貴方にキスの花束を――   作:充電中/放電中

21 / 59
R.B.D特別閑話『恐怖の初夢』

「ようこそー!バニー喫茶へー!」

 

ぴょこんと跳ねるララ、弾けるような無邪気な笑顔とメリハリボディーがぶるんと揺れる。ララは無邪気にイロイロ求めてくるHに興味津津なホワイトバニー

 

「ようこそ…い、いらっしゃいませお兄ちゃん…」

 

優しい笑顔の春菜、小ぶ…控えめな胸元にスラリと細身、きゅっと引き締まった腰が魅力。モデル体型な春菜は清楚な癒やしのブルーバニー

 

「…なによ?またアナタ来たの?」

 

ぱっつんぱっつんのバニー・スーツ、グラビア体型の唯はいつもツンツン不機嫌だが、いざ始まると甘い声を出して動く積極的なレッドバニー

 

「…いらっしゃいませ」

 

表情の少ないヤミ、小柄な体躯だがみずみずしい素肌は心地よい弾力を返す、ヤミは表情の少ないクールなゴールドバニー

 

「いらっしゃい、お兄さん」

 

ヤミと同じくらい小柄な美柑、可憐な少女だが母性を思わせる柔和な笑み、とある男にだけは甘えん坊になるオレンジバニー

 

「よく来たナ!」

 

ナナは可愛らしい元気な女の子であり、尻尾を弄るようにを求めてくる双子のピンクバニー

 

「いらっしゃいませ♡…なんだ、お兄様(ウザ)ですか…」

 

モモは妖艶な雰囲気の大人びた女の子であり、淫媚に燃え立つように秋人を求めて離さない双子のピンクバニー

 

「ククク、ラスボスはこの私、ネメシスだ…そう簡単に勝てるなどとは思うなよ。躾けてやるぞおにいたん」

 

一人、褐色肌のブラックバニーネメシス(豊満)は腕を組み妖艶に微笑った

 

――――そう、ココは男と女の戰い。

一対一で戰い、どちらが先にイッてしまうか勝負の場なのだ。勝ち抜き戦、ラストを飾るのがドSネメシスである。

 

「ふん…お前ら、覚悟しとけよ?俺の妹好きはK点超えてんだからな!」

 

カーン!となるゴング、秋人はまず手始めにブルーバニーへ挑むのだった。

 

 

そして戦の跡、気絶するまでイかされてピクピクと痙攣するバニーたちが死屍累々といった姿で残されていた――――――

 

 

「はっ!?…なんだよ、夢か…ふぁぁあ…ん?」

 

秋人が目覚めると隣には腕に抱きつき、ベタベタの液体にまみれたとろとろ顔のネメシス(パンツ穿いてない)が悶え、ピクピク痙攣していた

 

「ぁあ…流石は私のおにいたんだ…壊れるくらいに気持ちよかったぞ…ああんっ…!イイ!今度はうしろかまた…イクッ!」

 

ブルリと震えるネメシス、快感を思い出してしまったらしい。

 

「お前の夢かよ、ったくパンツくらい穿けよ…なんでバニースーツなんだ?しかも皺だらけで………夢、なんだよな?お、おーい春菜ー!な、なんで起こしに来ないんだ…?ヤミー!飯ー!」

 

ネメシスをベッドに転がして恐怖にとび起きる秋人、ドアを開けるとそこには同じくベタベタに濡れたバニースーツの…

 

 

 

 

おしまい

 




あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。


※この特別閑話は本編とは一切関係ありません。
用法用量を守って正しくお使いください。

2016/02/02 表現改訂
2017/06/18 一部改訂

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。