テイルズオブラブライブ~みんなで叶えるRPG~   作:なべ@1987

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【第10章】~忘れられた村~

ワンダラ山を越え、再びプランタン共和国に足を踏み入れた一行

 

そして遂に昔ラブアロがあったと言われている地にたどり着いたのだが・・・

 

リン「なんかボロボロの家ばかりで・・・」

 

ハナ「人が住んでる気配はないね・・・」

 

ノゾ「ここ最近何かが起きたって荒れ方じゃないような気がするなあ」

 

ホノ「・・・住んでる人がいるか探してみよう」

 

道路も建物も、全てが荒れ放題で、ここに人が住んでいるとはとても考えられない状況だった

 

しかし、村の奥の方、海側へ進むと集落のようなものを見つけた

 

ホノ「あれは・・・もしかしたら誰かいるかも?」

 

ウミ「行ってみましょう!」

 

>

 

集落に近づくと、気配を感じたのか家の中から人が出てきた

 

??「あなたたちは?」

 

??「どこから来たのかしら」

 

エリ「私たちはこの辺にあると思われる封印を探しにきたの。最近光が降ってきたりしてないかしら?」

 

??「そういえば以前そんな事があったね。何も起きてないからすっかり忘れてたけど」

 

ホノ「あなたたちはずっとここに住んでるの?」

 

??「生まれた時からね。何もないけど、平和でのどかで、決して悪いところじゃないよ」

 

マキ「村の入り口はずいぶん荒廃していたのだけれど」

 

??「ここは昔から災害に悩まされていたらしくて、最近はほとんどないんだけどね」

 

??「あそこの建物に、昔の資料がたくさん残ってるから見たければどうぞ」

 

??「この村の歴史、500年前にこの世界・シルヴァランティスを襲った災厄、色々な書物があるわ」

 

>

 

ウミ「500年前の災厄・・・これは確認しないといけませんね」

 

ニコ「何か重要な手がかりがあるはずよ」

 

ハナ「あ、ところで・・・封印みたいなものはこの辺にありますか・・・?」

 

??「封印?祭壇は海沿いにある洞窟の中にあるわよ。そんなに深くはなかったはず」

 

ホノ「ありがとう!場所も分かったし、今は被害もないみたいだからまずは書物を見に行こうか?」

 

コト「そうだね。最後の封印だし先に情報を得ておくのが良いかも!」

 

リン「リンは本読むの苦手だからみんな頑張ってね!」

 

ヒデ「あ、忘れてたけど私はヒデコ、向こうの二人はフミコとミカって言うの」

 

ホノ「ヒデコちゃん、フミコちゃん、ミカちゃん、ありがとう!」

 

>

 

書物庫に入った一同は早速参考になりそうな本を読み漁る

 

「西暦1500年ごろ、突如9体の魔物が現れ、世界を襲った

 

その時立ち上がった9人の英雄。災厄に混乱する世界を救うために

 

魔物との死闘を繰り広げる。しかし強力な魔物を倒すのは容易ではなく

 

弱らせたところを封印するのが精一杯だった。それも自らの命と引き換えに

 

そして災厄から世界を救った9人の英雄は永遠の眠りについた

 

時は過ぎて、英雄らの事は忘れ去られ、この世界は再び繁栄を遂げる」

 

 

>

 

「それでも魔物の影響は凄まじく、ラブアロの村はその後100年ほどの間

 

災害に悩まれる事になる。絶えかねた住人たちは移住を決断する

 

そしてリリホワ王国に編入。しかし一部の人間は移住を拒否し留まる事を決意する

 

そして出来たのがこの村である。住人たちはこの村を「栄光」と言う意味の「モブ」と名づけた

 

その後も災害に悩まされながらも細々と暮らしてきた。いつしか災害の頻度は弱まり、今は

 

世界地図に載らない、忘れられた村となっている」

 

>

 

ホノ「ただの昔話かと思ってた・・・」

 

ウミ「そうですね。私も御伽噺の類かと思っていたのですが・・・まさか現実にあったとは」

 

ハナ「命と引き換えに世界を救ったのに忘れられるなんて・・・かわいそう・・・」

 

リン「でも私たちはなんとか倒せたよね?」

 

マキ「やっぱり封印から解放されて時間が経ってなかったからと思うわ」

 

ノゾ「時間が経つほど強くなってたんやろ?だからウチの町の魔物は強かった」

 

エリ「私たちが少しでも魔物を倒すのが遅れていたら、また命を賭して封印をしなければいけなかったのかしら・・・」

 

ニコ「・・・もう過ぎたことよ。魔物は残り1体。もう情報は十分入手したし、行きましょ」

 

ホノ「そうだね。みんな、心して行くよ!」

 

>

 

ヒデコたちの言ったとおり、洞窟の中は狭く、すぐに最深部にたどり着いた

 

そして既にそこには魔物が待ち構えていた

 

ホノ「さあ、これが最後だよ!みんな、頑張ろう!」

 

ノゾ「よし来た!魂をも凍らす魔狼の咆哮、響き渡れ!ブラッディハウリング!」

 

エリ「切り刻め、風の如く!風塵!封縛殺!!」

 

ホノ「炎よ集え!魔王炎撃波!!」

 

ウミ「完全に怯んでいます!この調子で行きましょう!」

 

リン「・・・ってかもう倒しちゃったけど・・・」

 

マキ「あっけなかったわね・・・」

 

>

 

ホノ「さあ、最後は私が封印をするよ」

 

ニコ「長かったけど、これで世界に平穏が訪れるのね・・・」

 

マキ「この旅が終わったら、ニコちゃんのパパのお墓参りに行くわ」

 

ノゾ「ウチは町の復興を手伝わんとね」

 

ホノ「・・・あれ?封印はしたはずなのにいつもの紋章が現れないね・・・」

 

全員が首をかしげていると、急に大きな地震が襲う

 

ウミ「みんな、姿勢を低く保って下さい!・・・一体、何が・・・?」

 

??「ふふふ・・・」

 

??「あははははは」

 

ウミ「・・・コ、コトリ?」

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