ドアの方でうめき声が聴こえてきた。
「急ぎましょう、丈槍さん。」と若狭さんが言っているのが聴こえた。その間にもドアが壊される勢いで叩いていた。
「若狭さん急いでくれこっちはもうもたない。」無数のゾンビたちがドアを破る勢いだ。……まずいな。このままではもしロッカーをおいてみんなで押してダメだったら終わりだな。
少しして、丈槍さんと若狭いさんがロッカーを持ってきた。
よし「これからみんなでロッカーを」押すぞと言う前に扉の窓が割れた。そこから無数のゾンビの手が飛び出してきた。
なんとかロッカーを扉の前に出してゾンビを進入しないようにした。どのくらいの時間そうしていたか解らないぐらい押していた。ふと恵飛須沢のほうが静かの為そちらに顔を向けると、
先輩が恵飛須沢の方に襲いかかりそうになっていた。
僕は可能な限りの声で「恵飛須沢!!逃げろ、先輩の様子がおかしい。」と逃げるように伝えたが…どうやらあまりのことに身体が動かないの少しずつ後退りしていた。
本当なら僕も助けにいきたいが扉を守るのに精一杯でどうしようとない。だけどこのままでは恵飛須沢がゾンビになるか死んでしまう。どうすれば…と僕が考えてると。
先輩だったものが恵飛須沢にのし掛かるようにしていた。僕は半ば諦めかけていた。どうせこのあとに先輩ゾンビと恵飛須沢ゾンビに喰われて死ぬのか……はあなんて人生だ。現実は残酷過ぎるな。
ところが突然恵飛須沢のいる方でなにかを突き刺している音が聴こえてきた。
クソどうしたんだ先輩突然襲ってきてこれじゃまるでゾンビみたいじゃないか。先輩がゾンビになるわけない………絶対ない、絶対ない。とあたしは心から願った。 しかし願いは叶わず、先輩は襲って噛みつこうとしてきた。あたしはもう後退しか出来なかった。まさか先輩がゾンビになるとは思いもしなかった。
後退りしている途中に右手側になにかおいてある、あたしは無我夢中でそれを拾い思い切り振り上げた。………途端に目の前が真っ白になった。
なにかが顔や服に液体が付いた。その途端にさきぼど拾ったもので何度も何度も突き刺した。しばらくして状況を見ると無惨になった先輩だったものが動かなくなっていた。
僕たちはどうやら助かったようだ。
さっきまで扉にいたゾンビがどこかに行ったからだ。はあ~生きていると言うことは素晴らしいな。と、さっきまでの緊張がとけた。
回りを見ると丈槍さんが恵飛須沢目掛けて走っている姿がみえた。恵飛須沢と少し話していたら突然泣き出していた。ひとまずは助かったがこれからどうするか。