみ 「お、おい!チルノ!大丈夫か?」
チルノから反応はなかった
たくみ 「返事しろよ!チルノ!」
チルノは返事をしなかったが
スゥー、スゥーと
息をしていた、
たくみ 「や、やった!まだ、
いきをしている!いきてる!」
魔理沙 「幻想郷のでの奴は
そんな簡単には死んだりはしない
だけど、すこし、火に当たりすぎた.....
何か冷やす物があれば何とか
なるんだけど」
譲 「冷やす物.....冷たい物.....はっ!
たくみついてこい!
魔理沙!チルノをたのんだ」
魔理沙 「ああ」
たくみ 「あ、ああ」
そうして、譲とたくみは
廃工場を走り回った、
譲の指示で赤い缶を探し回った
たくみ 「な、なるほど
消火剤をチルノにぶっかけるんだな!
だけど、からだにわるいじゃないのか?」
譲 「いや、恐らくこの工場は
精密工場だったらしい、水消火器だ」
たくみ 「水消火器なんてあるのか?」
譲 「ああ、純水を霧のように撒いて
消火するヤツで、昔つかわれていた
タイプだ」
たくみ 「な、なるほど」
譲 「これだけありゃ、十分だいくぞ!」
2人は、消火水を
チルノに対してぶっぱなした
この行為でチルノが助かるかどうか
なんてわかりはしないが
さっきまでのように、燃え盛る火に
対してぶっぱなしているよりは
効果はありそうだと信じ
譲 「気をつけないと、窒息死だからな」
2人は水消火器を使い切り、チルノの
周りにアイシクルフォールで
出来た、氷を並べていた
たくみ 「こんなのでたすかるのか?」
たくみは氷を運びながら言った
魔理沙 「何もしないよりはましだろ」
魔理沙も氷を運ぶ
そうして、チルノの周りに氷を並べた
後はまつだけだ
ある少女の話
あたいは何をしているんだろうか
ここは、どこだろうか
ずっと考えているが、全く分からない
あたいが馬鹿だからかな
いや、あたいは天才だったわ
だから分からないのよ
いやあ、天才ってのも罪ねぇ
あたい、何いってんだろ.....
確か、いつもと同じようにみんなと
遊んでいたら、突然空が真っ暗になって
周りにいたはずのみんなが消えていて
あれ.....それから、何がどうなったんだっけ
あたいは気づいたら
全く知らない所に寝転がってたんだ
それで、雨の中、一人ぼっちで
ウロウロしてたら、あいつにあったんだ
あれ?あいつ.....って誰だっけ
何でかは、知らなかったけど
とても近く感じたんだ、
似てるって思ったんだ.....
そしたら、魔理沙と出会った
あいつが言うには偽物らしいけど
あたいには、分かんないわ
まあ、あいつが言うなら
ほんと何だろうね
それで、偽物魔理沙はぶっ飛ばしたけど
いきなり、人間があたいに喧嘩を
売ってきた
わけ分かんない
最初は逃げ回ってるだけの
バカかと思ってたわ
いくら、偽物魔理沙でも
それを身代わりに助かろうとするなんて
最低
追い詰めたと思ったら
いきなりお酒の入ったビンを
投げつけてきて、
それから.....
からだに火がついて.....
記憶がない.....
そっかあたい、負けたのね
そんな気がする
けど何だか気が楽だわ
間違った事をしていた気がするもの.....
いや、いくらバカでも
分かるわね、間違いなく間違ってた
あいつは、気づいたのかな.....
間違いに
多分気付いてない
このままじゃダメだよね
あたいは、戻らなくちゃ
あいつ、いやたくみの所へ!
その時少女の周りに光が舞い始める
そして、少女はその光にのまれて消えた
少女がその後どうなったのかは知らない
消化器ぶっかけパーリーから1時間が
過ぎた、たくみはチルノの横につき
譲と魔理沙は
並べられた氷の横に座っている
たくみはふっとチルノの手を掴んだ
とても冷たい、流石氷の妖精か
たくみ 「チルノ.....ごめん
俺のせいで、こんな事に
お願いだから戻ってきてくれよ.....」
涙目になっているたくみを見ながら
譲は魔理沙に聞いた
譲 「なあ、妖精はそんな簡単には
死んだりしないんだよな?」
魔理沙 「ああ...そのはずなんだが.....
妖精は自然そのものだから、そう簡単には
くたばらないはずだが
それは、あくまでも幻想郷の話だし
私自身、こっち(人里)に来てから
体が縮んでたんだぜ?
だから..,何が起きるかは正直わからない」
譲 「そ、そうか.....」
魔理沙はかぶっている帽子を
ぐいっと引き下げ
かぶり直した
そして
魔理沙 「さあ、帰ろうぜ」
譲 「え? いいのか?」
魔理沙 「ああ、ここからは
あいつらの問題だ、しったこっちゃねえよ」
そういって魔理沙はスタスタとあるきだし
譲はチルノ達を気にしつつ
魔理沙について行った
そうして2人は廃工場を後にしようとした
その時、廃工場の奥の方から
笑い声が聞こえたような気がした
魔理沙が廃工場を進んでいると
いきなり魔理沙が光に包まれた
そして、光が消えると
魔理沙は元の少女に戻っていた
魔理沙 「なっ、酒飲めると思ったのに!
な、なあ譲?、私の本当の姿みたよな?
立派なレディだったよな?」
譲 「俺は見たものしか信じないし
絵面的にアウトだから、お酒は禁止だな」
魔理沙 「そ、そんなぁ(´;ω;`)」
2人はそんな話をしながら帰路へとついた
後日談ーと言うか今回のオチ
あの工場氷青騒動から1週間が過ぎてから
たくみとチルノが家に入端るように
なっていたー
チルノ 「ねえねえ魔理沙ー
このお菓子食べてもいい?」
魔理沙 「ああ、譲のだから別にいいぜ」
譲 「おい、まて!何しれっと俺の
タケノコの地脈あげてんだよ、高いんだよ?
てゆうか!何普通に家に毎日いるの!?」
たくみ 「まあまあ、いいじゃねーか」
譲 「良くねーよ、」
たくみ 「俺達で、チルノ達や、
まだ、こっちの世界に来てしまった
幻想郷の人達をあっちへ送り返す方法を
さがし!異変を解決していこう!
よし!ここに、幻想魁傑団!設立だ!」
チルノ&魔理沙 「おー!」
譲 「マジかよ.....」
俺の知っている日常は
幻想と共に崩壊していく
それもこれもあの日拾ってしまった
この金髪少女のせいだ!
幻想崩壊見聞録
第1章完
第一章が終わって第2章へ
頑張って書こう