たぶんほかに類を見ない特典をもっての転生   作:osero11

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 一応オリ主やピクミンに関する設定をこちらの方に載せておこうかと思います。あくまで設定しか載せておりませんので、本編にしか興味がないという方はご覧にならないようお願い申し上げます。

2016/3/12 修正しました。


短編の章(~Strikers)
一応の設定集


-青葉(あおば) 理央(りお)-

 

 この小説の主人公。特典として前世に自分が愛してやまなかったゲームに出てくる『ピクミン』と、それに関する諸々を転生前に出会った女神にもらって『魔法少女リリカルなのは』の世界に神様転生した。身長は165センチメートルで、黒髪黒目の典型的な日本人的な容姿だが、顔は端正でスタイルもそこそこである。

 

《経歴》

 前世の彼女は、その世界で歴史上最高の科学者として非常に有名だった。大学在学中にも多くの発明をし、教授たちの度肝を抜いたのだった。大学卒業後はその本領を発揮し、多くの発明で温暖化や砂漠化などの地球の環境問題を解決していった。彼女の当時の助手いわく、「エジソンを軽々と飛び越える」ほどの天才らしい。しかし本人にはあまりその自覚はなく、あと10年や20年すればこんな技術ぐらい発見されるだろうと思っている。むしろ『ピクミン』のゲームを作った人たちのほうがよっぽど天才だ、とさえ思っている。(ピクミンLOVEな人だからしょうがない。)しかし、人類史上最高の天才といわれた彼女も、とある出来事により死亡してしまった。(ここについてはまだ表記できない。)享年33歳であった。

 

 転生した後の彼女は、神の仕送りやデバイスの中の変身魔法などをうまく使いながら、若返った体の年齢に見合った生活を送っていた。その生活の中で、ピクミンを増やしたり成長させたりするほか、自分自身も体を鍛えたり魔法の練習をしたりして、なにか面倒ごとが起こった時に対応が取れるように用意をしていた。そんな生活の中でも、ピクミンたちとの交流を楽しんだりしていた。

 

 原作におけるPT事件や闇の書事件にも参加したが、ここら辺はまだ詳しい部分はどうするか決まっていないので省略する。

 

 小学3、4年生のころ、一つの進路先として管理局を検討し、そこで地上本部の悲惨な現状を知り、ミッドチルダ地上本部に入局した。ピクミンを戦力として地上本部に貸し出ししたことにより、首都クラナガンの治安は一気に良くなったため、当時のクラナガン市民や地上本部の局員たちからはすでに英雄として見られていた(ただし、理央自身の戦闘能力などは高くなかったので、エースやストライカーとしては認められなかった)。さらに、とある事故(?)によりピクミンの数は100億以上になったため、ミッドチルダ全体にピクミンという戦力がいきわたるようになった。このため、理央はせいぜいクラナガン限定の英雄から、ミッドチルダ全体の英雄、『七色の英雄』としてミッドチルダに住む人々から尊敬されるようになった。

 

 高校3年までは、緊急事態を除き休日や平日の放課後でしか地上本部での仕事をしていなかったが、高校卒業後は本格的に地上本部に勤務するようになった。今ではピクミン専門総司令官にしてピクミン指揮専門特別教導官としてミッドチルダで活躍している。ちなみに、19歳現在(Strikers開始前)の時点での階級は一等陸佐である。(そろそろ准将に昇格とのうわさも……?)

 

《人柄など》

 冷静な性格である。また、前世が科学者だったためか、合理的な考えも持ち合わせている。少し冷めたような印象も見受けられる。しかし、精神的に傷ついた子供に対しては自分の知識や経験を用いて何とか立ち直らせてあげようと行動するぐらいには人情を持っている。

 

 ピクミンに対して異常なほどの愛情を持っており、前世からピクミン関連のことで暴走することがたびたびあった。そのさい、前述した冷静さやら合理的な考えやらは吹き飛んでしまう。ただし、ピクミンの利益になりそうなことに関しては、自分の頭脳をフルに使うこともよくある。今やピクミンは『家族』だと感じている。

 

 次元航行部隊、通称“海”を優遇し、地上部隊、通称“陸”の存在を軽視する管理局上層部に対しては批判的な考えを持っている。各管理世界で犯罪が起こった時に“陸”が即対応できるようにするためにはそれなりの魔導師と予算が必要なのに、それらが不足するほど“海”の方に優れた魔導師や潤沢な予算を割り当てるのはおかしい、各次元世界の治安維持を軽視していると考えているからである。この考えは、理央が地上本部で働く大きな要因にもなった。

 

 また、ほとんどの場合、魔導師のみが戦力とされる管理局の体制にも不信感を募らせている。生まれつきの資質によって大きく変動する戦力は安定的ではなく、危険を招く可能性もあると考えているからだ。なので、こっそりと魔導師自身の資質に頼らない、デバイスに近いタイプの新たな魔導兵器の開発を独自に進めている。

 

《能力》

 主に、呼んで集める、一斉に攻撃させるなど、ピクミンを指揮することに長けている。女神からもらったデバイスの補助もあり、彼女一人でも最大1億のピクミンを指揮できることが判明している。場合によってはこれからも伸びる可能性がある技能である。

 

 彼女単体の戦闘能力としては、魔力にあまり頼らない近接戦闘を得意としている。ただし、それはストライクアーツやボクシングのような格闘技に基づいたものだからではなく、単純に腕から繰り出されるパンチが強力なものだからである。ピクミンを投げたり引っこ抜いたりすることを繰り返ししてきたおかげで腕の筋肉が発達しているからである。自分の魔力をまとわせただけのパンチならガジェットⅢ型の装甲を貫くことができ、デバイスの身体強化の補助魔法によって強化されたパンチなら聖王の鎧を一時的に破壊することも可能である。(本人曰く名前は【理央パンチ】。)

 

 ほかの攻撃魔法や防御魔法、捕獲系魔法にいたっては全くの才能がないといっていいほど使うことができない(愛用しているデバイスが笛型というのも一つの理由かもしれないが)。変身魔法、補助魔法、結界魔法、移動魔法も、デバイスがないと発動させることができない。ただし、ピクミンを連れている場合には魔改造された【ピクミンつながり】を攻撃手段として使うことができる。

 

 また、ある程度それぞれの魔導師の能力を把握していれば、ピクミンではなくても、彼らに適切な指揮を出せるので普通の指揮官としての能力もそこそこある。

 

《所有デバイス》

 女神からもらった笛型のストレージデバイスを長年使用している。名前は『ドルフィン』。名前の由来は『ピクミン』に出てくるオリマー愛用の宇宙船『ドルフィン号』と、『ピクミン2』でオリマーたちをサポートする『ドルフィン初号機』である。ストレージデバイスなのでAIはなく、返事も『OK,captain.』としか答えられない。オリマーたちの使っている笛と同じ形、色である。いくつもの補助魔法、結界魔法、移動魔法や変身魔法のほか、ピクミンたちに指揮を出すための特殊な魔法『指揮魔法』が登録されている。

 

 さらに、理央の要望により『ピクミン2』に出てくる『探査キット』の機能も持っている。(たんけんねぶくろ、ロケットパンチ、ダッシュブーツ、メタルスーツZ、フレア・ガード、アンチ・エレキはバリアジャケットを展開したときに機能が働く)。ちなみにバリアジャケットはコードギアスに出てくるゼロの衣装から仮面を取り除き、黒ベースから白ベースにしたような衣装である。(前世、理央がコードギアスのアニメのゼロの服装をたまたま見て「あ、これ機会があったらきてみたいな」と思った結果がこれ。)

 

-ピクミン-

 

 理央の特典として女神にオニオンともども生み出された存在。特典なので、ある程度の強化や設定の変更などがされている。

 

《全体》

 理央にあった大きさになっている。足の先から葉っぱにかけて、大体のピクミンの身長は140センチ、紫ピクミンは155センチ、白ピクミンは120センチ、羽ピクミンは80センチほどである。

 

 通常は地上に100匹しか出すことができないが、理央が19歳の現時点で合計100京匹出すことができる。しかし、実際にいる数を考えると、出せるのは100億匹程度になる。

 

 ピクミン1匹1匹の体内には、この世界において基本的な『力』として用いられている『魔力』を使うためのリンカーコアが存在する。その魔力量はランクにするとBぐらいだが、これはあくまで葉っぱピクミンの時のもので、蕾ピクミンになるとB+、花ピクミンになるとA-、さらに花ピクミンの状態でゲキカラスプレーによって興奮状態になるとA+にまで上昇する。指揮者の指示によって魔法を使用する。また、集団になって同時に魔法を使うことで、よりランクの高い魔法を使うことができるようになる。

 

 また、相手を直接叩いて攻撃する時は、相手が人間だったり、指揮者が非殺傷にするよう指示した場合には非殺傷設定が付いた攻撃になる。

 

《赤ピクミン》

 炎熱変換の資質を持ち、魔法を使うときは魔力を炎に変換して魔法を使う。また、原作と同じくどんな炎にも耐えられる。直接攻撃する上では一番の攻撃力を持つ。

 

《青ピクミン》

 今のところこのピクミンしか使えない、独特の変換資質“水”を持つ。どちらかというと攻撃のために魔法を使うことよりも、火事を消すために魔法を使うことが多い。ピクミンの中で唯一水の中で呼吸ができるので、水難救助をすることで動員されることも多い。

 

《黄ピクミン》

 電気の変換資質を持ち、魔力を電気に変換して使用する。こちらも原作と同じく、電流が体に流れてもノーダメージであるだけではなく、葉・蕾ピクミンから花ピクミンに成長する。停電などが起こった地域に大勢で向かい、復旧するまで電力を補う役割も持っている。こちらも電気の攻撃は効かない。

 

《紫ピクミン》

 ほかのピクミンと比べ、このピクミンが使う攻撃魔法には特徴がない。しかし、紫ピクミンに魔力をまとわせて、直接投げて攻撃すると、AAランク相当の防御魔法でも1回で破ることができる攻撃になる。また、ほかのピクミンより重いものを運べる。ただし足はほかのピクミンよりも遅い。

 

《白ピクミン》

 こちらも攻撃魔法にはこれといった特徴はないが、それとは別に毒を精製することができ、その毒を自動的に魔力を使って非殺傷設定にしてから放出することができる。また、レーダーのような赤い目で地面に埋まっているものを探すこともできる。いかなる毒にも耐えることが出来る。足も他のどのピクミンよりも早い。

 

《岩ピクミン》

 魔力を自動的に全身にまとっており、AAランクの殺傷設定の魔法をくらっても死んでしまうことはない。攻撃魔法に特に特徴はなし。集団で防御魔法を使わせると、非常に強力な防壁が展開される。数によっては、スターライトブレイカーも防げる。

 

《羽ピクミン》

 ほかのピクミンより攻撃魔法の威力が格段に低いため、あまり戦闘向きではない。しかし空戦魔導師に対抗する上で一番有効なピクミンなので、いざ戦闘というときは大勢で攻めさせることが多い。また、羽ピクミンに運んでもらうことで、空戦適正のない魔導師でも空を飛んで戦うことが一応可能である。

 

《オニオン》

 原作にない紫、白も含めて各色1色ずつある。ちなみに形状は『1,2』の時のものに類似している。こちらも原作に沿っているとだけ言っておこう。

 

-とある無人世界-

 

 理央がピクミンを育てるための場所として女神が用意した世界。管理局では無人世界として認知されている。ドルフィンの中にはここへの移動魔法があらかじめ登録されていた。移動手段はそれくらいしかない。ここの世界には、ピクミンとオニオンに理央、さらに理央が許可したヒト、モノしか入れない様に女神が細工している。

 

 最初に転送された場所にはヤマシンジュやペレット草、それにタマゴぐらいしかないが、別の場所にはちゃんとほかの原生生物たちがいる。大体の地形は原作に類似している。




 これはあくまで現段階での設定なので、必要によっては変更されたり追加されたりすることがありますのでご注意ください。つまらないものでしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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