テイルズオブラブライブ~みんなで叶えるRPG~   作:なべ@1987

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【第11章】~悪夢の始まり~

ホノ「コ、コトリちゃん・・・?どうしたの・・・?」

 

コト「みんな、ご苦労様。おかげで魔王の復活が叶ったよ♪」

 

ハナ「え?え?どういうこと・・・?」

 

エリ「コトリ!?一体何だっていうの?」

 

コト「ほーんと、節穴だらけで笑えるね」

 

コト「ハ・ラ・ショーで封印した時に出た紋章の言葉、覚えてる?」

 

リン「『封印はその者の純粋な力のみで行え。決して他の物を入れてはならない』だったっけ?」

 

コト「リンちゃん良く出来ました。そう、私は今までずっと皆が封印する瞬間に魔力を注いでいたの

 

古の魔力「良きに計らえ(コトリノオヤツ)」をね♪」

 

 

コト「この魔力を注入するとね、魔物は一旦封印されるけど、魔物の力が増幅して

 

魔王復活の生贄に出来るんだ♪」

 

ニコ「あんたさっきから何言ってるのよ!コトリはどこに行ったの!?あんたは誰!?」

 

コト「怒らないでよニコちゃん♪私は正真正銘コトリだよ~。この世界を滅亡させる使命を

 

仰せつかった、破滅の使者なの」

 

ノゾ「この村に入る前、タロットの占いで出た不吉な予感はこれだったんやね」

 

ホノ「嘘、でしょ?コトリちゃん・・・誰かに操られてるの?」

 

コト「さあ、これで準備は整ったよ。後は邪魔者を排除するだけ♪」

 

ウミ「戦うしかありませんか・・・」

 

ホノ「そんな!コトリちゃんだよ!?ずっと一緒に旅をしてきた仲間だよ!?」

 

 

マキ「彼女はもうコトリじゃないわ。倒さないと世界が滅亡するのよ?」

 

ホノ「でもでも!戦うなんて、出来ないよ!どうしてっ!?」

 

コト「やっぱりホノカちゃんは優しいね♪そんなホノカちゃんが好きで好きで・・・大嫌いだったの♪」

 

ホノカに襲い掛かるコトリ

 

ホノ「きゃああっ!コ、コトリちゃん・・・何で・・・」

 

コト「そうそう。実はね、ホノカちゃんとウミちゃんの記憶は私が改変しちゃったの♪今戻してあげるね」

 

一瞬の頭痛と共に二人の脳内に記憶が蘇る

 

ホノ「あ・・・そうだ・・・いつもずっと一緒にいた・・・」

 

ウミ「今はっきりと思い出しました・・・いつも三人で遊んでいました・・・」

 

 

コト「いくら時間が経っても、あんなに仲良くしてたんだよ?普通忘れるわけないよね?

 

だから、コトリが力に目覚めた数年前にちょっと悪戯しちゃったの♪だって酷いじゃない?

 

二人はとても仲良しで、私はいつも仲間外れみたいで・・・だから二人の記憶から私の存在を消したの。

 

ホノカちゃんは少し残ってたみたいだけど」

 

ウミ「そんな事ありません!私もホノカもコトリの事は大切な友達でした!今までも、これからも!」

 

コト「オトノキの皆の所為でお母さんはおかしくなった。だから復讐を誓ったの」

 

コト「こんな世界、全部壊しちゃえって♪」

 

エリ「ホノカ!みんな、やるしかないわ!私たちの命も、世界も守らないと!」

 

コト「うふふ。そうこなくっちゃ♪流石に8人を同時に相手にするのはちょーっと

 

大変だから~・・・いきなり本気で戦ってあげる♪」

 

コト『博愛の名の下に、その力を示せ。我が名は≪暗黒の堕天使(ブラック・ルシフェル)≫』

 

 

コト「さあ、手加減なんてしないからね♪死んじゃったらごめんね~」

 

ニコ「相手がコトリだからと言って、躊躇してたらこっちがやられるわよ!」

 

ハナ「でも、でもぉ・・・!」

 

リン「本気で戦うなんて無理だよ・・・!」

 

コト「そんな事言ってたら~・・・ホントに死んじゃうよ?」

 

コト「黒雲招来、雷神咆哮!バニッシュヴォルト!」

 

一同「きゃあああああああ!!!」

 

ホノ「コトリちゃん・・・どうして・・・!」

 

マキ「ホノカ!いつまでそうしてるのよ!」

 

ニコ「気持ちは分かるけど、このままだとみんな死ぬわよ!」

 

 

ホノ「どうして・・・!?どうしてみんな戦えるの・・・?」

 

ノゾ「あの状態じゃ、ホノカちゃん抜きで戦うしかないやん!」

 

ウミ「せめて、せめて意識を奪うだけでも・・・!穿て!蒼穹の十二連!」

 

マキ「水蛇刀、清潤、無限刀!・・・そっちに行ったわよ!」

 

ノゾ「歪められし扉、今開かれん、ネガティブゲイト!」

 

コト「みんな、強くなったねえ♪でもそろそろ終わりにしようか?」

 

エリ「みんな気をつけて!強力な術が来るわ!」

 

ホノ「もう・・・もうやめてよ・・・みんな!」

 

コト「天光満つるところに我はあり、黄泉の門開くところに汝あり、出でよ神の雷」

 

コト「これで終ーわり♪インディグネイション!!!」

 

 

とてつもない雷撃が全員を襲う

 

コト「あ、ちょっと本気出しすぎちゃった♪ごめんねぇ~」

 

全員既に意識が遠のいているようだ

 

コト「さてと・・・トドメは順番に刺そうかな?」

 

ノゾ「ぐっ・・・アカン・・・体が動かない・・・」

 

ニコ「はは・・・一瞬走馬灯が見えたわ・・・」

 

コト「二人が一番元気そうだね~じゃあまずはニコちゃんから♪」

 

その瞬間、コトリが謎の頭痛に苦しみだす

 

コト「・・・ぐっ・・・頭が・・・どうして・・・?」

 

コト「・・・分かったわよ・・・一旦戻るわ・・・」

 

マキ「な、何が起きたの・・・?」

 

 

コト「と言うわけだから、ここは見逃してあげる♪続きはまた今度ね!」

 

ウミ「ま、待ちなさい・・・!どこに行く気ですか・・・っ!」

 

コト「私には帰る場所があるの♪さあ、扉を開きなさい!」

 

コトリがそう唱えると、9つの封印から強烈な黒い光が放たれ、世界の中心部に集まった

 

すると、とてつもない地響きと共に、海から巨大な島のようなものが現れた

 

ハナ「な、何・・・あれ・・・?」

 

コト「さあ、遂に長年の夢だった魔王復活への一歩だよ♪その名も「デリス・サンライズ」」

 

コト「そして、目覚める古の魔王、「アライズ」の居城」

 

リン「アラ・・・イズ?」

 

コト「名残惜しいけどお~、また会えるかな?君たちが無事にたどり着ければね♪」

 

 

するとコトリは背中に生えた大きな羽根を羽ばたかせ、飛び去って行ってしまった

 

ヒデ「何か凄い音がしたけど・・・どうしたの、ってみんな大丈夫!?」

 

フミ「早く手当てしないと!」

 

ミカ「人を呼んでくる!」

 

村の人たちが協力して、8人の手当てを行う

 

気を失った8人は半日ほど経って、やっと意識を取り戻したものの

 

それはまさに悪夢のような出来事だった

 

ウミ「ホノカ・・・大丈夫ですか・・・?」

 

ホノ「・・・大丈夫そうに見える?」

 

ホノ「みんな、ヒドいよ。コトリちゃんだよ?どうしてあんなこと・・・」

 

ニコ「あんたねえ、いい加減にしなさいよ!殺されるところだったのよ!

 

 

マキ「それどころか世界の危機よ。このままだと」

 

ホノ「・・・もう、そんなのどうだっていいよ。私疲れちゃったし別に世界がどうなろう」

 

そう言い終わる前に、ウミはホノカの頬を殴る

 

ウミ「あなたは・・・あなたは最低です!」

 

ハナ「ウ、ウミちゃん・・・落ち着いて・・・」

 

ウミ「気持ちは分かります。ですが、世界の危機です。みんなの家族や友人、そしてここにいる仲間。

 

全員失って良いのですか?辛いのはあなただけじゃないんです!私も胸が張り裂けそうなんです!」

 

ウミ「でも・・・でもっ!やらなければならないんです!このままでは・・・!」

 

ノゾ「ウミちゃんの言うとおりやん?それにもしかしたらただ操られてるだけかもしれないし」

 

リン「上手くいけば助けられるかも!まずはもう一度会って、真相を確かめないとだね。でも今の私たちじゃあ・・・」

 

 

マキ「まあ返り討ちに合うのが目に見えてるわね」

 

エリ「はっきり言うわね。でもその通りよ。さて、どうしたものかしら・・・」

 

ミカ「あの~・・・お取り込み中申し訳ないんだけど・・・」

 

ヒデ「さっきみんなを助けた時、祭壇に文字が映っていたんだけど」

 

ウミ「どんな文字でしたか?」

 

フミ「『どうしても乗り越えられない試練が訪れた時、世界に3つある我々が眠る封印を尋ねよ』だったかな?」

 

ハナ「3つの・・・封印?どこにあるんだろう・・・」

 

ミカ「その後ね、世界地図みたいなのも浮き上がったの。今と少し地形は変わってたけど

 

プランタン共和国にある「ブルベリ大森林」、リリホワ王国にある「ビネツカラ古仙洞」

 

あとはビビ帝国にある「オトメシキ石英林」だと思うよ」

 

ウミ「ありがとうございます。もしかしたらそこで何か解決策が見つかるかもしれません。行きましょう」

 

ニコ「まずはプランタン共和国にあるブルベリ大森林かしらね」

 

ホノ「・・・」

 

ノゾ「辛いかもしれんけど、今は動くしかないと思うんよ」

 

リン「よ、よし!みんな、が、頑張りますわよ!」

 

ハナ「リ、リンちゃん!落ち着いて・・・」

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