テイルズオブラブライブ~みんなで叶えるRPG~ 作:なべ@1987
ホノ「コ、コトリちゃん・・・?どうしたの・・・?」
コト「みんな、ご苦労様。おかげで魔王の復活が叶ったよ♪」
ハナ「え?え?どういうこと・・・?」
エリ「コトリ!?一体何だっていうの?」
コト「ほーんと、節穴だらけで笑えるね」
コト「ハ・ラ・ショーで封印した時に出た紋章の言葉、覚えてる?」
リン「『封印はその者の純粋な力のみで行え。決して他の物を入れてはならない』だったっけ?」
コト「リンちゃん良く出来ました。そう、私は今までずっと皆が封印する瞬間に魔力を注いでいたの
古の魔力「良きに計らえ(コトリノオヤツ)」をね♪」
>
コト「この魔力を注入するとね、魔物は一旦封印されるけど、魔物の力が増幅して
魔王復活の生贄に出来るんだ♪」
ニコ「あんたさっきから何言ってるのよ!コトリはどこに行ったの!?あんたは誰!?」
コト「怒らないでよニコちゃん♪私は正真正銘コトリだよ~。この世界を滅亡させる使命を
仰せつかった、破滅の使者なの」
ノゾ「この村に入る前、タロットの占いで出た不吉な予感はこれだったんやね」
ホノ「嘘、でしょ?コトリちゃん・・・誰かに操られてるの?」
コト「さあ、これで準備は整ったよ。後は邪魔者を排除するだけ♪」
ウミ「戦うしかありませんか・・・」
ホノ「そんな!コトリちゃんだよ!?ずっと一緒に旅をしてきた仲間だよ!?」
>
マキ「彼女はもうコトリじゃないわ。倒さないと世界が滅亡するのよ?」
ホノ「でもでも!戦うなんて、出来ないよ!どうしてっ!?」
コト「やっぱりホノカちゃんは優しいね♪そんなホノカちゃんが好きで好きで・・・大嫌いだったの♪」
ホノカに襲い掛かるコトリ
ホノ「きゃああっ!コ、コトリちゃん・・・何で・・・」
コト「そうそう。実はね、ホノカちゃんとウミちゃんの記憶は私が改変しちゃったの♪今戻してあげるね」
一瞬の頭痛と共に二人の脳内に記憶が蘇る
ホノ「あ・・・そうだ・・・いつもずっと一緒にいた・・・」
ウミ「今はっきりと思い出しました・・・いつも三人で遊んでいました・・・」
>
コト「いくら時間が経っても、あんなに仲良くしてたんだよ?普通忘れるわけないよね?
だから、コトリが力に目覚めた数年前にちょっと悪戯しちゃったの♪だって酷いじゃない?
二人はとても仲良しで、私はいつも仲間外れみたいで・・・だから二人の記憶から私の存在を消したの。
ホノカちゃんは少し残ってたみたいだけど」
ウミ「そんな事ありません!私もホノカもコトリの事は大切な友達でした!今までも、これからも!」
コト「オトノキの皆の所為でお母さんはおかしくなった。だから復讐を誓ったの」
コト「こんな世界、全部壊しちゃえって♪」
エリ「ホノカ!みんな、やるしかないわ!私たちの命も、世界も守らないと!」
コト「うふふ。そうこなくっちゃ♪流石に8人を同時に相手にするのはちょーっと
大変だから~・・・いきなり本気で戦ってあげる♪」
コト『博愛の名の下に、その力を示せ。我が名は≪暗黒の堕天使(ブラック・ルシフェル)≫』
>
コト「さあ、手加減なんてしないからね♪死んじゃったらごめんね~」
ニコ「相手がコトリだからと言って、躊躇してたらこっちがやられるわよ!」
ハナ「でも、でもぉ・・・!」
リン「本気で戦うなんて無理だよ・・・!」
コト「そんな事言ってたら~・・・ホントに死んじゃうよ?」
コト「黒雲招来、雷神咆哮!バニッシュヴォルト!」
一同「きゃあああああああ!!!」
ホノ「コトリちゃん・・・どうして・・・!」
マキ「ホノカ!いつまでそうしてるのよ!」
ニコ「気持ちは分かるけど、このままだとみんな死ぬわよ!」
>
ホノ「どうして・・・!?どうしてみんな戦えるの・・・?」
ノゾ「あの状態じゃ、ホノカちゃん抜きで戦うしかないやん!」
ウミ「せめて、せめて意識を奪うだけでも・・・!穿て!蒼穹の十二連!」
マキ「水蛇刀、清潤、無限刀!・・・そっちに行ったわよ!」
ノゾ「歪められし扉、今開かれん、ネガティブゲイト!」
コト「みんな、強くなったねえ♪でもそろそろ終わりにしようか?」
エリ「みんな気をつけて!強力な術が来るわ!」
ホノ「もう・・・もうやめてよ・・・みんな!」
コト「天光満つるところに我はあり、黄泉の門開くところに汝あり、出でよ神の雷」
コト「これで終ーわり♪インディグネイション!!!」
>
とてつもない雷撃が全員を襲う
コト「あ、ちょっと本気出しすぎちゃった♪ごめんねぇ~」
全員既に意識が遠のいているようだ
コト「さてと・・・トドメは順番に刺そうかな?」
ノゾ「ぐっ・・・アカン・・・体が動かない・・・」
ニコ「はは・・・一瞬走馬灯が見えたわ・・・」
コト「二人が一番元気そうだね~じゃあまずはニコちゃんから♪」
その瞬間、コトリが謎の頭痛に苦しみだす
コト「・・・ぐっ・・・頭が・・・どうして・・・?」
コト「・・・分かったわよ・・・一旦戻るわ・・・」
マキ「な、何が起きたの・・・?」
>
コト「と言うわけだから、ここは見逃してあげる♪続きはまた今度ね!」
ウミ「ま、待ちなさい・・・!どこに行く気ですか・・・っ!」
コト「私には帰る場所があるの♪さあ、扉を開きなさい!」
コトリがそう唱えると、9つの封印から強烈な黒い光が放たれ、世界の中心部に集まった
すると、とてつもない地響きと共に、海から巨大な島のようなものが現れた
ハナ「な、何・・・あれ・・・?」
コト「さあ、遂に長年の夢だった魔王復活への一歩だよ♪その名も「デリス・サンライズ」」
コト「そして、目覚める古の魔王、「アライズ」の居城」
リン「アラ・・・イズ?」
コト「名残惜しいけどお~、また会えるかな?君たちが無事にたどり着ければね♪」
>
するとコトリは背中に生えた大きな羽根を羽ばたかせ、飛び去って行ってしまった
ヒデ「何か凄い音がしたけど・・・どうしたの、ってみんな大丈夫!?」
フミ「早く手当てしないと!」
ミカ「人を呼んでくる!」
村の人たちが協力して、8人の手当てを行う
気を失った8人は半日ほど経って、やっと意識を取り戻したものの
それはまさに悪夢のような出来事だった
ウミ「ホノカ・・・大丈夫ですか・・・?」
ホノ「・・・大丈夫そうに見える?」
ホノ「みんな、ヒドいよ。コトリちゃんだよ?どうしてあんなこと・・・」
ニコ「あんたねえ、いい加減にしなさいよ!殺されるところだったのよ!
>
マキ「それどころか世界の危機よ。このままだと」
ホノ「・・・もう、そんなのどうだっていいよ。私疲れちゃったし別に世界がどうなろう」
そう言い終わる前に、ウミはホノカの頬を殴る
ウミ「あなたは・・・あなたは最低です!」
ハナ「ウ、ウミちゃん・・・落ち着いて・・・」
ウミ「気持ちは分かります。ですが、世界の危機です。みんなの家族や友人、そしてここにいる仲間。
全員失って良いのですか?辛いのはあなただけじゃないんです!私も胸が張り裂けそうなんです!」
ウミ「でも・・・でもっ!やらなければならないんです!このままでは・・・!」
ノゾ「ウミちゃんの言うとおりやん?それにもしかしたらただ操られてるだけかもしれないし」
リン「上手くいけば助けられるかも!まずはもう一度会って、真相を確かめないとだね。でも今の私たちじゃあ・・・」
>
マキ「まあ返り討ちに合うのが目に見えてるわね」
エリ「はっきり言うわね。でもその通りよ。さて、どうしたものかしら・・・」
ミカ「あの~・・・お取り込み中申し訳ないんだけど・・・」
ヒデ「さっきみんなを助けた時、祭壇に文字が映っていたんだけど」
ウミ「どんな文字でしたか?」
フミ「『どうしても乗り越えられない試練が訪れた時、世界に3つある我々が眠る封印を尋ねよ』だったかな?」
ハナ「3つの・・・封印?どこにあるんだろう・・・」
ミカ「その後ね、世界地図みたいなのも浮き上がったの。今と少し地形は変わってたけど
プランタン共和国にある「ブルベリ大森林」、リリホワ王国にある「ビネツカラ古仙洞」
あとはビビ帝国にある「オトメシキ石英林」だと思うよ」
ウミ「ありがとうございます。もしかしたらそこで何か解決策が見つかるかもしれません。行きましょう」
ニコ「まずはプランタン共和国にあるブルベリ大森林かしらね」
ホノ「・・・」
ノゾ「辛いかもしれんけど、今は動くしかないと思うんよ」
リン「よ、よし!みんな、が、頑張りますわよ!」
ハナ「リ、リンちゃん!落ち着いて・・・」