テイルズオブラブライブ~みんなで叶えるRPG~   作:なべ@1987

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【最終章】~それは僕たちの奇跡~

コト「落ち着いたところで、改めて話をするね。さっきも話したとおり、私のお母さんは既に魔の力に

 

よって昔の記憶を完全に失っているの。でも・・・私と違って負の感情に身を任せて、魔力に自分の意識を

 

完全に預けてしまっていると思うの。だから・・・お母さんはきっともう戻ってこないと思う」

 

ホノ「そんな!そんなのヒドすぎるよ・・・」

 

エリ「何か方法があるはずよ!みんなで考えましょう!?」

 

ノゾ「そうや!コトリちゃんだって大丈夫やったしきっと解決策はあるはず!」

 

コト「みんな、ありがとう。でももう大丈夫。私もお母さんも、みんなに迷惑をかけてしまった責任を・・・」

 

ホノ「そんなのおかしいよ!確かに色々な人に迷惑をかけてしまったかもしれないけど、それは悪い奴ら

 

の所為でしょ!?その責任をコトリちゃんとお母さんだけが背負うのなんておかしいよ!」

 

ウミ「そうです!お母様も助けて、そしてみんなで世界の人たちに謝りに行きましょう」

 

>

 

コト「ホノカちゃん、ウミちゃん・・・ありがとう。でもね、きっと命を懸けて戦うことになると思う・・・

 

私に気を使う必要はないから。それが世界を救うたった一つの方法なの」

 

ハナ「コトリちゃんは辛くないの・・・?」

 

コト「ずっと・・・ずっと考えてきたことだから。それに・・・もうお母さんを楽にしてあげたいの」

 

リン「でもやっぱり悲しいよ・・・」

 

コト「ここでいつまでも言っててもしょうがないから、そろそろ行こう。本当の最後の戦いだよ」

 

ホノ「分かった。でも最後まで諦めないこと。私たちも諦めないから」

 

ニコ「そうよ。死ぬことが責任を取ることになるなんておかしいんだから」

 

マキ「想いはみんな一緒よ?自分だけで背負い込まないで」

 

コト「分かった。さあ、全ての決着をつけに行こう!」

 

>

 

遂に揃った9人の選ばれし者

 

想いを一つに塔を駆け上がり、とうとう頂上にたどり着く

 

ホノ「この扉の向こうに・・・」

 

ウミ「いるんですね・・・」

 

コト「行こう!もう立ち止まってる時間はないよ!」

 

3人で重たい扉を開けると、玉座に座る女性の姿があった

 

??「ようこそ、我が城へ。まさかたどり着くとは思っていなかったよ」

 

ホノ「あなたが・・・コトリちゃんのお母さん・・・?」

 

リジ「我の名はリジチョー。誰かの母でもなければ人間でもない」

 

ノゾ「そんな・・・じゃああなたは誰なん?」

 

>

 

リジ「我は古の時代に生まれた守り神。漆黒の翼(スピカテリブル)と呼ばれていた。しかし

 

いつしか人間どもは争いを起こし、自然を壊し、そして我々守り神の領域を侵した。それに抵抗した

 

我々は反旗を翻した。愚かな人間を消滅させてしまおうと。そんな中現れた謎の力を持つ9人の人間。

 

我々はその英雄とやらの力に屈した。勝機が無くなり、苦し紛れに我々が守り神の時に封じていた

 

魔王を解放した。全てを破壊してしまおうと。しかし英雄どもはそれすらも打ち破った。最後は

 

自らの命を犠牲にして我々を封印したのだ。そして現代まで封印させられてきた。あれから500年・・・

 

永遠とも思われる時間を経て、遂にその封印を解く鍵が現れた。深い闇を抱える人間に共鳴し、我は

 

その人間に乗り移ったのだ。そして、また数年かけて全ての封印を解く為の好機をうかがってきた・・・

 

その為には娘を利用する必要があった。一度封印を解き、他の守り神を目覚めさせる。そして貴様たち

 

の手によって再び封印させる。その際に娘によって魔力を注ぐ。そしてその魔力を一斉に解放することに

 

よって9つの強力な魔力で海底に沈められたこの城と古の魔王を復活させた」

 

>

 

リジ「封印を解いた際に英雄も解放された。そうすれば英雄はその素養を持った人間に力を与え、

 

我々を再び封印しようと企てるだろう、そう考えたのだ。その目論見が見事に的中したよ。

 

娘を送り込み、その後は貴様らも良く分かっているだろう?」

 

ホノ「そんな・・・」

 

ウミ「確かに、昔は争いの絶えない世界だったと言われておりますが、そこまで酷いとは・・・」

 

マキ「でも、だからと言って今のこの世界を壊しても良いなんて道理にはならないわ」

 

ニコ「まったく同感だわ。何の権利があるって言うのよ?」

 

リジ「くくく・・・。最早理由など無い。全ては人間どもへの復讐。そして我々を封印した英雄ども

 

への復讐。今の世界がどうであろうと変わらん。我々が全てをゼロに戻し、理想郷を作るのだ」

 

エリ「ふざけないで!そんな事許されると思っているの!?」

 

ハナ「この素敵な世界を壊すなんてそんなの絶対ダメ!」

 

>

 

リジ「お前らに何か言われたところでやめると思うか・・・?」

 

コト「・・・話し合いは終わりだよ、みんな」

 

ホノ「コトリちゃん・・・」

 

コト「こいつは世界の敵であり人間の敵。だから、ここで終わりにしなくちゃ」

 

リジ「我は、貴様の母を土台とし、9体の漆黒の翼を内包している。長年の封印によってその力は

 

更に増している。その意味が分かるか・・・?」

 

リン「うう・・・凄い威圧感が・・・」

 

リジ「お前らを消し炭にすることなぞ造作もないと言うことだ!」

 

コト「来るよ!」

 

>

 

リジ「切り刻む!ヘルスライサー!」

 

ホノ「くっ!は、早い・・・!」

 

リジ「光と闇の狭間に消えろ!アンビバレンス!」

 

ノゾ「きゃあっ!少し触れただけで、こんなにダメージ食らってまうなんて・・・」

 

リジ「ふはははは!どうしたさっきまでの威勢は!?プラークマゴッツ!」

 

ニコ「これは長期戦を覚悟しないとね・・・フィールドバリアー!」

 

マキ「ニコちゃんありがとう!受けよ、無慈悲なる白銀の抱擁!アブソリュート!」

 

リジ「そんなもの効かぬわ!苦しんで死ね!デスブリンガー!」

 

ウミ「ぐうっ・・・!息が・・・苦しい!」

 

エリ「ウミ、今助けるわ!リザレクション!」

 

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リジ「小さき者どもよ、我に歯向かう愚を知れ!永遠の真実と共に滅びよ!セベラティ・オーバーロード!」

 

ホノ「きゃああああ!!!」

 

エリ「ホノカ!きゃあっ!?」

 

ニコ「人の心配してる暇あったら自分の身を守りなさい!」

 

エリ「でも・・・!くっ・・・」

 

リジ「逃げ回ってばかり・・・滑稽だな」

 

コト「油断してたら危ないよ?想いの翼よ舞い上がれ…!遥翔天凰斬!」

 

リジ「ふん。やるじゃないか、我が娘よ」

 

コト「そんな言葉で揺さぶられる覚悟なんかじゃない!」

 

ハナ「もう守られるだけの私じゃないの!クウェイクトリガー!」

 

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リジ「むう・・・そんな術じゃ傷一つもつかんわ!」

 

リン「カヨちん凄いにゃ!リンも行くよ!迫撃掌!飛連幻竜拳!」

 

リジ「速度が上がってきたな・・・!だがまだ追いついておらぬぞ!」

 

エリ「それはどうかしら?穿孔嵐陣射!」

 

リジ「ぐっ!いつの間に・・・」

 

ウミ「くらいなさい!蒼天の閃き!」

 

リジ「くっ!遅いわ!」

 

ホノ「ウミちゃんナイス!吹き飛べ!紅蓮襲撃!」

 

リジ「ぐはっ!・・・ちょこまかちょこまかと・・・!」

 

ニコ「私たちのコンビネーション舐めんじゃないわよ!」

 

>

 

リジ「・・・ふっ。なら、動けないようにするまでよ!受けよ、これが再生の輝き!ビッグバン!!」

 

全員「きゃああああああっ!?」

 

リジ「ふっふっふ。所詮この程度よ。大きな力の前では貴様ら人間は無力だ」

 

ハナ「そんな・・・そんな事ないっ!」

 

『誠実の名の下に、その力を示せ。我が名は≪萌ゆる新緑(フレッシュ・ヴェルデュール)≫』

 

ハナ「力を与えよ。命の奇跡を。貫け!セレスティアル・アース!」

 

『友情の名の下に、その力を示せ。我が名は≪福来の黄鈴(ハピネス・イエロー)≫』

 

リン「続けていくよ!震天裂空斬光旋風滅砕神罰割殺撃!」

 

リジ「ぐふあっ!くっ・・・どこにそんな力が・・・!?」

 

>

 

ニコ「まだ終わらないわよ!」

 

『信念の名の下に、その力を示せ。我が名は≪撫子小悪魔(ピンキスト・インプ)≫』

 

ニコ「星の狭間で己を恥じよ!ブライティスト・ゲート!」

 

マキ「凄い・・・英雄様と更に一つになっている気がする・・・」

 

『献身の名の下に、その力を示せ。我が名は≪紅緋の姫君(スカーレット・プリンセス)≫』

 

マキ「水精の后妃 彼の者に粛清の慈悲を!プリンセス・オブ・マーメイド!」

 

リジ「ぬうううう!!!ぐ・・・まさか、ここまでとは・・・」

 

ホノ「私たちは負けない!英雄様の想いも無駄にはしない!」

 

リジ「認めてやろう。予想以上の力を持っていると・・・」

 

ウミ「もう終わりにしましょう。これ以上は何も生みません。お母様の体を返しなさい!」

 

>

 

リジ「だが・・・負ける訳にはいかない。積年の恨みを晴らすまでは。その為ならば・・・!」

 

エリ「きゃっ!?な、何?」

 

リジ「ぬうううおおおおおお!!!!アライズよ、その力を私によこせえええええ!!!」

 

ノゾ「ま、まさか・・・魔王すらも取り込もうとしてるんやない!?」

 

コト「既に9体分の魔力を取り込んでいるのに、これ以上したら体が・・・!」

 

ホノ「うおおおっ!!くっ・・・!剣がはじかれる・・・」

 

『精悍の名の下に、その力を示せ。我が名は≪無垢なる蒼(ピュアレスト・ブルー)≫』

 

ウミ「流道の水よ!アクエリアス・スフィア!」

 

リジ「もう遅いわ。魔力が・・・溢れてくるようだ・・・これが魔王の力・・・!さて、軽く

 

その力を試してみようか。深淵なる闇よ、絶望へと誘え、ブラックアウト!」

 

>

 

リン「うわあっ!うう・・・息が、苦しい・・・」

 

リジ「くはははは!じわじわ嬲り殺してやるわ!」

 

ノゾ「エリち!ウチらのコンビネーションも行くで!」

 

『慈愛の名の下に、その力を示せ。我が名は≪月下の紫苑(バイオレット・ムーン)≫』

 

エリ「荒廃の風よ・・・プリズミック・スターズ!!」

 

『正義の名の下に、その力を示せ。我が名は≪氷上を舞う白鳥(アイスブルー・ワルツ)≫』

 

ノゾ「常世(とこよ)の闇よ・・・マクスウェル・ロアー!!」

 

リジ「ぐふふふっ、効かぬわ!どんなに傷がつこうと、痛みすら感じぬぞ!」

 

ウミ「これ以上・・・傷つけてしまうと・・・!」

 

>

 

コト「ウミちゃん!躊躇しないで!私たちが決めたこと・・・忘れちゃダメ!」

 

ホノ「でも、でもやっぱり・・・!」

 

リジ「話なぞしてる場合か?そろそろ終焉の時が来たようだ・・・」

 

ハナ「な、何か来るよ!みんな、気をつけて!」

 

コト「身構えて!フォースフィールド!」

 

リジ「くっくっく・・・そんなもので防げると思わないことだ・・・!」

 

リジ「古の力、見るがいい!さらばだ・・・!エンシェント・レクイエム!」

 

全員「きゃあああああああああああ!!!!」

 

リジ「ぎゃははははは!!!遂に、遂に復讐を果たしたぞ・・・!」

 

>

 

エミ(ホノカ・・・ホノカ。私の声が聞こえますか・・・)

 

ホノ(・・・うっ・・・エミツン様・・・?)

 

エミ(良かった・・・。しかし、恐らくみんなもう戦う力はほとんどありません)

 

ホノ(そんな・・・どうしたらいいの?このままじゃあ・・・)

 

エミ(我々の力を残り全てあなた達に託します。もう一度だけ頑張れますか?)

 

ホノ(・・・大丈夫。やれるよ。だから力を貸してください!)

 

エミ(全員で一斉に攻撃を仕掛けましょう。そうすれば、相手は最後の切り札を放ってきます)

 

ホノ(最後の切り札?)

 

エミ(そうです。それは「闇の極光術」相手は全てを投げ打ち、攻撃をしかけて来るでしょう)

 

ホノ(そ、それをどうすれば・・・?)

 

>

 

エミ(我々の力で受け止め、打消します。そして・・・最後は我々の「光の極光術」を発動します)

 

ホノ(光の・・・極光術?で、でもどうやったら・・・?)

 

エミ(私たちに身を委ねて下さい。あなたたちの強い心が必要です)

 

ホノ(分かった・・・覚悟は、出来ました)

 

エミ(9人とも同じ話を聞いているでしょう。さあこれが最後です。立ち上がりましょう)

 

ホノ(最後・・・!本当に最後なんだ。この世界を救う、そしてお母さんも・・・)

 

エミ(そう・・・最後です。本当に本当の・・・最後です)

 

ホノ(・・・?それってどういう)

 

エミ(行きますよ!はあっ!)

 

>

 

ホノ「ううっ・・・。終われない!最後までやり遂げるんだ!」

 

ウミ「そうです・・・。私たちはここで立ち止まってはいられないのです!」

 

コト「ここで断ち切らなきゃ・・・未来が無くなっちゃう!」

 

リジ「まだ・・・まだ立ち上がるか!何故そこまでする!?」

 

ハナ「この世界が好きだから!大切な人や村があるから・・・!」

 

リン「絶対に失いたくないものがたくさんあるんだよ、この世界には!」

 

リジ「だから何だ!お前たちも全て無にすれば失う悲しみも無くなる!」

 

マキ「何かを失うのはとても辛いことだわ。でもね」

 

ニコ「その苦しみも、痛みも・・・その全てが私たちの生きる意味なの!」

 

>

 

リジ「下らん!争いばかりを繰り返す愚かな人間どもは全て消してしまえばいいのだ!」

 

エリ「そうよ。私たちは愚かだわ。それでも・・・この世界で生きていくの」

 

ノゾ「時に間違い、時に助け合い、時に笑い合う・・・そんな世界を愛してるんよ」

 

リジ「愚かだ・・・!愚かすぎる!最早相容れん!」

 

ハナ「リンちゃん、行くよ!私たちの絆を見せつけよう!」

 

リン「うん!派手に行くにゃ!この拳に全てを込める!」

 

ハナ「追撃するよ!荒れ狂う大地!」

 

二人「「烈・震皇圧砕撃!」」

 

>

 

マキ「私たちも行くわよ!奏でる旋律!」

 

ニコ「任せなさい!終焉へのロンド!」

 

二人「「四象移ろいて始光を生ず!歌劇!ティーロ・スフォルツァンド!」」

 

エリ「続くわよ、ノゾミ!」

 

ノゾ「ほいきた!解放するで、闇の力!」

 

エリ「闇より出ずるは疾風の光!はあああああ!」

 

二人「「混沌の波動!ベンヴェヌート・エンフェルネ」」

 

リジ「ぐっ・・・ぐぬうう・・・!どこにそんな力を・・・!」

 

ホノ「想いの強さ、この世界を愛する心、だから・・・絶対に負けられない!」

 

>

 

ウミ「私たちが、未来を紡ぐ!この一撃で!」

 

コト「私たちの、意思は揺らがない!」

 

ホノ「私たちが・・・繋ぎ止めてみせる!ブルーアース!!」

 

リジ「こ、この力・・・これは、ぬうう・・・ぐわああああああ!!!」

 

ホノ「これで・・・どうだ!」

 

リジ「ぐふっ・・・許さん。もう許さんぞ!全てを無に返す・・・魔王の力を見よ!」

 

エミ(ホノカ、来ます!私たちに身を委ねて下さい!)

 

ホノ「分かった!みんな、踏ん張って!」

 

リジ「開け!虚空の扉!我が闇の洗礼を受けよ!エターナル・ファイナリティ!」

 

ホノ「くっ・・・!お、押しつぶされそう・・・!」

 

>

 

コト「諦めちゃダメっ!みんなで、みんなで帰るんだよ!」

 

ウミ「大切な人がたくさんいる、この世界を守りたいんです!」

 

リジ「消えろ・・・!消えて無くなれ!」

 

エミ(今です!)

 

ホノ「今だ!極光波(エターナル・インフィニティ)!」

 

ハナ「やった!打ち消した!」

 

リジ「何・・・だと!どこまでもコケにしおって・・・!」

 

リン「凄い!これが英雄様の最後の力・・・!?」

 

リジ「これで終わりと思うな!これが最後の、我が肉体全てを捧げる、深淵なる極限の闇!

 

神にたてつく愚か者めが!滅びよ!ファイナリティ・デッドエンド!」

 

>

 

ホノ「みんな、これが本当に最後だよ!心を一つにして全てを守る、真の極光!」

 

リジ「負けてなるものか・・・!消えてなるものか・・・!」

 

ホノ「くううっ!!!もう一押し!あとほんの少し・・・!」

 

コト「みんな、頑張って・・・!」

 

ウミ「ぐっ・・・あ、あれは・・・!?」

 

コ母「みんな、私が抑えます。その隙をついてトドメを刺してください」

 

コト「お、お母さん・・・!?」

 

リジ「貴様ぁ!まだ完全に意識が消えていなかったというのか!」

 

ホノ「でも・・・でもっ!」

 

>

 

コ母「もう、良いのです・・・。私は多くの罪を犯しました。せめてもの償い。さあ!」

 

マキ「そ、そんな・・・」

 

ニコ「ちょっと英雄様!何か方法はないの!?」

 

エミ(あります。トドメを刺す瞬間に私たち9人の力を合わせて、救出します)

 

ホノ「本当に!?でも・・・本当に大丈夫なの?」

 

エミ(成功する可能性は・・・低いです)

 

ホノ「それも大事だけど・・・英雄様自身はどうなるの!?」

 

エミ(消えてなくなります。しかしそれはこの極光術を使った時点で決まっていることです)

 

エリ「嘘よ・・・!そんな事言ってなかったじゃない!」

 

ノゾ「どうして・・・どうして言ってくれなかったん!?」

 

>

 

エミ(言ってどうなることではありません。それに・・・我々は長く生きすぎました)

 

ホノ「そんな・・・そんなの寂しすぎるよ・・・」

 

エミ(この世界の未来をあなたたちに託します。ホノカ)

 

エミ(さあ、これがあなたたちの最後の決意、そして覚悟です。もう一度心を一つに!)

 

全員『私たちはひとつの光になる!紡がれし光の波動!インフィニティ・スノーハレーション!』

 

リジ「何故だ・・・!何故勝てない!ぐうおおおおおあああああ!!!!!」

 

ホノ「お、終わった・・・?あ、力が・・・抜けて・・・」

 

コト「お母さん!」

 

コ母「・・・う・・・」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

 

ウミ「な、何が・・・!?」

 

>

 

ホノ「塔が・・・崩れる!?」

 

塔が音をたてて崩れる中、9つの暖かい光がホノカたちを包み込む

 

ホノ「あ・・・。最後まで、ありがとう。分かるよ、英雄様だよね」

 

崩壊する塔の中から発射された光は彼女達を乗せ、モブの村へ到着する

 

ヒデ「あ、あの光は何?」

 

フミ「すごいスピードでこっちに来るよ!」

 

ミカ「え?あれって!」

 

三人「戻ってきたんだ!」

 

ホノ「うわーっ!・・・いてててて!」

 

ウミ「相変わらず・・・乱暴でしたね」

 

コト「お母さん!大丈夫!?私だよ?分かる?」

 

コ母「う・・・。コ、トリ・・・ごほっ」

 

ハナ「ち、血が・・・」

 

リン「早く手当てしないと!」

 

ヒデ「こっちに運んで、早く!」

 

>

 

フミ「お医者さんが、あと数日経って目覚めなかったら、ダメだって」

 

ニコ「大丈夫よ、きっと。そうじゃなきゃ、許さないんだから!」

 

マキ「落ち着いてニコちゃん!」

 

エリ「気持ちはみんな一緒よ」

 

ノゾ「大丈夫や。カードもそう言ってる。きっと大丈夫」

 

ホノカたちは激戦の疲れを癒すため、そしてコトリの母を見守る為、モブの村で数日を過ごした

 

ホノ「コトリちゃん・・・そろそろ寝ないと。もう何日続けて起きてるの?」

 

コト「心配してくれてありがとうホノカちゃん。でも、大丈夫だから」

 

ホノ「私、代わるよ?」

 

コト「じゃあ、ちょっとだけ一緒にいてくれる?」

 

>

 

コト「お母さんはずっと頑張ってたの。私はまだ小さかったけど、頑張ってたのがわかった。

 

だから、わがままも言わなかったの。いつしかお母さんから笑顔が消えていって・・・

 

あの日・・・帰ってきたお母さんの顔は、いつもと違った。でも・・・それでもたった一人の

 

お母さんだから・・・」

 

ホノ「コトリちゃん・・・。ごめんね、今までずっと力になれなくて・・・」

 

コト「ううん。ホノカちゃんは何も悪くない。今だってこうやって」

 

コ母「う・・・ん。コ、トリ・・・?」

 

コト「お母さん!?私が分かる?コトリだよ!」

 

コ母「声が、聞こえる・・・分かるわ。分かる・・・愛する我が子、私の宝・・・」

 

コト「お母さん!!!」

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