テイルズオブラブライブ~みんなで叶えるRPG~ 作:なべ@1987
雑念を振り払い塔を駆け上がる一行。今やるべきことは何か、全員が理解していた
襲い掛かる魔物をなぎ払い、延々と続く階段を登り続ける
そしておおよそ中腹にたどり着いたところで、外の景色が見える部屋にたどり着いた
リン「うっひゃ~高いにゃ~。落ちたらひとたまりもないよ!」
ハナ「リ、リンちゃん危ないよ!壁も無いんだから本当に落ちちゃうよ!」
ウミ「・・・姿を現しなさい。そこにいるんでしょう」
??「うふふふふ。流石ね。待ちくたびれたわ」
ニコ「あんたが魔王とか言うやつなの?」
ツバ「私は古の魔王≪アライズ≫の一人、ツバサよ」
ノゾ「ま、魔王って一人やなかったん・・・?」
マキ「やっかいなことになってきたわね・・・」
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ツバ「あなた達の中にあの憎き英雄とやらがいるのね?」
ホノ「そうだよ。私たちの中には英雄様がいるの。あなた達を倒すために」
ツバ「倒すため?一体どうやってかしら?」
ウミ「力ずくしかありませんでしょう・・・!」
ツバ「やれるもんなら・・・と思ったんだけど、流石に1対8じゃあ分が悪そうね・・・
アンジュ、エレナ、おいでなさい」
アン「・・・」
エレ「・・・」
ツバ「まだ復活してから時間が間もないから、完全体でないのが残念だけど・・・仕方ないわね
ここであの方の野望を終わらせる訳にはいかないの」
ホノ「来るよっ!」
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ツバ「さあ、楽しませて頂戴!現世に生まれし新たな英雄達よ!」
アン「・・・あはは!あはははは!」
エレ「殲滅スル」
エリ「私とノゾミはアンジュと戦うわ!マキとニコはエレナの相手をして!」
マキ「分かったわ!行くわよ、ニコちゃん!」
ニコ「任せなさい!」
アン「あはははは!つぶす!つぶす!」
ノゾ「不気味な奴や・・・動きがまるで読めへん」
エリ「落ち着いて!私たちならやれるわ!切り刻め、風の如く!風塵封縛殺!!」
ノゾ「無光なる最果ての渦。永遠の安息へと導け!ブラックホール!」
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アン「あはははは!・・・ぐふっ!きえろ!きえろ!」
アン「朽ち果てよ!私の世界に貴様らなどいらぬわ!シェイドムーン・レベリオン!」
エリ「くっ・・・!きゃああっ!?」
ノゾ「エリち!・・・ぐっ・・・!後先考えてられないか・・・!行くで!」
『慈愛の名の下に、その力を示せ。我が名は≪月下の紫苑(バイオレット・ムーン)≫』
ノゾ「一撃で決めるで!忌まわしき闇を飲み込む、忘却の終焉!サイレントエンド!」
アン「あはっ!?ぬううううおおおお!!!がはっ!」
エリ「やったかしら・・・!」
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マキ「こいつ・・・気味悪いわね・・・」
ニコ「気を抜くんじゃないわよ!」
エレ「消エロ。コロス」
マキ「くっ・・・目を合わせると動きが鈍るわ、気をつけて!」
ニコ「そんなのあり!?やっかいな相手を振られたわね・・・!」
マキ「霜雪散らし奮え断命の剣!アゼリアブレード!」
ニコ「舞い踊る水魔! ディフュージョナルドライヴ!」
エレ「グアア!・・・滅スル・・・破壊スル!」
エレ「・・・吹キ飛ベ、スペクトルフィールド!」
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マキ「きゃあああああっ!・・・いたっ・・・」
ニコ「あんた、いい加減にしなさいよっ!」
『信念の名の下に、その力を示せ。我が名は≪撫子小悪魔(ピンキスト・インプ)≫』
ニコ「宙(そら)に放浪せし無数の粉塵、驟雨となりて大地を礼賛す!メテオスウォーム!!」
エレ「ガハッ!・・・コ・・・ロス・・・殲滅・・・スル・・・」
マキ「・・・そのまま倒れてて、お願い!」
ニコ「はあ・・・はあ・・・」
マキ「みんなは大丈夫かしら・・・?」
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ツバ「さあ、ライブの時間よ。愉しみましょう」
ホノ「楽しんでる暇なんてない!野望も企みも何もかも全て終わらせる!」
ウミ「あなた達の好きにはさせません!行きます!」
ツバ「疾風の爪にて引き裂かん、ガスティーネイル!」
ウミ「くっ・・・!動きが・・・早い!」
ハナ「開口、無窮に崩落する深淵!グラヴィティ!」
ツバ「ふっ!当たってないわよ!私に姿が見えないのかしら!?」
リン「臥龍空破!そこだっ!双撞掌底破!」
ツバ「おっと!ふふふ・・・やるじゃない!」
ホノ「灰燼(かいじん)の焔!魔王炎撃波!」
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ツバ「思ったよりついて来てるわね!ちょっと火傷したわよ」
ウミ「3箇所での同時での戦いとなると、いくら広くても落下の危険性が・・・」
ハナ「落下の恐怖で動きが制限されちゃう・・・!どうしよう・・・」
リン「勢い余って・・・なんて想像するだけでも怖いよ~!」
ツバ「あらあら?動きが鈍ってきたわよ?」
リン「でも・・・!勇気を出さなきゃ!このままじゃ終わらないっ!」
『友情の名の下に、その力を示せ。我が名は≪福来の黄鈴(ハピネス・イエロー)≫』
リン「諦めない!天破!地砕!拳砕けても、開く!殺劇、舞荒拳!!」
ツバ「なにっ!?くっ・・・格段にスピードが上がったわね・・・」
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ホノ「私たちには英雄様がいるから!だから・・・負けない!この世界を取り戻す!」
ウミ「英雄の方々の積年の思い、無駄には出来ません!」
ツバ「英雄英雄英雄英雄・・・馬鹿みたい。そんなもの、絶望に変えてア・ゲ・ル」
ツバ「楽に死ねるなんて思わないで!吹き荒れろ狂乱の嵐、シュタイフェ・ブリーゼ!」
目にも止まらぬ速度で放たれた衝撃波がハナヨを襲う
リン「カヨちん!危ないっっっ!!!」
ハナ「えっ・・・」
それを庇ったリンは容赦なく屋外へ吹き飛ばされる
ハナ「リ、ン・・・ちゃ・・・」
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ハナ「いやあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
ウミ「リン!・・・そんな!」
ホノ「よくも・・・!よくもリンちゃんを!」
ツバ「英雄?笑わせないで。あなた達は無力よ。それを教えてあげ・・・!?」
ツバサを四方から巨大な岩石が襲う。
ツバ「何だこれは!?一体何が・・・!」
ニコ「何があったの!?」
エリ「・・・リンが・・・いない!?」
ノゾ「嘘や!そんなわけ・・・」
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マキ「ハナヨの様子が・・・おかしいわ!」
ニコ「二人はもう動けないわ。全員でツバサを倒すわよ!」
ハナ「私が弱いから・・・私が悪いんだ・・・」
ツバ「詠唱無しで魔法を発動している、だと・・・!?」
ハナ「殺す。塵一つ残らず、この世から抹消してやる」
エミ『まずい・・・!あれは、力が暴走しています!』
ホノ「ど、どうしたらいいの!?」
ツバ「ひぃっ・・・!!!来るな!来るなああっっ!!!」
『誠実の名の下に、その力を示せ。我が名は≪萌ゆる新緑(フレッシュ・ヴェルデュール)≫』
ハナ「地神招来我が腕は雌黄(しおう)煌(かが)やくは瓦解の黄昏・・・死ね・・・アーステッパー!!」
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ツバ「・・・っ・・・」
エリ「た、倒した・・・?」
ウミ「それよりも・・・ハナヨが!」
ハナ「あはははは・・・私が、私がリンちゃんを殺した!私が・・・弱いから!」
ニコ「まずいわ!力が暴走して、壁も床も破壊しかけてる!」
ホノ「ハナヨちゃん!落ち着いて!このままじゃみんな死んじゃう!」
ハナ「うるさいうるさいうるさいうるさい!私が・・・私が・・・!」
ツバ「このままでは、死んでしまう・・・。アンジュ、エレナ、力を・・・」
>
マキ「二人が・・・消えた!?」
ノゾ「仲間を吸収した・・・!?」
ツバ「・・・もう許さんぞ。この塔もろとも、全てをぶち壊してやる!エンド・オブ・フラグメント!!」
ハナ「死ね!アーステッパー!」
とてつもない衝撃がぶつかり合い、ついに塔の一部が破壊し始める
ウミ「床が・・・!もう立っているのも不可能です・・・!」
エリ「ハナヨを・・・ハナヨを止めないと!」
その瞬間、糸が切れたかのように倒れるハナヨ
ツバ「ふはははは!このまま全員殺してやろう!終焉の時だ!」
ホノ「・・・ダメっ!早く体制を整えないと・・・」
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マキ「とにかく自分の身を守ることに徹しなさい!・・・きゃあっ!?」
ニコ「天井の瓦礫が・・・!」
ツバ「もう一度だ!次は直撃させてやろう!エンド・オブ・フラグ・・・」
『博愛の名の下に、その力を示せ。我が名は≪純白の小夜啼鳥(ホワイト・ナイチンゲール)≫』
コト「来たれ、生誕の雷!怒れ、創生の大地!リバース!クルセイダー!」
ツバ「ぐがあっ!貴様・・・!生きておったかぁ!」
ホノ「コト・・・リ、ちゃん・・・?」
ウミ「コトリ!」
コト「みんな、遅れてごめんね」
ノゾ「それに・・・リンちゃん!?」
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真の≪ミューズ≫の力に目覚めたコトリは背中に羽根を携え、塔を登ってきた
コト「あの後、英雄様に助けてもらったの。私も・・・みんなと一緒に戦う!」
ニコ「首の皮一枚のところで助かったわね・・・」
コト「フォースフィールド!リンちゃんと一緒に、ハナヨちゃんもこの中へ!」
ホノ「分かった!」
ツバ「一人増えたところで何が変わる!お前も一緒に海の藻屑にしてやろう!」
コト「聖なる鎖に抗って見せよ!シャイニング・バインド!」
ツバ「ぐっ!な、何だこの鎖は!こしゃくなあ!」
コト「みんな、今だよ!これ以上戦ってたら、本当に私たちも死んじゃう!」
ホノ「足場は悪いけど、敵が動けない今なら行ける!」
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ツバ「ぬおおおお!?やめろ!離さんかあああ!!!」
ホノ「これで・・・終わりだ!これは、未来へ託す永劫の剣(つるぎ)だ!斬空!天翔剣!!!」
ツバ「ぐおおおおおおおおおおお!!!!!」
ウミ「やりましたか!?」
ノゾ「・・・完全に動かなくなったやん!」
マキ「やった・・・やったわ!」
ニコ「リンは!?ハナヨは無事なの!?」
コト「リンちゃんは大丈夫。空から降ってきたところを私が受け止めたから。もちろんダメージは
あるけど。ハナヨちゃんは・・・分からない」
リン「う・・・ん。あれ、みんな・・・私、どうして?」
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リン「はっ!カヨちんは!?ねえっ!」
ウミ「ハナヨは・・・あの後、力を暴走させてしまい・・・今は意識がありません」
コト「いくら回復魔法を使っても全然ダメなの・・・」
リン「そんな!カヨちん!私だよ・・・!リンもう大丈夫だから!だから戻ってきて!」
リンの涙がハナヨの頬にぽたりと落ちた瞬間
ハナ「う、ん・・・あれ?私・・・」
マキ「ハナヨ!意識が・・・!」
リン「カヨちん!分かる?リンだよ!コトリちゃんが助けてくれたんだよ!」
ハナ「・・・へ?リンちゃん・・・?助かった・・・の?良かったあ・・・」
ニコ「ちょ、ちょっと!次は安心して意識を失ったわよ!」