次の日
しかしおかしいなぁ…夕方まではゾンビどもがいたのに、昨夜は特にゾンビをみなかった。屋上から出てないから詳しくは解らないけど、これは習性なのか。解らない。
「とりあえず、昨日話した通りにまず生徒会室を目指そう。くれぐれも無理するな~」しかし武器が水鉄砲とはな。生徒会室までになにか武器があればいいが、射程はなかなか良く、約10メートルぐらいはある。
なぜにそこそこ高めのがおいてあったな。
「よ~し、やるか。迅サポートよろしくな。」
「無理はしないようにね。私が出来れば良かったのにあなたたちに任せるわ。」
「くるみと迅君、無理しないで、無理そうならすぐに戻って来て。」
「くるみちゃんとじー君お出かけ?」
「ああ怪我しないように、怪我したらアウトか、無理そうならすぐ戻るよ。くるみも無理するなよ。」
「迅こそ、怪我するなよ。あたしにはこの相棒がいる。」おいおいもう相棒がシャベルかよ。僕もしっかりして、くるみの相棒になれるぐらいには頑張らないとな。
くるみと僕とで、基本的にはゾンビを倒すのはくるみで僕は水鉄砲でゾンビどもの気を逸らせ倒すの繰り返して倒していった。
数時間もやっている内に20体ぐらい倒したら、あらかたの三階にいたゾンビどもがいなくなった。途中僕は教室で、金属バットを見つけたのでそれで何体かを倒した。最初ゾンビを倒した時の感触は気持ち悪く、吐き気をするほどだった。体や脳がどろどろで頭を殴った時はべっちょっと、どす黒い血が流れ出ていた。
くるみは最初こそ気持ち悪がっていたが少し落ち着いていた。くるみはまるで戦い慣れているみたいな動きでゾンビどもを倒していた。
僕たちはすぐバリケードを作ることにした。
一応予定では、生徒会室までの安全のため急いでバリケードを作った。物理室や化学室などからバリケードに使う材料を調達した。
早速、めぐねえやリーさんやゆきを呼んでみんなで作業を進めた。めぐねえとくるみは下からゾンビが来ないか見張りをしてもらって、リーさんと僕とゆきで作業をするつもりでいたのだが、ゆきはどうも机が重く思った通りに出来ないようだ。
体も小さいしな、
「おい、ゆきはめぐねえのところにいてくれないか?ついでにくるみを呼んでくれないか?」
「ごみん~わかった~くるみちゃん呼んでくるね。」
そう言ってすぐに出ていった。
「すまんが、リーさんしばらくは二人で作業しておこう。できるだけ頑丈にしておこうか。当分はこのバリケードが命綱になるから。」
「ええ そうね。くるみ呼んだけど、やっぱり作業効率のためかしら?」
「それもあるけど、ゆきにはめぐねえの側にいたほうがいい気がしてね。ぶっちゃけ、くるみなら早く終わりそうだしね。」
「あらあら、まるでくるみは筋肉キャラね。」
「絶対くるみは筋肉キャラだろ、陸上部時なんか、そこらの男子より足が早いし。このことはくるみには秘密にしよう。知ったら怒られそうだ。」
「おーいそこの男子、誰が筋肉キャラだ!あたしだって女の子なんだからな。」なんだと…聴かれていたのか。もともとリーさんが筋肉キャラって言ったのが原因なのに怒られるのは僕だけか。
それからゾンビどもが何回か、ゾンビが登ってきたが、めぐねえがすぐに知らせてくれた、お陰で対象が出来た。そのたびに、金属バットで頭目掛けて思いっきりふった。くるみには少し休んでもらおう。一匹ぐらいならなんとかなるしな。
なんとか一日かけて、バリケードを完成した。
全体的に飛び散った血やにおいがすごいため、明日から生徒会室を拠点に考えて今日はまた屋上で夜を明かした。