テイルズオブラブライブ~みんなで叶えるRPG~ 作:なべ@1987
≪帝都ダーリン≫
マキ「パパ、ただいま」
国王「おお!帰ったか!無事で何よりだ、愛する娘よ」
マキ「私・・・今までずっと自分のことばかり考えてて、何もしようとしなかった。でも
今回の旅で分かったの。もっと自分に素直に生きようって」
国王「そうか。良い経験になったのだな。顔つきが変わっているよ」
マキ「・・・私、医者になろうと思うの。困っている人を助けたい。誰かの力になりたい」
国王「分かった。その為の準備やらは任せるがいい」
マキ「いらないわ。全部自分でやりたいの。お父さんの力を借りずに」
国王「・・・そうか。しかし、困った時は人を頼りなさい。誰しも一人では生きていけないのだから」
マキ「ありがとう、パパ」
国王「寂しくなるな・・・」
王妃「何言ってるんですか。愛する娘の成長を喜びましょう?」
≪ニコプリ村≫
コロ「お姉さま、お帰りなさいませ!」
ニ母「・・・お帰りなさい」
ニコ「お、お母さん・・・ただいま」
ニ母「あらあら。急に泣き出してどうしたの?」
ニコ「怖かった・・・寂しかったよお・・・」
ニ母「・・・頑張ったわね。さすが私の子ね。お父さんも喜んでいるわよ」
ニコ「うん・・・うん!・・・ママ、あのね。私・・・」
ニ母「医者になりたいんでしょ?」
ニコ「・・・!?うん。私もお父さんみたいになりたい」
ニ母「大変なこともいっぱいあるわよ?それでもやるの?」
ニコ「うん。だから・・・またこの村を離れることになる。でも私、頑張るから!」
コロ「お姉さま、またいなくなってしまうのですか?」
ニコ「大丈夫よ。いつだって戻ってこれるから。だから少しだけ待っててね」
≪ワシワシティ≫
ノゾ「お、だいぶ町も復旧してきてるやん!」
町人「お~ノゾミちゃん!帰ってきたんか!話は聞いとるよ」
ノゾ「そうなんよ~ウチ大活躍やってん!」
町人「そうかそうか。私たちも頑張らんとなあ!」
ノゾ「頼むで~。あ、ほんでな、ウチちょっと引っ越すねん」
町人「え?それまたどうして・・・?」
ノゾ「この世界をもっと発展させる為に、故郷に戻ろうと思って」
町人「そうか・・・そら寂しくなるなあ・・・」
ノゾ「別に今生の別れって訳じゃないんやし、時々戻ってくるよ」
町人「それなら良かった。この町は私らに任せて、行っておいで」
ノゾ「うん!ありがとうな」
町人「あ、その前に、この町の未来を占ってくれないか?」
ノゾ「何言ってるん。占うまでもないよ。光り輝く未来が待ってるで!」
≪英知の町ハ・ラ・ショー≫
エリ「みんな!帰ったわよ!研究の方は進んでる?」
町人「おお!お帰りなさい!エリちゃんがいない間もみんなで協力して頑張ってるよ」
エリ「それなら安心だわ。この町も、世界ももっと発展させないとね」
町人「その為にはまずはこの町がしっかりしないといけないからね」
エリ「その意気よ。さて、私も手伝うわ」
町人「いやいや!長旅で疲れただろう?我々に任せてまずはゆっくり休んでおいで」
エリ「あら、じゃあお言葉に甘えるわ」
町人「時間はいっぱいあるから。我々にも、この世界にも」
エリ「そうね。人々が手を取り合っていけばきっと素晴らしい未来が待っているわ」
町人「それを気づかせてくれたのは、エリちゃんだよ」
エリ「私だけじゃないわ。かけがえのない仲間がいたから・・・あら?あの人影は・・・」
≪星降る町リンガベー≫
リン「あ、カヨちーん!」
ハナ「お待たせー!うわあ・・・凄い綺麗・・・!」
リン「この町で一番星が綺麗に見える場所だもん!当然だよ~」
ハナ「良い町だね・・・」
リン「カヨちんたちがこの町を救ってくれたんだよ。もしあの時・・・」
ハナ「あれから随分時間が経ったような気がするね・・・」
リン「長いようで短い旅だったにゃ」
ハナ「でも・・・私たちは凄く成長したと思う。リンちゃん、本当にありがとう」
リン「照れるにゃ~!・・・カヨちんも、ありがとう」
ハナ「えへへ・・・」
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リン「ところでカヨちんはこの後どうするの?」
ハナ「マージナル村のお米をもっと世界中に広めたい!色んな人に食べてほしいなあ・・・」
リン「そっかあ・・・村のお米、美味しいもんね!」
ハナ「リンちゃんはどうするの・・・?」
リン「うーん・・・まだ分かんないや・・・。あ、そうだ!リン、写真撮る!」
ハナ「へ?写真?」
リン「うん!写真。この綺麗な星空を色んな人に見てほしい。そして実際に見に来てほしい」
ハナ「じゃあ私と似てるね。色んな人に幸せを届けたい。そんな気持ち」
リン「この夜空の下で、結婚式とか絶対感動するにゃ!素敵な観光地にもするにゃ!」
ハナ「わぁ・・・!想像しただけで幸せになっちゃうね!」
リン「うん!ねえカヨちん。これからもずっと親友でいてくれる・・・?」
ハナ「うん!ずっと、ずっと親友だよ。またすぐに遊びにくるから・・・」
≪始まりの村オトノキ≫
ホノ「ふう・・・。これで全部の町を回れたね!」
コト「二人とも・・・本当にごめんね。最後まで迷惑かけて」
ウミ「コトリ?もうそういうのはやめようと言ったではありませんか。迷惑なんて思っていません」
コト「うん。でも・・・」
ホノ「謝られるより、ありがとうって言ってくれた方が嬉しいな!」
コト「ホノカちゃん・・・。そうだよね。ありがとう!」
コ母「あら、みんな。お帰りなさい」
コト「お母さん!体は大丈夫なの?」
コ母「ええ。もう歩くぐらいならなんともないわ」
ホノ「良かった~。ふい~そろそろお腹減ったよ!」
ホ母「そう言うと思って、ご飯用意しておいたわよ。もちろん三人分ね」
ウミ「ありがとうございます!食後はお饅頭も食べたいですねえ・・・」
コト「ウミちゃん、心の声が出てるよ?」
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ホノ「いやー!食べた食べた!」
ウミ「ホノカ!下品ですよ!」
コ母「二人とも、わざわざ世界各地まで足を運ばせる形になってしまって申し訳ありません」
ホノ「いえ。これはコトリちゃんとお母さんだけの問題じゃないから、大丈夫です!」
ウミ「私たちにも、そしてオトノキの人たちにも原因はあります。人に任せっきりで、自分では何も
しないのに、文句だけは言う・・・それでは心を病んでしまっても仕方ありません」
コ母「それでも私は許されては良い人間ではありません。世界を滅亡の危機に追いやり、多くの
犠牲を出してしまった。自分の娘までも・・・」
ホ母「もう、いいじゃないですか。無事に全て終わったんですから。で、町の人たちの反応はどうだったの?」
ウミ「はい。話を始めた当初は顔を歪めて、中には怒り出す人もいました。ですが、話していく内に
理解を示してくれる人が殆どでした。とは言え、やはりきつくあたってくる人もいました」
ホノ「それは仕方ないよ。でも、いつか分かってくれる。今回の出来事を風化させない。未来を生きる
人たちに伝えていかなきゃ」
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ホ母「ホノカ・・・成長したのね・・・お母さんは嬉しいわ」
ホ父(うんうん、と頷く)
ウミ「今回の出来事は私たちを成長させてくれました。決して無駄にしてはいけません」
コト「うん。オトノキに来て、これからはみんなと世界の人たちに恩返ししていかなきゃ!」
ウミ「コトリが引っ越してきて、これでまた一緒にいられますね」
ホノ「そういえばさ、村の外れにある大樹に三人の名前を刻んでたような記憶があるんだけど」
ウミ「・・・ありましたね」
コト「思い出した!」
ホノ「行ってみよう!」
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ホノ「あ、あったあった。これだよ!」
ウミ「ホノカ、ウミ、コトリ・・・確かに書いてありますね」
コト「ホノカちゃんが、「友情の誓い」として刻もう、って言ってたんだよね」
ホノ「あ~・・・そうだった、ね?」
ウミ「絶対忘れていますね」
コト「あはは・・・。そういえばあと一言何か書いてたよね?」
『どんな事があっても三人はずっと一緒。辛いことも悲しいことも一緒に乗り越える』
ウミ「確かに、一度は離れ離れになってしまいましたが、これからまたこの続きを始めましょう」
コト「うん。時間は巻き戻らないけど、いくらでもやり直せるよね。私たちが望めば」
ホノ「そうだよ。間違って、躓いて、時にはぶつかって・・・それでも、三人は一緒」
三人『ずっと、ずっと一緒!』
ホノ「やり遂げたよ。最後まで」