俺がポケモンマスター   作:てんぞー

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vs流星の民

「―――さて、という訳でポケモンバトルだ。恒例のバトル前の相談タイムだ。ちなみに今回のルールは変則型トリプルバトルで俺が一体に対して相手は三体、野良試合だから常識的なところ以外はほぼノールールって状態だ。それでは今回試合に出す奴だが―――悪いけどロトムウマ、ピカネキ、そして黒尾はなしだ」

 

 ポケモンバトルの前に作戦を練る為の、準備をするための時間が双方に与えられる。自分のテントへと戻ってきて、そこでポケモン達をボールに入れたまま、ナチュラルと共に準備に入る。だが告げた言葉に対して、抗議の声が即座にボールの中から返ってくる。

 

「相手が一体しか保有していないルールの都合としてほろびのうたを放った後は交代して逃げ続ければ勝てるからな。ロトムウマ、お前らの動きは()()()()()()()()()になるからな。という訳でボツ。ピカネキに関しては前回カナズミで活躍した事とレベルが足りていないって点があるからそれでだめだ。黒尾は純粋にまだロコンのままだから無理って話だな―――」

 

 なので、と言葉を置く。

 

「確定枠から話を出すか。こっちが出せるのは三体までだ。数が少ない試合だとアタッカーの質と数が重要になってくる。今回は―――やれるな、スティング?」

 

『ヴヴヴ―――』

 

 戦意に満ちた羽音がボールの中から聞こえてきた。カナズミジム、ツツジ戦では起用してあげる事はツクヨミがいたために出来なかった。さすがにツクヨミを繰り出して蹂躙しても実力ではなくツクヨミの強さを証明しているだけにしかならない。当たり前の話として、火力を稼ぐためにもスティングの存在は必須となってくる。ここはナタクでもいいのだが、いい感じに今のスティングは戦意に殺意が乗っている―――普段以上の実力を発揮できそうだ。

 

「そんでサイクルを回す為にも必然的に回転役が必要なんだが……今回はこれをミクマリに任せよう。連中がドラポケのエキスパート一族ってなら間違いなくメルトを出した所で狩られそうな予感がするしな。耐久力は劣るけどアクアリングとバトンで長持ちする」

 

『あら、また私のアピールチャンスね? 期待には応えるわ。そう、美しく……!』

 

 そして最後の一人、一体、一匹。その選出は、

 

「先発―――ダビデで。お前の様な奴がああいう連中の天敵になる。しっかり起点を作って貰うぞ?」

 

『ちゅる!』

 

 これが今回、バトルに使うポケモンになる。相手の使ってくるポケモンは予想がつかない為、メタを準備する事は出来ない―――だとすれば人間性等から戦術や流れの予測をするしかない。その上での選出がこの三体になる。その内虫ポケモンが二、という面白い状況になっている。決して意図したものではないが、もしドラゴンを使われたとして、それを虫ポケモンで蹂躙したらさぞや楽しいだろう。

 

 今回の役割ともちものを纏める。

 

先発:ダビデ……きあいのたすき

廻し:ミクマリ……たべのこし

アタッカー:スティング……メガストーン

 

「ま、こんなところだろう。怖いのは相手がこんな状況で三人全員レドカ装備でぶっ飛ばしながらきあパンでも叩き込んでくる事だけど流石にそんなクソゲーをこういう状況で持ち出してくるような畜生ではない事を祈る」

 

「もしされたら?」

 

「リアルファイト開始」

 

 コートの内側から黒光りする鉄の塊を笑顔と共にナチュラルにチラ見せをすると、苦笑いが返ってくる。が、そこで笑いを止めると真面目な表情を浮かべてきた。ナチュラルの浮かべる気配からある程度の感じは察することが出来る。

 

「どうした」

 

 その言葉に一瞬だけ言葉を詰まらせてから、ナチュラルが口を開いた。

 

「この試合……僕も手を貸すよ」

 

「―――」

 

 驚いた。純粋に驚いた。ナチュラルが自分からする必要もないバトルに首を出す、と言ったのだ。ポケモンを、トモダチを無意味に傷つけるのはいやだと言ったこの少年が。理解はあるが、それでもまだまだ此方側に踏み込んでくるとは思えない。だから言葉の先を無言で待つ。数秒間、沈黙をナチュラルは維持し、それから言葉を絞り出す。

 

「僕は……まだ、トモダチ達を戦わせるのは好きじゃない。だけどそれでしか理解できないし、伝わらない事もあるというのは解った。だから完全な否定は止めたんだ。そして……なんだろうね、僕自身が指示を出して戦うのはまだいやだけどさ、ほら……君は、頑張っているじゃないか。凄い必死になって」

 

 ナチュラルは此方を指差しながらそう言った。

 

「純粋な善意とは言わないけど、知り合いが頑張っているのを見て何もせずにいるのは……少し、卑怯だと思っただけ。君の行動には正義がある。無駄に眠っているグラードンとカイオーガを起こす必要はないし、あのウインディみたいなトモダチを増やす必要もない……まぁ、それだけだよ」

 

 帽子を深く被ると恥ずかしそうにナチュラルが視線を外して。言っていて途中で少しだけ羞恥を覚えてしまったのだろうか。恥ずかしく感じるのはまだまだ青い証拠だ。右手で頭を叩くように撫でると、軽く笑い声を零す。

 

「そんじゃ、かっこよく勝ってホウエン地方を救うための小さな一歩を踏み出すとするか、な?」

 

「……うん、そうだね」

 

 チャンピオンに最強のサポートが付いたのだ―――負けるわけがない。

 

 

 

 

 場所は移し切り開かれた岩場。フィールドとして整えられているのか大地のデコボコは少なく、歩きやすくなっている。ただ明確なフィールドのラインなどは存在せず、完全に野生のポケモンと戦う時と同じ、境界線のない環境となっている。こういうフィールドにルールはない。純粋な発想とセンスの勝負になってくる。あとは―――経験だ。

 

 反対側へと視線を向ければ三人の男が見える。無論、今回の対戦相手であり、そしてガリョウテンセイの習得に反対を申し出る流星の民の代表だ。彼らが役割を重視する気持ちはわからなくもない。親から子へ、そうやって継承されたものには誇りがあるのだ。自分だってボスから貰ったこの帽子をみっともなくなくさないようにかぶり続けている。だけどそれが原因で泥沼に沈んで行くのなら、いっそその重荷を奪った方が賢明だ。

 

 後ろへと軽く視線を向ければそこにはナチュラルが両手をポケットに入れて立っているのが見える。直接ポケモンに指示を出すわけでもなく、少し離れた後方からサポートするためにナチュラルはそこに立っている。正直、ありがたい―――異能やカリスマ性は自分が絶対に埋められない部分だ。一時的にだがそれをナチュラルが埋めてくれるというのであれば、これ以上の事はない。

 

 さて、と声を零す。

 

「此方の準備は完了している―――そっちはどうだ」

 

「無論、いつでも構わない」

 

「貴様の実力を見せてもらおうか」

 

 長老が審判として少し高い位置から見下ろすように岩の上に座っている。試合開始の合図を繰り出す為に手に握ったパイプを高く掲げる。その動作に合わせ、口を開く。

 

「実力を見せてもらおう……? 何を言ってんだ」

 

 試合開始の声と共にパイプが下へと振るわれる。それに合わせる様に腰から素早くボールを抜き、センタースイッチを押しながらボールを振るう。赤い光と共にその中に収納されていたポケモンが―――ダビデの姿が出現する。

 

「―――俺がお前らが生き残れるかどうかを試すんだよ」

 

「く、……あくまでも見下すかッ!」

 

 言葉と共に三匹のポケモンがフィールドの中へと流星の民達の手によって放たれた。放たれ、投げ込まれたのはすべて原生種の姿のポケモン、ヤドラン、ヤミラミ、そしてクチートだった。その三体全てに共通して言える事は一つだ。

 

「その余裕が何時まで持つか―――メガシンカ!」

 

 キーストーンとメガストーンが反応し、三匹のポケモンが姿を変える。光に包まれ、殻を砕き割る様にメガヤドラン、メガヤミラミ、そしてメガクチートが場に降臨する。メガ化、それはポケモンの限界突破の手段。ここで使ってくるのは非常に予想外ではあるが―――やる事に変わりはない。相手が声を出して指示を繰り出す前に割り込むように指示を叩き込む。

 

 それが発生する前から既にフィールドをその小さい体でダビデは高速で移動していた。大地を這い、滑る様に移動しながらエレキネットをフィールドにワイヤートラップの様に貼り付ける。その動きに反応して何よりも早く動くのはメガヤドランだった。

 

 メガヤドランがあくびを漏らし、ダビデに眠気を誘う。だがエレキネットが場に出た時点で既に仕事は完了している。メガヤミラミのマジックコートもフィールドへとばら撒かれたものには反応できない―――アレは直接自身に対して発生した技を反射するものだ。

 

 故に次の二体が動く前にダビデを素早くボールの中へと戻しながら、

 

「繋げろミクマリッ!」

 

「さぁて、優雅にバトルを進めようかしら」

 

 ミロカロス亜人種―――ミクマリがフィールドへと出現する。フィールドにミクマリが出現するのと同時にあまごいによって雨が発生し始める。乾いた大地が水を得て少しずつ浸水し始めるのと同時に、エレキネットに水が触れ、その周囲でスパークが始める。

 

 敵も味方も関係なくエレキネットとそれに反応する水が電流を流す。

 

 メガヤドラン、メガヤミラミ、メガクチートの動きが一瞬だけ止まる。その間に雨水を束ねてアクアリングをミクマリが形成し、たべのこしとアクアリングで電流のダメージを即座に回復させる。更にそこから天候のバトン効果が発動する。ミクマリがボールの中へと雨の中を踊る様に去って行き、バトンをダビデへとつなげる。水上を滑る様に射出されたダビデは水中に流れる電気を吸い上げ、その状態をじゅうでん状態へと変化させる。

 

「どうした、動きが鈍いぞ。その程度か」

 

「腹立たしいが……強い!」

 

 ダビデの電撃が浸水した大地を伝い全体へとじゅうでんされた状態で放たれる。それに対して前に出たのがメガヤドランであり、電撃をその体で受け止めながらサイコキネシスを発動させ、拡散する電流と足元の水を一気に吹き飛ばす。そうやって生まれた道を疾走する様にメガクチートが一気に前へと出る。

 

「シャドーボール!」

 

「たえろ!」

 

 足止めの為のシャドーボールがメガヤミラミから放たれる。それをあえて当たらせ、きあいのタスキで食いしばらせる。直後、やってきたメガクチートによるストーンエッジを悠々と回避させる。おそらくシャドーボールを回避した所でストーンエッジをぶち込む予定だったのだろう。きあいのタスキと言っても限界はある。道具効果を上回る威力をぶち込めば―――一撃だ。或いはかたやぶりの様な突破能力があるのかもしれない。

 

 そう考えながらも水に流されて戻ってくるダビデをボールの中へと戻し、アクアリングを引き継いでミクマリが水を爆発させながら派手に登場する。即座にメガクチートが踏み込む。メガヤミラミから放たれたおにびがミクマリに突き刺さってやけどを負うのと同時、サイコキネシスがその体を拘束し、そしてストーンエッジが体に叩き付けられた。

 

「んもぅ、優雅じゃないわねぇ。もっと心にゆとりを持たないと駄目よ?」

 

 雨が激化する。更に視界が悪化し、足元の水流が激しく、そしてエレキネットの浸水がひどくなる。感電の量が増え、ミクマリもメガポケモンも関係なく電流が暴れる。その場にいる全員の体力をすべて平等に削り、アクアリングとたべのこしで回復しながらやけどによって体力を削られる。

 

 ―――加速した水流に乗ってミクマリが帰還し、バトンがダビデへと繋げられる。

 

「クソ、まともにダメージを通せないぞ!」

 

「着実に削ってはいる、持久戦でしかない。相手の方が消耗は早い」

 

「それはどうかな?」

 

 笑みを隠す事もなく見せながらダビデが再び放たれる。登場と同時に電流を吸収してじゅうでんしながら、新しくでんじはが放たれる。それを受けたメガクチートが麻痺し、その動きが鈍くなる。だがそれで動きの鈍ったダビデを狙う様にシャドーボール、時間差で避けた所を狙う様にれいとうビームが放たれる。

 

「だけど―――君はこんなところで倒れる運命じゃない」

 

 ナチュラルの声が豪雨の中、ポケモンの攻撃の爆音を無視して綺麗に響いた。未来を見るナチュラルの異能がダビデに伝播し、一秒先の己の瀕死を察知し、生存本能と経験を練り上げて死地から飛び出すように回避を成功させる。それと同時にれいとうビームを放って刹那の硬直に入ったメガヤドランにダビデのいえきが吐き出される。そのとくせいが削除される。

 

 いえきを吐き出し着地したダビデを狩る様に麻痺し、一手遅れるメガクチートが接近し、うしろの大顎でダビデを殴り飛ばした。既にタスキが発動している為、ダビデが耐えられるはずもなく、一瞬で瀕死状態となった。

 

「お疲れ様ダビデ。いい仕事だった―――さ、仕上げだミクマリ!」

 

「エースをきっちりセットアップさせるのも名アシスタントの仕事ね」

 

 ミクマリが場に出現し、あまごいの発動が三度目に入る。更に激化した大雨はもはや嵐と表現しても差し支えない規模となっており、自分の様に大岩の上に避難しなければ逃げ切れない水が股の処まで上がってきている。それは大いにフィールドに出ているポケモン達の動きを制限している。その中でミクマリがどくどくを発動させ、激化している水流に毒を流し込む。

 

 必然的に水に浸かっている三体のポケモンに静かに毒が流れ込み―――仕込みは完了した。

 

 直後、やってくる三体のポケモンによる一斉攻撃を避ける事も耐える事もせず、完全に役割を果たしたミクマリはそのまま静かに瀕死になり、ボールの中へと戻った。

 

「あと一体……!」

 

 お疲れ様、とミクマリの入ったボールへと告げて、それをボールベルトに戻しながら最後のボールを手に取る。

 

「これで勝ちだがこれは―――」

 

 スティングの入ったボールを手に取る。既にボールの中からは仇を取らせろと、殺意を磨き上げている気配があった。故にそれを掌の上に、正面に掲げる様に出した。

 

「存分に蹂躙しろ、スティング」

 

 言葉と共にモンスターボールが弾ける様に開いた。飛び出したスティングに瀕死となったミクマリとダビデの怨念を刃として背負った。そして仲間が倒されたことに対するその殺意で極限まで刃を磨き上げた。メガストーンとキーストーンが反応し、その体を光と殻に包み込んでから叩き割り、メガシンカを果たす。メガスピアーに変化したスティングの瞳が怨敵を確実に葬る為に逃げ場のないロックオンを果たす。

 

「さあ―――ダメ押しだ! 君になら出来るよ!」

 

 ナチュラルの言葉が響く。極限までとがれた殺意の刃がナチュラルの異能に呼応して事実を捻じ曲げ、復讐を果たす為にあらゆる制約を無視し優先度を奪う。ダビデの無念を晴らす刃を殺意と共に豪雨を突き抜け、反応も防御も許す事無く一瞬でメガヤドランの体へとどめばりを刺し、そして穿つ。

 

ぶ ち 殺 す(きゅうしょにあたった)

 

 殺意の刃が一撃でメガヤドランを瀕死に追い込み、果たした復讐にダビデの無念が晴れ、そしてとどめばりによって殺意のボルテージが上昇して行く。ミクマリの無念を背負った刃で再び高速のとどめばりをメガヤミラミへと突き刺す。それに反応しようとメガヤミラミが動きを作るが、それを封殺する様にスティングの刃が迫る。

 

黙 っ て 死 ね(きゅうしょにあたった)

 

 仲間の無念を晴らす事に成功し、二枚目の刃が消えるが、とどめばりにより殺意のボルテージが最高潮へと上がる。燃え上がる復讐心に任せて必殺をその手の刃に乗せて、復讐の完遂をスティングが誓った。水流と毒と麻痺とエレキネットによってとらわれたメガクチートはほかの二匹同様に、反応する事は不可能だった。

 

復 讐 完 了(きゅうしょにあてる)

 

 メガクチートが水流の中に沈んで行く。復讐を果たしたスティングから殺意が霧散し、しばらくバトルに参加できなかった為のストレスを完全に発散させたのか、物凄いすっきりした表情を浮かべながら横まで飛行して飛んでくる。まだ豪雨は続いている。その中で呆然とし、項垂れている流星の民の男達へと視線を向けた。

 

「これで解っただろ―――お前らじゃ力不足だ。俺でさえ力不足となるかもしれない状況で他の雑魚を連れて行く余裕はない。お前らはここで平和を謳歌してろ。俺がガリョウテンセイを持ってすべて解決するからな」

 

「……ッ」

 

 その発言に返ってくる言葉はない。敗北者に語れる言葉がない事を彼らは良く理解している。だからこれで終わりだ。ガリョウテンセイを貰ってここを去ろう。そう思った時、

 

「―――まだ終わっていません」

 

 女の声が響いた。

 

 長老の方へと視線を向ければその横に新たな人影の姿があった。白髪の女―――いつも料理を持ってきてくれている女性の姿だ。彼女はまだだ、と言った。

 

「ガリョウテンセイを欲しいというのならば、あと一人納得させなくてはなりません」

 

 それは、

 

「―――私を、今代の伝承者()()()を納得させてください。ポケモンバトルで」

 

 モンスターボールを片手に握る彼女は―――死人の名を名乗って立ちはだかった。




 というわけでシガナちゃん登場。公式で一切の情報がないので好き勝手遊べる便利なキャラやでぇ……。そして今回はしばらく出番のなかったスティングさんブチギレ回。みんなも復讐には気を付けよう。

選手解説(読者も作者も忘れてるから)
ダビデ 
 小さい。萌えキャラ。ややペット感覚。基本的に起点作りが仕事で動きの疎外や体力をチビチビけずりタスキ殺しの名人。役割的にミクマリとの選出回数が多い。

ミクマリ 
 自分から売り込んできた奇特なミロカロス亜人種。テレビで天候パを見た所”活躍するならここ”と思い至って突撃、今に至る。攻撃力は捨ててひたすら耐える、そして受け渡す。性能がウザイ。

スティングさん おまえ を ぶちころす。しぬ まで ぶちころす。はよ しねや おら。ぼす や おにきす と しゅっしんち が いっしょ。あいしょう は さいこう くらす。いつも さつい で みちている。

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